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4、王太子一家とご対面②
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ちょいちょいと手を振られたのでマドレーヌにくぎ付けのにいちゃんをつつき側まで行くとひょいと持ち上げられた。
「どっちもオスか」
「モコモコですわ~♡」
はにょーーー!!脇の下に手を入れ持ち上げられたから前面おっぴろげで恥ずかしぃぃぃ!服着てないから丸出しなんだよー。見ないでエッチぃ!
王太子め、なるほどーじゃないよ!美女にめっちゃ間近で見られてるのは何の羞恥プレイなの!?
『はにょ~!!』
「いやあぁぁん肉球気持ち良い♡」
あまりの恥ずかしさに両手でぷにっと王太子妃の目を隠したら仰け反って悶えてるんですけど。王太子は「羨ましい!俺にもやってくれ!」とにいちゃんにせがんでいるけど変態さんかな?
にいちゃんも『おうよ!』って言いながら片手で王太子の眉間に肉球をあててるし。「やっ、違うけどこれはこれで良し!」とか言ってる王太子はやっぱ変態さん?
「はしゃぎすぎだぞカイルハート」
『坊やエトランジュが喜ぶだけだから手を離しなさい』
ママンに言われたので目から手を離したけどちょっと鼻息が荒くて怖いよ。綺麗な顔が残念な表情になってるし。
「わ、悪い」
「ごめんなさいね、子供の頃のユキを思い出してつい♡あらこの子たれ耳なのね」
バツが悪そうににいちゃんを降ろした王太子に比べ王太子妃は僕をモフり続けている。まあこのモコモコボディは触り心地がいいからね。
耳も僕だけ垂れてて毛並みもさらさらのもふもふじゃなくてモコ!っとしてるし。
鏡が無いから分からないけど見た目が家族となーんか違う気がするんだよねぇ。双子なのににいちゃんの方がひと回り大きいし。
『おっ、おめー良い魔力してんな』
「えっ、なになに!?」
床に降ろされたにいちゃんが王太子と王太子妃の間に座り、持ち上げられた僕とにいちゃんをキラキラした目で忙しなく交互に見ていたお子様・・・王子の腿にぴょんと跳び乗りお腹辺りをフンフンと嗅いでいる。
「ほう、これは・・・・・・」
「あら、決まりかしら?」
にいちゃんにめっちゃ嗅がれて目を白黒させている王子を見て王太子と王太子妃だけではなく、壁際にいる護衛や付き人までざわついているけどどうしたんだろ?
『お前の魔力美味ぇな。おい、おめー俺の飯になれ!』
「えっ?えっ?」
にいちゃぁぁぁん王子、その子王子だよ!王子に向かって何言ってんのさ!顔近づけてグイグイいっちゃダメェェェ!
「スノーこの子は何て言ってるんだ?」
「・・・・・・王子の魔力が美味いと」
あっ、さすがにパパンもにいちゃんの「王子=飯」発言をそのまま言うのは憚ったみたい。
王太子とパパンがやり取りしている間ににいちゃんは戸惑う王子の体にべったりと貼り付いて『逃がさへんでー』とか言っているのを微笑ましそうにみんな見ているんだけど・・・・・・さっきからにいちゃん不穏なセリフを吐いてるけどいいの?
・・・・・・うん、大丈夫だった。
聖獣の話す言葉は人が解する事は無いんだって。僕達が話しててもバフバフとかわふわふにしか聞こえないらしい。
・・・・・・やっぱ聖獣って犬じゃないの?
逆に聖獣は人の言葉を理解出来るし話せるそう。でも僕とにいちゃんはもう少し大きくならないと話せないんだって。
「これだけくっついているなら決まりだな。フレデリック、聖獣様に名前を付けなさい」
「えっ、僕が付けていいの?」
キョトンと見上げる王子に王太子はパパンに、ママンは王太子妃が名前を付けたんだよと頭を撫でている。
へーパパンとママンに今まで坊やとしか言われてなかったのは名前が無かったからなのかー。てっきり産まれたばかりの子に対して言ってるのかと思ってたよ。だからにいちゃんも僕のこと『弟よ』って言ってたのかぁ。
「決めた、ノアにする!」
『おっ、俺の名前はノアなのか?』
にいちゃんが自分の名前を発した途端、王子とにいちゃんが淡い光に包まれた。
「我が息子ノアとティグリス王国王子フレデリックの契約がここに成った。以降王子フレデリックは聖獣ノアの庇護下、何人も契約を侵すなかれ」
パパンが王子とにいちゃんの契約を宣言すると壁際にいた皆んなが「おめでとうございます!」と目を潤ませて拍手をしている。
そんな中にいちゃんだけが『飯の永久機関ゲットォォォ!』という言葉が部屋に響く。
人にはわふっわふっとしか聞こえてなくて良かったよ。
「どっちもオスか」
「モコモコですわ~♡」
はにょーーー!!脇の下に手を入れ持ち上げられたから前面おっぴろげで恥ずかしぃぃぃ!服着てないから丸出しなんだよー。見ないでエッチぃ!
王太子め、なるほどーじゃないよ!美女にめっちゃ間近で見られてるのは何の羞恥プレイなの!?
『はにょ~!!』
「いやあぁぁん肉球気持ち良い♡」
あまりの恥ずかしさに両手でぷにっと王太子妃の目を隠したら仰け反って悶えてるんですけど。王太子は「羨ましい!俺にもやってくれ!」とにいちゃんにせがんでいるけど変態さんかな?
にいちゃんも『おうよ!』って言いながら片手で王太子の眉間に肉球をあててるし。「やっ、違うけどこれはこれで良し!」とか言ってる王太子はやっぱ変態さん?
「はしゃぎすぎだぞカイルハート」
『坊やエトランジュが喜ぶだけだから手を離しなさい』
ママンに言われたので目から手を離したけどちょっと鼻息が荒くて怖いよ。綺麗な顔が残念な表情になってるし。
「わ、悪い」
「ごめんなさいね、子供の頃のユキを思い出してつい♡あらこの子たれ耳なのね」
バツが悪そうににいちゃんを降ろした王太子に比べ王太子妃は僕をモフり続けている。まあこのモコモコボディは触り心地がいいからね。
耳も僕だけ垂れてて毛並みもさらさらのもふもふじゃなくてモコ!っとしてるし。
鏡が無いから分からないけど見た目が家族となーんか違う気がするんだよねぇ。双子なのににいちゃんの方がひと回り大きいし。
『おっ、おめー良い魔力してんな』
「えっ、なになに!?」
床に降ろされたにいちゃんが王太子と王太子妃の間に座り、持ち上げられた僕とにいちゃんをキラキラした目で忙しなく交互に見ていたお子様・・・王子の腿にぴょんと跳び乗りお腹辺りをフンフンと嗅いでいる。
「ほう、これは・・・・・・」
「あら、決まりかしら?」
にいちゃんにめっちゃ嗅がれて目を白黒させている王子を見て王太子と王太子妃だけではなく、壁際にいる護衛や付き人までざわついているけどどうしたんだろ?
『お前の魔力美味ぇな。おい、おめー俺の飯になれ!』
「えっ?えっ?」
にいちゃぁぁぁん王子、その子王子だよ!王子に向かって何言ってんのさ!顔近づけてグイグイいっちゃダメェェェ!
「スノーこの子は何て言ってるんだ?」
「・・・・・・王子の魔力が美味いと」
あっ、さすがにパパンもにいちゃんの「王子=飯」発言をそのまま言うのは憚ったみたい。
王太子とパパンがやり取りしている間ににいちゃんは戸惑う王子の体にべったりと貼り付いて『逃がさへんでー』とか言っているのを微笑ましそうにみんな見ているんだけど・・・・・・さっきからにいちゃん不穏なセリフを吐いてるけどいいの?
・・・・・・うん、大丈夫だった。
聖獣の話す言葉は人が解する事は無いんだって。僕達が話しててもバフバフとかわふわふにしか聞こえないらしい。
・・・・・・やっぱ聖獣って犬じゃないの?
逆に聖獣は人の言葉を理解出来るし話せるそう。でも僕とにいちゃんはもう少し大きくならないと話せないんだって。
「これだけくっついているなら決まりだな。フレデリック、聖獣様に名前を付けなさい」
「えっ、僕が付けていいの?」
キョトンと見上げる王子に王太子はパパンに、ママンは王太子妃が名前を付けたんだよと頭を撫でている。
へーパパンとママンに今まで坊やとしか言われてなかったのは名前が無かったからなのかー。てっきり産まれたばかりの子に対して言ってるのかと思ってたよ。だからにいちゃんも僕のこと『弟よ』って言ってたのかぁ。
「決めた、ノアにする!」
『おっ、俺の名前はノアなのか?』
にいちゃんが自分の名前を発した途端、王子とにいちゃんが淡い光に包まれた。
「我が息子ノアとティグリス王国王子フレデリックの契約がここに成った。以降王子フレデリックは聖獣ノアの庇護下、何人も契約を侵すなかれ」
パパンが王子とにいちゃんの契約を宣言すると壁際にいた皆んなが「おめでとうございます!」と目を潤ませて拍手をしている。
そんな中にいちゃんだけが『飯の永久機関ゲットォォォ!』という言葉が部屋に響く。
人にはわふっわふっとしか聞こえてなくて良かったよ。
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