68 / 70
3章 3つ巴ベース編
67話 風呂
しおりを挟む
「久しぶりの地上か……」
「ぷぅ……」
酷く久しぶりに感じる解放感と安心感
俺とパールは約一月ぶりに地上へと戻った。
「汚いな…」
俺はパールを見てボソリとつぶやいた。
「プっ!!?」
パールがギョッと目を見開いて俺から距離を取る。
どうやら俺の言葉を勘違いしたようだ。
「違うぞ……ダンジョン内は薄暗くて分からなかったんだが、俺たちの身体が汚れまくってるなって事だ」
「ププ??」
「要するに風呂入りに行くぞ。」
俺とパールは1ヶ月の汚れを落とすため風呂を探すことに
******
"ドンッ"
「来てやったぞ!」
俺はドアを押し開け、目の前の人物に開口一番言葉を発する。
「はぁ……」
目の前の人物は手を額に当て、深くため息を吐き
「いきなり過ぎないかい?後、ここは元高級ラウンジなんだ。その……泥だらけの靴と血塗れの身体で入ってくるのは…ねぇ?」
不愉快そうな面を向けてくるこの男は"塚原組"の組長。
"塚平 雪"
紫のスーツを着こなした眼鏡の似合うインテリヤクザだ。
俺とパールは近くに風呂が無いかを探したが、見つからず。
いや見つけるのが面倒くさくなりここに来た。
「だんまりかい?僕は結構綺麗好きでね。あまり自分の領域が汚されるのは嫌いなんだ」
塚平から濃密なプレッシャーが放たれる。
そのプレッシャーは20回層のボス以上
本気で怒ってるな
このままだと闘いになりそうだ。
まぁそれもありだが
「汚してしまったのはすまない。風呂を借りに来た」
俺が理由を説明すると、塚平からのプレッシャーは消失した。
「ふぅ……君はいつも唐突だね。」
「すまない。ここなら風呂に入れると思ってな」
「あるよ。だからさっさと入ってきてくれ。誰か」
塚平は指パッチンを鳴らす
すると裏口のドアから黒スーツの屈強な男達が3人程現れた。
「「「お呼びでしょうか」」」
まるで軍隊のような揃った動作
「君達、彼をお風呂に連れて行ってあげてくれ」
「「「はい」」」
すると、こっちの方へ黒服の一人が歩いてきた。
「こちらの方へ。ちなみにサービスの方はどうされますか?」
「サービス?……いや無用だ。簡単な着替えを用意してくれるとありがたい」
おそらくサービスとはおそらく夜の街ならではのあれだろう。
「かしこまりました。ではまたこちらへ」
俺は黒服に導かれ、風呂へと向かった。
*********
風呂は予想以上に大きかった。
おそらく俺のために最高級の風呂を用意してくれたのだろう。
おかげで今まで汚れも疲れも吹っ飛んだ。
パールも身体を真っ赤にして喜んでいた。
「それにしてもパールまた大きくなったか?」
パールの身体を拭きながら改めて気づいたのだが、生まれた当初はサッカーボール大であったが、今では俺の腰くらいまではある。
「ぷぅ?」
可愛いのは変わらないが。
それにしても最初はゴブリン相手に苦戦していたが今では、ダンジョンのボス相手にも一人で立ち向かえる程になった。
「どんどん大きくなれよ」
俺はパールを優しく撫でる。
「ぷぅ~!」
つぶらな瞳を細めて喜ぶパール。
やはり可愛い
「さて、まだまだ修行をしたいのも山々だが、そろそろ行くか…大阪に」
「ぷぅ~!」
和歌山での準備は全て完了した。
ついに大阪の方角にある"最強への道"を探しに行くことができる。
「ぷぅ……」
酷く久しぶりに感じる解放感と安心感
俺とパールは約一月ぶりに地上へと戻った。
「汚いな…」
俺はパールを見てボソリとつぶやいた。
「プっ!!?」
パールがギョッと目を見開いて俺から距離を取る。
どうやら俺の言葉を勘違いしたようだ。
「違うぞ……ダンジョン内は薄暗くて分からなかったんだが、俺たちの身体が汚れまくってるなって事だ」
「ププ??」
「要するに風呂入りに行くぞ。」
俺とパールは1ヶ月の汚れを落とすため風呂を探すことに
******
"ドンッ"
「来てやったぞ!」
俺はドアを押し開け、目の前の人物に開口一番言葉を発する。
「はぁ……」
目の前の人物は手を額に当て、深くため息を吐き
「いきなり過ぎないかい?後、ここは元高級ラウンジなんだ。その……泥だらけの靴と血塗れの身体で入ってくるのは…ねぇ?」
不愉快そうな面を向けてくるこの男は"塚原組"の組長。
"塚平 雪"
紫のスーツを着こなした眼鏡の似合うインテリヤクザだ。
俺とパールは近くに風呂が無いかを探したが、見つからず。
いや見つけるのが面倒くさくなりここに来た。
「だんまりかい?僕は結構綺麗好きでね。あまり自分の領域が汚されるのは嫌いなんだ」
塚平から濃密なプレッシャーが放たれる。
そのプレッシャーは20回層のボス以上
本気で怒ってるな
このままだと闘いになりそうだ。
まぁそれもありだが
「汚してしまったのはすまない。風呂を借りに来た」
俺が理由を説明すると、塚平からのプレッシャーは消失した。
「ふぅ……君はいつも唐突だね。」
「すまない。ここなら風呂に入れると思ってな」
「あるよ。だからさっさと入ってきてくれ。誰か」
塚平は指パッチンを鳴らす
すると裏口のドアから黒スーツの屈強な男達が3人程現れた。
「「「お呼びでしょうか」」」
まるで軍隊のような揃った動作
「君達、彼をお風呂に連れて行ってあげてくれ」
「「「はい」」」
すると、こっちの方へ黒服の一人が歩いてきた。
「こちらの方へ。ちなみにサービスの方はどうされますか?」
「サービス?……いや無用だ。簡単な着替えを用意してくれるとありがたい」
おそらくサービスとはおそらく夜の街ならではのあれだろう。
「かしこまりました。ではまたこちらへ」
俺は黒服に導かれ、風呂へと向かった。
*********
風呂は予想以上に大きかった。
おそらく俺のために最高級の風呂を用意してくれたのだろう。
おかげで今まで汚れも疲れも吹っ飛んだ。
パールも身体を真っ赤にして喜んでいた。
「それにしてもパールまた大きくなったか?」
パールの身体を拭きながら改めて気づいたのだが、生まれた当初はサッカーボール大であったが、今では俺の腰くらいまではある。
「ぷぅ?」
可愛いのは変わらないが。
それにしても最初はゴブリン相手に苦戦していたが今では、ダンジョンのボス相手にも一人で立ち向かえる程になった。
「どんどん大きくなれよ」
俺はパールを優しく撫でる。
「ぷぅ~!」
つぶらな瞳を細めて喜ぶパール。
やはり可愛い
「さて、まだまだ修行をしたいのも山々だが、そろそろ行くか…大阪に」
「ぷぅ~!」
和歌山での準備は全て完了した。
ついに大阪の方角にある"最強への道"を探しに行くことができる。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
「魔物の討伐で拾われた少年――アイト・グレイモント」
(イェイソン・マヌエル・ジーン)
ファンタジー
魔物の討伐中に見つかった黄金の瞳の少年、アイト・グレイモント。
王宮で育てられながらも、本当の冒険を求める彼は7歳で旅に出る。
風の魔法を操り、師匠と幼なじみの少女リリアと共に世界を巡る中、古代の遺跡で隠された力に触れ——。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
現代社会とダンジョンの共生~華の無いダンジョン生活
シン
ファンタジー
世界中に色々な歪みを引き起こした第二次世界大戦。
大日本帝国は敗戦国となり、国際的な制約を受けながらも復興に勤しんだ。
GHQの占領統治が終了した直後、高度経済成長に呼応するかのように全国にダンジョンが誕生した。
ダンジョンにはモンスターと呼ばれる魔物が生息しており危険な場所だが、貴重な鉱物やモンスター由来の素材や食材が入手出来る、夢の様な場所でもあった。
そのダンジョンからモンスターと戦い、資源を持ち帰る者を探索者と呼ばれ、当時は一攫千金を目論む卑しい職業と呼ばれていたが、現代では国と国民のお腹とサイフを支える立派な職業に昇華した。
探索者は極稀にダンジョン内で発見されるスキルオーブから特殊な能力を得る者が居たが、基本的には身一つの状態でダンジョン探索をするのが普通だ。
そんなダンジョンの探索や、たまにご飯、たまに揉め事などの、華の無いダンジョン探索者のお話しです。
たまに有り得ない方向に話が飛びます。
一話短めです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる