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またも動く運命
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あの夜会の日から数日経った。
長い間、この王宮に仕えてきたアロン・バージェス‥‥
皆がアロンの裏切りと死にショックを受け、王宮中が火の消えたようになっていた。
彼の存在はとても大きかったからこそ、悲しみも深かった。
一人を除いては‥‥
「ねーさま!ねーさま!ねーさまの隠し技は本当に素晴らしかったですわね!
私も剣を始めようかと思いまして」
「やめなさい、マリー。あなたには向いてないわ。あなたはその賢さが武器だからいいのよ」
マリーだけは相変わらず自分のペースだった。
やはりこの国の王女は只者ではない。
「ねぇ、気晴らしに私と王都にお出掛けしませんか?
今人気のお店があるんですの」
「何のお店かしら?」
「いいから、早く身支度して下さい!」
マリーはシンプルな水色のワンピースを私に渡してきた。
「これは庶民風で変装にぴったりでしょう?ねーさまの衣装はどんな物でも山ほど私の部屋に用意してありますからね」
「?どういうこと⁈」
「いいから、その話はまた今度」
私はマリーが用意した肩までの黒髪と帽子をかぶり、丸い眼鏡をかけた。
前回はアロンが用意した物だったわね‥‥
「まぁ、完璧な変装ですわね!私達本物の姉妹のようですわ」
そう言うマリーは、自慢の黒髪を編み込んでひとつに束ねている。
同じ丸い眼鏡をかけて帽子をかぶる。
薄いピンクのワンピースを着たマリーは幼くて可愛らしくて、とても王女様だとは思えない。
「さぁ、これなら町娘として私達溶け込みますわ」
さすがは、マリー‥ね
馬車に乗ろうとするとベルラードがこちらに向かって来る。
「まさかお兄様‥もしかして」
「やぁ、ルリア。俺も一緒に行くから心配しなくていい」
「お兄様!心配事を増やしていますわよ」
マリーの嫌味には全く反応しないメンタルの強さをみせると私の隣に座った。
王都の街は賑わっていた。
民がこんなに活気ある国は本当に良い国だわ。
王家がしっかりと民の暮らしを護っているのね。
「マリー、何処へルリアを連れて行くつもりだ?あまり疲れさせるなよ」
「まぁ!過保護もいいとこですわ」
ベルラードは私の背にそっと触れると少し覗き込む。
「今日は暑いからな」
「私、体は強いから大丈夫よ」
と笑ってみせるとベルラードも、「まぁ気も強いしな」と軽口を叩いて笑っている。
「黒髪に眼鏡が似合いすぎてるな」
「そうかしら?」
彼を見上げると
「可愛すぎるだろう‥‥」
と、何故かベルラードは右手で顔を隠して真っ赤になっている。
「はぁ‥‥一生こんなの見せられるのかしら?ヘイルズ」
「まぁ‥‥そうですね。諦めた方がいいですよ、マリエット様」
「‥‥」
私達は四人で店へ入った。
店は大衆酒場で昼間から賑わっている。
「何でこんな所にルリアを連れて来るんだ!」
「え?何ですか?お兄様?」
周りは人の笑い声や話し声、踊り出す人もいるせいでよく声が聞こえない。
会話するのも顔を近づけなければ聞き取れない程だ。
「王宮では飲めない物だと聞きましたの!」
マリーは使用人達の間で話題になっているというワインがどうしても飲んでみたいと思っていたそうで、元気のない私を誘い出してくれたのだ。
すぐに運ばれてきた少し薄い色のワインには、細かく刻まれた果物が入っている。
「お嬢さんも飲めるのかい?」
ガタイの良い男性はマリーは見ると笑った。
「ちょっと!私十七ですわ!」
マリーが怒って睨むと
「あははっ、そりゃ失礼!どうぞごゆっくり」
この国では十七からお酒を飲むことができる為、マリーは王宮でよくワインを嗜んでいるが、小柄で可愛らしいマリーは見た目が幼く見えてしまう。
「まったくあの店主は失礼ね!」
プリプリと怒って頬を膨らませる姿はやっぱり歳よりも可愛らしく見える。
「これ、見た目が綺麗ね」
私がマリーの機嫌をとるように声を掛ける。
「庶民の間では安価なワインに色々な果物を入れて美味しく飲んでるらしいの。
ほら、私達は低質な物は飲まないから、ここでしか飲めないのよ!」
さらっと毒を吐くマリーはさすがだ。
レモンやオレンジなど、香りも良く飲みやすい。
「これは女性向きだな‥‥」
と、ちょっと困った顔をするベルラードは、
「いつものワインの方が口に合う」
と、こちらもさすがに一国の王太子である。
私は初めての味に感激し、やはりこの国の工夫する力は素晴らしいと感心した。
店の楽しい雰囲気に私達の気分も明るくなる。
人気の店のようで、とても混んでいて前後のテーブルもとても近い。
皆が大声で話している為、私の後ろに座る四人組の男性客の声がチラッと聞こえてきた。
「それにしてもアルンフォルトにもう帰れないのも寂しい話だよな?」
「まぁ‥仕方ないだろ‥‥」
急にアルンフォルトの名を聞いて体が固まる。
ここで自分の国の名前を聞くとは思ってもみなかった。
「まさか馬車が落ちるなんて、こっちは知らない話だったんだぞ!」
⁈何?何の話?
「公爵様は橋を付け替える工事だと言ってたのにな?まったく‥‥」
「しかも王家の馬車だなんてな」
「もうその話はやめようぜ。終わったことだ。な?」
一体何の話なの?
公爵?
馬車が落ちる?
王家の馬車‥?
心臓が早鐘を打つ。
まさか‥‥
「どうした?」
「ねーさま?」
急に固まってしまった私を心配して二人が同時に見る。
私は体が震え、思わずベルラードの腕をギュッと強く掴んだ。
「⁈ルリ‥」
「ねぇ、お願いがあるわ」
父と母が与えてくれたチャンスなのかもしれない‥‥
長い間、この王宮に仕えてきたアロン・バージェス‥‥
皆がアロンの裏切りと死にショックを受け、王宮中が火の消えたようになっていた。
彼の存在はとても大きかったからこそ、悲しみも深かった。
一人を除いては‥‥
「ねーさま!ねーさま!ねーさまの隠し技は本当に素晴らしかったですわね!
私も剣を始めようかと思いまして」
「やめなさい、マリー。あなたには向いてないわ。あなたはその賢さが武器だからいいのよ」
マリーだけは相変わらず自分のペースだった。
やはりこの国の王女は只者ではない。
「ねぇ、気晴らしに私と王都にお出掛けしませんか?
今人気のお店があるんですの」
「何のお店かしら?」
「いいから、早く身支度して下さい!」
マリーはシンプルな水色のワンピースを私に渡してきた。
「これは庶民風で変装にぴったりでしょう?ねーさまの衣装はどんな物でも山ほど私の部屋に用意してありますからね」
「?どういうこと⁈」
「いいから、その話はまた今度」
私はマリーが用意した肩までの黒髪と帽子をかぶり、丸い眼鏡をかけた。
前回はアロンが用意した物だったわね‥‥
「まぁ、完璧な変装ですわね!私達本物の姉妹のようですわ」
そう言うマリーは、自慢の黒髪を編み込んでひとつに束ねている。
同じ丸い眼鏡をかけて帽子をかぶる。
薄いピンクのワンピースを着たマリーは幼くて可愛らしくて、とても王女様だとは思えない。
「さぁ、これなら町娘として私達溶け込みますわ」
さすがは、マリー‥ね
馬車に乗ろうとするとベルラードがこちらに向かって来る。
「まさかお兄様‥もしかして」
「やぁ、ルリア。俺も一緒に行くから心配しなくていい」
「お兄様!心配事を増やしていますわよ」
マリーの嫌味には全く反応しないメンタルの強さをみせると私の隣に座った。
王都の街は賑わっていた。
民がこんなに活気ある国は本当に良い国だわ。
王家がしっかりと民の暮らしを護っているのね。
「マリー、何処へルリアを連れて行くつもりだ?あまり疲れさせるなよ」
「まぁ!過保護もいいとこですわ」
ベルラードは私の背にそっと触れると少し覗き込む。
「今日は暑いからな」
「私、体は強いから大丈夫よ」
と笑ってみせるとベルラードも、「まぁ気も強いしな」と軽口を叩いて笑っている。
「黒髪に眼鏡が似合いすぎてるな」
「そうかしら?」
彼を見上げると
「可愛すぎるだろう‥‥」
と、何故かベルラードは右手で顔を隠して真っ赤になっている。
「はぁ‥‥一生こんなの見せられるのかしら?ヘイルズ」
「まぁ‥‥そうですね。諦めた方がいいですよ、マリエット様」
「‥‥」
私達は四人で店へ入った。
店は大衆酒場で昼間から賑わっている。
「何でこんな所にルリアを連れて来るんだ!」
「え?何ですか?お兄様?」
周りは人の笑い声や話し声、踊り出す人もいるせいでよく声が聞こえない。
会話するのも顔を近づけなければ聞き取れない程だ。
「王宮では飲めない物だと聞きましたの!」
マリーは使用人達の間で話題になっているというワインがどうしても飲んでみたいと思っていたそうで、元気のない私を誘い出してくれたのだ。
すぐに運ばれてきた少し薄い色のワインには、細かく刻まれた果物が入っている。
「お嬢さんも飲めるのかい?」
ガタイの良い男性はマリーは見ると笑った。
「ちょっと!私十七ですわ!」
マリーが怒って睨むと
「あははっ、そりゃ失礼!どうぞごゆっくり」
この国では十七からお酒を飲むことができる為、マリーは王宮でよくワインを嗜んでいるが、小柄で可愛らしいマリーは見た目が幼く見えてしまう。
「まったくあの店主は失礼ね!」
プリプリと怒って頬を膨らませる姿はやっぱり歳よりも可愛らしく見える。
「これ、見た目が綺麗ね」
私がマリーの機嫌をとるように声を掛ける。
「庶民の間では安価なワインに色々な果物を入れて美味しく飲んでるらしいの。
ほら、私達は低質な物は飲まないから、ここでしか飲めないのよ!」
さらっと毒を吐くマリーはさすがだ。
レモンやオレンジなど、香りも良く飲みやすい。
「これは女性向きだな‥‥」
と、ちょっと困った顔をするベルラードは、
「いつものワインの方が口に合う」
と、こちらもさすがに一国の王太子である。
私は初めての味に感激し、やはりこの国の工夫する力は素晴らしいと感心した。
店の楽しい雰囲気に私達の気分も明るくなる。
人気の店のようで、とても混んでいて前後のテーブルもとても近い。
皆が大声で話している為、私の後ろに座る四人組の男性客の声がチラッと聞こえてきた。
「それにしてもアルンフォルトにもう帰れないのも寂しい話だよな?」
「まぁ‥仕方ないだろ‥‥」
急にアルンフォルトの名を聞いて体が固まる。
ここで自分の国の名前を聞くとは思ってもみなかった。
「まさか馬車が落ちるなんて、こっちは知らない話だったんだぞ!」
⁈何?何の話?
「公爵様は橋を付け替える工事だと言ってたのにな?まったく‥‥」
「しかも王家の馬車だなんてな」
「もうその話はやめようぜ。終わったことだ。な?」
一体何の話なの?
公爵?
馬車が落ちる?
王家の馬車‥?
心臓が早鐘を打つ。
まさか‥‥
「どうした?」
「ねーさま?」
急に固まってしまった私を心配して二人が同時に見る。
私は体が震え、思わずベルラードの腕をギュッと強く掴んだ。
「⁈ルリ‥」
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