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#164 MP回復も楽じゃない④
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忘我の境地から帰還すると、頭の中で女神がさえずっていた。
-おめでとうございます。一気にレベルが55に上がりました。MPもMAXです。翔子、ご苦労様ー
御苦労様じゃないよ、まったく。
これじゃ、おま〇こがいくつあっても足りないじゃない!
「それで、魔法は?」
いつものくせで、つい口に出して訊いてしまう。
「習得可能魔法、増えてるでしょ? どんなのがあるの?」
-はい、これです。面倒ですから、習得レベル、必要MP、必須SPは省略させてもらいますねー
おいおい、だんだん手抜きになってきてないかい? レベル管理の女神さんってばさ。
ともあれ、脳内スクリーンに浮かんだのは、以下のふたつである。
?バーチャル阿波踊り(泡属性・召喚)
?ヴァギナ・バキューム(無属性・範囲)
「え? たったふたつ?」
私はむっとした。
あれだけ苦労して、レベル5つも上げたのに、阿波踊りとバキュームってどういうこと?
-他にアビリティがふたつつけられます。ほら、これですー
で、出てきたのは、
?アビリティ・エロ魔法強化
?アビリティ・涅槃の境地
「?以外、よくわかんないよ。ちゃんと説明してよ」
-?は、いわば『全身さわさわ』と『爆乳パイずり』の上位魔法です。召喚獣が、全身を使って相手の身体を洗います。要は、あなたの世界のソープ嬢たちが得意とする技ですねー
そんなの知らないよ、ソープなんて行ったことないんだもん。
-?は、あなたのヴァギナをブラックホールと化して、すべてのものを呑み込むという荒技ですー
おま〇こがブラックホールに?
ちょ、ちょっと、それはいくらなんでも荒技すぎるでしょ!
仰天して目を回しそうになった時、女神がなだめるような口調で言った。
-大丈夫です。吸い込んだものは、あなたのヴァギナを通って異次元空間に捨てられるようになってますから。決しておなかが破裂したりはしませんよー
「ふう。そうなんだ。それを聞いて安心したよ」
私は太い息を吐いた。
「で、?の涅槃の境地ってのは?」
-これは、敵からのダメージをすべて快感に変換するという、まさにエロ魔導士ならではのアビです。あなたは、攻撃を受ければ受けるほど気持ちよくなる。つまり、痛みは金輪際感じなくて済むと、そういうことですねー
むう。
それってドMになるってこと?
なんだか、私、どんどん淫乱に近づいていく気がするんですけど…。
「まあいいや」
私はうなずいた。
「みんな覚えることにするから、適当にSP振っといて。後で暇な時に、消費MPとか細かいデータは確認しとくからさ。次の任務にさっそく使えそうなのもあるしね」
-御意ー
どこで覚えたのか、女神がおかしな返事を返してきた。
「ねえ、また、頭の中の女神様としゃべってたの?」
ソフィアの声で我に返った。
「まあね。それよりいい加減、縄をほどいてくれないかな。おかげでMPもたまったし、新しい魔法も覚えたし」
「わあ、それは楽しみね」
極太バイブ片手にニコニコするソフィア。
「船長、魔の海域まであとどのくらい?」
「ざっと見積もって、3時間ってとこかな」
しかつめらしく、ザビエルが答える。
「じゃ、ひと休みして何か食べる時間ぐらいはありそうだね。私、もうおなかペコペコだよ」
「わかった。さっそく、食事の準備をさせることにしよう。獲れ立ての赤エビをたんまり御馳走してやるから、楽しみに待ってろ」
赤エビって、あのロブスターよりさらに大きいってあれ?
気乗りはしないけど、この際、ぜいたくは言っていられない。
あれだけ運動したのだから、その分エネルギーを補充しないと。
「ああ、それから、その間にシャワーを浴びたらどうだ。そこがシャワー室だ。おまえ、変な汁で身体中べちょべちょだぞ」
変な汁って言うな。
私は耳元まで赤くなった。
だって、気持ちよすぎて潮吹いちゃったんだから、もう、しょうがないじゃない!
-おめでとうございます。一気にレベルが55に上がりました。MPもMAXです。翔子、ご苦労様ー
御苦労様じゃないよ、まったく。
これじゃ、おま〇こがいくつあっても足りないじゃない!
「それで、魔法は?」
いつものくせで、つい口に出して訊いてしまう。
「習得可能魔法、増えてるでしょ? どんなのがあるの?」
-はい、これです。面倒ですから、習得レベル、必要MP、必須SPは省略させてもらいますねー
おいおい、だんだん手抜きになってきてないかい? レベル管理の女神さんってばさ。
ともあれ、脳内スクリーンに浮かんだのは、以下のふたつである。
?バーチャル阿波踊り(泡属性・召喚)
?ヴァギナ・バキューム(無属性・範囲)
「え? たったふたつ?」
私はむっとした。
あれだけ苦労して、レベル5つも上げたのに、阿波踊りとバキュームってどういうこと?
-他にアビリティがふたつつけられます。ほら、これですー
で、出てきたのは、
?アビリティ・エロ魔法強化
?アビリティ・涅槃の境地
「?以外、よくわかんないよ。ちゃんと説明してよ」
-?は、いわば『全身さわさわ』と『爆乳パイずり』の上位魔法です。召喚獣が、全身を使って相手の身体を洗います。要は、あなたの世界のソープ嬢たちが得意とする技ですねー
そんなの知らないよ、ソープなんて行ったことないんだもん。
-?は、あなたのヴァギナをブラックホールと化して、すべてのものを呑み込むという荒技ですー
おま〇こがブラックホールに?
ちょ、ちょっと、それはいくらなんでも荒技すぎるでしょ!
仰天して目を回しそうになった時、女神がなだめるような口調で言った。
-大丈夫です。吸い込んだものは、あなたのヴァギナを通って異次元空間に捨てられるようになってますから。決しておなかが破裂したりはしませんよー
「ふう。そうなんだ。それを聞いて安心したよ」
私は太い息を吐いた。
「で、?の涅槃の境地ってのは?」
-これは、敵からのダメージをすべて快感に変換するという、まさにエロ魔導士ならではのアビです。あなたは、攻撃を受ければ受けるほど気持ちよくなる。つまり、痛みは金輪際感じなくて済むと、そういうことですねー
むう。
それってドMになるってこと?
なんだか、私、どんどん淫乱に近づいていく気がするんですけど…。
「まあいいや」
私はうなずいた。
「みんな覚えることにするから、適当にSP振っといて。後で暇な時に、消費MPとか細かいデータは確認しとくからさ。次の任務にさっそく使えそうなのもあるしね」
-御意ー
どこで覚えたのか、女神がおかしな返事を返してきた。
「ねえ、また、頭の中の女神様としゃべってたの?」
ソフィアの声で我に返った。
「まあね。それよりいい加減、縄をほどいてくれないかな。おかげでMPもたまったし、新しい魔法も覚えたし」
「わあ、それは楽しみね」
極太バイブ片手にニコニコするソフィア。
「船長、魔の海域まであとどのくらい?」
「ざっと見積もって、3時間ってとこかな」
しかつめらしく、ザビエルが答える。
「じゃ、ひと休みして何か食べる時間ぐらいはありそうだね。私、もうおなかペコペコだよ」
「わかった。さっそく、食事の準備をさせることにしよう。獲れ立ての赤エビをたんまり御馳走してやるから、楽しみに待ってろ」
赤エビって、あのロブスターよりさらに大きいってあれ?
気乗りはしないけど、この際、ぜいたくは言っていられない。
あれだけ運動したのだから、その分エネルギーを補充しないと。
「ああ、それから、その間にシャワーを浴びたらどうだ。そこがシャワー室だ。おまえ、変な汁で身体中べちょべちょだぞ」
変な汁って言うな。
私は耳元まで赤くなった。
だって、気持ちよすぎて潮吹いちゃったんだから、もう、しょうがないじゃない!
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