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第255話 その後の黄金仮面(後編)
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黄金仮面について少し説明しよう。
腸詰帝国が開発したこの”仮面”は、未知の鉱石をエネルギー源としている。
この鉱石は”ヒヒイロガネ”と呼ばれ、一説によるとオリハルコンと同一のものだそうだ。
そのヒヒイロガネを富士の樹海の地底で発見したのが、珍朴菜なる怪人物。
この男、元はと言えば我が国にも超古代文明が存在したとかいう教義で信者を集めていた新興宗教の教祖である。
ともあれ、ヒヒイロガネの力は本物だった。
この鉱石を装着した仮面は装着者に尋常ならざるパワーを付与し、超人に変身させるのだ。
僕の黄金仮面、それからあのトンボ女のオニヤンマ仮面、どれもそうである。
腸詰帝国はヒヒイロガネを埋め込んだ仮面を大量に製作し、それを信者たちに被せて戦闘員に仕立て上げているというわけだ。
ともあれ、決行の日はやってきた。
場所は廃工場。
ヒーローものの戦いの舞台としては、採石場と並ぶ定番である。
その朝、黄金仮面に変身して廃工場に到着すると、浜田ターゲットのマキオは先に来ていた。
朝倉アキが、新たな変態プレイを餌におびき出したのである。
「おまえが浜田マキオだな。この鬼畜め。成敗してくれる」
下着姿のマキにつかみかかろうとしている若造の前にさっそうと立ちはだかると、僕は威厳を籠めて言い放った。
「くくく、それはどうかな」
ネズミそっくりな顔のマキオが、なぜか自信たっぷりに笑い出す。
「黄金仮面とやら、この前の醜態は楽しませてもらったよ。スカトロ趣味にはたまらないエンタメショーだったぜ。しかし、それにも懲りず、よくもまた現れやがったな。俺はおまえの弱点を知り抜いている。そんな俺にお前が勝てるわけがない」
「僕の弱点だと?」
なんだというのだ?
今日は下痢止めを飲んでいるから胃腸の調子も悪くない。
「この前の戦いの一部始終を分析して、わかったよ。お前の弱点はそれだ。アキ、やってみろ」
え?
アキだって?
どういうことだ?
気がつくと、下着姿で震えていた朝倉アキが、いつの間にか僕の背後に回っていた。
するりと僕の脇の下から両手を入れてきたかと思うと、あろうことか、ボデイスーツの上から乳首を抓んだのだ。
皮膚のように体に貼りついた生地のせいで、乳首も性器もふしだらなほど浮き出ている。
その両乳首を女のしなやかな指で抓まれ、クリクリされたから、もうたまらない。
「や、やめろ、アア…」
痺れるような快感が、脳天を直撃した。
突き出たポッチが、みるみるうちに固くなるのがわかった。
いや、正確には、すでに固かったのが、更に硬度を増したのだ。
「黄金仮面、お前はそのボデイスーツを着ている時、常に乳首を勃起させている。それは、乳頭がスーツの裏にこすれることで、性的興奮を覚えている証拠だろう。だから、ほら、だから今も、触られてもいないのに、股間がもう」
「い、言うな…」
僕は顔を背けた。
こいつら、グルだったのか。
この女、まだマキオのマインドコントロール下にいるということか…。
くりっ、くりっ、くりっ。
それにしても、アキの愛撫は巧みだった。
思わずかすれた喘ぎ声が喉から漏れてしまった。
「あああああっ」
気持ち、いい。
やばい。
このままじゃ、ガチで…。
「アキ、とどめだ」
マキオが命じると、アキの右手が僕の股間に移り、手のひら全体でふくらみを握ってきた。
「だ、だめ…」
左手で乳首、右手で性器を愛撫され、その愛撫にすべてをゆだねるように身体を反り返らせ、わななく僕。
アキの鋭い爪が、スーツの前を切り裂いた。
凄まじい解放感とともに、宙に飛び出る灼熱の棒。
それをすかさず握りしめ、アキがここぞとばかりに烈しくしごきにかかる。
「はううううっ!」
限界だった。
弓のようにのけぞって、僕は股間を突き出した。
おなじみのマグマの脈動が、強烈な快感を伴って沸き上がる。
「い、いっちゃ、う…」
どびゅっ!
出た。
出てしまった。
大量過ぎるほどの生ミルクが、竿の鼻先から噴出したのだ。
常人の10倍のスペルマは、一度噴き出すと、そう簡単には止まらなかった。
僕はその勢いで踊り狂うように見えただろう。
青臭い匂いを放って、ゲリラ豪雨のようにネバネバの液があたり一面に降り注ぐ。
「くくくくく、みなさん、見てください。黄金仮面、いや、黄土色仮面の恥知らずな姿を」
気がつくと、スマホを構えながら、マキオがしゃべっていた。
「いいこと思いつきました。これから、こいつのことは、こう呼びましょう」
そうして、それ以来ー。
僕は、こう、呼称されることになった。
その名も、白濁仮面、である。
腸詰帝国が開発したこの”仮面”は、未知の鉱石をエネルギー源としている。
この鉱石は”ヒヒイロガネ”と呼ばれ、一説によるとオリハルコンと同一のものだそうだ。
そのヒヒイロガネを富士の樹海の地底で発見したのが、珍朴菜なる怪人物。
この男、元はと言えば我が国にも超古代文明が存在したとかいう教義で信者を集めていた新興宗教の教祖である。
ともあれ、ヒヒイロガネの力は本物だった。
この鉱石を装着した仮面は装着者に尋常ならざるパワーを付与し、超人に変身させるのだ。
僕の黄金仮面、それからあのトンボ女のオニヤンマ仮面、どれもそうである。
腸詰帝国はヒヒイロガネを埋め込んだ仮面を大量に製作し、それを信者たちに被せて戦闘員に仕立て上げているというわけだ。
ともあれ、決行の日はやってきた。
場所は廃工場。
ヒーローものの戦いの舞台としては、採石場と並ぶ定番である。
その朝、黄金仮面に変身して廃工場に到着すると、浜田ターゲットのマキオは先に来ていた。
朝倉アキが、新たな変態プレイを餌におびき出したのである。
「おまえが浜田マキオだな。この鬼畜め。成敗してくれる」
下着姿のマキにつかみかかろうとしている若造の前にさっそうと立ちはだかると、僕は威厳を籠めて言い放った。
「くくく、それはどうかな」
ネズミそっくりな顔のマキオが、なぜか自信たっぷりに笑い出す。
「黄金仮面とやら、この前の醜態は楽しませてもらったよ。スカトロ趣味にはたまらないエンタメショーだったぜ。しかし、それにも懲りず、よくもまた現れやがったな。俺はおまえの弱点を知り抜いている。そんな俺にお前が勝てるわけがない」
「僕の弱点だと?」
なんだというのだ?
今日は下痢止めを飲んでいるから胃腸の調子も悪くない。
「この前の戦いの一部始終を分析して、わかったよ。お前の弱点はそれだ。アキ、やってみろ」
え?
アキだって?
どういうことだ?
気がつくと、下着姿で震えていた朝倉アキが、いつの間にか僕の背後に回っていた。
するりと僕の脇の下から両手を入れてきたかと思うと、あろうことか、ボデイスーツの上から乳首を抓んだのだ。
皮膚のように体に貼りついた生地のせいで、乳首も性器もふしだらなほど浮き出ている。
その両乳首を女のしなやかな指で抓まれ、クリクリされたから、もうたまらない。
「や、やめろ、アア…」
痺れるような快感が、脳天を直撃した。
突き出たポッチが、みるみるうちに固くなるのがわかった。
いや、正確には、すでに固かったのが、更に硬度を増したのだ。
「黄金仮面、お前はそのボデイスーツを着ている時、常に乳首を勃起させている。それは、乳頭がスーツの裏にこすれることで、性的興奮を覚えている証拠だろう。だから、ほら、だから今も、触られてもいないのに、股間がもう」
「い、言うな…」
僕は顔を背けた。
こいつら、グルだったのか。
この女、まだマキオのマインドコントロール下にいるということか…。
くりっ、くりっ、くりっ。
それにしても、アキの愛撫は巧みだった。
思わずかすれた喘ぎ声が喉から漏れてしまった。
「あああああっ」
気持ち、いい。
やばい。
このままじゃ、ガチで…。
「アキ、とどめだ」
マキオが命じると、アキの右手が僕の股間に移り、手のひら全体でふくらみを握ってきた。
「だ、だめ…」
左手で乳首、右手で性器を愛撫され、その愛撫にすべてをゆだねるように身体を反り返らせ、わななく僕。
アキの鋭い爪が、スーツの前を切り裂いた。
凄まじい解放感とともに、宙に飛び出る灼熱の棒。
それをすかさず握りしめ、アキがここぞとばかりに烈しくしごきにかかる。
「はううううっ!」
限界だった。
弓のようにのけぞって、僕は股間を突き出した。
おなじみのマグマの脈動が、強烈な快感を伴って沸き上がる。
「い、いっちゃ、う…」
どびゅっ!
出た。
出てしまった。
大量過ぎるほどの生ミルクが、竿の鼻先から噴出したのだ。
常人の10倍のスペルマは、一度噴き出すと、そう簡単には止まらなかった。
僕はその勢いで踊り狂うように見えただろう。
青臭い匂いを放って、ゲリラ豪雨のようにネバネバの液があたり一面に降り注ぐ。
「くくくくく、みなさん、見てください。黄金仮面、いや、黄土色仮面の恥知らずな姿を」
気がつくと、スマホを構えながら、マキオがしゃべっていた。
「いいこと思いつきました。これから、こいつのことは、こう呼びましょう」
そうして、それ以来ー。
僕は、こう、呼称されることになった。
その名も、白濁仮面、である。
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