6 / 10
6:悪い大人
しおりを挟む
夕食を3人で食べ、一緒に風呂に入り、アンリはドーバの枕を抱き締めたまま離さないで寝てしまった。
アンリが眠るまでの間に、スウィードは何度も驚いた顔をしていた。アンリは普段は中々食事を食べようとはしないそうだ。いつも時間をかけて、なんとか食べさせているらしいが、今夜はドーバがアンリの口元に夕食をスプーンで掬って差し出すと、素直に食べていた。
風呂もアンリはいつもはすごく嫌がりとても暴れるらしいが、今日はドーバがアンリを洗うと、嫌そうな顔はしたが、それでも大人しく身体を洗わせてくれた。
風呂から上がってから、居間でドーバの枕を抱き抱えているアンリを膝に座らせて絵本を読んでやると、アンリはすぐにドーバの膝の上で寝てしまった。普段は中々寝てくれないらしい。
アンリをドーバの寝室に1番近い客室のベッドに寝かせ、今はドーバの寝室でスウィードと酒を飲んでいる。
スウィードはアンリの様子に何度も驚いた後、ずっと悲しそうにサファイアのような瞳を潤ませていた。耳も尻尾も力なく垂れてしまっている。
ドーバはとりあえずスウィードに詳しい話を聞くことにした。
「とてもプライベートなことを聞くけどさ、スウィードがアンリを産んだのかい?」
「いえ、人間の雌の妻が」
「奥さんは?」
「……秋頃に離婚して、出ていきました」
「おや」
「俺が悪いんです、全部」
「浮気でもしたの?」
「まさか!……家のことも、アンリのことも、マリア、妻に全て丸投げして、何も手伝わなかったんです。……獣人の幼子の世話は人間の雌には手に余るというのに」
「……あー。まぁ、男のフリッツですら厳しいみたいだしねぇ」
「……アンリも産まれた頃から手のかかる子で、妻はノイローゼになってしまって……でも、俺は全然何も気づかなかったし、知ろうともしなかった。子供の世話は母親の仕事だと思いこんでいたんです」
「あちゃー」
「……離婚して、それでも暫くの間は何故自分とアンリが妻に捨てられたのか、全く理解できませんでした。俺なりに妻を大事にしてるつもりでいて……でも俺は全然マリアを大事になんて、できてなかった」
「…………」
「初めてフリッツの家に行って、バーバラとルリアの話を聞いて、やっと気づいたんです。自分がどれだけ子育てに無関心だったかも、マリアにどれだけ苦労をかけていたのかも。必死で頑張っていたマリアを労ることなんてしなかった。ただ、それが当然だと思っていて……人間と獣人の違いも全然頭になくて……マリアはいつも疲れて傷だらけでした。本当に、俺は何にも気づこうとすらしていなかった」
「……それで、今は1人でアンリを育てているのかい?」
「……はい。使用人の老夫婦に手伝ってもらいながら。でも、アンリは全然俺には懐かない。当たり前だ。今までアンリと積極的に関わろうとなんてしていなかったんだから。自分を父親だと言える程のことなんて、何もしてなかった。……アンリを1人で世話するようになって、本当にマリアがどれだけ大変だったか知りました。アンリは食事に興味がなくて、中々食べてくれないし、風呂では毎回ひどく暴れて、いつだって傷つけられる。寝かせる時も、中々寝てくれなくて、やっと寝そうだと思ったら今度は夜泣きして。満足に眠ることもできない」
「…………」
「……なんで、数える程しか会っていない貴方に、あんなに懐いているんでしょうね……俺が舐めても撫でても抱っこしても、アンリは笑わないし、喉を鳴らしたこともない。……やっぱり俺なんかじゃダメなんだ……あの子を愛して、あの子だけを大事にするって、立派に元気に育てるって、誓ったのに……日が経つにつれ、全然懐いてくれないアンリに怒りすら覚えてしまうんだ。俺はこんなに必死で頑張ってるのにって。なんで歩み寄ってくれないんだって。……あの子はまだ3歳の幼子だ。そんな幼子に、そんなことまで思ってしまって……本当に……もう、どうしたらいいのか、分からない……あの子にはもう俺しかいないのに……あの子を疎ましく思ってしまう時がある……最低だ……本当に最低なんだ、俺……」
きっと、誰にも話せずに溜め込んでいたのだろう。スウィードはポツポツ小さな声で話ながら、大粒の涙をポロポロ流し始めた。
ドーバはどうしたものかと、頭を掻いた。泣きながらグラスの酒を呷る心も身体も傷ついているスウィードを、なんとか慰めたい気がする。
ドーバは少し考えて、悪い大人になってやることにした。
「んー……ちょっとの時間、何もかも忘れてみる?」
「え……?」
「僕と気持ちいいことしない?ぜーんぶ1度忘れてさ。僕そこそこ上手いよー」
「…………」
スウィードは涙を流しながら、呆然とした顔でドーバを見た。迷うように潤んだ目元を伏せ、暫くしてから、小さくコクンと頷いた。
ドーバは酒の入ったグラスを小さなテーブルに置き、向かい合って座っていたスウィードからもグラスを取り上げ、グラスをテーブルに置いてから、力なく膝の上に置かれているスウィードの手を握った。
「おいでよ」
ドーバが優しく手を引くと、スウィードは俯いたまま無言で素直に立ち上がった。立ち上がると、スウィードはドーバよりも背が高い。痩せているドーバよりも筋肉もしっかりついている。鮮やかな赤い毛並みの耳と尻尾は今はしゅんと悲しげに垂れている。
ドーバはスウィードをベッドに座らせて、先にベッド横の小さな引き出しつきの棚から浄化剤とローションを取り出してベッドの上に置いた。浄化剤はアナルセックスの必需品である。中にいれると排泄物をきれいに消してくれるという不思議で便利な代物だ。
ドーバはスウィードの足元に膝まづいて靴を脱がせた。スウィードのシャツのボタンを外して脱がせ、ズボンも下着も脱がせて全裸にしても、スウィードは大人しくされるがままだった。
ドーバも服を全て脱ぎ、スウィードと共にベッドの上に寝転がった。仰向けに寝転がるスウィードの柔らかい毛の生えている頭を優しく撫でて、スウィードの頬や口元にキスをした。頭を撫で、しゅんとしている耳を撫で、涙で濡れている頬を撫で、ふわふわした首を撫でる。
「……嫌なら引っ掻いてもいいからね」
無言で目を伏せるスウィードにそう言うと、ドーバは身体を起こしてスウィードの身体に跨がった。スウィードの身体は毛艶があまりよくなく、小さな傷がいくつもあった。
ドーバはできるだけ傷に触れないようにスウィードのもふもふの身体を撫で回し始めた。ふわふわの毛の下にしっかりとした筋肉を感じる。身体を優しく撫でながら、スウィードの口元を舐め、スウィードに舌を出させて、おずおずと差し出される舌を咥えて舐め回した。
スウィードの胸板を撫で回していると、ふわふわの毛の中に埋もれている乳首に指先が触れた。乳首をやんわり摘まんでくりくりすると、スウィードの耳がピクピク動いた。
ドーバは片手で乳首を優しく弄りながら、反対側の乳首を毛をかきわけるようにして舌先でペロリと舐めた。舌先で優しく乳首を転がし、軽く吸いつき、舐め回す。すぐにスウィードの小さな乳首はピンと立った。ドーバがひたすら乳首を弄っていると、そのうちスウィードは時折熱い息を吐いて、身体を少しくねらせるようになった。
両方の乳首をドーバが満足するまで弄りまくったら、柔らかい毛に覆われた腹筋のしっかりした腹を撫で回し、スウィードの毛に包まれたぺニスに手で触れた。スウィードのぺニスは勃起していて、毛に覆われていない先っちょだけが生々しい肉の色を露にしている。
ドーバは躊躇なくスウィードのぺニスを口に含んだ。先っちょを舌先で優しく撫でると、スウィードがビクッと震えて小さな声をあげた。ドーバのものよりも大きな毛の生えたぺニスを手で優しく擦りながら、あちこちを舐め回し、舌と唇で可愛がる。スウィードの熱いぺニスを頬張り、飲み込めるだけ飲み込んで頭を上下に動かしながら唇でしごく。ドーバはスウィードのぺニスを優しく可愛がりながら、ちょっと考えた。ドーバは男も女もいけるし、抱くのも抱かれるのも好きだ。自分のアナルを解して、されるがままのスウィードを騎乗位で可愛がってもいいが、ぶっちゃけドーバはそれなりにいい歳なので、あんまり激しく抱かれると腰がヤバいことになる。スウィードがどんな抱き方をするのか分からないが、もしスウィードが興奮してガンガン激しく腰を振ったら、最悪ドーバは明日起き上がれなくなる。獣人で軍人のスウィードに比べたら、ドーバの体力なんて微々たるものだし。ドーバはスウィードを抱くことにした。
ドーバは1度スウィードの熱くて固いぺニスから口を離した。手はスウィードのぺニスを擦りながら、舌を出したまま熱い荒い息を吐いているスウィードに話しかける。
「抱いてもいいかい?スウィード」
「…………中には出さないでくれ……」
「りょーかい」
ドーバはにんまり笑うと、とりあえずスウィードのぺニスを再び口に含んで、スウィードが喘ぎ声をあげて射精するまでスウィードのぺニスを可愛がった。
スウィードの量が多い精液を飲み込もうとしたが、射精の勢いと精液の量がすごくて、殆ど口から出してしまった。少し残念。
荒い息を吐いているスウィードを促して、四つん這いにさせる。
ドーバは丁寧にスウィードのアナルを舐め回して、ローションをたっぷり使って指で解した後、ゆっくりと自分の勃起したペニスをスウィードのアナルに挿れた。
「痛くないかい?」
「は、は、へいき……」
「動くね。キツかったらちゃんと言うんだよ?」
「あ、あぁ」
ドーバはゆっくり腰を動かし始めた。スウィードの熱いアナルの中の感触を楽しみながら、指で解している時に見つけたスウィードの前立腺を意識して自分のペニスで擦っていく。ペニスの先っぽの方あたりで前立腺をぐりぐりすると、きゅっとキツくペニスがアナルで締めつけられた。獣人の雄とセックスをするのは久しぶりである。汗でしっとりしているふわふわの毛並みの感触も気持ちいいし、多分経験がなかったであろうスウィードのアナルもすごくキツくて気持ちがいい。四つん這いになっているスウィードをゆったり揺さぶりながら、ドーバはスウィードの細い尻尾の付け根をやんわり握って、上下に優しく擦った。スウィードが腰をくねらせて控えめな声で喘ぐ。ドーバはふわふわの毛が生えた筋肉がしっかりしている尻を撫で回しながら、少しずつ腰の動きを激しくしていった。キツい括約筋で締めつけられるのも、熱くてぬるぬるしているアナルの中もすごく気持ちがいい。ここ最近自慰もしていなかったし、娼婦も買っていない。溜まっていたドーバはそろそろ限界である。荒い息を吐き、時折小さく喘ぐスウィードの尻に下腹部を打ちつけながら、ドーバはスウィードに声をかけた。
「スウィード。自分でペニスを擦ってごらん」
「は、は、あっ、あ、あぁ」
スウィードは素直にドーバの言うことを聞いて、自分でペニスを擦り始めた。途端にきゅっと更にペニスがアナルで締めつけられる。気持ちよすぎて、ドーバも思わず小さく喘いだ。少し強めに腰を打ちつけ、スウィードの絶頂と自分の絶頂を目指していく。
「あっ、あっ、あっ、あぁぁぁ!!」
スウィードが先にイッた。声をあげて腰を震わせて射精するスウィードにキツくペニスを締めつけられて、ドーバも何度か強くペニスでスウィードのアナルを突き上げてから急いで自分のペニスを引き抜いた。引き抜いた瞬間に自分のペニスから白い精液が飛び出る。スウィードの腰や尻に自分の精液がかかるのを見ながら、ドーバは全部精液を出しきるように自分でペニスを擦った。スウィードの鮮やかな赤い毛並みに白いドーバの精液がついている。なんとも興奮する眺めだ。
スウィードは荒い息を吐きながらベッドにそのまま仰向けにへたりこんで、すぐに寝息を立て始めた。きっと睡眠不足だったところに酒を入れて、セックスをしたから疲れと眠気がピークの達したのだろう。
ドーバは全裸のままベッドから下りて、寝室の箪笥からタオルを取り出し、スウィードの尻や腰についている自分の精液を拭き取ってやった。眠るスウィードに布団をかけてやり、全裸のまま風呂場へ移動して、ざっとシャワーを浴びた。タオルで身体を拭いた後、再び全裸のまま寝室に移動する。
ベッドに上がれば、スウィードは俯せのまま穏やかな寝息をたてて、ぐっすり眠っていた。ドーバが優しくスウィードの頭を撫でると、ピクピクとスウィードの耳が動き、微かにゴロゴロとスウィードが喉を鳴らした。なんだか可愛い。ドーバはふふっと笑って、布団に潜り込み、ピッタリともふもふで温かいスウィードの身体にくっついた。スウィードの耳のあたりを優しく撫でると、スウィードの耳がピクピク動いて、なんだか気持ち良さそうな寝顔になった。柔らかいスウィードの毛並みを楽しみながら、ドーバは大きく欠伸をした。
眠るスウィードの頬にドーバはキスをした。
「おやすみ。スウィード。今夜はぐっすり眠るんだよ」
小さな声でスウィードにそう言い、ドーバはもふもふのスウィードの肩に鼻先を突っ込んで、スウィードの柔らかい毛並みと匂いを楽しみながら、眠りに落ちた。
アンリが眠るまでの間に、スウィードは何度も驚いた顔をしていた。アンリは普段は中々食事を食べようとはしないそうだ。いつも時間をかけて、なんとか食べさせているらしいが、今夜はドーバがアンリの口元に夕食をスプーンで掬って差し出すと、素直に食べていた。
風呂もアンリはいつもはすごく嫌がりとても暴れるらしいが、今日はドーバがアンリを洗うと、嫌そうな顔はしたが、それでも大人しく身体を洗わせてくれた。
風呂から上がってから、居間でドーバの枕を抱き抱えているアンリを膝に座らせて絵本を読んでやると、アンリはすぐにドーバの膝の上で寝てしまった。普段は中々寝てくれないらしい。
アンリをドーバの寝室に1番近い客室のベッドに寝かせ、今はドーバの寝室でスウィードと酒を飲んでいる。
スウィードはアンリの様子に何度も驚いた後、ずっと悲しそうにサファイアのような瞳を潤ませていた。耳も尻尾も力なく垂れてしまっている。
ドーバはとりあえずスウィードに詳しい話を聞くことにした。
「とてもプライベートなことを聞くけどさ、スウィードがアンリを産んだのかい?」
「いえ、人間の雌の妻が」
「奥さんは?」
「……秋頃に離婚して、出ていきました」
「おや」
「俺が悪いんです、全部」
「浮気でもしたの?」
「まさか!……家のことも、アンリのことも、マリア、妻に全て丸投げして、何も手伝わなかったんです。……獣人の幼子の世話は人間の雌には手に余るというのに」
「……あー。まぁ、男のフリッツですら厳しいみたいだしねぇ」
「……アンリも産まれた頃から手のかかる子で、妻はノイローゼになってしまって……でも、俺は全然何も気づかなかったし、知ろうともしなかった。子供の世話は母親の仕事だと思いこんでいたんです」
「あちゃー」
「……離婚して、それでも暫くの間は何故自分とアンリが妻に捨てられたのか、全く理解できませんでした。俺なりに妻を大事にしてるつもりでいて……でも俺は全然マリアを大事になんて、できてなかった」
「…………」
「初めてフリッツの家に行って、バーバラとルリアの話を聞いて、やっと気づいたんです。自分がどれだけ子育てに無関心だったかも、マリアにどれだけ苦労をかけていたのかも。必死で頑張っていたマリアを労ることなんてしなかった。ただ、それが当然だと思っていて……人間と獣人の違いも全然頭になくて……マリアはいつも疲れて傷だらけでした。本当に、俺は何にも気づこうとすらしていなかった」
「……それで、今は1人でアンリを育てているのかい?」
「……はい。使用人の老夫婦に手伝ってもらいながら。でも、アンリは全然俺には懐かない。当たり前だ。今までアンリと積極的に関わろうとなんてしていなかったんだから。自分を父親だと言える程のことなんて、何もしてなかった。……アンリを1人で世話するようになって、本当にマリアがどれだけ大変だったか知りました。アンリは食事に興味がなくて、中々食べてくれないし、風呂では毎回ひどく暴れて、いつだって傷つけられる。寝かせる時も、中々寝てくれなくて、やっと寝そうだと思ったら今度は夜泣きして。満足に眠ることもできない」
「…………」
「……なんで、数える程しか会っていない貴方に、あんなに懐いているんでしょうね……俺が舐めても撫でても抱っこしても、アンリは笑わないし、喉を鳴らしたこともない。……やっぱり俺なんかじゃダメなんだ……あの子を愛して、あの子だけを大事にするって、立派に元気に育てるって、誓ったのに……日が経つにつれ、全然懐いてくれないアンリに怒りすら覚えてしまうんだ。俺はこんなに必死で頑張ってるのにって。なんで歩み寄ってくれないんだって。……あの子はまだ3歳の幼子だ。そんな幼子に、そんなことまで思ってしまって……本当に……もう、どうしたらいいのか、分からない……あの子にはもう俺しかいないのに……あの子を疎ましく思ってしまう時がある……最低だ……本当に最低なんだ、俺……」
きっと、誰にも話せずに溜め込んでいたのだろう。スウィードはポツポツ小さな声で話ながら、大粒の涙をポロポロ流し始めた。
ドーバはどうしたものかと、頭を掻いた。泣きながらグラスの酒を呷る心も身体も傷ついているスウィードを、なんとか慰めたい気がする。
ドーバは少し考えて、悪い大人になってやることにした。
「んー……ちょっとの時間、何もかも忘れてみる?」
「え……?」
「僕と気持ちいいことしない?ぜーんぶ1度忘れてさ。僕そこそこ上手いよー」
「…………」
スウィードは涙を流しながら、呆然とした顔でドーバを見た。迷うように潤んだ目元を伏せ、暫くしてから、小さくコクンと頷いた。
ドーバは酒の入ったグラスを小さなテーブルに置き、向かい合って座っていたスウィードからもグラスを取り上げ、グラスをテーブルに置いてから、力なく膝の上に置かれているスウィードの手を握った。
「おいでよ」
ドーバが優しく手を引くと、スウィードは俯いたまま無言で素直に立ち上がった。立ち上がると、スウィードはドーバよりも背が高い。痩せているドーバよりも筋肉もしっかりついている。鮮やかな赤い毛並みの耳と尻尾は今はしゅんと悲しげに垂れている。
ドーバはスウィードをベッドに座らせて、先にベッド横の小さな引き出しつきの棚から浄化剤とローションを取り出してベッドの上に置いた。浄化剤はアナルセックスの必需品である。中にいれると排泄物をきれいに消してくれるという不思議で便利な代物だ。
ドーバはスウィードの足元に膝まづいて靴を脱がせた。スウィードのシャツのボタンを外して脱がせ、ズボンも下着も脱がせて全裸にしても、スウィードは大人しくされるがままだった。
ドーバも服を全て脱ぎ、スウィードと共にベッドの上に寝転がった。仰向けに寝転がるスウィードの柔らかい毛の生えている頭を優しく撫でて、スウィードの頬や口元にキスをした。頭を撫で、しゅんとしている耳を撫で、涙で濡れている頬を撫で、ふわふわした首を撫でる。
「……嫌なら引っ掻いてもいいからね」
無言で目を伏せるスウィードにそう言うと、ドーバは身体を起こしてスウィードの身体に跨がった。スウィードの身体は毛艶があまりよくなく、小さな傷がいくつもあった。
ドーバはできるだけ傷に触れないようにスウィードのもふもふの身体を撫で回し始めた。ふわふわの毛の下にしっかりとした筋肉を感じる。身体を優しく撫でながら、スウィードの口元を舐め、スウィードに舌を出させて、おずおずと差し出される舌を咥えて舐め回した。
スウィードの胸板を撫で回していると、ふわふわの毛の中に埋もれている乳首に指先が触れた。乳首をやんわり摘まんでくりくりすると、スウィードの耳がピクピク動いた。
ドーバは片手で乳首を優しく弄りながら、反対側の乳首を毛をかきわけるようにして舌先でペロリと舐めた。舌先で優しく乳首を転がし、軽く吸いつき、舐め回す。すぐにスウィードの小さな乳首はピンと立った。ドーバがひたすら乳首を弄っていると、そのうちスウィードは時折熱い息を吐いて、身体を少しくねらせるようになった。
両方の乳首をドーバが満足するまで弄りまくったら、柔らかい毛に覆われた腹筋のしっかりした腹を撫で回し、スウィードの毛に包まれたぺニスに手で触れた。スウィードのぺニスは勃起していて、毛に覆われていない先っちょだけが生々しい肉の色を露にしている。
ドーバは躊躇なくスウィードのぺニスを口に含んだ。先っちょを舌先で優しく撫でると、スウィードがビクッと震えて小さな声をあげた。ドーバのものよりも大きな毛の生えたぺニスを手で優しく擦りながら、あちこちを舐め回し、舌と唇で可愛がる。スウィードの熱いぺニスを頬張り、飲み込めるだけ飲み込んで頭を上下に動かしながら唇でしごく。ドーバはスウィードのぺニスを優しく可愛がりながら、ちょっと考えた。ドーバは男も女もいけるし、抱くのも抱かれるのも好きだ。自分のアナルを解して、されるがままのスウィードを騎乗位で可愛がってもいいが、ぶっちゃけドーバはそれなりにいい歳なので、あんまり激しく抱かれると腰がヤバいことになる。スウィードがどんな抱き方をするのか分からないが、もしスウィードが興奮してガンガン激しく腰を振ったら、最悪ドーバは明日起き上がれなくなる。獣人で軍人のスウィードに比べたら、ドーバの体力なんて微々たるものだし。ドーバはスウィードを抱くことにした。
ドーバは1度スウィードの熱くて固いぺニスから口を離した。手はスウィードのぺニスを擦りながら、舌を出したまま熱い荒い息を吐いているスウィードに話しかける。
「抱いてもいいかい?スウィード」
「…………中には出さないでくれ……」
「りょーかい」
ドーバはにんまり笑うと、とりあえずスウィードのぺニスを再び口に含んで、スウィードが喘ぎ声をあげて射精するまでスウィードのぺニスを可愛がった。
スウィードの量が多い精液を飲み込もうとしたが、射精の勢いと精液の量がすごくて、殆ど口から出してしまった。少し残念。
荒い息を吐いているスウィードを促して、四つん這いにさせる。
ドーバは丁寧にスウィードのアナルを舐め回して、ローションをたっぷり使って指で解した後、ゆっくりと自分の勃起したペニスをスウィードのアナルに挿れた。
「痛くないかい?」
「は、は、へいき……」
「動くね。キツかったらちゃんと言うんだよ?」
「あ、あぁ」
ドーバはゆっくり腰を動かし始めた。スウィードの熱いアナルの中の感触を楽しみながら、指で解している時に見つけたスウィードの前立腺を意識して自分のペニスで擦っていく。ペニスの先っぽの方あたりで前立腺をぐりぐりすると、きゅっとキツくペニスがアナルで締めつけられた。獣人の雄とセックスをするのは久しぶりである。汗でしっとりしているふわふわの毛並みの感触も気持ちいいし、多分経験がなかったであろうスウィードのアナルもすごくキツくて気持ちがいい。四つん這いになっているスウィードをゆったり揺さぶりながら、ドーバはスウィードの細い尻尾の付け根をやんわり握って、上下に優しく擦った。スウィードが腰をくねらせて控えめな声で喘ぐ。ドーバはふわふわの毛が生えた筋肉がしっかりしている尻を撫で回しながら、少しずつ腰の動きを激しくしていった。キツい括約筋で締めつけられるのも、熱くてぬるぬるしているアナルの中もすごく気持ちがいい。ここ最近自慰もしていなかったし、娼婦も買っていない。溜まっていたドーバはそろそろ限界である。荒い息を吐き、時折小さく喘ぐスウィードの尻に下腹部を打ちつけながら、ドーバはスウィードに声をかけた。
「スウィード。自分でペニスを擦ってごらん」
「は、は、あっ、あ、あぁ」
スウィードは素直にドーバの言うことを聞いて、自分でペニスを擦り始めた。途端にきゅっと更にペニスがアナルで締めつけられる。気持ちよすぎて、ドーバも思わず小さく喘いだ。少し強めに腰を打ちつけ、スウィードの絶頂と自分の絶頂を目指していく。
「あっ、あっ、あっ、あぁぁぁ!!」
スウィードが先にイッた。声をあげて腰を震わせて射精するスウィードにキツくペニスを締めつけられて、ドーバも何度か強くペニスでスウィードのアナルを突き上げてから急いで自分のペニスを引き抜いた。引き抜いた瞬間に自分のペニスから白い精液が飛び出る。スウィードの腰や尻に自分の精液がかかるのを見ながら、ドーバは全部精液を出しきるように自分でペニスを擦った。スウィードの鮮やかな赤い毛並みに白いドーバの精液がついている。なんとも興奮する眺めだ。
スウィードは荒い息を吐きながらベッドにそのまま仰向けにへたりこんで、すぐに寝息を立て始めた。きっと睡眠不足だったところに酒を入れて、セックスをしたから疲れと眠気がピークの達したのだろう。
ドーバは全裸のままベッドから下りて、寝室の箪笥からタオルを取り出し、スウィードの尻や腰についている自分の精液を拭き取ってやった。眠るスウィードに布団をかけてやり、全裸のまま風呂場へ移動して、ざっとシャワーを浴びた。タオルで身体を拭いた後、再び全裸のまま寝室に移動する。
ベッドに上がれば、スウィードは俯せのまま穏やかな寝息をたてて、ぐっすり眠っていた。ドーバが優しくスウィードの頭を撫でると、ピクピクとスウィードの耳が動き、微かにゴロゴロとスウィードが喉を鳴らした。なんだか可愛い。ドーバはふふっと笑って、布団に潜り込み、ピッタリともふもふで温かいスウィードの身体にくっついた。スウィードの耳のあたりを優しく撫でると、スウィードの耳がピクピク動いて、なんだか気持ち良さそうな寝顔になった。柔らかいスウィードの毛並みを楽しみながら、ドーバは大きく欠伸をした。
眠るスウィードの頬にドーバはキスをした。
「おやすみ。スウィード。今夜はぐっすり眠るんだよ」
小さな声でスウィードにそう言い、ドーバはもふもふのスウィードの肩に鼻先を突っ込んで、スウィードの柔らかい毛並みと匂いを楽しみながら、眠りに落ちた。
11
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
【Amazonベストセラー入りしました】僕の処刑はいつですか?欲しがり義弟に王位を追われ身代わりの花嫁になったら溺愛王が待っていました。
美咲アリス
BL
「国王陛下!僕は偽者の花嫁です!どうぞ、どうぞ僕を、処刑してください!!」「とりあえず、落ち着こうか?(笑)」意地悪な義母の策略で義弟の代わりに辺境国へ嫁いだオメガ王子のフウル。正直な性格のせいで嘘をつくことができずに命を捨てる覚悟で夫となる国王に真実を告げる。だが美貌の国王リオ・ナバはなぜかにっこりと微笑んだ。そしてフウルを甘々にもてなしてくれる。「きっとこれは処刑前の罠?」不幸生活が身についたフウルはビクビクしながら城で暮らすが、実は国王にはある考えがあって⋯⋯?(Amazonベストセラー入りしました。1位。1/24,2024)
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
「役立たず」と追放された神官を拾ったのは、不眠に悩む最強の騎士団長。彼の唯一の癒やし手になった俺は、その重すぎる独占欲に溺愛される
水凪しおん
BL
聖なる力を持たず、「穢れを祓う」ことしかできない神官ルカ。治癒の奇跡も起こせない彼は、聖域から「役立たず」の烙印を押され、無一文で追放されてしまう。
絶望の淵で倒れていた彼を拾ったのは、「氷の鬼神」と恐れられる最強の竜騎士団長、エヴァン・ライオネルだった。
長年の不眠と悪夢に苦しむエヴァンは、ルカの側にいるだけで不思議な安らぎを得られることに気づく。
「お前は今日から俺専用の癒やし手だ。異論は認めん」
有無を言わさず騎士団に連れ去られたルカの、無能と蔑まれた力。それは、戦場で瘴気に蝕まれる騎士たちにとって、そして孤独な鬼神の心を救う唯一の光となる奇跡だった。
追放された役立たず神官が、最強騎士団長の独占欲と溺愛に包まれ、かけがえのない居場所を見つける異世界BLファンタジー!
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
「お前を愛する事はない」を信じたので
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」
お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。
終焉の晩餐会:追放される悪役令息は、狂欲の執事と飢えた庭師を飼い慣らす
河野彰
BL
かつて、ローゼンベルグ家の庭には白薔薇が咲き誇っていた。嫡男リュシアンは、そのバラのように繊細で、風が吹けば折れてしまいそうなほど心優しい青年だった。しかし、名門という名の虚飾は、代々の放蕩が積み上げた「負の遺産」によって、音を立てて崩れようとしていた。
悪役になり切れぬリュシアンと彼を執拗にいたぶる執事のフェラム、純粋な愛情を注ぐ?庭師のルタムの狂気の三重奏。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる