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グラス侯爵領編
226話 ちょっとすっきりしたっ
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「し、していない‼」
すごく動揺した声と表情でそう言いながら、オリヴィエ様は立ち上がります。挙動不審気味に手を上げ下げし「なに、なに、どういうこと⁉」とおっしゃいました。
「昨日の夜、玄関側のお庭で……ジゼルさんと」
「していないよ⁉」
かぶせ気味にそうおっしゃいますが、わたしは見た。見たんだよ、オリヴィエ様。うろたえまくっているオリヴィエ様とか貴重、至高、すべからく保護対象と思いつつも、わたしの心は非難でいっぱい。
わたしのこと、好きって言うなら。
……好きって言うなら。
「――オリヴィエ様みたいなすてきな方に、元カノが二十人や三十人いるのは普通だと思います」
「――いやさすがにそこまでいないな」
「でも、この前、ルミエラで。植物園で」
あのとき、お遣いの執事さんが持ってきてくださったメッセージカードは、大切にファイリングしてあります。だって、大切だから。わたしにとって、すごく大切なものだから。
一希兄さんが買ってくれた服でおしゃれして、勇二兄さんがくれたペンダントつけて、自分を奮い立たせて。真剣に考えてくれていると思ったから、わたしも真剣に応えたつもりだったけれど、ああ、わたし空回りしているなって。わたしひとりできりきり舞いしているんだなって思いながら「……オレンジタルト、美味しかったです。また食べたかったです」と言ったら、泣けました。
「わたしにとってオリヴィエ様は一番だったけれど、オリヴィエ様にとってわたしはそうじゃないんですよね。それがよくわかりました」
「待ってソノコ、どうしてそんな話になったの。本当に、どうか私の話を聞いて」
「聞きたくないです、空しくなるので。これ以上みじめにさせないでください」
「ソノコ!」
また抱きしめようとされたので逃げました。でも腕を取られました。オリヴィエ様は懇願するような瞳でわたしと目線を合わせ「お願いだから」とおっしゃいました。
「――昨日の夜、ジゼルと庭で話した。それは本当だ。あなたに黙ってそんなことをしてしまって申し訳ないと思う。でも、断じてキスはしていない。断じて」
近くにいらした庭師さんが花垣越しに聞き耳仕事をされています。主家のスキャンダルとか美味しいだろうなと頭の隅の方で思いました。オリヴィエ様は気づいているのかいないのか、わたしへと必死の言葉をめちゃくちゃ早口で紡ぎ続けました。
「……ブリアックのことをともに悼みたいと言われた。あちらの目的がそれだけじゃないのはわかっていた。私も、あちらとは話を着けなければならないと思った。あなたにも私にも、相応しい態度ではなかったから。だから会った」
「……二人っきりで」
「違う、違う! 決して二人きりではない、近くに近習を置いていた。きっと夜で見えなかっただけだ。本人に確認すればわかる、デュドネだ、連れて来よう」
「いえ、いいです」
わたしは手を振りほどこうとしました。さらに強くつかまれてムリでした。オリヴィエ様は途方に暮れたような表情で、次の言葉を探していました。そして「お願い、ソノコ。私は潔白だ、信じて」と絞り出すような声でおっしゃいます。
わたしだって、信じたい。信じたいよ。
「……じゃあどうして、あんなに。ジゼルさんは、自信満々なんですか。オリヴィエ様に愛されているって」
「妄言の極みだ」
わたしの質問に、オリヴィエ様は吐き捨てるようにおっしゃいます。でも、心って見えないし。オリヴィエ様と、ジゼルさんのつきあいがどれほどなのかも、わたしにはわからない。
「――ジゼルを、愛していたこともあった。それは本当だ。でももう、十年以上前のことなんだ。彼女は私ではなくブリアックを選んだ」
アンダルシアの夏とかNTRとかいう単語が脳内に。すみません、こちらはアウスリゼの夏です。ジゼルさんの圧倒的ばでーをもってしてなら、オリヴィエ様もブリアックもイチコロだったんでしょうね。わたしは思いっきり鼻をすすりました。ティッシュほしい。
「……正直なところ、彼女の記憶は私にとっての悪夢だ」
そのつぶやきは重々しく響きました。ウソではないと、思いました。わたしはとめどない鼻水を、もう一度すすりました。
「……でも、抱き合ってたじゃないですか」
「あれは! 彼女が、ブリアックを喪って悲しいと! 抱擁で送ろうと! それで、私たちのことも、過去として終わろうと!」
「やっぱ終わってなかったんだ……」
「そうじゃなくて!」
オリヴィエ様はわたしの腕をとったまま、お庭のレンガ道の上に膝をつきました。そしてなにかを決意した色の瞳で、わたしを見上げる形でおっしゃいました。
「――どうか、正直な私の言葉を聞いてほしい。最初からこうしなかった私のことは笑っていいから。私は、怖かった。あなたに、ジゼルのことを知られるのが」
オリヴィエ様の瞳はうるんできれいでした。わたしは、膝をついてわたしより頭ひとつ下くらいって、オリヴィエ様のおみ足長すぎ問題とか頭のどこかで考えました。きっと胴をどこかに置きわすれてる。ちょっと現実逃避気味な脳内とはうらはらに、しっかりと耳はオリヴィエ様の言葉を拾います。
「……初恋だったんだ。本当に好きだった。当時、あんな形で別れて、一時は女性不信にだってなった。その後も、声をかけられてもどうせ去って行くのだろうと思って、本気でつきあったことはない」
オリヴィエ様はそこで大きく深呼吸されました。そしてわたしをご覧になり「でもソノコは、違う」とおっしゃいました。
「……あなたは、私を好いてくれていたのに、決して距離を詰めようとしなかったね。最初は好奇心だったと思う。次第にあなたを目で追うようになった。マディア領で、ブリアックと対峙し、私が怪我をしたとき――駆け寄って来てくれたあなたが、本当にかわいらしく見えた」
すんすんとわたしが鼻をすすり続けるので、オリヴィエ様が懐からハンカチを出してくれました。やっぱりいい匂いがしました。
「……本気なんだ。本当なんだ。私は意気地がなくて、汚らわしい自分の過去をあなたに晒したくなかった。……あなたは、とてもきれいだから。私のように、汚れていないから」
わたしが「異議あり! オリヴィエ様はきれいです!」と言うと、オリヴィエ様は「ありがとう」とほほえみました。
「どうか、信じてほしい。私は、あなたを思っている。誰よりも何よりも」
わたしは、その言葉を聞いて、雑念ばかりの頭で反芻して。信じたくて。でも、心って、やっぱり見えないから。
しばらくしてから、うなずきました。理解、できたと思う。オリヴィエ様の言葉にウソを感じない。わたしは、本当のところは信じたい。だから、それで納得しました。またもやもやしたら、そのときは、そのときだ。
オリヴィエ様は目を細めて、すごくきれいな表情で笑いました。ほっとしたような、うれしそうな。その顔を見せてもらえるとか、もうどうしたらいいのかわからない。写真家、やっぱり個人で雇わなければ、写真家。……そう思えているうちは、きっとだいじょうぶ。
聞き耳庭師さんは素知らぬ顔でお仕事を続けていました。わたしたちは手をつないで、屋敷へと歩いて行きます。わたしは結局最後まで疑問に残ったことを口にしました。
「……それじゃあ、なんでジゼルさん、あんなに自信満々だったんですか?」
「……さあ。彼女の、性格的なものじゃないかな」
困ったように眉を下げておっしゃいました。オリヴィエ様もわからないみたいです。ならわからないですね。はい。
「で、ちゅーはしてないんですか」
「してないよ! 本当に!」
「そっか……したから、自信満々なのかと」
「違うよ! そういう人なんだよ、彼女は!」
ひっしになるオリヴィエ様がおもしろく思えて来ました。わたしも性格わるいな。そして「初恋も初ちゅーも、ジゼルさんなんですか」と聞いてみました。
「……そうだよ」
「ふーん」
「なに、なに、その反応はなに?」
うろたえたオリヴィエ様は、つないでいる手にぎゅっと力を込めました。わたしは「べっつにー」と言いました。べっつにー。
「……本当に、ごめん。私も、初めてはあなたがよかった」
「わたし初ちゅー、オリヴィエ様じゃないですよ」
来ました氷点下の夏。
「――だれ」
「ルミエラでー今の家にー引っ越すときにーお隣りさんがー」
涼やかな笑顔と声で「――わかったよ」とオリヴィエ様はおっしゃいました。
わたしの気持ち思い知れっ。
すごく動揺した声と表情でそう言いながら、オリヴィエ様は立ち上がります。挙動不審気味に手を上げ下げし「なに、なに、どういうこと⁉」とおっしゃいました。
「昨日の夜、玄関側のお庭で……ジゼルさんと」
「していないよ⁉」
かぶせ気味にそうおっしゃいますが、わたしは見た。見たんだよ、オリヴィエ様。うろたえまくっているオリヴィエ様とか貴重、至高、すべからく保護対象と思いつつも、わたしの心は非難でいっぱい。
わたしのこと、好きって言うなら。
……好きって言うなら。
「――オリヴィエ様みたいなすてきな方に、元カノが二十人や三十人いるのは普通だと思います」
「――いやさすがにそこまでいないな」
「でも、この前、ルミエラで。植物園で」
あのとき、お遣いの執事さんが持ってきてくださったメッセージカードは、大切にファイリングしてあります。だって、大切だから。わたしにとって、すごく大切なものだから。
一希兄さんが買ってくれた服でおしゃれして、勇二兄さんがくれたペンダントつけて、自分を奮い立たせて。真剣に考えてくれていると思ったから、わたしも真剣に応えたつもりだったけれど、ああ、わたし空回りしているなって。わたしひとりできりきり舞いしているんだなって思いながら「……オレンジタルト、美味しかったです。また食べたかったです」と言ったら、泣けました。
「わたしにとってオリヴィエ様は一番だったけれど、オリヴィエ様にとってわたしはそうじゃないんですよね。それがよくわかりました」
「待ってソノコ、どうしてそんな話になったの。本当に、どうか私の話を聞いて」
「聞きたくないです、空しくなるので。これ以上みじめにさせないでください」
「ソノコ!」
また抱きしめようとされたので逃げました。でも腕を取られました。オリヴィエ様は懇願するような瞳でわたしと目線を合わせ「お願いだから」とおっしゃいました。
「――昨日の夜、ジゼルと庭で話した。それは本当だ。あなたに黙ってそんなことをしてしまって申し訳ないと思う。でも、断じてキスはしていない。断じて」
近くにいらした庭師さんが花垣越しに聞き耳仕事をされています。主家のスキャンダルとか美味しいだろうなと頭の隅の方で思いました。オリヴィエ様は気づいているのかいないのか、わたしへと必死の言葉をめちゃくちゃ早口で紡ぎ続けました。
「……ブリアックのことをともに悼みたいと言われた。あちらの目的がそれだけじゃないのはわかっていた。私も、あちらとは話を着けなければならないと思った。あなたにも私にも、相応しい態度ではなかったから。だから会った」
「……二人っきりで」
「違う、違う! 決して二人きりではない、近くに近習を置いていた。きっと夜で見えなかっただけだ。本人に確認すればわかる、デュドネだ、連れて来よう」
「いえ、いいです」
わたしは手を振りほどこうとしました。さらに強くつかまれてムリでした。オリヴィエ様は途方に暮れたような表情で、次の言葉を探していました。そして「お願い、ソノコ。私は潔白だ、信じて」と絞り出すような声でおっしゃいます。
わたしだって、信じたい。信じたいよ。
「……じゃあどうして、あんなに。ジゼルさんは、自信満々なんですか。オリヴィエ様に愛されているって」
「妄言の極みだ」
わたしの質問に、オリヴィエ様は吐き捨てるようにおっしゃいます。でも、心って見えないし。オリヴィエ様と、ジゼルさんのつきあいがどれほどなのかも、わたしにはわからない。
「――ジゼルを、愛していたこともあった。それは本当だ。でももう、十年以上前のことなんだ。彼女は私ではなくブリアックを選んだ」
アンダルシアの夏とかNTRとかいう単語が脳内に。すみません、こちらはアウスリゼの夏です。ジゼルさんの圧倒的ばでーをもってしてなら、オリヴィエ様もブリアックもイチコロだったんでしょうね。わたしは思いっきり鼻をすすりました。ティッシュほしい。
「……正直なところ、彼女の記憶は私にとっての悪夢だ」
そのつぶやきは重々しく響きました。ウソではないと、思いました。わたしはとめどない鼻水を、もう一度すすりました。
「……でも、抱き合ってたじゃないですか」
「あれは! 彼女が、ブリアックを喪って悲しいと! 抱擁で送ろうと! それで、私たちのことも、過去として終わろうと!」
「やっぱ終わってなかったんだ……」
「そうじゃなくて!」
オリヴィエ様はわたしの腕をとったまま、お庭のレンガ道の上に膝をつきました。そしてなにかを決意した色の瞳で、わたしを見上げる形でおっしゃいました。
「――どうか、正直な私の言葉を聞いてほしい。最初からこうしなかった私のことは笑っていいから。私は、怖かった。あなたに、ジゼルのことを知られるのが」
オリヴィエ様の瞳はうるんできれいでした。わたしは、膝をついてわたしより頭ひとつ下くらいって、オリヴィエ様のおみ足長すぎ問題とか頭のどこかで考えました。きっと胴をどこかに置きわすれてる。ちょっと現実逃避気味な脳内とはうらはらに、しっかりと耳はオリヴィエ様の言葉を拾います。
「……初恋だったんだ。本当に好きだった。当時、あんな形で別れて、一時は女性不信にだってなった。その後も、声をかけられてもどうせ去って行くのだろうと思って、本気でつきあったことはない」
オリヴィエ様はそこで大きく深呼吸されました。そしてわたしをご覧になり「でもソノコは、違う」とおっしゃいました。
「……あなたは、私を好いてくれていたのに、決して距離を詰めようとしなかったね。最初は好奇心だったと思う。次第にあなたを目で追うようになった。マディア領で、ブリアックと対峙し、私が怪我をしたとき――駆け寄って来てくれたあなたが、本当にかわいらしく見えた」
すんすんとわたしが鼻をすすり続けるので、オリヴィエ様が懐からハンカチを出してくれました。やっぱりいい匂いがしました。
「……本気なんだ。本当なんだ。私は意気地がなくて、汚らわしい自分の過去をあなたに晒したくなかった。……あなたは、とてもきれいだから。私のように、汚れていないから」
わたしが「異議あり! オリヴィエ様はきれいです!」と言うと、オリヴィエ様は「ありがとう」とほほえみました。
「どうか、信じてほしい。私は、あなたを思っている。誰よりも何よりも」
わたしは、その言葉を聞いて、雑念ばかりの頭で反芻して。信じたくて。でも、心って、やっぱり見えないから。
しばらくしてから、うなずきました。理解、できたと思う。オリヴィエ様の言葉にウソを感じない。わたしは、本当のところは信じたい。だから、それで納得しました。またもやもやしたら、そのときは、そのときだ。
オリヴィエ様は目を細めて、すごくきれいな表情で笑いました。ほっとしたような、うれしそうな。その顔を見せてもらえるとか、もうどうしたらいいのかわからない。写真家、やっぱり個人で雇わなければ、写真家。……そう思えているうちは、きっとだいじょうぶ。
聞き耳庭師さんは素知らぬ顔でお仕事を続けていました。わたしたちは手をつないで、屋敷へと歩いて行きます。わたしは結局最後まで疑問に残ったことを口にしました。
「……それじゃあ、なんでジゼルさん、あんなに自信満々だったんですか?」
「……さあ。彼女の、性格的なものじゃないかな」
困ったように眉を下げておっしゃいました。オリヴィエ様もわからないみたいです。ならわからないですね。はい。
「で、ちゅーはしてないんですか」
「してないよ! 本当に!」
「そっか……したから、自信満々なのかと」
「違うよ! そういう人なんだよ、彼女は!」
ひっしになるオリヴィエ様がおもしろく思えて来ました。わたしも性格わるいな。そして「初恋も初ちゅーも、ジゼルさんなんですか」と聞いてみました。
「……そうだよ」
「ふーん」
「なに、なに、その反応はなに?」
うろたえたオリヴィエ様は、つないでいる手にぎゅっと力を込めました。わたしは「べっつにー」と言いました。べっつにー。
「……本当に、ごめん。私も、初めてはあなたがよかった」
「わたし初ちゅー、オリヴィエ様じゃないですよ」
来ました氷点下の夏。
「――だれ」
「ルミエラでー今の家にー引っ越すときにーお隣りさんがー」
涼やかな笑顔と声で「――わかったよ」とオリヴィエ様はおっしゃいました。
わたしの気持ち思い知れっ。
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