128 / 288
第7部 蹂躙のヤヌス
#53 凌辱団地⑤
しおりを挟む
いつのまにか、カーディガンを脱がされていた。
ブラジャーもはずされており、杏里は完全に上半身裸になってしまっていた。
それにしても不思議なのは、自分から両手をうなじに当て、無抵抗に体をさらすポーズをとっていることだ。
その反り返った杏里の裸身に、半裸の百合がむしゃぶりついていた。
片方の乳房を口に含み、勃起した乳首を舌で転がしながら、左手でもう片方の乳房をつかんでいる。
右手は杏里の太腿の間だった。
白いレースのパンティの上から、しきりに陰部を撫でているのだ。
杏里のパンティは極めて生地が薄い。
しかも先ほど体液を放出したばかりだから、濡れて局部に貼りついている。
そのふくらみのあわいを、百合の人差し指が正確になぞる。
気持ち、いい…。
杏里は震えていた。
下着越しというシチュエーションがどうにも卑猥な気がして、余計にそそるのだ。
会陰部の上座に固いしこりができているのは、陰核が勃起し始めた証拠だった。
美里のリングのせいで、杏里の陰核は元の倍ほどのサイズに肥大してしまっている。
だからパンティの上からでも、その所在がはっきりとわかる。
目ざとい百合がそれを見逃すはずなかった。
「おお、なんてこと。クリが、クリがこんなに」
愛おしむように勃起部分を撫でまわされ、杏里の身体が悩ましげにうねる。
「ハア、そ、そこ…」
半開きにした唇の端から唾液が糸を引き、陰影の深い胸の谷間にしずくを落とす。
「くふう…」
百合の乳首を吸う力が強くなる。
パンティの上からの愛撫では飽き足らず、ついに中まで手のひらごと差し入れてきた。
指が無毛のためむき出しの割れ目を探り当てる。
襞を左右に割られ、杏里はびくりとのけぞった。
指先が敏感な中身に触れたのだ。
「お口、ぱっくりだねえ」
乳首から時折口を離しては、百合が淫靡な口調でささやいてくる。
「なんだかいやらしい汁が溢れてきてるよ。ほら、音が聞こえるだろう?」
秘肉をかきわけて、百合の指が入ってきた。
それも一本ではない。
人差し指、中指の2本だった。
それを裏返し、指の腹で壺の裏側をこするようにして動かし始めた。
くちゅくちゅと粘液がこね回される音がする。
「あううっ」
その卑猥な音に、杏里の身体が反応する。
蜜壺の前面は、その裏側がざらざらしたサンドペーパー状になっているのだが、ここに神経が集中している。
いわゆるGスポットと呼ばれる個所である。
したがって、ここをこすられると愛液の分泌が盛んになる。
女性ホルモンの分泌量が飛躍的に増加し、快感を一気に高めるからだった。
百合にはレズビアンの経験があるのか、愛撫も堂に入っていた。
「どうだい? ん? 気持ち、いいだろ?」
杏里の反応を見ながら手の動きを速めていく。
その傍ら、乳首をねじりまわし、乳頭を爪で突き刺すのも忘れない。
「はあはあはあっ」
杏里の息が荒い。
呼吸困難になりそうなくらい、断続的になっている。
その合間に声を出しているが、ひいひいという悲鳴にしか聞こえない。
「なんだい? 今度はどうしてほしいんだい? もう下着ぐしょぬれじゃないか。やばいほど感じやすい子だね」
「な、舐めて」
喘ぎの合間に、かろうじて杏里は言った。
「杏里、もう、がまんできない」
杏里が自分を名前で呼ぶ時は、絶頂が近い証拠である。
杏里は徹底したナルシストだ。
最後に反応するのは自分の顔や肉体であり、また名前なのだった。
「パンティ、脱がせて、あそこを、舐めて」
ねだるように哀願した。
甘ったるい、幼女のような口調だった。
「よしよし」
百合の醜い顔が、経ち誇ったように引き歪んだ。
「いい子だね。してほしいこと、正直に言えるようになったじゃないか」
この女、自分がなぜ杏里を責めているのか、その本来の目的を忘れてしまっているらしい。
今や杏里をイかせることに、頭の中がいっぱいのようなのだ。
百合が杏里の右脚を持ち上げ、立たせたまま下着を脱がせにかかった。
下着を足首までずらすと、更に高くその片脚を抱え上げ、さらけ出された陰部がはっきり見えるようにする。
「おおう、奇麗なおまんこだ。おつゆでぴかぴか光ってるよ」
唇が近づくのが、内腿に当たる鼻息で分かった。
その気配に、杏里はかっと目を見開いた。
そして、胸の中でつぶやいた。
来た。
やっと。
ごめんね。
これで私の勝ち。
残念だったね。豚おばさん。
ブラジャーもはずされており、杏里は完全に上半身裸になってしまっていた。
それにしても不思議なのは、自分から両手をうなじに当て、無抵抗に体をさらすポーズをとっていることだ。
その反り返った杏里の裸身に、半裸の百合がむしゃぶりついていた。
片方の乳房を口に含み、勃起した乳首を舌で転がしながら、左手でもう片方の乳房をつかんでいる。
右手は杏里の太腿の間だった。
白いレースのパンティの上から、しきりに陰部を撫でているのだ。
杏里のパンティは極めて生地が薄い。
しかも先ほど体液を放出したばかりだから、濡れて局部に貼りついている。
そのふくらみのあわいを、百合の人差し指が正確になぞる。
気持ち、いい…。
杏里は震えていた。
下着越しというシチュエーションがどうにも卑猥な気がして、余計にそそるのだ。
会陰部の上座に固いしこりができているのは、陰核が勃起し始めた証拠だった。
美里のリングのせいで、杏里の陰核は元の倍ほどのサイズに肥大してしまっている。
だからパンティの上からでも、その所在がはっきりとわかる。
目ざとい百合がそれを見逃すはずなかった。
「おお、なんてこと。クリが、クリがこんなに」
愛おしむように勃起部分を撫でまわされ、杏里の身体が悩ましげにうねる。
「ハア、そ、そこ…」
半開きにした唇の端から唾液が糸を引き、陰影の深い胸の谷間にしずくを落とす。
「くふう…」
百合の乳首を吸う力が強くなる。
パンティの上からの愛撫では飽き足らず、ついに中まで手のひらごと差し入れてきた。
指が無毛のためむき出しの割れ目を探り当てる。
襞を左右に割られ、杏里はびくりとのけぞった。
指先が敏感な中身に触れたのだ。
「お口、ぱっくりだねえ」
乳首から時折口を離しては、百合が淫靡な口調でささやいてくる。
「なんだかいやらしい汁が溢れてきてるよ。ほら、音が聞こえるだろう?」
秘肉をかきわけて、百合の指が入ってきた。
それも一本ではない。
人差し指、中指の2本だった。
それを裏返し、指の腹で壺の裏側をこするようにして動かし始めた。
くちゅくちゅと粘液がこね回される音がする。
「あううっ」
その卑猥な音に、杏里の身体が反応する。
蜜壺の前面は、その裏側がざらざらしたサンドペーパー状になっているのだが、ここに神経が集中している。
いわゆるGスポットと呼ばれる個所である。
したがって、ここをこすられると愛液の分泌が盛んになる。
女性ホルモンの分泌量が飛躍的に増加し、快感を一気に高めるからだった。
百合にはレズビアンの経験があるのか、愛撫も堂に入っていた。
「どうだい? ん? 気持ち、いいだろ?」
杏里の反応を見ながら手の動きを速めていく。
その傍ら、乳首をねじりまわし、乳頭を爪で突き刺すのも忘れない。
「はあはあはあっ」
杏里の息が荒い。
呼吸困難になりそうなくらい、断続的になっている。
その合間に声を出しているが、ひいひいという悲鳴にしか聞こえない。
「なんだい? 今度はどうしてほしいんだい? もう下着ぐしょぬれじゃないか。やばいほど感じやすい子だね」
「な、舐めて」
喘ぎの合間に、かろうじて杏里は言った。
「杏里、もう、がまんできない」
杏里が自分を名前で呼ぶ時は、絶頂が近い証拠である。
杏里は徹底したナルシストだ。
最後に反応するのは自分の顔や肉体であり、また名前なのだった。
「パンティ、脱がせて、あそこを、舐めて」
ねだるように哀願した。
甘ったるい、幼女のような口調だった。
「よしよし」
百合の醜い顔が、経ち誇ったように引き歪んだ。
「いい子だね。してほしいこと、正直に言えるようになったじゃないか」
この女、自分がなぜ杏里を責めているのか、その本来の目的を忘れてしまっているらしい。
今や杏里をイかせることに、頭の中がいっぱいのようなのだ。
百合が杏里の右脚を持ち上げ、立たせたまま下着を脱がせにかかった。
下着を足首までずらすと、更に高くその片脚を抱え上げ、さらけ出された陰部がはっきり見えるようにする。
「おおう、奇麗なおまんこだ。おつゆでぴかぴか光ってるよ」
唇が近づくのが、内腿に当たる鼻息で分かった。
その気配に、杏里はかっと目を見開いた。
そして、胸の中でつぶやいた。
来た。
やっと。
ごめんね。
これで私の勝ち。
残念だったね。豚おばさん。
0
あなたにおすすめの小説
女子切腹同好会
しんいち
ホラー
どこにでもいるような平凡な女の子である新瀬有香は、学校説明会で出会った超絶美人生徒会長に憧れて私立の女子高に入学した。そこで彼女を待っていたのは、オゾマシイ運命。彼女も決して正常とは言えない思考に染まってゆき、流されていってしまう…。
はたして、彼女の行き着く先は・・・。
この話は、切腹場面等、流血を含む残酷シーンがあります。御注意ください。
また・・・。登場人物は、だれもかれも皆、イカレテいます。イカレタ者どものイカレタ話です。決して、マネしてはいけません。
マネしてはいけないのですが……。案外、あなたの近くにも、似たような話があるのかも。
世の中には、知らなくて良いコト…知ってはいけないコト…が、存在するのですよ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる