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25.ラシーア帝国帝都
ラウール二十歳になる
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ダイヤ伯爵が蜥蜴人間を処刑したから僕たちは帝国に留まる必要はないと考え、他の国へ移動しようと思う。
帝国のダンジョン巡りや魔物の討伐で転移できる地点も増えている。
何かが起きてもすぐに駆けつけることが出来るだろう。
その事はダイヤ伯爵に言わなかったが、帝国から去ることを伝えた。
ダイヤ伯爵は話を聞いて引き留めたが、構わず出発した。ダイヤ伯爵の詳しいサクセスストーリーは気が向いたら聞きに来よう。
僕たちは各ギルドに報告し移動しながら魔王に関する情報を集めることにした。
帝国に来たときとは違い、サーシン王国へ通り抜ける。途中でも帝国では何も情報は得られない。
サーシン王国では勇者の活躍が聞こえてくる。一生懸命魔物退治に勤しみ、評判は良い。
両親にはいつでも会えるのでサーシン王国の外れには向かわずフイエウ共和国に移動した。
フイエウ共和国では黒が僕たちが入国したことを聞きこっそりと訪ねて来たが、情報交換をしても得られるものはなかった。
テザン皇国ではデーブンやダイチたちと話をした。ここでようやく新たな情報が得られた。
交易都市サザで農夫のような男がダンジョンを巡っている。流石に異様な光景で目立っていた。
そこでデーブンが接触してみると何かを探していると言う。
ようやくそのものを見つけたから、できるだけ交易都市サザから離れているように言われたそうだ。
この情報は簡単に得られたものではなく、デーブンが自分で言ったことだがものすごい駆け引きがあったそうだ。
おそらく農夫は魔王の元教育係だろう。
あの強さならダンジョンを一人で捜索できるだ。
目撃情報の多さも、ようやく居場所が絞られたからと予想する。
ここまで移動してもうすぐ僕は二十歳になる。
それは魔王が完全体になるだけの時間がたっている。
元教育係も魔王が完全体になって行動する前に止めたいのだろう。
僕たちより魔物の情報を集められるだろうから、とうとう魔王に迫ってきた。
~~~~~
デーブンの情報で僕は急いで交易都市サザへ移動した。
ここでは農夫がダンジョンに向かっている情報を集めると魔王まで到着出来ると思う。
もうすぐだ・・・。
そしてここで僕は二十歳になった。
久しぶりのステータスはこれだ。
名前:ラウール
職業:人
LV:ー
HP:ー
MP:ー
体:ー
心:ー
運:95
ユニークスキル:すくすく育つ・看る
スキル:解析・学習・アイテムボックスX・忍びの技・魔法(全)・戦闘(全)・解体・自然回復(全)・状態回復(全)・空間転移・空間把握
加護:才能の神の加護・創造神の加護
称号:なんでもできる人
数字がないのと称号がスッキリしすぎた以外は変わらない。
あっ! 運は上がっている。
ステータスも見なくなったな・・・。
元々自分だけがわかる目安だったが、普段も見ないな。
解析で他の人や物に刻まれた情報も見ることはできるが、使わなすぎて忘れそう。
解析を使わなくてもこのパーティーでは困らないし・・・。
しかし前世であれば成人。
ここまでの人生も良いものだったな。
仲間もできたし旅も楽しい。
時々トラブルが起きるけど解決できないものもないし。
ついでに言うと煩わしい上司や先輩もいないから・・・。
目標もその時々で出来ているから無為な人生でもない。
だから今は二十歳の記念に魔王をどうにかしよう!
この一年・・・、いや出来るだけ早く解決しよう。
~~~~~
第一都市から順に情報を集めて行くと、ここでも農夫はダンジョンに入ったようだ。
しばらくしてダンジョンから出てくる姿も目撃され移動した。
第二都市でも同じで農夫は目撃された。
しかし違う情報で、移動方向が第十三都市方面になったことだ。何かを考えながら歩き出す。やはり余裕がなくなっているな。
僕たちが発見するまでは元教育係は異常な行動はしていなかったはず。
見た目は人族でも魔物・・・。明るいところでは活動していなかっただろう。
元教育係がどんな行動をとるのか予想し、名探偵サクラも出現しながら僕たちも第十三都市に移動した。
移動時は普段通りで、近くに魔王がいるとは思えない。
どんな魔物と一緒に行動しているのか。
~~~~~
第十三都市に近づくにつれ騒がしくなってきた。門から先に進めず立ち往生している人が大勢いた。
門番は必死に仕事をしており、「今は都市に入ることが出来ません! 魔王と名乗る者と魔王を守護するものと名乗る集団がダンジョンの前に集結しています! 安全を考え、引き返してください!」と繰り返している。
周りで聞いている者たちは急なことでその言葉を受け入れることができないようだ。
「中に入れろ!」
「それは本当か!」
「証拠を見せろ!」
「中には家族がいるんだ! 助けろよ~!」
などと好き勝手に叫んでいる。
おそらく完全体になり活動し始めたのだろうが、ようやくたどり着いた。
これで目標はこの都市のダンジョン。
どうやってダンジョンに行き魔王まで到達するか。方法をみんなで考えないといけないなと思ったラウールだった。
帝国のダンジョン巡りや魔物の討伐で転移できる地点も増えている。
何かが起きてもすぐに駆けつけることが出来るだろう。
その事はダイヤ伯爵に言わなかったが、帝国から去ることを伝えた。
ダイヤ伯爵は話を聞いて引き留めたが、構わず出発した。ダイヤ伯爵の詳しいサクセスストーリーは気が向いたら聞きに来よう。
僕たちは各ギルドに報告し移動しながら魔王に関する情報を集めることにした。
帝国に来たときとは違い、サーシン王国へ通り抜ける。途中でも帝国では何も情報は得られない。
サーシン王国では勇者の活躍が聞こえてくる。一生懸命魔物退治に勤しみ、評判は良い。
両親にはいつでも会えるのでサーシン王国の外れには向かわずフイエウ共和国に移動した。
フイエウ共和国では黒が僕たちが入国したことを聞きこっそりと訪ねて来たが、情報交換をしても得られるものはなかった。
テザン皇国ではデーブンやダイチたちと話をした。ここでようやく新たな情報が得られた。
交易都市サザで農夫のような男がダンジョンを巡っている。流石に異様な光景で目立っていた。
そこでデーブンが接触してみると何かを探していると言う。
ようやくそのものを見つけたから、できるだけ交易都市サザから離れているように言われたそうだ。
この情報は簡単に得られたものではなく、デーブンが自分で言ったことだがものすごい駆け引きがあったそうだ。
おそらく農夫は魔王の元教育係だろう。
あの強さならダンジョンを一人で捜索できるだ。
目撃情報の多さも、ようやく居場所が絞られたからと予想する。
ここまで移動してもうすぐ僕は二十歳になる。
それは魔王が完全体になるだけの時間がたっている。
元教育係も魔王が完全体になって行動する前に止めたいのだろう。
僕たちより魔物の情報を集められるだろうから、とうとう魔王に迫ってきた。
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デーブンの情報で僕は急いで交易都市サザへ移動した。
ここでは農夫がダンジョンに向かっている情報を集めると魔王まで到着出来ると思う。
もうすぐだ・・・。
そしてここで僕は二十歳になった。
久しぶりのステータスはこれだ。
名前:ラウール
職業:人
LV:ー
HP:ー
MP:ー
体:ー
心:ー
運:95
ユニークスキル:すくすく育つ・看る
スキル:解析・学習・アイテムボックスX・忍びの技・魔法(全)・戦闘(全)・解体・自然回復(全)・状態回復(全)・空間転移・空間把握
加護:才能の神の加護・創造神の加護
称号:なんでもできる人
数字がないのと称号がスッキリしすぎた以外は変わらない。
あっ! 運は上がっている。
ステータスも見なくなったな・・・。
元々自分だけがわかる目安だったが、普段も見ないな。
解析で他の人や物に刻まれた情報も見ることはできるが、使わなすぎて忘れそう。
解析を使わなくてもこのパーティーでは困らないし・・・。
しかし前世であれば成人。
ここまでの人生も良いものだったな。
仲間もできたし旅も楽しい。
時々トラブルが起きるけど解決できないものもないし。
ついでに言うと煩わしい上司や先輩もいないから・・・。
目標もその時々で出来ているから無為な人生でもない。
だから今は二十歳の記念に魔王をどうにかしよう!
この一年・・・、いや出来るだけ早く解決しよう。
~~~~~
第一都市から順に情報を集めて行くと、ここでも農夫はダンジョンに入ったようだ。
しばらくしてダンジョンから出てくる姿も目撃され移動した。
第二都市でも同じで農夫は目撃された。
しかし違う情報で、移動方向が第十三都市方面になったことだ。何かを考えながら歩き出す。やはり余裕がなくなっているな。
僕たちが発見するまでは元教育係は異常な行動はしていなかったはず。
見た目は人族でも魔物・・・。明るいところでは活動していなかっただろう。
元教育係がどんな行動をとるのか予想し、名探偵サクラも出現しながら僕たちも第十三都市に移動した。
移動時は普段通りで、近くに魔王がいるとは思えない。
どんな魔物と一緒に行動しているのか。
~~~~~
第十三都市に近づくにつれ騒がしくなってきた。門から先に進めず立ち往生している人が大勢いた。
門番は必死に仕事をしており、「今は都市に入ることが出来ません! 魔王と名乗る者と魔王を守護するものと名乗る集団がダンジョンの前に集結しています! 安全を考え、引き返してください!」と繰り返している。
周りで聞いている者たちは急なことでその言葉を受け入れることができないようだ。
「中に入れろ!」
「それは本当か!」
「証拠を見せろ!」
「中には家族がいるんだ! 助けろよ~!」
などと好き勝手に叫んでいる。
おそらく完全体になり活動し始めたのだろうが、ようやくたどり着いた。
これで目標はこの都市のダンジョン。
どうやってダンジョンに行き魔王まで到達するか。方法をみんなで考えないといけないなと思ったラウールだった。
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