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22:実りの時期
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暑い時期が過ぎて、実りの時期になった。
実りの時期は色んなものがたくさんとれる。雪の時期に向けての蓄えをするので忙しい時期でもある。
まだそんなに目立たないが、少しだけお腹が大きくなったナルは、庭先で洗った葡萄を房から取り、筵の上に並べていた。
ゲレルが山で採ってきてくれた葡萄だ。他にも木の実やいちじくも採ってきてくれた。いちじくも洗って半分に切って干してある。
ナルが黙々と手を動かしていると、山の方から籠を背負ったゲレルが走ってきた。
「ナルあに様。あけびを採ってきたから食べよう。かか様ー! あけび採ってきたー!」
「あけび?」
「美味しい。俺、大好き」
「食べる!」
「うん!」
畑で野菜の収穫をしていたツェツェルがやって来たので、三人で庭先に座り、あけびなるものを食べ始める。食べ方をゲレルに教えてもらってから、紫色の実を割り、中の黒い種ごと透明な果肉を口に含む。柔らかい甘さですごく美味しい。もごもご味わってから、黒い種を口から出した。
「美味しい! あけびってすごく美味しい! ゲレル。とと様やドゥルグン殿の分もある?」
「ある。いっぱい採ってきた。今夜の夕餉の時に食べよう」
「やった! 山は美味しいものがいっぱいだなぁ。美味しくて眠気がどっかにいっちゃった」
「ふふっ。ナル。眠いのなら部屋で寝てな。身体が眠りを求めているのだろう」
「んー。葡萄の作業が終わったら昼餉の支度まで寝ときます。なんか最近やたら眠いんですよねー。かか様もそうでした?」
「私は眠気はそこまでなかったけれど、吐き気が酷かった。食べ物の匂いを嗅ぐだけで気持ち悪くなっていた」
「うわぁ……大変でしたね。食べられなくなったら本当に辛そうです」
「ナルは吐き気がなくてよかった。しっかり食べてくれると見ていて安心する」
「気のせいかもしれませんが、いつもよりお腹空きやすいです!」
「二人分食べなきゃいけないからね。ふふっ。生まれてきた子もナルに似てよく食べる子になりそう」
「それならもっといっぱい色んなものをとらなきゃ! かか様。俺もそろそろ狩りに連れて行ってもらいたい」
「本格的に狩りに行くのは十二になってから。ゲレルはあと少し。弓の稽古を頑張りな」
「うん。ナルあに様。子が産まれたら、また弓を教えて」
「いいよー。私も暫く弓を触らないから、一緒に練習するよ」
「さて。食べ終わったから続きをする。ナル。寝る時はちゃんと毛皮を被って」
「はい。かか様。これが終わったら、ちょっと寝てきます」
「俺も今度は栗を採ってくる。かか様。いっぱい採れたら夕餉の時に焼いて食べていい?」
「いいよ。雪の時期の分を残すくらいならね」
「はぁい。いっぱい採ってくる!」
ゲレルが籠の中の木の実やあけびを置くと、空の籠を背負い、また山の方へと駆けて行った。
ナルは葡萄を干し終えると、小さな欠伸を連発しながら家の中へ入り、自室で寝床の毛皮に包まった。
じわじわとお腹が大きくなってきて、いつもならばない眠気があったりすると、本当に子を孕んでいるのだなぁと改めて実感して、ちょっと嬉しい。
思いっきり身体が動かせないのは不満だが、ドゥルグンの子を無事に産むためだと自分に言い聞かせて我慢している。子を産んで落ち着いたら、思いっきり走り回って、基礎鍛錬をしまくり、弓で鳥を穫るつもりだ。ドゥルグンに山へ連れて行ってもらい、兎を狩るのも楽しそうだ。
ナルは優しく下腹部を撫でながら、昼餉の支度の時間までうとうとと微睡んだ。
昼餉の後に、庭先に座り、収穫して洗った野菜を切って筵に干していると、大きな猪を担いだドゥルグンと立派な角が生えた鹿を担いだバトボルドが帰ってきた。
いそいそと立ち上がり、ドゥルグンの側に行くと、ドゥルグンが布越しに頭を撫でた。
「おかえりなさい。大きな猪ですねぇ。鹿も立派! 焼いてもいいですし、汁物にしてもいいですねぇ。かか様が作る猪の汁物は絶品なので大好きです!」
「涎が垂れそうだぞ」
「流石に涎は垂らしませんよ」
「ははっ。鹿は焼いて、猪は汁物にしたらいいだろう。残りは干し肉にする。鹿の角は高値で売れそうだ」
「えーと、鹿の角って薬にもなるんですよね? とと様」
「そうだ。釣り針などに加工して使ってもいい。鹿の角は使い道が多い」
「へぇー。鹿は狩るばかりで、肉にしか興味がなかったです」
「ははっ! お前らしいな」
バトボルドが可笑しそうに笑った。
鹿の角や山に自生している薬草などの薬になるものや余った毛皮は人間の里に売るそうだ。その代わりに、人間の里で作った刃物や細工物を買う。獣人族の集落には鍛冶屋がない。山で鉄がとれるそうだが、人間の方が加工するのが上手いので、鉄も売って、加工してあるものを買うらしい。獣人は力が強いから、あまり細かい細工物を作るのに向いていない。櫛などの細かいものは人間の里で買っているそうだ。
ナルは野菜の干し方の続きをしながら、手早く猪や鹿を捌くドゥルグン達を眺めた。今夜の夕餉はとても豪華になりそうで嬉しい。
ナルはにひっと笑って、うきうきと切った野菜を筵に並べた。
豪華な夕餉を食べて後片付けをしてから、少しだけツェツェルと一緒に布を織った。毎日、殆ど動かない家事以外はずっと布を織っているので、布を織るのにもかなり慣れてきた。
雪の時期がきたら、外に出られない日が多くなるらしい。ナルはドゥルグンのものだけでなく、ゲレルの服も任されたので、気合を入れて丁寧に作るつもりだ。
ツェツェルはバトボルドと自分の分とナルのものを作ってくれる。ツェツェルは料理上手なだけでなく、機織りも刺繍も裁縫もすごく上手だ。
狩りで使った刃物を研いでいたドゥルグンに声をかけられたので、手早く片付けて、おやすみの挨拶をしてから抱っこで部屋に引き上げる。ドゥルグンに抱っこされるのには慣れきっているのだが、子を孕んでからは特に抱っこが増えているので、少しは自分で歩きたいナルであった。
温泉でほこほこに温まったら、ドゥルグンが長い髪を櫛で梳きながら丁寧に乾かしてくれる。寝る時は服を着て、毛皮に包まった状態で大きな狼姿のドゥルグンにくっついて眠る。
ドゥルグンがふぁさっとふさふさの尻尾を優しくナルの身体の上にかけてくれる。ドゥルグンの温もりと匂いに包まれると自然と眠くなる。
ナルはすぐにすやぁっと寝落ちた。
翌日。ナルが目覚めると、ドゥルグンが先に起きていた。ここ最近やたら眠くて、朝起きられないことがじわじわ増えてきている。
ナルは大きな欠伸をしてから、ドゥルグンの背中に頬をつけて、わしゃわしゃーっと撫で回した。
「おはようございます。ドゥルグン殿。起こしてくださいよー。朝餉の支度が多分始まってます」
ドゥルグンが鋭い犬歯を見せて笑ったような顔をした。ドゥルグンの身体から離れれば、瞬きした次の瞬間には全裸のドゥルグンが胡座をかいていた。
ひょいと膝の上に乗せられ、ぺろぺろと顔中を舐められる。
「眠い時は寝た方がいいのだろう。好きなだけ寝ていろ」
「えー。かか様と朝餉を作りたいですよー。ドゥルグン殿の胃袋を掴みたいので! かか様に料理を伝授してもらうのです!」
「そうか。まぁ、今は無理をするな。大事な時期だ。身体を第一に考えろ」
「はぁい」
ドゥルグンがナルの頬を舐めながら、やんわりとナルの下腹部を撫でた。ナルはドゥルグンの口元をぺろぺろ舐めて、にひっと笑った。
「お腹空きました」
「腹の虫が盛大に鳴いてるな。元気な証拠だと妙に安心する」
「素直な身体をしてるもので」
「ははっ! お前は本当に面白い」
ドゥルグンが楽しそうに笑った。ドゥルグンがぺろっとナルの口元を舐めてから、ナルをそっと毛皮の上に移動させ、素早く服を着た。
ドゥルグンに抱っこされて炊事場へと移動しながら、ナルは空腹を訴える腹を擦りつつ、小さく欠伸をした。
実りの時期は色んなものがたくさんとれる。雪の時期に向けての蓄えをするので忙しい時期でもある。
まだそんなに目立たないが、少しだけお腹が大きくなったナルは、庭先で洗った葡萄を房から取り、筵の上に並べていた。
ゲレルが山で採ってきてくれた葡萄だ。他にも木の実やいちじくも採ってきてくれた。いちじくも洗って半分に切って干してある。
ナルが黙々と手を動かしていると、山の方から籠を背負ったゲレルが走ってきた。
「ナルあに様。あけびを採ってきたから食べよう。かか様ー! あけび採ってきたー!」
「あけび?」
「美味しい。俺、大好き」
「食べる!」
「うん!」
畑で野菜の収穫をしていたツェツェルがやって来たので、三人で庭先に座り、あけびなるものを食べ始める。食べ方をゲレルに教えてもらってから、紫色の実を割り、中の黒い種ごと透明な果肉を口に含む。柔らかい甘さですごく美味しい。もごもご味わってから、黒い種を口から出した。
「美味しい! あけびってすごく美味しい! ゲレル。とと様やドゥルグン殿の分もある?」
「ある。いっぱい採ってきた。今夜の夕餉の時に食べよう」
「やった! 山は美味しいものがいっぱいだなぁ。美味しくて眠気がどっかにいっちゃった」
「ふふっ。ナル。眠いのなら部屋で寝てな。身体が眠りを求めているのだろう」
「んー。葡萄の作業が終わったら昼餉の支度まで寝ときます。なんか最近やたら眠いんですよねー。かか様もそうでした?」
「私は眠気はそこまでなかったけれど、吐き気が酷かった。食べ物の匂いを嗅ぐだけで気持ち悪くなっていた」
「うわぁ……大変でしたね。食べられなくなったら本当に辛そうです」
「ナルは吐き気がなくてよかった。しっかり食べてくれると見ていて安心する」
「気のせいかもしれませんが、いつもよりお腹空きやすいです!」
「二人分食べなきゃいけないからね。ふふっ。生まれてきた子もナルに似てよく食べる子になりそう」
「それならもっといっぱい色んなものをとらなきゃ! かか様。俺もそろそろ狩りに連れて行ってもらいたい」
「本格的に狩りに行くのは十二になってから。ゲレルはあと少し。弓の稽古を頑張りな」
「うん。ナルあに様。子が産まれたら、また弓を教えて」
「いいよー。私も暫く弓を触らないから、一緒に練習するよ」
「さて。食べ終わったから続きをする。ナル。寝る時はちゃんと毛皮を被って」
「はい。かか様。これが終わったら、ちょっと寝てきます」
「俺も今度は栗を採ってくる。かか様。いっぱい採れたら夕餉の時に焼いて食べていい?」
「いいよ。雪の時期の分を残すくらいならね」
「はぁい。いっぱい採ってくる!」
ゲレルが籠の中の木の実やあけびを置くと、空の籠を背負い、また山の方へと駆けて行った。
ナルは葡萄を干し終えると、小さな欠伸を連発しながら家の中へ入り、自室で寝床の毛皮に包まった。
じわじわとお腹が大きくなってきて、いつもならばない眠気があったりすると、本当に子を孕んでいるのだなぁと改めて実感して、ちょっと嬉しい。
思いっきり身体が動かせないのは不満だが、ドゥルグンの子を無事に産むためだと自分に言い聞かせて我慢している。子を産んで落ち着いたら、思いっきり走り回って、基礎鍛錬をしまくり、弓で鳥を穫るつもりだ。ドゥルグンに山へ連れて行ってもらい、兎を狩るのも楽しそうだ。
ナルは優しく下腹部を撫でながら、昼餉の支度の時間までうとうとと微睡んだ。
昼餉の後に、庭先に座り、収穫して洗った野菜を切って筵に干していると、大きな猪を担いだドゥルグンと立派な角が生えた鹿を担いだバトボルドが帰ってきた。
いそいそと立ち上がり、ドゥルグンの側に行くと、ドゥルグンが布越しに頭を撫でた。
「おかえりなさい。大きな猪ですねぇ。鹿も立派! 焼いてもいいですし、汁物にしてもいいですねぇ。かか様が作る猪の汁物は絶品なので大好きです!」
「涎が垂れそうだぞ」
「流石に涎は垂らしませんよ」
「ははっ。鹿は焼いて、猪は汁物にしたらいいだろう。残りは干し肉にする。鹿の角は高値で売れそうだ」
「えーと、鹿の角って薬にもなるんですよね? とと様」
「そうだ。釣り針などに加工して使ってもいい。鹿の角は使い道が多い」
「へぇー。鹿は狩るばかりで、肉にしか興味がなかったです」
「ははっ! お前らしいな」
バトボルドが可笑しそうに笑った。
鹿の角や山に自生している薬草などの薬になるものや余った毛皮は人間の里に売るそうだ。その代わりに、人間の里で作った刃物や細工物を買う。獣人族の集落には鍛冶屋がない。山で鉄がとれるそうだが、人間の方が加工するのが上手いので、鉄も売って、加工してあるものを買うらしい。獣人は力が強いから、あまり細かい細工物を作るのに向いていない。櫛などの細かいものは人間の里で買っているそうだ。
ナルは野菜の干し方の続きをしながら、手早く猪や鹿を捌くドゥルグン達を眺めた。今夜の夕餉はとても豪華になりそうで嬉しい。
ナルはにひっと笑って、うきうきと切った野菜を筵に並べた。
豪華な夕餉を食べて後片付けをしてから、少しだけツェツェルと一緒に布を織った。毎日、殆ど動かない家事以外はずっと布を織っているので、布を織るのにもかなり慣れてきた。
雪の時期がきたら、外に出られない日が多くなるらしい。ナルはドゥルグンのものだけでなく、ゲレルの服も任されたので、気合を入れて丁寧に作るつもりだ。
ツェツェルはバトボルドと自分の分とナルのものを作ってくれる。ツェツェルは料理上手なだけでなく、機織りも刺繍も裁縫もすごく上手だ。
狩りで使った刃物を研いでいたドゥルグンに声をかけられたので、手早く片付けて、おやすみの挨拶をしてから抱っこで部屋に引き上げる。ドゥルグンに抱っこされるのには慣れきっているのだが、子を孕んでからは特に抱っこが増えているので、少しは自分で歩きたいナルであった。
温泉でほこほこに温まったら、ドゥルグンが長い髪を櫛で梳きながら丁寧に乾かしてくれる。寝る時は服を着て、毛皮に包まった状態で大きな狼姿のドゥルグンにくっついて眠る。
ドゥルグンがふぁさっとふさふさの尻尾を優しくナルの身体の上にかけてくれる。ドゥルグンの温もりと匂いに包まれると自然と眠くなる。
ナルはすぐにすやぁっと寝落ちた。
翌日。ナルが目覚めると、ドゥルグンが先に起きていた。ここ最近やたら眠くて、朝起きられないことがじわじわ増えてきている。
ナルは大きな欠伸をしてから、ドゥルグンの背中に頬をつけて、わしゃわしゃーっと撫で回した。
「おはようございます。ドゥルグン殿。起こしてくださいよー。朝餉の支度が多分始まってます」
ドゥルグンが鋭い犬歯を見せて笑ったような顔をした。ドゥルグンの身体から離れれば、瞬きした次の瞬間には全裸のドゥルグンが胡座をかいていた。
ひょいと膝の上に乗せられ、ぺろぺろと顔中を舐められる。
「眠い時は寝た方がいいのだろう。好きなだけ寝ていろ」
「えー。かか様と朝餉を作りたいですよー。ドゥルグン殿の胃袋を掴みたいので! かか様に料理を伝授してもらうのです!」
「そうか。まぁ、今は無理をするな。大事な時期だ。身体を第一に考えろ」
「はぁい」
ドゥルグンがナルの頬を舐めながら、やんわりとナルの下腹部を撫でた。ナルはドゥルグンの口元をぺろぺろ舐めて、にひっと笑った。
「お腹空きました」
「腹の虫が盛大に鳴いてるな。元気な証拠だと妙に安心する」
「素直な身体をしてるもので」
「ははっ! お前は本当に面白い」
ドゥルグンが楽しそうに笑った。ドゥルグンがぺろっとナルの口元を舐めてから、ナルをそっと毛皮の上に移動させ、素早く服を着た。
ドゥルグンに抱っこされて炊事場へと移動しながら、ナルは空腹を訴える腹を擦りつつ、小さく欠伸をした。
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