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ACT12 腸詰帝国潜入作戦
#48 ハル⑯
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「ほ、本当にいいんだな?」
舌なめずりするような声で、怪人が言った。
「ああ、好きにしろ。手加減するんじゃないぞ。さっさとやれ」
ハルがうなずくと、雄たけびを上げて怪人が拳を繰り出した。
雑魚といっても、さすが改造人間である。
重いパンチが平らな腹にめり込むと、たまらずリコが身を折った。
それを後ろから羽交い絞めにしたハルが引き起こす。
「死ね! 死ね!」
怪人は興奮に我を忘れたようだった。
動けぬリコの腹に、右左と続けざまにパンチを叩き込む。
そのたびにリコがのけぞり、長い髪を打ち振った。
ダイナマイトボディを体のラインを浮き立たせたレオタードに包み、腰に超がつくほどのマイクロミニを巻いたリコが苦しむさまは、見ているだけで射精しそうになるほどのエロチックさだった。
「だ、だめ・・・このままでは、変身が解けちゃう・・・」
ハルに羽交い絞めされ、ふらふらになったリコが喘ぐ。
「それは困る」
ハルはリコのバイザーを引きむしると、その顔を露わにした。
「これを飲んで元気を出せ」
半ば開いた口に、さっき見つけた戦利品のアンプルを突っこんだ。
「あ、それは俺の夕飯じゃねえか。このアマ、なめやがって」
ますますいきり立った怪人が、リコの頬に右から左から平手打ちを食らわせた。
「いいぞ、その調子だ」
ハルは背後からリコの脚の間に己の脚を割りこませると、じりじりと股間を広げにかかった。
あまりにスカートが短いため、それだけで白いレオタードに包まれた股間が丸見えになってしまう。
かすかに恥丘が盛り上がり、縦に筋の入ったその部位を、怪人が見逃すはずがなかった。
「これでもかあ!」
すさまじいトゥキックが陰部にめり込み、
「あうっ!」
リコの口から唾が飛ぶ。
リコの様子に異変が生じたのは、そのあたりからだった。
蹴られ、殴られるたびに、
「ああん・・・」
とか、
「い、いい・・・」
と、ハルの腕の中で身をよじらせて悶えるのだ。
「ほう、これは面白い」
後ろから手を伸ばし、指でアーマーから突き出た金と銀の乳首をつまみあげると、ハルはほくそ笑んだ。
「どうやらリコのやつ、真のマゾに目覚めたらしいぞ」
「な、なに? スーパーヒーローの格好してるくせに、こいつ、Mなのか?」
リコの腹にずぼずぼパンチを連打しながら、呆れたように怪人が訊いた。
「ああ。ドがつくほどのマゾヒストだ。その証拠に、見ろ。リコの股間はもうびしょ濡れだ」
ハルは膝でリコの腰のくぼみを押し、怪人にもよく見えるように、下半身を前に突き出させてやった。
「お、おお、ほんとだ。愛液で布地が透明になり、割れ目がばっちり浮き出ている」
怪人が妙に説明的な台詞を口にする。
「だが、そいつはおあつらえ向きだな。実は俺、ドがつくほどのSなんでね」
「ならばちょうどいい。もっと容赦なく痛めつけてやれ」
「変な女だな。おまえ、こいつの仲間なんじゃないのかよ」
「仲間でも、催す時は催すのだ。私はリコが苦しげな顔をするのを見るのが、三度の飯より好きなのだ」
「けっ、さっき、テロリストが基地に侵入したから注意しろってお上からお達しがあったんで、ちょいとびびってたんだが、その相手があんたたちみたいな変態痴女だったとはな」
怪人がうれしそうに顔をほころばせた時だった。
突如として、どこからかか細い声が聞こえてきた。
「リコさまあ、ハルう、助けてくださあい」
その刹那、リコがカッと切れ長の眼を見開いた。
それと同時に、身体中の筋肉にバネをたわめるようにみるまに力がみなぎった。
「アリア?」
長い右脚がハルの戒めから擦り抜け、高々と上がって怪人の胸板を蹴り飛ばす。
「うぎゃああっ!」
後ろの壁に激突して怪人が失神すると、乳首を弄るハルの手首を握ってリコが言った。
「ほら、言わんこっちゃない! いい加減にしろ、ハル。こんなとこで遊んでる場合じゃないだろう!」
舌なめずりするような声で、怪人が言った。
「ああ、好きにしろ。手加減するんじゃないぞ。さっさとやれ」
ハルがうなずくと、雄たけびを上げて怪人が拳を繰り出した。
雑魚といっても、さすが改造人間である。
重いパンチが平らな腹にめり込むと、たまらずリコが身を折った。
それを後ろから羽交い絞めにしたハルが引き起こす。
「死ね! 死ね!」
怪人は興奮に我を忘れたようだった。
動けぬリコの腹に、右左と続けざまにパンチを叩き込む。
そのたびにリコがのけぞり、長い髪を打ち振った。
ダイナマイトボディを体のラインを浮き立たせたレオタードに包み、腰に超がつくほどのマイクロミニを巻いたリコが苦しむさまは、見ているだけで射精しそうになるほどのエロチックさだった。
「だ、だめ・・・このままでは、変身が解けちゃう・・・」
ハルに羽交い絞めされ、ふらふらになったリコが喘ぐ。
「それは困る」
ハルはリコのバイザーを引きむしると、その顔を露わにした。
「これを飲んで元気を出せ」
半ば開いた口に、さっき見つけた戦利品のアンプルを突っこんだ。
「あ、それは俺の夕飯じゃねえか。このアマ、なめやがって」
ますますいきり立った怪人が、リコの頬に右から左から平手打ちを食らわせた。
「いいぞ、その調子だ」
ハルは背後からリコの脚の間に己の脚を割りこませると、じりじりと股間を広げにかかった。
あまりにスカートが短いため、それだけで白いレオタードに包まれた股間が丸見えになってしまう。
かすかに恥丘が盛り上がり、縦に筋の入ったその部位を、怪人が見逃すはずがなかった。
「これでもかあ!」
すさまじいトゥキックが陰部にめり込み、
「あうっ!」
リコの口から唾が飛ぶ。
リコの様子に異変が生じたのは、そのあたりからだった。
蹴られ、殴られるたびに、
「ああん・・・」
とか、
「い、いい・・・」
と、ハルの腕の中で身をよじらせて悶えるのだ。
「ほう、これは面白い」
後ろから手を伸ばし、指でアーマーから突き出た金と銀の乳首をつまみあげると、ハルはほくそ笑んだ。
「どうやらリコのやつ、真のマゾに目覚めたらしいぞ」
「な、なに? スーパーヒーローの格好してるくせに、こいつ、Mなのか?」
リコの腹にずぼずぼパンチを連打しながら、呆れたように怪人が訊いた。
「ああ。ドがつくほどのマゾヒストだ。その証拠に、見ろ。リコの股間はもうびしょ濡れだ」
ハルは膝でリコの腰のくぼみを押し、怪人にもよく見えるように、下半身を前に突き出させてやった。
「お、おお、ほんとだ。愛液で布地が透明になり、割れ目がばっちり浮き出ている」
怪人が妙に説明的な台詞を口にする。
「だが、そいつはおあつらえ向きだな。実は俺、ドがつくほどのSなんでね」
「ならばちょうどいい。もっと容赦なく痛めつけてやれ」
「変な女だな。おまえ、こいつの仲間なんじゃないのかよ」
「仲間でも、催す時は催すのだ。私はリコが苦しげな顔をするのを見るのが、三度の飯より好きなのだ」
「けっ、さっき、テロリストが基地に侵入したから注意しろってお上からお達しがあったんで、ちょいとびびってたんだが、その相手があんたたちみたいな変態痴女だったとはな」
怪人がうれしそうに顔をほころばせた時だった。
突如として、どこからかか細い声が聞こえてきた。
「リコさまあ、ハルう、助けてくださあい」
その刹那、リコがカッと切れ長の眼を見開いた。
それと同時に、身体中の筋肉にバネをたわめるようにみるまに力がみなぎった。
「アリア?」
長い右脚がハルの戒めから擦り抜け、高々と上がって怪人の胸板を蹴り飛ばす。
「うぎゃああっ!」
後ろの壁に激突して怪人が失神すると、乳首を弄るハルの手首を握ってリコが言った。
「ほら、言わんこっちゃない! いい加減にしろ、ハル。こんなとこで遊んでる場合じゃないだろう!」
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