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第3章 美少女監禁

#9  蹂躙される柔肌③

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 太郎の長大なペニスが、杏里を貫いた。
 杏里のそこはよほど滑りがいいらしく、あっという間に太郎の性器をすっぽり呑み込んでしまったのだ。
 杏里の背中に覆いかぶさった太郎が、激しく腰を突き動かし始めた。
 長い舌を垂らし、ハアハア喘ぎながら、必死の形相で腰を動かしている。
 そのさまは、私がよく見るレイプ動画のシーンとそっくりだった。
 人間も犬も、オスのすることは結局同じなのである。
 ピストン運動を繰り返しながら、時折きゃんと吼えるのは、太郎自身、すでに感じているからだろう。
 杏里の背中の上に身を乗り出し、その細いうなじをくんくん鼻で嗅ぐ。
 耳の後ろからもフェロモンが出ているのか、舌を伸ばして盛んにそこを舐め回す。
 太郎の重みでつぶれそうになりながらも、杏里はよく耐えていた。
 それどころか、高く掲げた尻をゆっくりとグラインドさせ、太郎の動きに合わせているようにも見える。
 はあはあ息を吐いているのは、杏里も同じだった。
 ドーベルマンのペニスは勃起すると人間のものより長い。
 特に、カリの部分から先、つまり亀頭が驚くほど長いのだ。
 おそらくその先端は、今頃子宮壁まで届いているはずだ。
 だとすれば、そこから生まれる快感も、間違いなく相当なものだろう。
 私は太郎の様子を観察しながら、じっくりとタイミングをうかがった。
 射精してしまえば、おそらく太郎の負けになる。
 クラスの男連中同様、魂を抜かれたように放心状態に陥ってしまうのだ。
 こんな序盤で太郎という武器を失うわけにはいかなかった。
 太郎にはまだやってもらわねばならぬことが色々ある。
 チャンスは意外と早くやってきた。
 はやるあまり、太郎のペニスが杏里の膣から抜けてしまったのである。
 犬のペニスは完全に勃起すると、カリが風船のように膨らみ。ちょっとやそっとでは抜けなくなる。
 幸い太郎はまだそこまでは行っていなかったようだ。
「太郎、ちょっと待って。お座り」
 私は間髪を入れず、そう命令した。
 くううん。
 切なげに鳴いて、太郎が杏里の足元にお座りした。
 行為を中断されて明らかに不満そうだが、飼い主の私の命令は絶対だ。
「大丈夫。あとでちゃんと最後までさせてあげるから」
 私は冷蔵庫から3つのアイテムを取り出すと、うつ伏せに倒れている杏里の傍に近寄った。
「どう? 正直に言ってごらんなさい。あんたには、こんなんじゃ、まだ足らないんでしょう?」
 物憂げに首をねじり、杏里が床に片頬をくっつけたまま、私を見上げた。
「よどみ…。こんなことしなくても、私は、あなたのもの、なのに…」
 杏里が口にしたのは、ずいぶんとまた、心に響く台詞だった。
 だが、私はあえて首を横に振った。
「そうはいかないよ。私はあんたの思い通りにはならない。私は私のやり方でやる。タナトスのお世話になんか、ならないんだから」
 脚で蹴って、杏里を転がした。
 杏里は何の抵抗もせず、仰向けに転がった。
 熱く上気した神ボディが私の目の前にあらわになる。
 いくら糞尿を垂れ流しても、犬に獣姦されようも、杏里の裸体の美しさはいささかも減じていなかった。
 そうだ。
 こうでなくてはいけないのだ。
 私のかわいい子猫ちゃん。
 私だけの堕天使杏里。
 無抵抗の杏里の膝を開いて、M字開脚の姿勢を取らせてやった。
 陰部に目をやると、太郎の激しい挿入のせいで、口がぱっくりと開き切っていた。
 露があふれているのは、犬相手でも杏里が感じていた証拠だった。
 襞をめくると、探すまでもなく、上座の部分に真珠のような突起が見つかった。
 あえて勃起させる必要もないくらい、固く膨らんでいるのがわかった。
 そこに、アイテムのひとつ、クリトリスリングをはめ込んだ。
 小指の先よりも小さい、極小の指輪みたいな器具である。
 リングが根元までしっかりはまったのを見届けて、媚薬クリームのケースを開け、中身を先端にすりこんだ。
 杏里のクリトリスは、リングに締めつけられ、包皮がめくれて充血した部位がむき出しになっている。
 リングを外すまで元に戻らないから、これで杏里は性感帯の中で一番敏感な部分を終始さらし続けることになる。
 その先端は、男で言えばちょうど亀頭に当たる部位である。
 そこに媚薬をすり込んだらどうなるか。
 実験として、これほど興味深いものはないだろう。
 私の丹念な指の動きに、
「あ」
 杏里がびくっと体を震わせた。
「今度は何? それは、何なの?」
 初めての体験なのか、不安のにじむ口調で訊いてきた。
「じっとしてなさい。まだ終わっちゃいないんだから」
 媚薬クリームを十分に塗り込むと、次はバターの番である。
 俗に”バター犬”という言葉があるが、食事の時に試してみると、確かに太郎はバターが好きだった。
 それを媚薬クリームの上から塗ってやる。
 杏里のクリトリスは、今やさながら本物の真珠のようだった。
 二重にクリームを塗りたくられ、軟体動物の中身みたいな膣の中で、そこだけ鈍い光を放っている。
 でも、これでやめるつもりは毛頭なかった。
 クリトリスの次は、当然乳首である。
 杏里はいつか、私を挑発するように言ったのだ。
 ー乳首が一番、感じるのー
 と。
 だったら、同じことを乳首にも施してやるだけだった。
 まずは右からだ。
 特大のマシュマロみたいな乳房をつかむ。
 揉みまくりたくなるのを我慢して、突き出させた乳首に媚薬クリーム、そしてその上からバターを塗りこんだ。
 左の乳房にも同じ作業をする。
「何…?」
 杏里が目をしばたたかせた。
「何なの…? 熱い…体が、熱くて、たまらない…」
 私は立ち上がり、丸椅子に戻った。
 食べかけのピザをかじり、牛乳を一口飲む。
 あとは仕上げを御覧じろだ。
「やだ…体が、なんだか、変…」
 杏里がもぞもぞと手足を動かし始めた。
 太腿の内側をしきりにこすり合わせているのは、媚薬とリングの効果が出てきた証拠だろう。
「こんなの、いや。何を塗ったの? ああ、こんなの…やだ…私、どうなっちゃうの…?」
 瞳が潤んできていた。
 淫蕩な光がその奥で強くなるのがわかった。
 そろそろだ。
 もう、いいだろう。
「太郎、お待たせ」
 私は落ちつかなげに尻をゆすって座っている太郎に、そう声をかけた。
「入れる前にもう一度ペロペロだよ。おまえの好きなバター、いっぱい塗っておいてあげたから」

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