乙女狩り

＃6 第2の死⑤

はき心地のいい綿95％のリブ編み素材のＴバックパンティ。
ほどよい伸縮性とフィット感ではき心地が快適。

リブ編み×ラッセルレースの組合せで、上品でセクシーな印象に。

ウエストと足ぐりはストリングス仕様の最小布面積で、
アウターにもラインがひびきません。

お肌にやさしい綿95％。
フィット感を高めるポリウレタンを合わせることで
デリケートゾーンにほどよくピタっとしたフィット感ではき心地の良さをUP。

綿（コットン）は、吸水性＆通気性がよく多少の発汗やオリモノにも対応可能です。


　なんてお気に入りのパンティに履き替えている暇もなく、あたしは焦って部屋を出る。

　ああ、しっかしこの既視感はなんだろう。

　走りながらも、デジャブ・デジャブの連続だ。

　でもまあ、あれが悪夢で助かったというものだ。

　いくらあたしがカレシ無し歴＝年齢のモジョだとはいえ、出勤途中で通り魔に刺殺されるなんてマジ最悪だし！

　橋を渡るとき、河原にまたあの人影が見えた。

　釣り？

　にしてはなんも持っていないし、ただ土手に膝を抱えて座って川面を見てるだけ。

　あー、てかあんなのどーでもいい！

　とにかく9時5分前には職場に入らなきゃな。

　前方に、奇妙な形のモニュメントを売り物にした、だだっ広い駅前広場が見えて来た。

　急ぎ足で行き来する通勤客たち。

　駅のコンコースを突っ切れば、もうそこがあたしの勤めるショッピングモールの正面入り口だ。

　ダッシュしかけて、あたしは急ブレーキをかけた。

　ちょっとお待ちよ、ほむらさん。

　もしかして、今朝のあれ、正夢とかだったりして。

　だったらちょっと、道を変えたほうがよくない？

　と思った時には、もう、遅かった。

　人混みの中から、ぬうっとあの黒い影が現れて－。

　あたしの首に突如両手をかけると、次の瞬間、やにわに高々と宙に吊り上げたのだ！