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ACT12 腸詰帝国潜入作戦
#17 ハル⑥
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「これ、どうやったら勃起する?」
芯のない海棲生物のようなビュンビュン丸のペニスをしごきながら、ハルは訊いた。
さっきからずっとこすっているのに、なぜかいっこうに硬くなってこないのだ。
「どうって言われても…」
ベッドの上に仰臥したビュンビュン丸が、困惑した表情を己の陰部に向けた。
「私じゃ役不足といいたいのか?」
苛立ちで、ハルの手の動きが乱暴になる。
「うーん、正直言って、ハルは怖いから」
痛みを感じたのか、顔をしかめてビュンビュン丸が言う。
「なぜだ? この前はあんなに射精しまくってたくせに」
「だってあれは、半ば拷問じゃないか。あんなことされれば、誰だって…」
尿道に異物を突っ込まれたことを根に持っているのか、ビュンビュン丸が頬を膨らませた。
「でも、気持ちよかったんだろう? 勃起さえすれば、もう一度、あれと同じことをしてやるが」
「いいよ、もう。性と死が隣りあわせだってこと、おかげでよーくわかったから」
いや、まだまだだ。
心の中でハルは思った。
あんなのは序の口。
本物の拷問がなんであるか、すぐに見せてやる。
「何してるんだ?」
鉄の階段を踏みしめる音がして、リコが姿を現した。
早朝トレーニングの時間なのだろう。
モスグリーンのタンクトップに、黒い短パンを穿いている。
タンクトップの下はノーブラらしく、薄い生地を押し上げてGカップのロケットおっぱいが突き出ている。
短パンには横に腰まで届くスリットが入っているため、ムチムチの太腿が付け根まで丸見えだ。
まったくもって、見ていて嫉妬を覚えるほど、長くて肉感的な脚をしている。
スリットからパンティが見えないのは、リコが下に何も穿いていないか、あるいは際どいGストリングスの下着を身に着けているからだろう。
ふふ、思った通りだ。
ハルはほくそ笑んだ。
リコのやつ、そろそろ出てくる頃だろうと思っていた。
性腺を刺激するには、女は触覚、男は視覚に訴えかけるに限る。
ビュンビュン丸のやつ、生意気にも、私相手では怖気づいてなかなか反応しないようだ。
ならば、リコを使って視覚的な刺激を与えるのみ。
決断すると、ハルの行動は素早かった。
つかつか歩み寄り、いきなり右手を伸ばしてリコの喉をつかんだ。
がん。
そのまま後ろの壁に後頭部をたたきつける。
「う、な、何を…?」
苦痛にうめくリコに最後まで言わせず、今度はやにわにタンクトップの上から左の乳房を鷲掴みにした。
「あうっ」
リコがあえいだ。
「あああ…」
これまでの調教の成果なのか、さすがに反応が早い。
数回揉むと、タンクトップを突き破らんばかりに、すぐに乳首が硬く尖ってきた。
リコは白い喉をさらして、眉間にしわを寄せている。
あたかも、ハルの粗暴な愛撫を、じっくり味わうかのように。
更に連続した動作で、一気にリコの短パンをむしり取る。
股間をかろうじて覆う、ちっちゃなピンクのビキニパンティが露わになった。
案の定、後ろはTバックらしく、紐状の部分が恥丘にきつく食い込んでいる。
「こうされたいんだろ? ほら」
その股間めがけて、ハルは左の手刀を繰り出した。
「くう」
割れ目に4本の指が食い込むと、リコがのけぞり、甘い吐息を漏らした。
「ダ、ダメょ…ハルったらぁ」
元レディースの威厳が消し飛び、どMの地金が外に現れた。
この変わり身の早さが、ハルにはたまらない。
「どうだ、ビュンビュン丸」
振り向くと、ハルはたずねた。
「これで少しは勃起する気になったか?」
芯のない海棲生物のようなビュンビュン丸のペニスをしごきながら、ハルは訊いた。
さっきからずっとこすっているのに、なぜかいっこうに硬くなってこないのだ。
「どうって言われても…」
ベッドの上に仰臥したビュンビュン丸が、困惑した表情を己の陰部に向けた。
「私じゃ役不足といいたいのか?」
苛立ちで、ハルの手の動きが乱暴になる。
「うーん、正直言って、ハルは怖いから」
痛みを感じたのか、顔をしかめてビュンビュン丸が言う。
「なぜだ? この前はあんなに射精しまくってたくせに」
「だってあれは、半ば拷問じゃないか。あんなことされれば、誰だって…」
尿道に異物を突っ込まれたことを根に持っているのか、ビュンビュン丸が頬を膨らませた。
「でも、気持ちよかったんだろう? 勃起さえすれば、もう一度、あれと同じことをしてやるが」
「いいよ、もう。性と死が隣りあわせだってこと、おかげでよーくわかったから」
いや、まだまだだ。
心の中でハルは思った。
あんなのは序の口。
本物の拷問がなんであるか、すぐに見せてやる。
「何してるんだ?」
鉄の階段を踏みしめる音がして、リコが姿を現した。
早朝トレーニングの時間なのだろう。
モスグリーンのタンクトップに、黒い短パンを穿いている。
タンクトップの下はノーブラらしく、薄い生地を押し上げてGカップのロケットおっぱいが突き出ている。
短パンには横に腰まで届くスリットが入っているため、ムチムチの太腿が付け根まで丸見えだ。
まったくもって、見ていて嫉妬を覚えるほど、長くて肉感的な脚をしている。
スリットからパンティが見えないのは、リコが下に何も穿いていないか、あるいは際どいGストリングスの下着を身に着けているからだろう。
ふふ、思った通りだ。
ハルはほくそ笑んだ。
リコのやつ、そろそろ出てくる頃だろうと思っていた。
性腺を刺激するには、女は触覚、男は視覚に訴えかけるに限る。
ビュンビュン丸のやつ、生意気にも、私相手では怖気づいてなかなか反応しないようだ。
ならば、リコを使って視覚的な刺激を与えるのみ。
決断すると、ハルの行動は素早かった。
つかつか歩み寄り、いきなり右手を伸ばしてリコの喉をつかんだ。
がん。
そのまま後ろの壁に後頭部をたたきつける。
「う、な、何を…?」
苦痛にうめくリコに最後まで言わせず、今度はやにわにタンクトップの上から左の乳房を鷲掴みにした。
「あうっ」
リコがあえいだ。
「あああ…」
これまでの調教の成果なのか、さすがに反応が早い。
数回揉むと、タンクトップを突き破らんばかりに、すぐに乳首が硬く尖ってきた。
リコは白い喉をさらして、眉間にしわを寄せている。
あたかも、ハルの粗暴な愛撫を、じっくり味わうかのように。
更に連続した動作で、一気にリコの短パンをむしり取る。
股間をかろうじて覆う、ちっちゃなピンクのビキニパンティが露わになった。
案の定、後ろはTバックらしく、紐状の部分が恥丘にきつく食い込んでいる。
「こうされたいんだろ? ほら」
その股間めがけて、ハルは左の手刀を繰り出した。
「くう」
割れ目に4本の指が食い込むと、リコがのけぞり、甘い吐息を漏らした。
「ダ、ダメょ…ハルったらぁ」
元レディースの威厳が消し飛び、どMの地金が外に現れた。
この変わり身の早さが、ハルにはたまらない。
「どうだ、ビュンビュン丸」
振り向くと、ハルはたずねた。
「これで少しは勃起する気になったか?」
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