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#395話 雲丹
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近所の回転寿司で、秋のウニ食べ放題フェアが始まった。
ある一定の料金を支払えば、軍艦から刺身まで、ウニ尽くしの料理を思う存分味わえるのである。
ぷりぷりのウニをたらふく食べた後、
「おいしかったね」
にっこり笑い合って、私と友は店を出た。
異変に気づいたのは、その時である。
ニャア~ゴ。
そう鳴きながら、数匹の野良猫が店の裏側の狭い路地に入っていくのだ。
「何かしら?」
好奇心に駆られて猫の後を追った私たちは、そこで奇妙なものを目撃して棒立ちになった。
路地の突き当りに置いてあるポリバケツのゴミ箱。
猫のせいでその蓋が開け放しになっているのだが、その中に何か割れた西瓜の殻みたいなものがいっぱい詰め込まれているのである。
ナア~ゴ。
伸びあがって中を覗き込んでいた一匹の猫がそのひとつを地面に落としたので近寄って見てみると、それは西瓜の殻ではなく、中が空洞の骨でできたボールだった。
「これって…」
友人が蒼ざめた顔で振り向いた。
私も吐きそうになりながら、うなずいた。
「てことは、あのウニって…」
そして思い出したのだ。
最近、この界隈で、行方不明になる子供たちが増えていることを…。
ある一定の料金を支払えば、軍艦から刺身まで、ウニ尽くしの料理を思う存分味わえるのである。
ぷりぷりのウニをたらふく食べた後、
「おいしかったね」
にっこり笑い合って、私と友は店を出た。
異変に気づいたのは、その時である。
ニャア~ゴ。
そう鳴きながら、数匹の野良猫が店の裏側の狭い路地に入っていくのだ。
「何かしら?」
好奇心に駆られて猫の後を追った私たちは、そこで奇妙なものを目撃して棒立ちになった。
路地の突き当りに置いてあるポリバケツのゴミ箱。
猫のせいでその蓋が開け放しになっているのだが、その中に何か割れた西瓜の殻みたいなものがいっぱい詰め込まれているのである。
ナア~ゴ。
伸びあがって中を覗き込んでいた一匹の猫がそのひとつを地面に落としたので近寄って見てみると、それは西瓜の殻ではなく、中が空洞の骨でできたボールだった。
「これって…」
友人が蒼ざめた顔で振り向いた。
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