2 / 24
2:ラコタ怒る
しおりを挟む
ラコタは5歳くらいの姿になってしまったジョルジュを膝の上に乗せて椅子に座り、真剣な顔で蛙顔の医者と向き合った。
強姦魔の捕縛に行っていた筈のジョルジュが戻ってきたと思ったら、まさかの子供の姿になっていた。ビックリどころではない。意識のない幼いジョルジュの身体を抱っこして隊長室に飛び込んてきたジョルジュの部下からジョルジュをひったくり、ラコタは全速力で医務室へと駆け込んだ。
幸い、小一時間も経たずにジョルジュの意識は戻った。膝の上に乗せたまま医者にジョルジュを診察してもらったら、幼児化していることを除けば、ジョルジュは何の異常もなかった。
ラコタはぎゅっとジョルジュの身体を抱きしめてから、医務室の前で待機していたジョルジュの部下を呼び、詳しい話を聞くことにした。
顔色が悪いジョルジュの部下ナーゴとパーシバルが医務室に入ってきて、敬礼をした。ジョルジュがラコタの手を小さな手で握りしめながら、2人に声をかけた。
「お前ら。怪我は?」
「「ありませんっ!」」
「おっ。よかったー。捕まえた奴は?」
「留置場に放り込んであります。ジョルジュ班長に呪いをかけた者も捕縛してあります」
「マジか!でかした!!」
「いえ……その、申し訳ありません!自分を庇ってくださったばかりに……」
ナーゴが情けなく眉を下げて、悔しそうな顔をして俯いた。
「俺は別ルートで強姦魔を追っている最中に不審な男を発見しました。声をかけたら逃げ出したので、そのまま後を追いました。まさか、こんなことになるとは……申し訳ありません」
パーシバルが深く頭を下げた。ジョルジュがぴょこぴょこと両足を動かし、しょんぼりとしている2人に声をかけた。
こんな時にどうかと思うが、ジョルジュが可愛い。ぐぅっと喉奥で低く唸り、ラコタは眉間に皺を寄せた。完全に非常事態だが、ジョルジュが可愛い。今すぐにでも呪いを解呪しなければいけないが、正直幼いジョルジュが可愛い。ジョルジュに呪いをかけた男に対して深い怒りが沸いているが、初めて見る幼いジョルジュが可愛くて堪らない。
今すぐジョルジュに頬擦りをして、柔らかい頬にキスをしたい衝動を堪えている。ラコタは小児性愛などではない。今のジョルジュに対して、性的なものは一切、微塵も、これっぽっちも感じない。ただ、ひたすら可愛いと思うだけだ。これは完全に父性愛である。そもそもラコタは子供好きである。
ラコタがギリギリと歯軋りをしながらジョルジュをよしよし撫で撫でしたい衝動に耐えていると、ジョルジュが可愛らしい声でラコタの名前を呼び、ラコタの顔を見上げてきた。ぐぅっ。可愛い。
「隊長ー」
「んんっ。……なんだ」
「呪いをかけた奴の所に行きてぇっす。呪いをかけた本人に呪いをとかせるのが一番早いっしょ」
「……そうだな。ナーゴ。パーシバル。いい加減頭を上げろ。お前達はよくやってくれた。強姦魔も、ジョルジュに呪いをかけた男も捕まえてくれたんだ。お手柄だ」
「はいっ!」
「あ、ありがとうございます」
ラコタはジョルジュを抱っこして、椅子から立ち上がった。まずはジョルジュに呪いをかけた男に会わねばなるまい。そして、ジョルジュの呪いをとかせる。ラコタはジョルジュを抱っこしたまま、足早に留置場へと向かった。
留置場にいた男は、ラコタが抱っこしているジョルジュを見ると、ニヤニヤと楽しそうに笑った。ラコタは後ろ手に椅子に縛られている男と、ジョルジュを膝に乗せた状態で、向かい合って椅子に座った。
真っ直ぐに男を睨みつけると、ニヤニヤ笑いながら気持ちが悪い目でジョルジュを見ていた男が、ラコタの方へと視線を向けた。にたぁと男が笑った。
「可愛いお坊ちゃんだよねぇ?」
「今すぐジョルジュにかけた呪いをとけ」
「あっは!むーりー。僕、呪えるけど、とけねぇもん」
「なに?」
「はぁ!?うっそだろ!?」
「かーわいーい坊っちゃーん。僕のちんちんペロペロするー?僕のちんちんはあまーいよー?飴ちゃんみたーいにー。あはっ!坊っちゃんのお尻も甘いのかにゃー?お兄さん、ペロペロしちゃうぞー?」
「黙れ。その口縫い付けるぞ」
「うっわ。キモッ。おえっ。隊長。こいつ絶対なんかやらかしてるっすよ」
「きっちり取り調べることは確定として、本当に呪いをとけないのか?」
「あー。オッサンもちっちゃい子にしたら可愛いよねー?ちょっと縄といてくんない?3人でいいことしようぜーい」
「ぶっ飛ばすぞ。変態野郎。俺のラコタさんをきめぇ目で見てんじゃねぇよ」
「あっは!やだー。坊っちゃんったら、かーわーいーいー。そんな目で見られちゃったら勃起しちゃうわー」
「……キモ……」
ラコタはジョルジュを抱っこして無言で椅子から立ち上がり、後ろに控えていたナーゴにジョルジュを受け渡した。ジョルジュの頭をやんわりと撫でてから、隊長室で待機しておくよう指示を出す。
ナーゴがジョルジュを抱っこして、今いる留置場の一室から出ると、ラコタは無言でニヤニヤ笑っている男の顎を片手で強く掴んだ。
「あがっ!?」
「……正直に話せ。でなければお前の顎をこのまま砕く」
「ひ、ひひっ」
「本当にジョルジュの呪いの解呪はできないのか」
「……あひゃ!できねぇよ!僕ぁ、みそっかすの呪術師だもんよぉ!呪いをかけれるけど、自分じゃとけねぇの!!あひゃ!あひゃひゃ!……ひ、ぐぅっ……」
「……お前、ダーウィ族か」
「……ひ、ひひっ……」
「……俺の夫に手を出した理由は?」
「あん?あの坊っちゃん、オッサンの旦那ぁ?へぇー。ふーん」
「ジョルジュを狙ってやった訳じゃないのか」
「いやぁ?そこにいたから?僕の舎弟が間抜けやらかしやがったから、仕置にちびっ子にして犯してやろうと思ってよぉ。そしたら、なんか捕まってるしぃ。なんか可愛くなりそうな坊っちゃんが前に出てきたしぃ。みたいな?」
「そうか」
「あ、がぁぁっ!?」
ラコタは男の顎を掴んだ手に力を入れた。ゴキッと鈍い音を立てて、男の顎が外れる。ただ、顎の関節を外しただけだ。この男は叩けばいくらでも埃が出そうだ。話してもらわなくてはいけないことが山程ある。捕縛者への拷問は原則として禁じられている。とはいえ、これくらいのことは構わないだろう。ラコタは自分が怒り狂っていることを自覚している。自分が冷静ではないことが分かっているので、ラコタは大きく息を吐いてから、留置場が持ち場である部下に声をかけ、医務室の医者を呼ぶことと、男の治療をした後に取調べをすることを指示した。
ラコタは、苦痛に呻く男をキツく睨みつけてから、足早に留置場を出た。
ジョルジュにかけられた呪いは絶対にとく。
ラコタは早歩きで隊長室に向かいながら、途中ですれ違った部下に声をかけ、ある人物を隊長室に呼んでくるよう頼んだ。
強姦魔の捕縛に行っていた筈のジョルジュが戻ってきたと思ったら、まさかの子供の姿になっていた。ビックリどころではない。意識のない幼いジョルジュの身体を抱っこして隊長室に飛び込んてきたジョルジュの部下からジョルジュをひったくり、ラコタは全速力で医務室へと駆け込んだ。
幸い、小一時間も経たずにジョルジュの意識は戻った。膝の上に乗せたまま医者にジョルジュを診察してもらったら、幼児化していることを除けば、ジョルジュは何の異常もなかった。
ラコタはぎゅっとジョルジュの身体を抱きしめてから、医務室の前で待機していたジョルジュの部下を呼び、詳しい話を聞くことにした。
顔色が悪いジョルジュの部下ナーゴとパーシバルが医務室に入ってきて、敬礼をした。ジョルジュがラコタの手を小さな手で握りしめながら、2人に声をかけた。
「お前ら。怪我は?」
「「ありませんっ!」」
「おっ。よかったー。捕まえた奴は?」
「留置場に放り込んであります。ジョルジュ班長に呪いをかけた者も捕縛してあります」
「マジか!でかした!!」
「いえ……その、申し訳ありません!自分を庇ってくださったばかりに……」
ナーゴが情けなく眉を下げて、悔しそうな顔をして俯いた。
「俺は別ルートで強姦魔を追っている最中に不審な男を発見しました。声をかけたら逃げ出したので、そのまま後を追いました。まさか、こんなことになるとは……申し訳ありません」
パーシバルが深く頭を下げた。ジョルジュがぴょこぴょこと両足を動かし、しょんぼりとしている2人に声をかけた。
こんな時にどうかと思うが、ジョルジュが可愛い。ぐぅっと喉奥で低く唸り、ラコタは眉間に皺を寄せた。完全に非常事態だが、ジョルジュが可愛い。今すぐにでも呪いを解呪しなければいけないが、正直幼いジョルジュが可愛い。ジョルジュに呪いをかけた男に対して深い怒りが沸いているが、初めて見る幼いジョルジュが可愛くて堪らない。
今すぐジョルジュに頬擦りをして、柔らかい頬にキスをしたい衝動を堪えている。ラコタは小児性愛などではない。今のジョルジュに対して、性的なものは一切、微塵も、これっぽっちも感じない。ただ、ひたすら可愛いと思うだけだ。これは完全に父性愛である。そもそもラコタは子供好きである。
ラコタがギリギリと歯軋りをしながらジョルジュをよしよし撫で撫でしたい衝動に耐えていると、ジョルジュが可愛らしい声でラコタの名前を呼び、ラコタの顔を見上げてきた。ぐぅっ。可愛い。
「隊長ー」
「んんっ。……なんだ」
「呪いをかけた奴の所に行きてぇっす。呪いをかけた本人に呪いをとかせるのが一番早いっしょ」
「……そうだな。ナーゴ。パーシバル。いい加減頭を上げろ。お前達はよくやってくれた。強姦魔も、ジョルジュに呪いをかけた男も捕まえてくれたんだ。お手柄だ」
「はいっ!」
「あ、ありがとうございます」
ラコタはジョルジュを抱っこして、椅子から立ち上がった。まずはジョルジュに呪いをかけた男に会わねばなるまい。そして、ジョルジュの呪いをとかせる。ラコタはジョルジュを抱っこしたまま、足早に留置場へと向かった。
留置場にいた男は、ラコタが抱っこしているジョルジュを見ると、ニヤニヤと楽しそうに笑った。ラコタは後ろ手に椅子に縛られている男と、ジョルジュを膝に乗せた状態で、向かい合って椅子に座った。
真っ直ぐに男を睨みつけると、ニヤニヤ笑いながら気持ちが悪い目でジョルジュを見ていた男が、ラコタの方へと視線を向けた。にたぁと男が笑った。
「可愛いお坊ちゃんだよねぇ?」
「今すぐジョルジュにかけた呪いをとけ」
「あっは!むーりー。僕、呪えるけど、とけねぇもん」
「なに?」
「はぁ!?うっそだろ!?」
「かーわいーい坊っちゃーん。僕のちんちんペロペロするー?僕のちんちんはあまーいよー?飴ちゃんみたーいにー。あはっ!坊っちゃんのお尻も甘いのかにゃー?お兄さん、ペロペロしちゃうぞー?」
「黙れ。その口縫い付けるぞ」
「うっわ。キモッ。おえっ。隊長。こいつ絶対なんかやらかしてるっすよ」
「きっちり取り調べることは確定として、本当に呪いをとけないのか?」
「あー。オッサンもちっちゃい子にしたら可愛いよねー?ちょっと縄といてくんない?3人でいいことしようぜーい」
「ぶっ飛ばすぞ。変態野郎。俺のラコタさんをきめぇ目で見てんじゃねぇよ」
「あっは!やだー。坊っちゃんったら、かーわーいーいー。そんな目で見られちゃったら勃起しちゃうわー」
「……キモ……」
ラコタはジョルジュを抱っこして無言で椅子から立ち上がり、後ろに控えていたナーゴにジョルジュを受け渡した。ジョルジュの頭をやんわりと撫でてから、隊長室で待機しておくよう指示を出す。
ナーゴがジョルジュを抱っこして、今いる留置場の一室から出ると、ラコタは無言でニヤニヤ笑っている男の顎を片手で強く掴んだ。
「あがっ!?」
「……正直に話せ。でなければお前の顎をこのまま砕く」
「ひ、ひひっ」
「本当にジョルジュの呪いの解呪はできないのか」
「……あひゃ!できねぇよ!僕ぁ、みそっかすの呪術師だもんよぉ!呪いをかけれるけど、自分じゃとけねぇの!!あひゃ!あひゃひゃ!……ひ、ぐぅっ……」
「……お前、ダーウィ族か」
「……ひ、ひひっ……」
「……俺の夫に手を出した理由は?」
「あん?あの坊っちゃん、オッサンの旦那ぁ?へぇー。ふーん」
「ジョルジュを狙ってやった訳じゃないのか」
「いやぁ?そこにいたから?僕の舎弟が間抜けやらかしやがったから、仕置にちびっ子にして犯してやろうと思ってよぉ。そしたら、なんか捕まってるしぃ。なんか可愛くなりそうな坊っちゃんが前に出てきたしぃ。みたいな?」
「そうか」
「あ、がぁぁっ!?」
ラコタは男の顎を掴んだ手に力を入れた。ゴキッと鈍い音を立てて、男の顎が外れる。ただ、顎の関節を外しただけだ。この男は叩けばいくらでも埃が出そうだ。話してもらわなくてはいけないことが山程ある。捕縛者への拷問は原則として禁じられている。とはいえ、これくらいのことは構わないだろう。ラコタは自分が怒り狂っていることを自覚している。自分が冷静ではないことが分かっているので、ラコタは大きく息を吐いてから、留置場が持ち場である部下に声をかけ、医務室の医者を呼ぶことと、男の治療をした後に取調べをすることを指示した。
ラコタは、苦痛に呻く男をキツく睨みつけてから、足早に留置場を出た。
ジョルジュにかけられた呪いは絶対にとく。
ラコタは早歩きで隊長室に向かいながら、途中ですれ違った部下に声をかけ、ある人物を隊長室に呼んでくるよう頼んだ。
24
あなたにおすすめの小説
結婚間近だったのに、殿下の皇太子妃に選ばれたのは僕だった
釦
BL
皇太子妃を輩出する家系に産まれた主人公は半ば政略的な結婚を控えていた。
にも関わらず、皇太子が皇妃に選んだのは皇太子妃争いに参加していない見目のよくない五男の主人公だった、というお話。
ノリで付き合っただけなのに、別れてくれなくて詰んでる
cheeery
BL
告白23連敗中の高校二年生・浅海凪。失恋のショックと友人たちの悪ノリから、クラス一のモテ男で親友、久遠碧斗に勢いで「付き合うか」と言ってしまう。冗談で済むと思いきや、碧斗は「いいよ」とあっさり承諾し本気で付き合うことになってしまった。
「付き合おうって言ったのは凪だよね」
あの流れで本気だとは思わないだろおおお。
凪はなんとか碧斗に愛想を尽かされようと、嫌われよう大作戦を実行するが……?
ざまぁされたチョロ可愛い王子様は、俺が貰ってあげますね
ヒラヲ
BL
「オーレリア・キャクストン侯爵令嬢! この時をもって、そなたとの婚約を破棄する!」
オーレリアに嫌がらせを受けたというエイミーの言葉を真に受けた僕は、王立学園の卒業パーティーで婚約破棄を突き付ける。
しかし、突如現れた隣国の第一王子がオーレリアに婚約を申し込み、嫌がらせはエイミーの自作自演であることが発覚する。
その結果、僕は冤罪による断罪劇の責任を取らされることになってしまった。
「どうして僕がこんな目に遭わなければならないんだ!?」
卒業パーティーから一ヶ月後、王位継承権を剥奪された僕は王都を追放され、オールディス辺境伯領へと送られる。
見習い騎士として一からやり直すことになった僕に、指導係の辺境伯子息アイザックがやたら絡んでくるようになって……?
追放先の辺境伯子息×ざまぁされたナルシスト王子様
悪役令嬢を断罪しようとしてざまぁされた王子の、その後を書いたBL作品です。
結婚初夜に相手が舌打ちして寝室出て行こうとした
紫
BL
十数年間続いた王国と帝国の戦争の終結と和平の形として、元敵国の皇帝と結婚することになったカイル。
実家にはもう帰ってくるなと言われるし、結婚相手は心底嫌そうに舌打ちしてくるし、マジ最悪ってところから始まる話。
オメガバースでオメガの立場が低い世界
こんなあらすじとタイトルですが、主人公が可哀そうって感じは全然ないです
強くたくましくメンタルがオリハルコンな主人公です
主人公は耐える我慢する許す許容するということがあんまり出来ない人間です
倫理観もちょっと薄いです
というか、他人の事を自分と同じ人間だと思ってない部分があります
※この主人公は受けです
精霊の港 飛ばされたリーマン、体格のいい男たちに囲まれる
風見鶏ーKazamidoriー
BL
秋津ミナトは、うだつのあがらないサラリーマン。これといった特徴もなく、体力の衰えを感じてスポーツジムへ通うお年ごろ。
ある日帰り道で奇妙な精霊と出会い、追いかけた先は見たこともない場所。湊(ミナト)の前へ現れたのは黄金色にかがやく瞳をした美しい男だった。ロマス帝国という古代ローマに似た巨大な国が支配する世界で妖精に出会い、帝国の片鱗に触れてさらにはドラゴンまで、サラリーマンだった湊の人生は激変し異なる世界の動乱へ巻きこまれてゆく物語。
※この物語に登場する人物、名、団体、場所はすべてフィクションです。
強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない
砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。
自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。
ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。
とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。
恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。
ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。
落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!?
最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。
12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生
聖女召喚の巻き添えで喚ばれた「オマケ」の男子高校生ですが、魔王様の「抱き枕」として重宝されています
八百屋 成美
BL
聖女召喚に巻き込まれて異世界に来た主人公。聖女は優遇されるが、魔力のない主人公は城から追い出され、魔の森へ捨てられる。
そこで出会ったのは、強大な魔力ゆえに不眠症に悩む魔王。なぜか主人公の「匂い」や「体温」だけが魔王を安眠させることができると判明し、魔王城で「生きた抱き枕」として飼われることになる。
本当に悪役なんですか?
メカラウロ子
BL
気づいたら乙女ゲームのモブに転生していた主人公は悪役の取り巻きとしてモブらしからぬ行動を取ってしまう。
状況が掴めないまま戸惑う主人公に、悪役令息のアルフレッドが意外な行動を取ってきて…
ムーンライトノベルズ にも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる