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ACT7 アリア奪回
#4 ハル①
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コーヒーの湯気の向こうに、トレンチコートの襟を立てたリコ。
コートの下は、身体をX字に縛る形の紐状の水着だけ。
そのくらいシンプルなものでないと変身が解けた後、元通りに再現されないのだとリコは言い、さっきトイレで身に着けてきたばかりである。
その姿を想像するにつけ、ハルは刺すような欲望を覚え、思わず視線をリコの背後、窓の外の青空に向けた。
くそ。
もう少しで、あの濡れ濡れおま〇こにぶちこんでやれたのに。
まったく、気の利かない怪人どもめ。
それにしても、変身後のリコの姿は凛々しく、そして美しかった。
できれば、あの恰好のリコを犯したい。
今、リコ本人を目の前にして、ハルは本気でそう思っている。
正義のヒロインが、コスチューム姿のまま、ハルの巨根に貫かれてあえぐさま。
それをなんとしてでも見てみたい。
そんな妄想に下着を濡らしていると、気がかりそうな面持ちでリコが訊いてきた。
「どうだ? アリアの行方はわかったか?」
虚をつかれ、きょとんとするハル。
そうだった。
ようやく、訊かれた意味が脳に浸透した。
私はアリアの位置情報を調べようとしていたのだ。
3階の騒動から逃れ、トイレで着換えを済ませて併設のシアター棟のほうへ移動し、スタバに入ったところである。
ハルは目立つ赤いコートを脱ぎ、リクルートスーツ姿に戻っていた。
「アリアの学ランに忍ばせた探知機は、超ミニサイズのナノマシンだ。だから、敵には見つかっていないはず」
そう解説して、いざサーチを始めようとしたところに、ふいにリコに対する妄想が沸き上がってきて、一気に頭の中を占拠してしまったのだった。
「ちょっと待て」
そう言い置いてから、前頭葉のセラフィムに指示を出す。
『頼んだ。セラフィー』
『ったく、おまはんの頭ん中は、アレのことばっかりやな』
ぼやきながらも、AIが出してきたのは、この周辺のホログラム画像である。
「すごい技術だな。おまえ、本当に宇宙人なのか」
テーブルの上に突如として出現した3Dマップに、リコが大きく目を見開いた。
「そうだと何度も言っている」
マップの端っこに点滅する赤い輝点。
ここか。
ハルは目を細めた。
「見つけたぞ。アリアはそんなに遠くまでは行っていない。ここから西に2キロの住宅街の中だ」
「住宅街? そんなところに腸詰帝国のアジトがあるってのか?」
「罠かもしれない。だからいつでも変身できるように、もっとエネルギーを補給しておけ。なんなら私の分のパフェも食べるか?」
「ありがたくいただこう。だが、その距離ならタクシーで十分だろう。むやみに変身して、人目につきたくはないんだが」
「もう遅い。おまえの動画はネットで炎上中だ。せいぜい身元をつきとめられないよう、気をつけるんだな」
「マジか」
リコは嫌そうに顔をしかめている。
「あだ名もついてるぞ。純白の女戦士だから、MILKYだとさ」
「ミルキィ? なんだか飴玉みたいな名前だな」
「いいんじゃないか。なんにせよ、名前は必要だ」
「おけい。もういいい。行ける。出発しよう」
最後のサンドイッチを口の中に放り込み、リコが腰を上げた。
「一度おまえに乗って空を飛びたかったんだが」
長身のリコを眺めて、ハルは言った。
「まあ、それは次の機会に譲るとしよう」
コートの下は、身体をX字に縛る形の紐状の水着だけ。
そのくらいシンプルなものでないと変身が解けた後、元通りに再現されないのだとリコは言い、さっきトイレで身に着けてきたばかりである。
その姿を想像するにつけ、ハルは刺すような欲望を覚え、思わず視線をリコの背後、窓の外の青空に向けた。
くそ。
もう少しで、あの濡れ濡れおま〇こにぶちこんでやれたのに。
まったく、気の利かない怪人どもめ。
それにしても、変身後のリコの姿は凛々しく、そして美しかった。
できれば、あの恰好のリコを犯したい。
今、リコ本人を目の前にして、ハルは本気でそう思っている。
正義のヒロインが、コスチューム姿のまま、ハルの巨根に貫かれてあえぐさま。
それをなんとしてでも見てみたい。
そんな妄想に下着を濡らしていると、気がかりそうな面持ちでリコが訊いてきた。
「どうだ? アリアの行方はわかったか?」
虚をつかれ、きょとんとするハル。
そうだった。
ようやく、訊かれた意味が脳に浸透した。
私はアリアの位置情報を調べようとしていたのだ。
3階の騒動から逃れ、トイレで着換えを済ませて併設のシアター棟のほうへ移動し、スタバに入ったところである。
ハルは目立つ赤いコートを脱ぎ、リクルートスーツ姿に戻っていた。
「アリアの学ランに忍ばせた探知機は、超ミニサイズのナノマシンだ。だから、敵には見つかっていないはず」
そう解説して、いざサーチを始めようとしたところに、ふいにリコに対する妄想が沸き上がってきて、一気に頭の中を占拠してしまったのだった。
「ちょっと待て」
そう言い置いてから、前頭葉のセラフィムに指示を出す。
『頼んだ。セラフィー』
『ったく、おまはんの頭ん中は、アレのことばっかりやな』
ぼやきながらも、AIが出してきたのは、この周辺のホログラム画像である。
「すごい技術だな。おまえ、本当に宇宙人なのか」
テーブルの上に突如として出現した3Dマップに、リコが大きく目を見開いた。
「そうだと何度も言っている」
マップの端っこに点滅する赤い輝点。
ここか。
ハルは目を細めた。
「見つけたぞ。アリアはそんなに遠くまでは行っていない。ここから西に2キロの住宅街の中だ」
「住宅街? そんなところに腸詰帝国のアジトがあるってのか?」
「罠かもしれない。だからいつでも変身できるように、もっとエネルギーを補給しておけ。なんなら私の分のパフェも食べるか?」
「ありがたくいただこう。だが、その距離ならタクシーで十分だろう。むやみに変身して、人目につきたくはないんだが」
「もう遅い。おまえの動画はネットで炎上中だ。せいぜい身元をつきとめられないよう、気をつけるんだな」
「マジか」
リコは嫌そうに顔をしかめている。
「あだ名もついてるぞ。純白の女戦士だから、MILKYだとさ」
「ミルキィ? なんだか飴玉みたいな名前だな」
「いいんじゃないか。なんにせよ、名前は必要だ」
「おけい。もういいい。行ける。出発しよう」
最後のサンドイッチを口の中に放り込み、リコが腰を上げた。
「一度おまえに乗って空を飛びたかったんだが」
長身のリコを眺めて、ハルは言った。
「まあ、それは次の機会に譲るとしよう」
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