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25.ラシーア帝国帝都
ラシーア帝国のダンジョン巡り
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僕たちは帝都を今は拠点とするが帝国のダンジョンを攻略して歩くことにした。
ここで魔王の情報が得られるかはわからないが、他の国のダンジョンの情報収集はデーブンに任せることにした。
さすがに神の情報はデーブンにも伝えることはできない。
先に僕たち以外が魔王になって倒してしまうのはしょうがない。
しかし僕たちが先に魔王にあった時はまずは会話から始めてみよう。
そう話し合い出発した。
冒険者ギルドにはダンジョン巡りをするが、帝都には機会あるごとによるので、伝言があった場合は預かっていてと伝えた。
ラシーア帝国にある発見済みダンジョンは十ある。
遠いところから順に攻略を開始した。
~~~~~
ダンジョンの入り口では冒険者プレートを提示してその都度驚かれたが、その程度で大騒ぎはなかった。
ダンジョンは僕たちにしてはゆっくりと進み、異常がないか確認したが、手前の階層で強い魔物が出る。
奥の階層の強い魔物の数が少なく感じる程度で、魔王の手がかりとなるものはなかった。
三つのダンジョンをゆっくり攻略した時点で蜥蜴人間が処刑されたとダイヤ伯爵から情報提供があった。
結局はダイヤ伯爵自身で処刑したようだ。
他の人の攻撃では倒せなかったらしい。
その情報を聞いてからもダンジョン攻略は続く。
六つ目のダンジョンを攻略した後にデーブンと情報交換したが、他の国のダンジョンでもめぼしい報告はなかった。
続けて九つ目のダンジョンを攻略し帝都のダンジョンを攻略するために宿屋わかばを再度拠点とした。
ここまで帝国のダンジョンを攻略しながら、冒険者ギルドなど各ギルドで情報を集めたが何も魔王関連では得るものがなかった。
少しだけあった情報も四天王関連のもので、ダイヤ伯爵や強い騎士や冒険者の集団で何とか撃退していたということだ。
他の国で勇者も活躍している。
一ヶ所に留まらずさまざまな所で強い魔物を討伐したとデーブンから聞いた。
テザン皇国も磐石でダイチやなんとセツナも一緒に行動することができ活躍したそうだ。
人質のように扱う貴族の力が落ちてきたらしい。
国にとって危ういことをしている場面を捕らえたようだ。
そこから転落が始まっているから今後力を取り戻すため無茶をしないか警戒だけは必要だ。
~~~~~
そんなこんなで僕たちは帝都にあるダンジョンを本格的に攻略することにした。
流石帝都のダンジョンで多くの冒険者が挑んでいる。
しかし全百階と言われ下に降りていくダンジョン。本当に百階まであるのか謎だが急ごう。
五十階まではすぐだった。
複雑な道でもなく、Cランク冒険者ならここまで来ることが出来るだろう。
十階ごとに中ボスがいて、倒して扉の先に進むと転移陣がある。
その先も道は複雑になってきて魔物の数や質も上がってきたが、Bランク冒険者であれば七十階までは到達できそうだ。
ここまでも特に魔王の手がかりはない。
七十階から先はAランクは必要そうだった。それもパーティーを組んでだ。急激に攻略が難しくなった。
僕たちは楽勝だが、Aランクの魔物が出現し始め、二匹一緒に向かってくる時もあった。
ヤマトやクロウは少しだけ手応えが出て楽しくなってきたようだ。
八十階からはSランクの魔物が出現し始めた。ここからはSランク冒険者パーティーでないと無理だな。
広く複雑で魔物も強い。
最高到達が八十二階というのも納得だ。
僕たちはあっさりとその階を過ぎた。
八十五階辺りからはSランクの魔物とAランクの魔物が一緒に出て集団となって襲ってくる。
僕たちは順番に単独で撃破し九十階を越えた。
九十階からは道は単純だった。
ただ広く森や草原が広がり、一つの階層を形成していた。
僕たちにはクロウがいるので階段の場所はわかるが、探索が目的でもあるので全体を調べるため走り回った。
ここではSランクとAランクの魔物が出るのは変わらないが、その数は八十九階以下とは比べ物にならず、少し歩けば魔物に当たるほど出現した。
未走破階層だから魔物が貯まっている?
だがヤマトとクロウは嬉々として殲滅し、ようやく楽しそうになっている。
もしかしたら魔の森よりも魔物は多いかもしれない。
九十七階は障害物のない広い所に高ランクのゴーレムが出現した。これにはレアな素材が沢山採れると僕のテンションが上がった。
九十八階はとうとうドラゴンの階だった。
Sランクとはいえ交易都市で周回したダンジョンのドラゴンが沢山いるくらいで、余裕で通りすぎた。
九十九階はSランクの魔物のオンパレードだった。
今まで見たことのない、情報だけ知っていた魔物も出現した。
僕たちは魔王騒動が収まったあとに暇な時はこのダンジョンの九十階以上を周回しようかなどと笑いながら、話ながら次々と魔物を倒していった。
そしてとうとう最後と言われている百階。
僕たちはドキドキしながら扉を見つめたが、雰囲気を読まなかったヤマトが扉を勢いよく開いた。
ヤマト・・・。
もう少し・・・。
「みんな、気をつけて行こう!」
その声でダンジョンボスを確認する。
そこには・・・・。
「やあ、僕は悪いダンジョンコアではないよ!」
と某RPGに出てくるようなスライムが広いボス部屋にポツンと立って?いた。
・・・・・
・・・・
ダンジョンコア?
これまでのダンジョンでは見たこともない。
それこそダンジョンコアは見つけることが出来ないところにあると言われていた。
なぜにここまで来てダンジョンコア?
「不思議に思っているそこのあなた! このダンジョンの攻略のご褒美に、色々なことを答えちゃうよ! さあ、何か質問はない?」
・・・・
質問・・・。
「ダンジョンコアって話すの?」
「いい質問だね! もちろん僕だけだよ話すことが出来るのは! 他のダンジョンも僕が頑張って運営しているからね!」
・・・・
「このダンジョンが今一番難易度が高いから、僕がこうやって最後の階で待っているんだよ! おめでとうって言いたいから!」
・・・・
「ダンジョンって何なの? 僕の理解が・・・。ここは僕たちが初めての攻略者で良いの? 君も倒したほうが良いの?」
「僕は倒さないで! 僕を倒すと世界中のダンジョンが壊れて、この世界は数日も持たないよ! まー倒せないと思うけどね!」
そう言うとダンジョンコアは語りだした。
ダンジョンは神が魔力の調整の為に運営されている。
ダンジョンコアに任命したのは神。
ダンジョンで死ぬこともあるが、魔物や宝箱、罠などを構成するときに魔力を使う。
その魔力を使わないと、この世界の魔力があふれてしまう。
ダンジョンコアはその為壊されることはない。
ダンジョンから湧いた魔物は基本的にはダンジョンからは出ないが、ダンジョンコアの言うとおりに動くわけでもない。
世界中のダンジョンの様子を知ることが出来る。
「こんなところがダンジョンの基本かな! 君たちが初めてだよこうやって説明を受けるのは! おめでとう貴重な情報でしょ!」
・・・・
「貴重なんだけど、神に逢った事と同じくらい驚いた・・・。」
「へ~、神の気配がすると思ったけど、会ったことがあるんだね、貴重だね!」
理解が追い付いてきたラウールだったが、何をどう聞くか考える時間が欲しいと思っていた。
ここで魔王の情報が得られるかはわからないが、他の国のダンジョンの情報収集はデーブンに任せることにした。
さすがに神の情報はデーブンにも伝えることはできない。
先に僕たち以外が魔王になって倒してしまうのはしょうがない。
しかし僕たちが先に魔王にあった時はまずは会話から始めてみよう。
そう話し合い出発した。
冒険者ギルドにはダンジョン巡りをするが、帝都には機会あるごとによるので、伝言があった場合は預かっていてと伝えた。
ラシーア帝国にある発見済みダンジョンは十ある。
遠いところから順に攻略を開始した。
~~~~~
ダンジョンの入り口では冒険者プレートを提示してその都度驚かれたが、その程度で大騒ぎはなかった。
ダンジョンは僕たちにしてはゆっくりと進み、異常がないか確認したが、手前の階層で強い魔物が出る。
奥の階層の強い魔物の数が少なく感じる程度で、魔王の手がかりとなるものはなかった。
三つのダンジョンをゆっくり攻略した時点で蜥蜴人間が処刑されたとダイヤ伯爵から情報提供があった。
結局はダイヤ伯爵自身で処刑したようだ。
他の人の攻撃では倒せなかったらしい。
その情報を聞いてからもダンジョン攻略は続く。
六つ目のダンジョンを攻略した後にデーブンと情報交換したが、他の国のダンジョンでもめぼしい報告はなかった。
続けて九つ目のダンジョンを攻略し帝都のダンジョンを攻略するために宿屋わかばを再度拠点とした。
ここまで帝国のダンジョンを攻略しながら、冒険者ギルドなど各ギルドで情報を集めたが何も魔王関連では得るものがなかった。
少しだけあった情報も四天王関連のもので、ダイヤ伯爵や強い騎士や冒険者の集団で何とか撃退していたということだ。
他の国で勇者も活躍している。
一ヶ所に留まらずさまざまな所で強い魔物を討伐したとデーブンから聞いた。
テザン皇国も磐石でダイチやなんとセツナも一緒に行動することができ活躍したそうだ。
人質のように扱う貴族の力が落ちてきたらしい。
国にとって危ういことをしている場面を捕らえたようだ。
そこから転落が始まっているから今後力を取り戻すため無茶をしないか警戒だけは必要だ。
~~~~~
そんなこんなで僕たちは帝都にあるダンジョンを本格的に攻略することにした。
流石帝都のダンジョンで多くの冒険者が挑んでいる。
しかし全百階と言われ下に降りていくダンジョン。本当に百階まであるのか謎だが急ごう。
五十階まではすぐだった。
複雑な道でもなく、Cランク冒険者ならここまで来ることが出来るだろう。
十階ごとに中ボスがいて、倒して扉の先に進むと転移陣がある。
その先も道は複雑になってきて魔物の数や質も上がってきたが、Bランク冒険者であれば七十階までは到達できそうだ。
ここまでも特に魔王の手がかりはない。
七十階から先はAランクは必要そうだった。それもパーティーを組んでだ。急激に攻略が難しくなった。
僕たちは楽勝だが、Aランクの魔物が出現し始め、二匹一緒に向かってくる時もあった。
ヤマトやクロウは少しだけ手応えが出て楽しくなってきたようだ。
八十階からはSランクの魔物が出現し始めた。ここからはSランク冒険者パーティーでないと無理だな。
広く複雑で魔物も強い。
最高到達が八十二階というのも納得だ。
僕たちはあっさりとその階を過ぎた。
八十五階辺りからはSランクの魔物とAランクの魔物が一緒に出て集団となって襲ってくる。
僕たちは順番に単独で撃破し九十階を越えた。
九十階からは道は単純だった。
ただ広く森や草原が広がり、一つの階層を形成していた。
僕たちにはクロウがいるので階段の場所はわかるが、探索が目的でもあるので全体を調べるため走り回った。
ここではSランクとAランクの魔物が出るのは変わらないが、その数は八十九階以下とは比べ物にならず、少し歩けば魔物に当たるほど出現した。
未走破階層だから魔物が貯まっている?
だがヤマトとクロウは嬉々として殲滅し、ようやく楽しそうになっている。
もしかしたら魔の森よりも魔物は多いかもしれない。
九十七階は障害物のない広い所に高ランクのゴーレムが出現した。これにはレアな素材が沢山採れると僕のテンションが上がった。
九十八階はとうとうドラゴンの階だった。
Sランクとはいえ交易都市で周回したダンジョンのドラゴンが沢山いるくらいで、余裕で通りすぎた。
九十九階はSランクの魔物のオンパレードだった。
今まで見たことのない、情報だけ知っていた魔物も出現した。
僕たちは魔王騒動が収まったあとに暇な時はこのダンジョンの九十階以上を周回しようかなどと笑いながら、話ながら次々と魔物を倒していった。
そしてとうとう最後と言われている百階。
僕たちはドキドキしながら扉を見つめたが、雰囲気を読まなかったヤマトが扉を勢いよく開いた。
ヤマト・・・。
もう少し・・・。
「みんな、気をつけて行こう!」
その声でダンジョンボスを確認する。
そこには・・・・。
「やあ、僕は悪いダンジョンコアではないよ!」
と某RPGに出てくるようなスライムが広いボス部屋にポツンと立って?いた。
・・・・・
・・・・
ダンジョンコア?
これまでのダンジョンでは見たこともない。
それこそダンジョンコアは見つけることが出来ないところにあると言われていた。
なぜにここまで来てダンジョンコア?
「不思議に思っているそこのあなた! このダンジョンの攻略のご褒美に、色々なことを答えちゃうよ! さあ、何か質問はない?」
・・・・
質問・・・。
「ダンジョンコアって話すの?」
「いい質問だね! もちろん僕だけだよ話すことが出来るのは! 他のダンジョンも僕が頑張って運営しているからね!」
・・・・
「このダンジョンが今一番難易度が高いから、僕がこうやって最後の階で待っているんだよ! おめでとうって言いたいから!」
・・・・
「ダンジョンって何なの? 僕の理解が・・・。ここは僕たちが初めての攻略者で良いの? 君も倒したほうが良いの?」
「僕は倒さないで! 僕を倒すと世界中のダンジョンが壊れて、この世界は数日も持たないよ! まー倒せないと思うけどね!」
そう言うとダンジョンコアは語りだした。
ダンジョンは神が魔力の調整の為に運営されている。
ダンジョンコアに任命したのは神。
ダンジョンで死ぬこともあるが、魔物や宝箱、罠などを構成するときに魔力を使う。
その魔力を使わないと、この世界の魔力があふれてしまう。
ダンジョンコアはその為壊されることはない。
ダンジョンから湧いた魔物は基本的にはダンジョンからは出ないが、ダンジョンコアの言うとおりに動くわけでもない。
世界中のダンジョンの様子を知ることが出来る。
「こんなところがダンジョンの基本かな! 君たちが初めてだよこうやって説明を受けるのは! おめでとう貴重な情報でしょ!」
・・・・
「貴重なんだけど、神に逢った事と同じくらい驚いた・・・。」
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