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9:新しい生活開始!
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ナルは日が昇る頃に自然と目覚めた。昨日で子作り期間が終わったので、今日から嫁として全力で働く気満々である。
大きな狼姿で寝ているドゥルグンをしれっともふもふ撫で回してから、ナルは手早く湯浴みをして、服を着た。
長い髪は結っていないと邪魔くさいので、低い位置で一つに髪紐で括る。やる気満々で部屋を出ると、炊事場を探して歩き始めた。
ふわふわと微かにいい匂いがする所を見つけた。そこに行けば、中年の女獣人が鍋をかき混ぜていた。ちゃんと紹介されていないが、ドゥルグンの母親だろう。
ナルは明るい笑みを浮かべて、ドゥルグンの母親に朝の挨拶をした。
「おはようございます! かか様! 今日からよろしくお願いいたします!」
「……おはよう。ドゥルグンの母、ツェツェル」
「何から始めたらいいですか?」
「そうね……汁物はもう出来上がるから、魚を焼いて。そこの籠に入っている。内臓を取り出してから串に刺して、囲炉裏で焼いて」
「分かりました! 包丁をお借りします」
「えぇ。塩はほんの少しだけでいい。獣人は人間よりも嗅覚も味覚も敏感。味が濃いものは好まれない」
「分かりました! 教えてくださりありがとうございます!」
「……あなた、朝から元気ね」
「元気なのが一番の取り柄なんです! 母からは少しは落ち着けとよく言われていましたけどね」
「そう。魚の捌き方は?」
「一応できます。里の近くに川があって、たまに魚釣りもしていたので」
「それなら任せる。焼くのもできるでしょ」
「はい! あ、かか様。昨日まで美味しいものをたくさん食べさせてくれて、ありがとうございました! 本当にどれもすっごく美味しかったです! 是非とも! 料理を教えてください!」
「え、えぇ。構わないけど……」
「ありがとうございます!」
ナルは嬉しくてニコニコ笑いながら、手早く籠に入っていた魚を捌き始めた。ツェツェルが手渡してくれた木の串に魚を刺して、囲炉裏へと運び、囲炉裏に火を起こしてから、魚を並べて焼き始める。
魚がまんべんなく焼けるよう、時折魚を回していると、ドゥルグンがやって来た。
「ナル。起こせ」
「あ、起こした方がよかったですか? 明日からはちゃんと起こしますね」
「あぁ。水を汲んでくる」
「一緒にやります」
「一人で問題ない。お前は魚が焦げないように見ていろ」
「分かりました。……すごくいい匂いがするからお腹空きました」
「食いしん坊め」
「よく言われます!」
ドゥルグンが呆れた顔をして、ナルの頭に、花嫁衣装を着ていた時に着けていた絹の被り物を被せた。
「ドゥルグン殿?」
「これを着けていろ。髪は一つの三つ編みに」
「えーと、なんでです?」
「……お前の髪は美しい。見られるのは癪に障る」
「あ、はい。えっと、じゃあ、髪は三つ編みにして……この被り物だと無駄に目立つので、地味な布を被るようにしますね」
「あぁ。朝餉が終わった後でいい」
「分かりました」
ドゥルグンが足早に去っていったので、魚が焦げないように見張る。ふわふわといい匂いが漂っており、ぐぎゅるるる……と腹の虫が鳴いた。
とととっと軽い足音が聞こえてきたかと思えば、ツェツェルによく似た十歳くらいの子がやって来た。可愛らしい顔立ちなので一瞬男の子か女の子か迷ったが、ズボンを穿いているので男の子だろう。ドゥルグンの弟かもしれない。
ナルはにこやかに笑って、なにやら警戒した様子の男の子に声をかけた。
「おはよう。私はナル。今日からよろしくね」
「……ゲレル」
「ゲレルは何歳?」
「十一」
「そっかー。魚は好き?」
「うん」
「お腹空いたね」
「うん」
「ゲレルの兄弟はドゥルグン殿だけなの?」
「あね様がいる。半年前に嫁にいったけど」
「へぇ。後でドゥルグン殿に紹介してもらおう。あ、魚焼けたかな」
ちょうど魚が焼けたタイミングで、中年の男獣人がやって来た。
ナルは明るい笑みを浮かべて挨拶をした。
「おはようございます。とと様。ちょうど魚が焼けました」
「……おはよう。ドゥルグンの父、バトボルドだ」
「今日からよろしくお願いいたします!」
「……まぁ、精々早死にせぬよう気をつけることだな」
「元気で頑丈なのが取り柄なので大丈夫ですね!」
にこぉと笑って言うと、バトボルドが無言で眉間に皺を寄せた。どうやら気難しい人のようである。そのうちお互いに慣れるだろうと思い、ナルはゲレルに魚を頼んで炊事場へ向かい、出来上がっている美味しそうな料理を囲炉裏の所へ運んだ。
ちゃんといい感じに焼けた魚は塩が薄くても美味しいし、ツェツェルが作った肉団子入りの汁物もすごく美味しい。薄くて硬めのパンに臓物のペーストをつけてあるものも新鮮な味がして美味しいし、楽しい。
ナルが幸せーと思いながら食べていると、視線を感じた。何故か全員に見られている。どこか呆れたような空気が漂っている。ナルはなんだろうかと首を傾げた。
ドゥルグンが白湯を飲み、ツェツェルに話しかけた。
「かか様。言った通りだろう」
「そうね。まぁ、よく食べること」
「人間なのに獣人と変わらぬくらい食べるではないか」
「ナルあに様。美味しい? ……あに様でいい? あね様って感じじゃない」
「あに様でいいよー。すっごく美味しい! 全部美味しいです!」
「そう……よかった」
「かか様。朝餉の後片付けが終わった後は何をするんですか?」
「洗濯と家の掃除をして、畑の世話。今日は昼餉を食べたら料理に使う香草を採りに行く」
「一緒にやらせてください」
「……どうする。ドゥルグン」
「好きにさせたらいい。あくまで勘だが、かか様と一緒の方が色々安心だ。放っておいたら何かやらかしそうな気がする」
「何もやらかしませんよ?」
「絶対に何かやらかす。かか様にこちらの家事を習っておけ」
「はい。そうします。かか様! ご指導よろしくお願いいたします!」
「分かった。人間にしては体力も筋力もあると聞いている。雌の仕事なら多分できる」
「全力で頑張ります!」
ナルはやる気に燃えながら美味しい朝餉を食べきり、ツェツェルと一緒に使った食器類を炊事場に運んで、大きな水瓶の水を使って手早く食器類を洗い、きれいに拭いて片付けた。
「この水瓶の水はどうしてるんですか?」
「毎朝、私が汲んでいる」
「じゃあ、明日からは私が汲みますね。里にいた頃は毎朝鍛錬をしていたので、鍛錬代わりにちょうどいいです。水はどこから汲んでいるんですか?」
「……家の裏の山の小川。すぐ近くだし、傾斜は緩やかだ」
「後で念の為場所を教えてくださいね」
「分かった。終わった? 洗濯をする。洗濯は集落を流れる小川でするのが決まりになっている。洗濯をするのは三日に一度。今日は洗濯の日」
「分かりました。洗濯物を運びます」
家族全員分の洗濯物を大きな木の盥に入れて両手で抱え、ナルはツェツェルの案内で集落を流れる小川へと移動した。身体を洗う石鹸とはちょっと違う草の匂いがする石鹸を服の汚れたところに擦りつけ、もみ洗いしていく。手早く洗って濯ぎ、ぎゅうっと服を絞ると、視線を感じた。
「どうかしました? かか様」
「……『神の祝福子』はか弱い人間だと思っていたから、少し意外に思っていただけ」
「ははっ。『神の祝福子』って分かった時から身体を鍛えてるんで、体力と筋力はそれなりにありますよ。こう見えて、弓も結構得意なんです!」
「そう。なんだか予想外過ぎて暫くは戸惑ってると思うけど、あまり気にしないで。そのうち慣れる」
「はい! 私も少しずつこちらの暮らしに慣れていきたいです!」
「まぁ、焦らず頑張って」
「ありがとうございます!」
ツェツェルは優しい人みたいだ。ドゥルグンも優しいから、きっとツェツェルに似たのだろう。
洗濯以外にも、することは山ほどある。ナルはせっせと手を動かして、ツェツェルと洗濯を終わらせると、洗ったものを家の庭に干してから、次は家の中の掃除を始めた。
覚えなくてはいけないことが盛り沢山だが、なんだか新鮮ですごく楽しい。
ナルは一日中ずっとツェツェルにくっついて動き回っていた。
大きな狼姿で寝ているドゥルグンをしれっともふもふ撫で回してから、ナルは手早く湯浴みをして、服を着た。
長い髪は結っていないと邪魔くさいので、低い位置で一つに髪紐で括る。やる気満々で部屋を出ると、炊事場を探して歩き始めた。
ふわふわと微かにいい匂いがする所を見つけた。そこに行けば、中年の女獣人が鍋をかき混ぜていた。ちゃんと紹介されていないが、ドゥルグンの母親だろう。
ナルは明るい笑みを浮かべて、ドゥルグンの母親に朝の挨拶をした。
「おはようございます! かか様! 今日からよろしくお願いいたします!」
「……おはよう。ドゥルグンの母、ツェツェル」
「何から始めたらいいですか?」
「そうね……汁物はもう出来上がるから、魚を焼いて。そこの籠に入っている。内臓を取り出してから串に刺して、囲炉裏で焼いて」
「分かりました! 包丁をお借りします」
「えぇ。塩はほんの少しだけでいい。獣人は人間よりも嗅覚も味覚も敏感。味が濃いものは好まれない」
「分かりました! 教えてくださりありがとうございます!」
「……あなた、朝から元気ね」
「元気なのが一番の取り柄なんです! 母からは少しは落ち着けとよく言われていましたけどね」
「そう。魚の捌き方は?」
「一応できます。里の近くに川があって、たまに魚釣りもしていたので」
「それなら任せる。焼くのもできるでしょ」
「はい! あ、かか様。昨日まで美味しいものをたくさん食べさせてくれて、ありがとうございました! 本当にどれもすっごく美味しかったです! 是非とも! 料理を教えてください!」
「え、えぇ。構わないけど……」
「ありがとうございます!」
ナルは嬉しくてニコニコ笑いながら、手早く籠に入っていた魚を捌き始めた。ツェツェルが手渡してくれた木の串に魚を刺して、囲炉裏へと運び、囲炉裏に火を起こしてから、魚を並べて焼き始める。
魚がまんべんなく焼けるよう、時折魚を回していると、ドゥルグンがやって来た。
「ナル。起こせ」
「あ、起こした方がよかったですか? 明日からはちゃんと起こしますね」
「あぁ。水を汲んでくる」
「一緒にやります」
「一人で問題ない。お前は魚が焦げないように見ていろ」
「分かりました。……すごくいい匂いがするからお腹空きました」
「食いしん坊め」
「よく言われます!」
ドゥルグンが呆れた顔をして、ナルの頭に、花嫁衣装を着ていた時に着けていた絹の被り物を被せた。
「ドゥルグン殿?」
「これを着けていろ。髪は一つの三つ編みに」
「えーと、なんでです?」
「……お前の髪は美しい。見られるのは癪に障る」
「あ、はい。えっと、じゃあ、髪は三つ編みにして……この被り物だと無駄に目立つので、地味な布を被るようにしますね」
「あぁ。朝餉が終わった後でいい」
「分かりました」
ドゥルグンが足早に去っていったので、魚が焦げないように見張る。ふわふわといい匂いが漂っており、ぐぎゅるるる……と腹の虫が鳴いた。
とととっと軽い足音が聞こえてきたかと思えば、ツェツェルによく似た十歳くらいの子がやって来た。可愛らしい顔立ちなので一瞬男の子か女の子か迷ったが、ズボンを穿いているので男の子だろう。ドゥルグンの弟かもしれない。
ナルはにこやかに笑って、なにやら警戒した様子の男の子に声をかけた。
「おはよう。私はナル。今日からよろしくね」
「……ゲレル」
「ゲレルは何歳?」
「十一」
「そっかー。魚は好き?」
「うん」
「お腹空いたね」
「うん」
「ゲレルの兄弟はドゥルグン殿だけなの?」
「あね様がいる。半年前に嫁にいったけど」
「へぇ。後でドゥルグン殿に紹介してもらおう。あ、魚焼けたかな」
ちょうど魚が焼けたタイミングで、中年の男獣人がやって来た。
ナルは明るい笑みを浮かべて挨拶をした。
「おはようございます。とと様。ちょうど魚が焼けました」
「……おはよう。ドゥルグンの父、バトボルドだ」
「今日からよろしくお願いいたします!」
「……まぁ、精々早死にせぬよう気をつけることだな」
「元気で頑丈なのが取り柄なので大丈夫ですね!」
にこぉと笑って言うと、バトボルドが無言で眉間に皺を寄せた。どうやら気難しい人のようである。そのうちお互いに慣れるだろうと思い、ナルはゲレルに魚を頼んで炊事場へ向かい、出来上がっている美味しそうな料理を囲炉裏の所へ運んだ。
ちゃんといい感じに焼けた魚は塩が薄くても美味しいし、ツェツェルが作った肉団子入りの汁物もすごく美味しい。薄くて硬めのパンに臓物のペーストをつけてあるものも新鮮な味がして美味しいし、楽しい。
ナルが幸せーと思いながら食べていると、視線を感じた。何故か全員に見られている。どこか呆れたような空気が漂っている。ナルはなんだろうかと首を傾げた。
ドゥルグンが白湯を飲み、ツェツェルに話しかけた。
「かか様。言った通りだろう」
「そうね。まぁ、よく食べること」
「人間なのに獣人と変わらぬくらい食べるではないか」
「ナルあに様。美味しい? ……あに様でいい? あね様って感じじゃない」
「あに様でいいよー。すっごく美味しい! 全部美味しいです!」
「そう……よかった」
「かか様。朝餉の後片付けが終わった後は何をするんですか?」
「洗濯と家の掃除をして、畑の世話。今日は昼餉を食べたら料理に使う香草を採りに行く」
「一緒にやらせてください」
「……どうする。ドゥルグン」
「好きにさせたらいい。あくまで勘だが、かか様と一緒の方が色々安心だ。放っておいたら何かやらかしそうな気がする」
「何もやらかしませんよ?」
「絶対に何かやらかす。かか様にこちらの家事を習っておけ」
「はい。そうします。かか様! ご指導よろしくお願いいたします!」
「分かった。人間にしては体力も筋力もあると聞いている。雌の仕事なら多分できる」
「全力で頑張ります!」
ナルはやる気に燃えながら美味しい朝餉を食べきり、ツェツェルと一緒に使った食器類を炊事場に運んで、大きな水瓶の水を使って手早く食器類を洗い、きれいに拭いて片付けた。
「この水瓶の水はどうしてるんですか?」
「毎朝、私が汲んでいる」
「じゃあ、明日からは私が汲みますね。里にいた頃は毎朝鍛錬をしていたので、鍛錬代わりにちょうどいいです。水はどこから汲んでいるんですか?」
「……家の裏の山の小川。すぐ近くだし、傾斜は緩やかだ」
「後で念の為場所を教えてくださいね」
「分かった。終わった? 洗濯をする。洗濯は集落を流れる小川でするのが決まりになっている。洗濯をするのは三日に一度。今日は洗濯の日」
「分かりました。洗濯物を運びます」
家族全員分の洗濯物を大きな木の盥に入れて両手で抱え、ナルはツェツェルの案内で集落を流れる小川へと移動した。身体を洗う石鹸とはちょっと違う草の匂いがする石鹸を服の汚れたところに擦りつけ、もみ洗いしていく。手早く洗って濯ぎ、ぎゅうっと服を絞ると、視線を感じた。
「どうかしました? かか様」
「……『神の祝福子』はか弱い人間だと思っていたから、少し意外に思っていただけ」
「ははっ。『神の祝福子』って分かった時から身体を鍛えてるんで、体力と筋力はそれなりにありますよ。こう見えて、弓も結構得意なんです!」
「そう。なんだか予想外過ぎて暫くは戸惑ってると思うけど、あまり気にしないで。そのうち慣れる」
「はい! 私も少しずつこちらの暮らしに慣れていきたいです!」
「まぁ、焦らず頑張って」
「ありがとうございます!」
ツェツェルは優しい人みたいだ。ドゥルグンも優しいから、きっとツェツェルに似たのだろう。
洗濯以外にも、することは山ほどある。ナルはせっせと手を動かして、ツェツェルと洗濯を終わらせると、洗ったものを家の庭に干してから、次は家の中の掃除を始めた。
覚えなくてはいけないことが盛り沢山だが、なんだか新鮮ですごく楽しい。
ナルは一日中ずっとツェツェルにくっついて動き回っていた。
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