13 / 70
第13話 亀甲
しおりを挟む
腹の底に響くような爆発音が、ダンジョンの湖沼エリアに轟いた。
「おっけーい!」
二人がハイタッチを交わす。
今日も放課後、地下二階での魔物狩りだ。相手は大型の亀型モンスター。すでに五匹は倒したところだった。
そんな折、長良さんがふと思いついたように言う。
「この甲羅、持ち帰って買い取ってもらいませんか?」
「え? 甲羅って高いの?」
「いえ、正確な値段は分かりません。ただ、骨や爪、牙や毛皮など、魔物の素材は基本的に買い取ってもらえるはずですから。少し気になりまして」
なるほど。収入が増えれば、装備も早く揃う。合理的な提案だ。
「この亀の特徴的な部位といえば、甲羅ですから。中の肉を抜き取りましょうか」
「了解した」
長良さんは臆することなく、甲羅に空いた穴からナイフを突き立てて、手際よく肉を削いでいく。
血が苦手な自分にとって、ありがたい事この上ないけれど……それでも、男としてカッコイイところの一つくらいは見せておきたい。
何か手伝えることはないかと、あたりを見回した先に、アカネの足元にどんどん積み上がっていく亀肉の塊が映る。
さすがにこのままでは邪魔になりそうだ。せめて片付けくらいはしようと、亀肉をいくつか抱え上げた。
すぐ近くの池に捨ててしまおうと思い、手に持っていた亀肉を池に向かって投げた、その瞬間──
バシャァァッ!
水面が弾け飛び、三メートルは優に超える巨大なワニ型モンスターが飛び出し、水に落とした亀肉を一飲みにした。
「──っ!?」
あまりの驚きでその場に尻餅をつく。
「だ、大丈夫ですか!?」と、慌ててやってきた長良さんが、心配そうな声を上げる。
「ごめんごめん、亀肉を捨てようと思ったら、池の中からワニが出てきたよ……」
「ワニ、ですか……。ワニ革……」
「ん!?」
長良さんは視線を池に向けたまま、水面に残る波紋をじっと見つめていた。
◻︎◻︎◻︎
やがて剥ぎ取り作業が終わり、爆発魔法で飛び散っていた甲羅の破片も集めた。
直径二メートルはある巨大な甲羅。二人はそれを前後から持ち上げて、ダンジョンの入り口を目指す。
ずっしりとした重みが腕にくる。亀って、こうして持ち上げると本当にデカい。
「これ、本当に運べるのかな……」
「だ、大丈夫です。なんとかなるはずです……」
気合いを入れ直して、二人はダンジョンの入り口を目指した。
「……この甲羅って、磨いたら宝石みたいになるのかな?」
「タイマイという海亀の甲羅でないと、綺麗に輝かないと思いますよ」
確かに、このカメはどう見ても海亀じゃない。見た目はむしろ、ミシシッピアカミミガメ……。
ダンジョンの入り口までたどり着き、いつもの無愛想なおじさんの前に甲羅を置くと──
「魔物の素材なら、あっちの窓口で売ると良い」
「ここじゃダメなんですか?」
「うちは魔石やポーション、ダンジョン内で拾える道具なんかをメインで買い取ってるんでな」
そんなルールがあったなんて、知らなかった。
「魔物素材の他にも、鉱石に強い窓口とか、木材のとこもあるぞ。どこへ持っていっても買い取ってはくれるが、特化した窓口の方が高値になることが多い」
珍しく親切な説明に、ちょっと驚いた。
「分かりました。ありがとうございます」
礼を言って、おじさんが教えてくれた魔物素材に長けた窓口へと向かう。
「へいまいど!」
軽いノリのお兄さんが出迎えてくれる。
「あの、亀の甲羅を買い取ってもらいたいんですけど」
「はいよろこんでー!」
カウンターを越えて、こちら側へやってきたお兄さんが、甲羅をまじまじと見つめる。
「ほー、これは地下二階の大亀やね?」
「はい、そうです。買い取ってもらえます?」
「これなら──20万で買い取れるよ」
悪くはない金額だ。でも、ここまでの手間を考えると、ちょっと微妙な気もする。
「もしココが割れてなかったら、好事家に売れるから──そうだな、100万は出せるな」
お兄さんは甲羅の割れた部分を指差しながら、さらっと衝撃の価格を口にした。
「私たちでは、甲羅を割らずに狩るのは難しいですね」
「100万は魅力的だけど……それは諦めるしかないか」
お兄さんが、甲羅の中に入れておいた破片を差し出してくる。
「その破片は査定に入れてないから、持ち帰っていいよ。売るなら──3000円やね」
「それなら、この破片は持ち帰ることにします」
「おっけー。じゃあ素材の持ち出し票を書くから、ちょっと待っててね」
ダンジョンから毒などの危険物を持ち出されないよう、出入口では必ず検査が行われる。
これまでは下着や買取札くらいしか持ち出してこなかったので、その手続きをするのは今回が初めてだ。
「はい、まいどあり」
買取札と持ち出し票を渡され、それを持って外のギルド施設へ向かえば、手続きは完了となる。
最後にもう一度、無愛想なおじさんのところへ戻り、ローブと棍棒を返却し、いつも通り魔石の買取札をもらうと、ダンジョンを後にした。
◻︎◻︎◻︎
ダンジョンの外へ出たが、まだ長良さん出てきていないようなので、先に換金を終えて待っていると、しばらくしてから女子更衣室から出てくるのが見えた。
「お待たせしました」
長良さんの黒い髪は濡れていた。
「ああ、うん。換金は済ませておいたよ。今日は25万だね」
そういって、明細書の入った書類ケースを振ってみせた。明細書やレシートをなくさないために、昨晩購入したものだ。
「20万は魅力的ですよね。……でしたら今後も、日が暮れる前の最後の一匹は、甲羅まで持ち帰りましょう」
「んー、でも解体すると色々と汚れない?」
彼女の髪が濡れているのは、解体によって浴びた血汚れを洗い落としていたからだろう。
「更衣室にはシャワーもありますし、汚れることについては構いませんよ?」
「僕も早く慣れるようにするよ……」
「いえいえ、無理はしなくて大丈夫です。ゆっくりと慣れてください」
「お気遣いありがとうございます」
書類ケースを鞄の中へしまい、長良さんの方を向き直る。
「それで、今日の夕食はどうします?」
「それなんですが、今夜は伊吹くんのお宅で食事するのはどうでしょう?」
「…………は? ウチですか!? どど、どうして!?」
たしかに長良さんの自宅は、我が家と方向は一緒だが……。
「今朝、ダンジョン装備を受け取った際、とても疲弊されていたようですので、いまから伊吹くんのお宅で一緒に食事をとり、そのついでに私が下着を洗ったほうが負担は少ないのかと思いまして」
「ちょちょちょ、ほんと、嗅い、嗅いでないです!!!」
「いえ、そういった意味で提案したのではありません。ただ本当に負担を減らせればと。……あと、その、そういったご趣味があっても私としては特に気にしません。擦りつけすぎて破損などしない限りは……」
「擦ってなんていません! 本当です!!!」
本当です!
◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎
「おっけーい!」
二人がハイタッチを交わす。
今日も放課後、地下二階での魔物狩りだ。相手は大型の亀型モンスター。すでに五匹は倒したところだった。
そんな折、長良さんがふと思いついたように言う。
「この甲羅、持ち帰って買い取ってもらいませんか?」
「え? 甲羅って高いの?」
「いえ、正確な値段は分かりません。ただ、骨や爪、牙や毛皮など、魔物の素材は基本的に買い取ってもらえるはずですから。少し気になりまして」
なるほど。収入が増えれば、装備も早く揃う。合理的な提案だ。
「この亀の特徴的な部位といえば、甲羅ですから。中の肉を抜き取りましょうか」
「了解した」
長良さんは臆することなく、甲羅に空いた穴からナイフを突き立てて、手際よく肉を削いでいく。
血が苦手な自分にとって、ありがたい事この上ないけれど……それでも、男としてカッコイイところの一つくらいは見せておきたい。
何か手伝えることはないかと、あたりを見回した先に、アカネの足元にどんどん積み上がっていく亀肉の塊が映る。
さすがにこのままでは邪魔になりそうだ。せめて片付けくらいはしようと、亀肉をいくつか抱え上げた。
すぐ近くの池に捨ててしまおうと思い、手に持っていた亀肉を池に向かって投げた、その瞬間──
バシャァァッ!
水面が弾け飛び、三メートルは優に超える巨大なワニ型モンスターが飛び出し、水に落とした亀肉を一飲みにした。
「──っ!?」
あまりの驚きでその場に尻餅をつく。
「だ、大丈夫ですか!?」と、慌ててやってきた長良さんが、心配そうな声を上げる。
「ごめんごめん、亀肉を捨てようと思ったら、池の中からワニが出てきたよ……」
「ワニ、ですか……。ワニ革……」
「ん!?」
長良さんは視線を池に向けたまま、水面に残る波紋をじっと見つめていた。
◻︎◻︎◻︎
やがて剥ぎ取り作業が終わり、爆発魔法で飛び散っていた甲羅の破片も集めた。
直径二メートルはある巨大な甲羅。二人はそれを前後から持ち上げて、ダンジョンの入り口を目指す。
ずっしりとした重みが腕にくる。亀って、こうして持ち上げると本当にデカい。
「これ、本当に運べるのかな……」
「だ、大丈夫です。なんとかなるはずです……」
気合いを入れ直して、二人はダンジョンの入り口を目指した。
「……この甲羅って、磨いたら宝石みたいになるのかな?」
「タイマイという海亀の甲羅でないと、綺麗に輝かないと思いますよ」
確かに、このカメはどう見ても海亀じゃない。見た目はむしろ、ミシシッピアカミミガメ……。
ダンジョンの入り口までたどり着き、いつもの無愛想なおじさんの前に甲羅を置くと──
「魔物の素材なら、あっちの窓口で売ると良い」
「ここじゃダメなんですか?」
「うちは魔石やポーション、ダンジョン内で拾える道具なんかをメインで買い取ってるんでな」
そんなルールがあったなんて、知らなかった。
「魔物素材の他にも、鉱石に強い窓口とか、木材のとこもあるぞ。どこへ持っていっても買い取ってはくれるが、特化した窓口の方が高値になることが多い」
珍しく親切な説明に、ちょっと驚いた。
「分かりました。ありがとうございます」
礼を言って、おじさんが教えてくれた魔物素材に長けた窓口へと向かう。
「へいまいど!」
軽いノリのお兄さんが出迎えてくれる。
「あの、亀の甲羅を買い取ってもらいたいんですけど」
「はいよろこんでー!」
カウンターを越えて、こちら側へやってきたお兄さんが、甲羅をまじまじと見つめる。
「ほー、これは地下二階の大亀やね?」
「はい、そうです。買い取ってもらえます?」
「これなら──20万で買い取れるよ」
悪くはない金額だ。でも、ここまでの手間を考えると、ちょっと微妙な気もする。
「もしココが割れてなかったら、好事家に売れるから──そうだな、100万は出せるな」
お兄さんは甲羅の割れた部分を指差しながら、さらっと衝撃の価格を口にした。
「私たちでは、甲羅を割らずに狩るのは難しいですね」
「100万は魅力的だけど……それは諦めるしかないか」
お兄さんが、甲羅の中に入れておいた破片を差し出してくる。
「その破片は査定に入れてないから、持ち帰っていいよ。売るなら──3000円やね」
「それなら、この破片は持ち帰ることにします」
「おっけー。じゃあ素材の持ち出し票を書くから、ちょっと待っててね」
ダンジョンから毒などの危険物を持ち出されないよう、出入口では必ず検査が行われる。
これまでは下着や買取札くらいしか持ち出してこなかったので、その手続きをするのは今回が初めてだ。
「はい、まいどあり」
買取札と持ち出し票を渡され、それを持って外のギルド施設へ向かえば、手続きは完了となる。
最後にもう一度、無愛想なおじさんのところへ戻り、ローブと棍棒を返却し、いつも通り魔石の買取札をもらうと、ダンジョンを後にした。
◻︎◻︎◻︎
ダンジョンの外へ出たが、まだ長良さん出てきていないようなので、先に換金を終えて待っていると、しばらくしてから女子更衣室から出てくるのが見えた。
「お待たせしました」
長良さんの黒い髪は濡れていた。
「ああ、うん。換金は済ませておいたよ。今日は25万だね」
そういって、明細書の入った書類ケースを振ってみせた。明細書やレシートをなくさないために、昨晩購入したものだ。
「20万は魅力的ですよね。……でしたら今後も、日が暮れる前の最後の一匹は、甲羅まで持ち帰りましょう」
「んー、でも解体すると色々と汚れない?」
彼女の髪が濡れているのは、解体によって浴びた血汚れを洗い落としていたからだろう。
「更衣室にはシャワーもありますし、汚れることについては構いませんよ?」
「僕も早く慣れるようにするよ……」
「いえいえ、無理はしなくて大丈夫です。ゆっくりと慣れてください」
「お気遣いありがとうございます」
書類ケースを鞄の中へしまい、長良さんの方を向き直る。
「それで、今日の夕食はどうします?」
「それなんですが、今夜は伊吹くんのお宅で食事するのはどうでしょう?」
「…………は? ウチですか!? どど、どうして!?」
たしかに長良さんの自宅は、我が家と方向は一緒だが……。
「今朝、ダンジョン装備を受け取った際、とても疲弊されていたようですので、いまから伊吹くんのお宅で一緒に食事をとり、そのついでに私が下着を洗ったほうが負担は少ないのかと思いまして」
「ちょちょちょ、ほんと、嗅い、嗅いでないです!!!」
「いえ、そういった意味で提案したのではありません。ただ本当に負担を減らせればと。……あと、その、そういったご趣味があっても私としては特に気にしません。擦りつけすぎて破損などしない限りは……」
「擦ってなんていません! 本当です!!!」
本当です!
◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎
33
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~
仮実谷 望
ファンタジー
無職になってしまった摩廻天重郎はある日ガチャを引くスキルを得る。ガチャで得た鍛錬の神鍵で無限の神空間にたどり着く。そこで色々な異世界の住人との出会いもある。神空間で色んなユニットを配置できるようになり自分自身だけレベリングが可能になりどんどんレベルが上がっていく。可愛いヒロイン多数登場予定です。ガチャから出てくるユニットも可愛くて強いキャラが出てくる中、300年の時を生きる謎の少女が暗躍していた。ダンジョンが一般に知られるようになり動き出す政府の動向を観察しつつ我先へとダンジョンに入りたいと願う一般人たちを跳ね除けて天重郎はトップの探索士を目指して生きていく。次々と美少女の探索士が天重郎のところに集まってくる。天重郎は最強の探索士を目指していく。他の雑草のような奴らを跳ね除けて天重郎は最強への道を歩み続ける。
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
Sランクパーティーを追放された鑑定士の俺、実は『神の眼』を持ってました〜最神神獣と最強になったので、今さら戻ってこいと言われてももう遅い〜
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティーで地味な【鑑定】スキルを使い、仲間を支えてきたカイン。しかしある日、リーダーの勇者から「お前はもういらない」と理不尽に追放されてしまう。
絶望の淵で流れ着いた辺境の街。そこで偶然発見した古代ダンジョンが、彼の運命を変える。絶体絶命の危機に陥ったその時、彼のスキルは万物を見通す【神の眼】へと覚醒。さらに、ダンジョンの奥で伝説のもふもふ神獣「フェン」と出会い、最強の相棒を得る。
一方、カインを失った元パーティーは鑑定ミスを連発し、崩壊の一途を辿っていた。「今さら戻ってこい」と懇願されても、もう遅い。
無能と蔑まれた鑑定士の、痛快な成り上がり冒険譚が今、始まる!
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
素材ガチャで【合成マスター】スキルを獲得したので、世界最強の探索者を目指します。
名無し
ファンタジー
学園『ホライズン』でいじめられっ子の生徒、G級探索者の白石優也。いつものように不良たちに虐げられていたが、勇気を出してやり返すことに成功する。その勢いで、近隣に出没したモンスター討伐に立候補した優也。その選択が彼の運命を大きく変えていくことになるのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる