【R18】互いに首輪を繋いだ僕ら

千紘

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【R18】僕らの出会いの話

注意書き

この作品はR18BL小説です。

·放尿描写
·ストーキング
·体調不良

などが含まれています。
本編の出会い編です。そのうち奏目線もあげます。
挿入は無いしなんなら手コキしかありません。
上記の内容が大丈夫であればお進み下さい。

























わぁ、あの人かっこいいなぁ。
20歳の時に僕は家を飛び出し所持金もあまり無いまま東京に出てきた。調理系の専門学校に通っていたが別に調理系の仕事をしたかった訳じゃなかったので学生時代に貯金していたお金を持って来たけど···、全く足りない。思っていたよりも1人暮らしはお金がかかった。どんどんと通帳から消えていく数字を見て焦りを覚えた僕は安直にホストの世界に飛び込んだ。
そこで出会った。面接に来た店舗にいたのだ、キラキラと光りいかにもホストって感じの見た目の美丈夫。
目を奪われ見つめてしまっていた、あんなのに勝てるわけないじゃん。僕の視線に気がついたのかバチッと目が合う。にこりと微笑む顔は今まで見てきたどんな物よりも綺麗で僕の心を奪った。


結局入店した店舗はあの美丈夫とは別のお店。後で知った話だがあの人は別店舗の主任らしい。
源氏名は奏。約1年半前壊滅しかけていた店に入店、持ち前のコミュ力とルックスでとてつもない売上を叩き出した。元々居たNo.1もすぐに引きずり下ろされ奏がトップになった。いきなり現れた新生に元々店舗を牛耳っていた奴らは面白くない。様々な嫌がらせ行為、客を奪われる爆弾、入店してすぐそんな災難に見舞われたが奏はそんなの気にしていなかったらしい。
実力でねじ伏せるタイプらしく1年経った頃には上の腐った奴らは消え新人も元々のプレイヤーも働きやすい店舗へと変えてしまった。
そんなグループの伝説ともいえるプレイヤー、奏。

僕はそんな男に一目惚れしてしまった。
だってしょうがないだろ、客と勘違いしたにしてもあんな綺麗な顔に見つめられ微笑まれたら誰でも落ちる。ここでなんの目的もなく突如飛び込んだ世界で唯一の目標が出来たのだ。
"絶対に奏を落とす"絶対に惚れさせるから。












入店したのが別の店舗でよかったかもしれない。同じ店舗で働くとそりゃあすぐに近付けるし仕事仲間になれるかもしれない、でもそれじゃ意味が無い。
対等な関係になってからじゃないとそういう対象に入れてくれないだろうと推測していた。だって孤高の王みたいな事をしていたんだ、最初から僕を見てくれるなんて思ってもいない。それにこっちもいけるタイプか分からないし···、とりあえず目指すのは相棒みたいなポジション。その為には役職をもらってナンバーに入らないと······、道のりは長い。


最初の数ヶ月は新人でこんだけ売れればすごいと言われる金額を売ってはいたがまだそんなもん。奏がどれだけ凄かったのかを痛感させられた。しかも売上ばかり考え姫との関係構築に失敗し、せっかくついてくれた指名客も離れていった。
面接の日以来僕は奏に会っていない。ただあの日の姿だけを追いかけてがむしゃらに走っていた。おのれの目標の為だけにやっているのだ上手くいくはずがない。結局そこそこのまま後少しで1年が経とうとしていた。いい先輩、仲間に恵まれているのに何をしてるんだろう、自己嫌悪に陥る自分に嫌気がさす。
全部自分が悪いのに···。
閉店後、外はザーザーと強い雨が降っている。店の裏口から外に出てしゃがみ込んだ。みるみるうちにずぶ濡れになっていく僕は雨のなか独り嗚咽を漏らす。
このまま何も無くなってしまえば楽なのに···、雨脚が強まり体温を奪う、泣いてうまく呼吸が出来ない僕はそのまま倒れた。かひゅかひゅと呼吸をしながら夜空を見上げる。目に入る雨は痛いがそんなの気にならないくらい僕には綺麗に見えた。
結局何も出来なかったな、薄れゆく意識の中で振り返る。


「えっ!?ちょ、大丈夫!?!?」


意識が落ちる直前誰かの声が聞こえた。
あぁ、もう1回奏に会いたかったなぁ···。

















「うぅ···、んっ、ぇ、ここどこ···」


目が覚めると知らない天井、やけに広いベッドの上だった。すごくふかふか、じゃなくてここどこ。
雨に濡れ風邪をひいたのか体はものすごくだるい。動くにも動けずただ天井を見つめていた。しばらくすると部屋の主が姿を現す。


「お、よかった~、起きたんだね。病院に連れて行こうかと思ったんだけど1人じゃキツかったから家に来ちゃった。体は大丈夫?」


シャワーを浴びていたのだろう。上半身裸で髪からは水滴が垂れている、腹筋は綺麗に割れてって···、声がした方に顔を向けると今までずっと会いたかった奏が入って来た。
え、夢?僕死んだ?もう1度目を瞑り見なかったことにしようとしたが奏はそれを許さない。


「ちょっと!いくらベッドがふかふかで気持ちいいからって俺の質問には答えてよね!ほら、起きて!!!」


的外れなことを言いながらゆさゆさと僕の体を揺さぶる。このだるさとしっかりと身体に触れている奏の手、これは夢なんかじゃなくて現実なのだと実感させられた。こんな状況で会いたくなかったと思っても遅い、もっと自信がついてから会いたかったのに。


「助けてくれてありがとうございます。体は大丈夫なのでもう帰りますね。」
「ちょっ···」


感情を見透かされないように外用のキャラを貼り付けお礼を言う。目が合うとホッとしたように微笑むからそれから逃げるように視線を外した。長居するわけにも行かないので悲鳴をあげる体に鞭を打ってベッドから立ち上がろうとした。
ガタン、そんな音とともに床に倒れ込む。体に力が入らない。痛い。


「ねぇ、俺帰っていいとか言ってない。どっからどう見ても病人なのにどうやって帰るのよ···。まぁこっちが一方的に知ってるだけだから怖いのは分かるけど、今日は泊まって。明日病院に行くよ」


姫抱きにされベッドへ逆戻り。「ほら寝るよ」と奏も一緒に入ってくる。抵抗する元気も気力も無いので仕方なくベッドに身をあずけると、奏は僕を自分の腕の中に閉じ込めた。


「逃げないと思うけど念のためね」


聞きたい事は山ほどあるけど雨に打たれ体力を消耗したのか、はたまた想定外の事象の発生により溜まったのか分からない疲労と、奏からつたわる体温によりすぐに夢の世界へと旅立った。















翌朝カーテンの隙間から入る光で目が覚めた。
あー、めっちゃ頭痛い、すご世界がぐるぐる回ってるんだけど。完璧に風邪ひいた。
奏の腕はまだ僕に絡みついていて後ろからすーすーと寝息が聞こえてくる。起こすのは申し訳ないがトイレに行きたい、昨夜の営業後から行けてないので膀胱が悲鳴をあげていた。なんとかして抜け出そうと身じろぐと「ん、んぅ···?」と寝ぼけ眼を擦りながら僕を見る。僕が視界に入った瞬間眠気がどっかにいったのだろう、目をまん丸にしてびっくりしていた。
腕から解放されたはいいが場所も分からないしそもそも動けそうにない。ここまで来たらもう意地もプライドも無かった、家主、そう奏に頼るしかない。


「か、奏さん···、トイレ連れてってもらえませんか···」


なんて情けないお願いだろう。まん丸お目目で固まっていた奏はようやく現実に戻ってきた。


「あ、あぁ···、そうだよね!昨日から行けてないもんね。ちょっと待って準備する!」


バチン!!
奏は自分の頬を両手で叩いた。


「はいっ!おっけーだよ!綾人くん立てる?」
「え、ぁ、歩けそうにないです······」
「了解、じゃあ今から持ち上げるから俺にちゃんと掴まっててね」


なんの準備だったのか気になっているうちに気がつけば昨日と同じ姫抱きにされていた。昨日も思ったけど奏さん筋肉すご、いつ筋トレなんてしてるんだろ···。
軽々と僕を持ち上げスタスタと廊下を進んでいく。


「着いたよ~、よしズボン脱がせるね」
「い、いや大丈夫です、1人で出来ます···」
「昨日倒れたのは誰だっけ?黙って俺の看病受けようね」


ズボンを脱がせ僕を座らせたが奏は一向に出ていく気配がない。あろうことか僕の正面に座り込んで僕の陰茎に手を伸ばした。


「ん、ぁ、やめて、触らないで」
「支えられなくて撒き散らしたら大変かなって、だから俺が支えておいてあげる」
「やだ、やめて、でるから!汚れる」


普通のそこら辺の男の触られたら暴れてでも振りほどいて逃げるだろう、しかし今回の相手はずっと想っていた奏。やめてと口では言っているけど少しだけ期待してしまう。病人だからといって誰も男の性器なんて自分から触りたくないだろう。

ショロショロショロ···

我慢出来るはずがなくて、ためすぎてゆっくりしか放尿出来ていない僕の陰茎を奏は凝視していた。
どれくらいの時間かかったのだろう、出し切る頃には恥ずかしさで顔をりんごのように真っ赤に染めて奏を見ることも出来なくなっていた。さっきまでは尿意を我慢していた事もありなんとも思っていなかったが意識した途端、最低だが陰茎に熱があつまる。好きな人に触られてるんだから仕方ないじゃん。
やだ、勃っちゃう···引かれたらどうしよう、そんな思考とは裏腹に身体、否、僕の陰茎は正直なようだ。
ムクムクと大きくなっていくモノを見つめる奏は謎に嬉しそうにしていた。


「あれ、綾人くんの大きくなっちゃったよ?俺に触られてる興奮した?抜いてあげよっか」
「やめて、汚いからやめてっ!ん、んぁ···扱かないでぇ······!!あぅ」
「体調悪いんだから無理したらダメだよ、俺がちゃんと気持ちよくしてあげるからね♡」


熱でズキズキと痛む頭は思考を放棄しだした。硬くなった竿の部分を中心に上下していた手は裏筋を刺激し始める。カクカクと腰を揺らす僕を奏は獲物を狙う猛獣の目で見ていたが僕は知らない。先走りが溢れて音が卑猥になって響く。ぐちゃぐちゃになった手で先端とカリ首を擦られればたまったものじゃない。


「あ、あぁ···そこ弱いのっ!やめて!やめてよぉ!!んぅ~~っ!!」
「綾人くんは先っぽが弱いんだね、いい事知った。ここはどう?」

鈴口を指でカリカリされ僕は上半身を丸めて暴れる。

「ああ゛っ!!やめれ!やめれよぉ~~っ!!ん、んっ、んぁあ゛あ゛!!」
「ここも気持ちいのか···、これだけ感じやすければすぐに開発出来るな。そろそろ射精したい?」
「ん、だしたい!射精したいっ!」


昨日初対面の病人という事を忘れているのだうか。陰茎の色んなところを刺激してブツブツと何かを言っているが、熱と快楽に茹だった頭では理解ができなかった。決定的な刺激を待っていた陰茎は裏筋を重点的に扱かれればひとたまりもなかった。
ビュッ♡ビュッ♡ビュッ♡
我慢した分盛大に射精して目の前の奏の顔に精液がかかる。あぁ、謝らないと···でももう無理。
座ったままの僕は奏に寄りかかり気を失った。






「綾人くんごめん···、やりすぎた、気持ち悪かったよねほんとごめん。病院予約してあるから一緒に行こう、それが終わったらもう関わらないから」


再び目を覚ますとベッドの横には飼い主に怒られた犬みたいな奏がいた。あ、キレイになってる。
先程の行為について謝罪を受けるが僕も同罪だと思う、なんせ触られただけで勃起させているのだから。逆にこっちの方がキモくないか?関われなくなったら本当に死んでしまう。こんな出会いだけど出会えたなら僕はこの人の恋人になりたい。しかもまだ聞けていない事もたくさんあるのに···関われないなんて絶対に嫌だ。


「奏さん、病院に行った後に聞きたい事があります。あとあんな事しておいて勝手に関わらないなんて言わないで下さい。悲しいです」


さっきよりも少しだけ軽くなっている頭と体。洗濯してくれたのか綺麗に畳まれている服に着替え部屋を出た。














「奏さんなんで僕の名前を知ってるんですか?」


もう一度奏のマンションに戻ってきた僕たち。玄関に入って質問を投げかけた。昨日から思っていたのだ、僕は誰にも本名を教えていない、なのにずっと奏さんは僕を本名で呼んでいた。接点がなかったはずなのになんで知っているんだ···?


「あぁ、うん···それはね······、もういいかバレちゃったし。俺綾人の事好きなんだよね初めて会った時から。それでちょっと調べてた、本当はまだこっそり影から見てる予定だったんだけどね♡」

いつも通り見に行ったら倒れててびっくりしたよ、平然と言い放つ奏の視線に捕まった。
あ、これはまずい。僕が好きなヤツだ♡

「まさか綾人も俺の事を好きだったなんてね、堕とす必要が無くて助かったよ♡逃げるチャンスあげたのに···ほいほい着いて来ちゃったもんね。もう逃がさないからね♡♡」

首輪着けないとねと部屋に入っていった奏はガサガサと何かを漁っている。僕は玄関にへたりこんだ、これからに期待して。


























「やっと捕まえた♡♡♡」























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