引きこもりの従兄を更生させるはずが、逆に”女”にさせられちゃいましたとさ! てへっ

戸影絵麻

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#81 史上最低の戦い⑭

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 なるほど。

 がんばった甲斐あって、邦彦のチンポはかなり元気を取り戻している。

 さっきまで床のカーペットに亀頭をくっつけて、死んだリュウグウノツカイみたいになっていたのが、今は床と距離を保ち、水平になっている。

 海綿体だか筋肉だかが、血液の補充に成功し、力を漲らせつつある証拠だった。

 ただ、勃起した際の邦彦のチンポのすごさを知っている私には、まだ物足りない。

 邦彦のチンポは、本気になると長さ1メートル近くなり、腹にくっつかんばかりに急角度でそそり立つのである。

「ねえ、ちょっと入れてみる?」
 
 オナニーの余韻でおまんこがうずうずしているのも手伝って、私はしなをつくって邦彦に迫ってみた。

「い、いいの?」

 いちいち真顔で訊き返すところが、こいつの可愛いところでもあり、うざいところでもある。

 女のほうが「入れて」とゴーサインを出しているのだ。

 そんな時に訊き返してムードをぶち壊しにするやつがどこにいる?

 が、ここで怒鳴ると小心者の邦彦はおそらく萎えてしまうに違いない。

「いいよ。あたし、邦彦のチンポ、満更嫌いじゃないし」

 優しい口調で言ってみた。

 ただし、私が気に入っているのは、あくまでも「邦彦本人」ではなく、「邦彦のチンポ」であることがわかるように、「チンポ」の部分にアクセントを置いてやった。

「じゃ、じゃあ」

 邦彦が正座した。

「よろしくお願いします」

 深々と頭を下げる。

 はあ?

 なんで土下座してんの? この等身大ムーミン。

 まあいいや。

 私は立ち上がると、ミニスカを腰までめくり上げ、いそいそとパンティを脱ぎ出した。

 染み付きの貴重なパンティである。

 のちの物々交換のために、忘れていかないよう、コンビニの袋に入れてリュックにしまう。

「準備OK。レディ・ゴー」

 が、振り向くと、予想外の事態が起こっていた。

 半勃ちになっていたはずの邦彦のチンポが、カーペットの上に力なく横たわっている。

 そのありさまは、まるで脱皮したニシキヘビの抜け殻のようだ。

「あれ? どうしたの?」

 意外に思ってたずねると、邦彦がさめざめと泣き出した。

「それ…だめだよ…美咲ちゃん、毛が生えちゃってる…」

 邦彦が指差しているのは、私の股の間である。

 ちょうど、黒々とした陰毛が渦を巻いているあたりである。

「それゃそうだろ? あたし、もう17歳なんだから」

「だめなんだ…それじゃ」

 邦彦が手の甲で涙を拭って、つぶやいた。

「僕の知ってる美咲ちゃんのあそこは、つるつるだったんだ…。僕、見ちゃったんだ…。みんなで森でかくれんぼした時、美咲ちゃんが木蔭でおしっこしてるのを…」

 むう。

 私は激怒した河豚のように頬を膨らませた。

 きさまあ、それは初耳だぞ。

 やっぱおまえ、小学生の時、私をストーカーしてたんじゃないか!

「わからないかな…。力を失った今の僕に必要なオカズは、小学生時代の美咲ちゃんだってこと…。元気な時はいいけど、この状況では、もう、それしかない…。ロリコンって、笑うなら笑いなよ。でも、そのロリコンの精液しか、地球を救えないんだろ? そうじゃないか?」 

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