最強への道 〜努力は俺を裏切らない

ペンギン

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3章 3つ巴ベース編

57話 プラムとメジロ

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「途中から薄々感じてはいたが、やはりアンタが元凶か。山根さん」

全く女に騙されたのは2回目だ。
女とは恐ろしいものだ。

「おほほほ、こんなところで奇遇ですね。シュウさん。ってもう手遅れのようですね」

以前会った時のような親しみやすい明るい笑顔や雰囲気が消え去り、今では不気味な表情の危ない中年女性だ。
特に目がなんか怖いな

「あぁ、確認になるがこの争いを仕組んだのはお前らだな」

「そうですよ。私達の宿願のために。」

「あっさり認めるんだな。だがアンタからは強さを感じない。どうやって剛健隊のNo.2を倒したんだ?」

俺は問いかける。
ちなみに横にいる灰色ローブの男もそれほどは強さを感じない。

すると山根が何故かクスッと笑い

「それを知る必要はありませんよ!貴方にはここで大人しくしてもらいます」

山根の瞳が一瞬光り、直後脳内にズキッとした痛みが走った。

「いっ……何をした?」

俺は山根を睨む。
が、何故か山根の方が驚いている。

「効かない……隊長ですら効いた私の【催眠】が…」

催眠……どうやら俺は催眠にかけられそうになってたみたいだ。
効かなかったようだが危ないところだった。
もしかすると【回復強化IV】の状態異常の半減が効いたのか…

すると動揺する山根さんの前もう1人のずっと黙っていた男が動いた。

「プラム。私も手伝いましょうか」

灰色ローブの男が腰から剣を引き抜く。プラムというのは山根のもう一つの名前のようだ。

「まさか【催眠】が効かないとは驚きですね。剛健隊の隊員は皆効いたというのに。貴方は危険ですね。やってください"メジロ"」

なるほどメジロというのがこの男で。戦闘方面はこの男のようだな。

「パール。山根が逃げないように頼む」

「ぷぅ~」

俺はパールへと指示を出す。

「ふふふっ、豚の眷属とは全く情けないですね。私の剣の錆にしてくれましょう」

メジロと呼ばれた男がパールを見て嘲笑する。
は?今、こいつパールを馬鹿にしたのか?

「ーー消えろ!」

俺は【全力Ⅲ】を使用し、一気に距離を詰めて男の溝内へナイフの柄部分を思い切り叩き込んだ。

「ガハッ!」

男は吐血し、そのままパリンッと窓ガラスの外へ吹き飛んでいった。
そーいや、ここ9階だったな。
まぁ、それなりに強いはずだし全身骨折で済むだろう。

で、残った山根の方を見ると

「ヒィ~!」

怯え切った表情で悲鳴を上げている。
逃げようとしたのか倒れた状態で背中にパールが乗っている。

「さて、時間も無いし、全て聴かせてもらおう」

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