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#137 乱交パーティへの誘い⑤

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 黒い紐状の下着が割れ目に食い込んだ仁美の尻は、予想以上に大きかった。
 腰が手で握れるほど細く締まっているだけに、その発達ぶりが目立った。
 蛍光灯の照明に照らされて光るつやつやしたその尻を食い入るように見つめて、正一が服を脱いでいく。
 もどかしげにズボンとトランクスを脱ぎ捨てると、反り返った陰茎がぴんと跳ね上がり、下腹を打った。
「さあ、おいで」
 首をねじって正一を見つめ返し、仁美が誘う。
「いつものように、お尻からお願いね。あなたの好きなおまんこも、好きなだけ、舐め舐めさせてあげるわよ」
「仁美…」
 勃起ペニスを旗竿のように振り立てて、夢遊病者のような足取りで正一が仁美のベッドに近づいていく。
「あなた…」
 琴子はどす黒い嫉妬に苛まれ、潰れた声を絞り出した。
 半ば愛想を尽かした夫ではある。
 でも、まさか、ここまで仁美に心酔しているとは…。
 しかも、あの性器…。
 私との時より、はるかに硬く元気に勃起しているではないか。
「仁美…ああ…仁美…」
 正一はまるで麻薬中毒者だった。
 仁美の尻の前にかしずくと、盲人のように両手のひらでその丸い肉の半球を撫で回し始めた。
 仁美が後ろに手を回し、Gストリングの下着を斜め上に引っ張り上げる。
 尻の下で下着の布が恥丘に食い込み、大陰唇がもっこりと両側にはみ出るのが見えた。
 琴子がされたように脱毛しているのか、仁美の性器は幼女のそれのように剥き出しだった。
 丸い尻の表面を愛おしげに撫で回しながら、正一がその卑猥な肉の隆起に顔を近づけていく。
 すぐにぺちゃぺちゃという淫らな音が響き始め、そこに満足げに喉を鳴らす雌猫のような喉声が絡まった。
 そこまで見せつけられて、平静でいられる琴子ではなかった。
 ふと我に返ると、琴子はスウェットの上下を脱ぎ捨て、下着姿になっていた。
 そっちがその気なら、私だって!
 もうひとつのベッドに駆け寄り、上によじ登ると、和夫の顔の上にまたがり、濡れたパンティでその口を塞ぐ。
 左右に振りながら腰を沈めていき、股間をぐりぐり和夫の鼻先に押しつけた。
「あぐ…か、かあさん」
 和夫が戸惑ったようにうめいたのは、最初だけだった。
 やがて和夫の両手が琴子の腰をつかみ、自分からパンティに鼻先をめり込ませてきた。
 ローターがまだ動いているせいで、琴子の股間は相変わらずびしょびしょだ。
 だからパンティのクロス部分には淫汁の大きな染みが広がり、激しく匂い立てている。
 その匂いに、和夫は明らかに反応しているようだった。
 琴子の目の前で、和夫のペニスがびくんびくんと動く。
 その先端に食らいついたオナニーマシンを、琴子は手に取った。
 力を込めて握ると、更に深くペニスに被せてやる。
「あぐうっ、か、かあさんっ」
 和夫の腰が持ち上がる。
「ちゅきだよ、ちゅきっ!」
 そして大きく息を吸うと、口を大きく開け、熱い舌を突き出して、母親のパンティの恥ずかしい部位を貪るようにじゅるじゅる舐め始めた。

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