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12:売られた喧嘩は買う主義
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ナルは庭先で三日間水に浸けていた木の皮を専用の木の金槌のようなもので叩いていた。トントンと根気よく叩いていると、水を吸って柔らかくなっている木の皮が解れて繊維状になっていく。地味に楽しい。
ツェツェルは集落の中年以上の女達が集まる寄り合いに行っている。ドゥルグンはバトボルドと共に山に狩りに行っており、ゲレルは仲がいい近所の子達と一緒に山に果物を採りに行っている。
一人で黙々とトントン木の皮を叩いていると、複数の足音が聞こえた。
顔を上げれば、まだ十代後半の若い女が八人こちらに向かってくる。皆、揃いも揃って敵意剥き出しの表情である。
ナルは念の為立ち上がった。
ナルの近くに来た先頭に立つ若い女が、キッと睨んで口を開いた。
「『神の祝福子』だかなんだか知らないけど、脆弱な人間如きがドゥルグンの嫁になるなんてあり得ない。私が族長の嫁になる筈だった!」
「はぁ……そうは言われても、もう嫁になっているので」
「人間のくせに生意気っ! 皆! こいつを嬲り殺しにするわよ!」
「おや。売られた喧嘩は買う主義なんですよねー。私。死んでも文句は言わないでくださいよ」
「はぁ!? 脆弱な人間のくせに! 死ねっ! お前が死んだら私が族長の嫁だ!」
「おっと……よし。反撃する」
若い女が拳で殴りかかってきた。咄嗟に後ろに避けると、ナルは拳を構えて、再び殴りかかってきた若い女の懐に素早く入り、伸び上がるようにして思いっきり拳で顎を突き上げた。
「ぎゃんっ!」
「きゃー! こいつっ! 皆! やっちゃえ!」
別の若い女が二人同時に殴りかかってきた。一人目の拳は避けられたが、二人目の拳が鼻に入った。バキッと音がして、鋭い痛みと共に鼻から熱い血が流れ始める。もしかしたら鼻の骨が折れたのかもしれない。
ナルは構わずに鼻に拳をくれた女の懐に潜り、服の襟と左腕を掴んで、他の女達に向かって、背負うようにして投げ飛ばした。
若い女の一人が鉈のような刃物で斬りかかってきた。素早く伏せて刃物を躱し、足払いをして女を倒してから、素早く足の関節を掴んでゴキッと関節を外す。女の叫び声により興奮したのか、別の女が落とした刃物を拾い上げ、斬りかかってきた。
思いっきり振りかぶって刃物を振り下ろしてきた女から後ろに飛んで刃物を避ける。少し服が切れてしまったが、身体は問題ない。
ナルは刃物を持つ女の手首を狙って思いっきり蹴りをかまし、呻きながら刃物を落とした女の腕を掴んで、そのまま女の肩をゴキッと外した。
別の女が殴りかかってきたので、拳を避けながらするりと懐に入り、腕を掴んで容赦なく肩の関節を外す。
最初に声をかけてきた女が刃物で斬りかかってきたので、掴んだままだった女の身体を盾にした。背中を斬られた女が大きな叫び声を上げた。
ナルは女の身体から手を離し、味方の女を斬って動揺している女の鼻に思いっきり頭突きをして、全力で顎を殴った。女が白目を剥いて倒れると、地に伏せて痛みに呻く者以外は、バタバタと逃げ出していった。念の為、気絶した女の利き腕の肩の関節も外しておく。
とりあえず刃物を手に取り、これはどうしたらいいのだろうと思っていると、ツェツェルと中年の女達が慌てた様子で走ってきた。
「ナル! 何があった!?」
「この女達に喧嘩を売られたので買いました。あ、この刃物はそこの女が持ってたものです。そっちの背中を斬られているのは、こっちの女がやりました」
「なんてこと……襲ってきたのはこれだけ?」
「いえ。全部で八人でした。今いないのは逃げたみたいです」
「すぐに族長と雄達を呼んでくる。族長の嫁である『神の祝福子』を複数で襲うだなんて、あまりにも非常識。誰か、山に走って皆を呼んで来て。それから、医者のオジジも」
「ふふん。かか様! 見事に勝ちました! まぁ、私は族長の嫁ですし? 当然といえば当然なのですが?」
「ナル……鼻からいっぱい血が出てる。鼻が微妙におかしい。きっと折れてしまっている。医者のオジジが来たら、すぐに診てもらう」
「このくらい平気です。族長の嫁ですし!」
「絶対に真っ先に診てもらう」
「こっちの背中を斬られたのから診てもらった方がいいのでは? 死んだら流石に寝覚めが悪いです。私が斬ったわけじゃないですけど」
「これで死んだら自業自得。他の子達は?」
「関節を外してるだけですよ」
「そう。……あなたが強くてよかった。下手したら死んでいたかもしれない」
「これでも腕っ節は里で上位だったのですよ! 『関節外しのナル』とは私のことなのです! 関節を外すのが得意でして!」
「とりあえず今は大人しくしていて。……鼻の血が止まらない。やはり折れているみたい」
ツェツェルが自分の服の袖でナルのだらだら血が流れている鼻の下を押さえた。正直に言えばかなり痛いのだが、ナルは痩せ我慢をして、あえて余裕たっぷりに笑ってみせた。族長の嫁として、集落の女達に舐められるわけにはいかない。
中年の女達がざわざわしている。襲ってきた若い女の母親もいるようで、真っ青な顔で若い女の元へ駆け寄り、泣きながら若い女を詰り始めた。
「ナルッ!!」
「あ、ドゥルグン殿」
ドゥルグンを先頭に男達が勢いよく山の方から駆けてきた。
鼻から下が血だらけのナルの顔を見て、ドゥルグンの目が吊り上がった。
「俺の嫁を襲ったのはお前達か! 全員の手足の腱を切れ! 人間との和平での証である『神の祝福子』が死んでいたらどう責任を取るつもりだった! ナルでなければ死んでいてもおかしくなかった!」
「ドゥルグン。ナルを襲ったのは八人。ここにいるので全員ではない」
「かか様。ナルを襲った者を全員連れてこい!!」
ドゥルグンが怒り心頭な様子で怒鳴った。殺気立っているのがちょっとだけ怖いが、ナルは服の袖で鼻の下を押さえながらドゥルグンの側に行き、ドゥルグンの服の袖を握った。
「ドゥルグン殿。私は鼻を折っただけです。あとはちゃんとやり返してやりましたとも! 手足の腱を切るのはやり過ぎです。髪を丸刈りにするので勘弁してあげてください」
「族長である俺の嫁を襲ったのだ。それ相応の罰を与えねばならない」
「私が売られた喧嘩ですよ。それに、ちゃんとしっかり勝ちました。刃物で斬ったのは私ではありませんが、それ以外は関節を外したり気絶させたりしています。逃げた者も含めて、丸刈りで勘弁してあげてください」
「むぅ……ナルがそういうのならば致し方がない。一応考慮しておく。医者のオジジはまだか!?」
「ほいほい。来たぞい」
「オジジ。まずはナルを診てくれ」
「どれどれ。んー。鼻が折れている。きれいに折れているから治りも早かろう。痛むぞ。ずれた骨を元の位置に戻す」
「はい。思い切ってやっちゃってください」
「ほほっ。新たな族長の嫁殿は肝が据わっておるの。ではいくぞ。ほれ」
「ぐっ……思ってたより痛くないです!」
「いや、かなり痛かろう。どれ。薬を塗るか。痛み止めの薬も飲むといい」
「ありがとうございます。オジジ様」
「『オジジ』でよい。嫁殿」
「私はナルと申します。手当をありがとうございます」
「もしかしたら熱が出るかもせん。熱が出たらすぐに呼ぶんだ。夜中でも構わん」
「ありがとう。オジジ。かか様。ナルを家の中へ。安静にさせておいてくれ」
「分かった。行くよ。ナル」
「はぁい。ドゥルグン殿」
「なんだ」
「ちゃんと売られた喧嘩に勝ってるんですから、必要以上に厳しい罰を与えるのは駄目ですよ?」
「……善処する。大人しく寝ていろ。本当に鼻以外で怪我はないのだな?」
「ありませんよー」
「ならいい。寝てろ。かか様。見張っていてくれ」
「分かった」
「ちゃんと大人しくしてますよ?」
「ナルはしれっと動きそうだから見張っておく。ドゥルグン。きっちり落とし前をつけさせるんだ」
「分かっている。みなの衆! 緊急寄り合いを行う! 逃げた者も全員連れてこい!」
キレた顔をしているドゥルグンを見て、大丈夫かな? と思ったが、獣人族には獣人族の掟とかありそうだし、これ以上口出しするのはよくないだろう。
ナルは大人しくツェツェルと一緒に家の中に入り、ツェツェルに見張られながら、自室で横になった。
ツェツェルは集落の中年以上の女達が集まる寄り合いに行っている。ドゥルグンはバトボルドと共に山に狩りに行っており、ゲレルは仲がいい近所の子達と一緒に山に果物を採りに行っている。
一人で黙々とトントン木の皮を叩いていると、複数の足音が聞こえた。
顔を上げれば、まだ十代後半の若い女が八人こちらに向かってくる。皆、揃いも揃って敵意剥き出しの表情である。
ナルは念の為立ち上がった。
ナルの近くに来た先頭に立つ若い女が、キッと睨んで口を開いた。
「『神の祝福子』だかなんだか知らないけど、脆弱な人間如きがドゥルグンの嫁になるなんてあり得ない。私が族長の嫁になる筈だった!」
「はぁ……そうは言われても、もう嫁になっているので」
「人間のくせに生意気っ! 皆! こいつを嬲り殺しにするわよ!」
「おや。売られた喧嘩は買う主義なんですよねー。私。死んでも文句は言わないでくださいよ」
「はぁ!? 脆弱な人間のくせに! 死ねっ! お前が死んだら私が族長の嫁だ!」
「おっと……よし。反撃する」
若い女が拳で殴りかかってきた。咄嗟に後ろに避けると、ナルは拳を構えて、再び殴りかかってきた若い女の懐に素早く入り、伸び上がるようにして思いっきり拳で顎を突き上げた。
「ぎゃんっ!」
「きゃー! こいつっ! 皆! やっちゃえ!」
別の若い女が二人同時に殴りかかってきた。一人目の拳は避けられたが、二人目の拳が鼻に入った。バキッと音がして、鋭い痛みと共に鼻から熱い血が流れ始める。もしかしたら鼻の骨が折れたのかもしれない。
ナルは構わずに鼻に拳をくれた女の懐に潜り、服の襟と左腕を掴んで、他の女達に向かって、背負うようにして投げ飛ばした。
若い女の一人が鉈のような刃物で斬りかかってきた。素早く伏せて刃物を躱し、足払いをして女を倒してから、素早く足の関節を掴んでゴキッと関節を外す。女の叫び声により興奮したのか、別の女が落とした刃物を拾い上げ、斬りかかってきた。
思いっきり振りかぶって刃物を振り下ろしてきた女から後ろに飛んで刃物を避ける。少し服が切れてしまったが、身体は問題ない。
ナルは刃物を持つ女の手首を狙って思いっきり蹴りをかまし、呻きながら刃物を落とした女の腕を掴んで、そのまま女の肩をゴキッと外した。
別の女が殴りかかってきたので、拳を避けながらするりと懐に入り、腕を掴んで容赦なく肩の関節を外す。
最初に声をかけてきた女が刃物で斬りかかってきたので、掴んだままだった女の身体を盾にした。背中を斬られた女が大きな叫び声を上げた。
ナルは女の身体から手を離し、味方の女を斬って動揺している女の鼻に思いっきり頭突きをして、全力で顎を殴った。女が白目を剥いて倒れると、地に伏せて痛みに呻く者以外は、バタバタと逃げ出していった。念の為、気絶した女の利き腕の肩の関節も外しておく。
とりあえず刃物を手に取り、これはどうしたらいいのだろうと思っていると、ツェツェルと中年の女達が慌てた様子で走ってきた。
「ナル! 何があった!?」
「この女達に喧嘩を売られたので買いました。あ、この刃物はそこの女が持ってたものです。そっちの背中を斬られているのは、こっちの女がやりました」
「なんてこと……襲ってきたのはこれだけ?」
「いえ。全部で八人でした。今いないのは逃げたみたいです」
「すぐに族長と雄達を呼んでくる。族長の嫁である『神の祝福子』を複数で襲うだなんて、あまりにも非常識。誰か、山に走って皆を呼んで来て。それから、医者のオジジも」
「ふふん。かか様! 見事に勝ちました! まぁ、私は族長の嫁ですし? 当然といえば当然なのですが?」
「ナル……鼻からいっぱい血が出てる。鼻が微妙におかしい。きっと折れてしまっている。医者のオジジが来たら、すぐに診てもらう」
「このくらい平気です。族長の嫁ですし!」
「絶対に真っ先に診てもらう」
「こっちの背中を斬られたのから診てもらった方がいいのでは? 死んだら流石に寝覚めが悪いです。私が斬ったわけじゃないですけど」
「これで死んだら自業自得。他の子達は?」
「関節を外してるだけですよ」
「そう。……あなたが強くてよかった。下手したら死んでいたかもしれない」
「これでも腕っ節は里で上位だったのですよ! 『関節外しのナル』とは私のことなのです! 関節を外すのが得意でして!」
「とりあえず今は大人しくしていて。……鼻の血が止まらない。やはり折れているみたい」
ツェツェルが自分の服の袖でナルのだらだら血が流れている鼻の下を押さえた。正直に言えばかなり痛いのだが、ナルは痩せ我慢をして、あえて余裕たっぷりに笑ってみせた。族長の嫁として、集落の女達に舐められるわけにはいかない。
中年の女達がざわざわしている。襲ってきた若い女の母親もいるようで、真っ青な顔で若い女の元へ駆け寄り、泣きながら若い女を詰り始めた。
「ナルッ!!」
「あ、ドゥルグン殿」
ドゥルグンを先頭に男達が勢いよく山の方から駆けてきた。
鼻から下が血だらけのナルの顔を見て、ドゥルグンの目が吊り上がった。
「俺の嫁を襲ったのはお前達か! 全員の手足の腱を切れ! 人間との和平での証である『神の祝福子』が死んでいたらどう責任を取るつもりだった! ナルでなければ死んでいてもおかしくなかった!」
「ドゥルグン。ナルを襲ったのは八人。ここにいるので全員ではない」
「かか様。ナルを襲った者を全員連れてこい!!」
ドゥルグンが怒り心頭な様子で怒鳴った。殺気立っているのがちょっとだけ怖いが、ナルは服の袖で鼻の下を押さえながらドゥルグンの側に行き、ドゥルグンの服の袖を握った。
「ドゥルグン殿。私は鼻を折っただけです。あとはちゃんとやり返してやりましたとも! 手足の腱を切るのはやり過ぎです。髪を丸刈りにするので勘弁してあげてください」
「族長である俺の嫁を襲ったのだ。それ相応の罰を与えねばならない」
「私が売られた喧嘩ですよ。それに、ちゃんとしっかり勝ちました。刃物で斬ったのは私ではありませんが、それ以外は関節を外したり気絶させたりしています。逃げた者も含めて、丸刈りで勘弁してあげてください」
「むぅ……ナルがそういうのならば致し方がない。一応考慮しておく。医者のオジジはまだか!?」
「ほいほい。来たぞい」
「オジジ。まずはナルを診てくれ」
「どれどれ。んー。鼻が折れている。きれいに折れているから治りも早かろう。痛むぞ。ずれた骨を元の位置に戻す」
「はい。思い切ってやっちゃってください」
「ほほっ。新たな族長の嫁殿は肝が据わっておるの。ではいくぞ。ほれ」
「ぐっ……思ってたより痛くないです!」
「いや、かなり痛かろう。どれ。薬を塗るか。痛み止めの薬も飲むといい」
「ありがとうございます。オジジ様」
「『オジジ』でよい。嫁殿」
「私はナルと申します。手当をありがとうございます」
「もしかしたら熱が出るかもせん。熱が出たらすぐに呼ぶんだ。夜中でも構わん」
「ありがとう。オジジ。かか様。ナルを家の中へ。安静にさせておいてくれ」
「分かった。行くよ。ナル」
「はぁい。ドゥルグン殿」
「なんだ」
「ちゃんと売られた喧嘩に勝ってるんですから、必要以上に厳しい罰を与えるのは駄目ですよ?」
「……善処する。大人しく寝ていろ。本当に鼻以外で怪我はないのだな?」
「ありませんよー」
「ならいい。寝てろ。かか様。見張っていてくれ」
「分かった」
「ちゃんと大人しくしてますよ?」
「ナルはしれっと動きそうだから見張っておく。ドゥルグン。きっちり落とし前をつけさせるんだ」
「分かっている。みなの衆! 緊急寄り合いを行う! 逃げた者も全員連れてこい!」
キレた顔をしているドゥルグンを見て、大丈夫かな? と思ったが、獣人族には獣人族の掟とかありそうだし、これ以上口出しするのはよくないだろう。
ナルは大人しくツェツェルと一緒に家の中に入り、ツェツェルに見張られながら、自室で横になった。
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