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16:困ったーー!!
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バーニーはご機嫌にカクテルを飲み干した。『愉快なおねにいさんの店!』は、今日も賑やかで楽しい。カクテルも甘いものも美味しいし、アーリンと一緒に色んなカクテルを飲むのがとても楽しい。
もうそろそろ日付が変わりそうな時間帯になってきた。閉店時間まで飲んで家に帰るか、このまま二階の連れ込み宿で健全に寝て明日の朝帰るか、ちょっと悩ましい。
すぐ隣のアーリンを見れば、眠そうな目をしている。いつもより少し酒精が高めのカクテルも飲ませたので酔ったのだろう。バーニーも心地よい酔いでふわふわして、実はかなり眠い。
アーリンがカクテルを飲み干したタイミングで会計をして、バーニーはアーリンの手を握って椅子から立ち上がった。
「……ねむい」
「俺もー。寝て帰ろうぜ」
「ん」
アーリンがこくんと頷いた。割と最近気づいたのだが、アーリンは一定以上酔うと、ちょっとだけ幼い感じになる。めちゃくちゃ格好いい男前なのに、なんだか可愛くて、少しだけ面白い。
バーニーはへらへら笑いながらアーリンの手を引いて、バーの奥の階段から二階へと上がった。
廊下を歩けば、盛り上がっている連中の喘ぎ声がガンガン聞こえてくる。お高い連れ込み宿は各部屋に防音魔法がかけられているが、ここは安いのでそんなものはない。防音性は欠片もないが、ローションのボトルが一本と、セックスの必需品である浄化剤が二つおまけでついてくるので、まだ良心的な連れ込み宿だと言える。
バーテンダーから預かった部屋の鍵を使って部屋に入ると、欠伸を連発しながらアーリンがコートとマフラーをハンガーにかけ、シャツのボタンを二つ外してからベルトも外した。ブーツを脱いで早々とベッドに横になったアーリンが、今にも寝そうな顔で口を開いた。
「バーニー。早く」
「おー」
バーニーは手早くコートとマフラーをハンガーにかけ、ブーツを脱いで布団の中に潜り込んだ。すぐにアーリンがくっついてきて、バーニーの手を握り、すぅっと寝落ちた。
間近に見えるアーリンの長い睫毛をなんとなく眺めながら、バーニーはちょっとだけ困っていた。
ここ最近特に、どうにもアーリンが可愛い。うっかり一緒に寝てしまった後から、割とちょこちょこ一緒に寝るようになった。アーリンの体温は高めなので湯たんぽとして最高で、とてもぐっすり眠れるのだが、今は酔っていることもあって、ぶっちゃけムラムラしている。両隣から盛り上がっている喘ぎ声が聞こえてくるのもいけない。
ここに泊まらずに家に帰ればよかったと後悔するが、気持ちよさそうに寝ているアーリンを起こすのも忍びない。
うっかり勃起しちゃいそうなのをなんとか堪えていると、アーリンが足を絡めて、より密着してきた。酒の匂いに混じって、アーリンの匂いがする。手は握られたままだし、ぴったりくっついているアーリンの高めの体温に下腹部がむずむずしてくる。
それなりに酔っていてバーニーも眠いのだが、今夜はなんだか眠れる気がしない。
ちょっと困っていると、ふとアーリンの唇が目についた。薄めの形のいい唇である。最後にキスをしたのは、アーリンを雇う前だから、もう半年以上前だ。セックスをしたのもそれくらいである。
アーリンが来てから、アーリンと過ごすのが楽しくて、ここに遊びに来る頻度が激減していた。
たまたま久しぶりに遊ぼうかと思った日にアーリンと遭遇して、一緒に楽しもう! って気になっちゃったし、バーニーは普段あんまり自慰をしない方なので、ぶっちゃけめちゃくちゃ溜まっている。
まずいなー、まずいなー、と思いながらも、アーリンとキスがしたくて堪らない。触れている股間にじわじわ血液が移動し始めると、バーニーはいよいよ本格的に困りだした。
アーリンに手を出すつもりはない。今は恋人のフリをしているが、あくまでフリなだけで、ほとぼりが冷めたらお揃いの腕輪を外す予定だ。恋人のフリといっても、お揃いの腕輪を着けているだけで、特に何か恋人らしいことをしている訳でもない。
アーリンはとても真面目で、毎日一生懸命働いてくれている。元は貴族の出なのに、庶民の生活に慣れようと頑張っているのが見ていてよく分かった。とても頑張っているのが分かるので応援したくなり、なにかと世話を焼いてきた。アーリンと一緒に過ごすのは楽しい。アーリンは無口だが、変に気を使うこともないし、仕事が一緒だから休みのタイミングも同じで一緒に過ごしやすい。
バーニーはアーリンの唇を見つめて、ムラムラするのをなんとか堪えながら、考え始めた。
アーリンに手を出すのはまずい。変に拗れて辞められたらすごく困るし、なにより寂しい。アーリンはもうバーニーにとっては家族の一人のような感覚だし、従業員としても立派な戦力になっている。
アーリンのことが好きなのだが、これは恋愛感情なのか。少なくとも、現在進行系でアーリンにムラムラしているので、アーリンを性的な目で見てしまっている。
バーニーは男専門だが、男なら誰でもいいという訳ではない。ちゃんと好みがある。バーニーの好みは、ちょっとぽちゃっとした感じの癒し系な雰囲気の男だ。アーリンとはかなり違う。いや、アーリンもたまに可愛いので、見ていて和むという意味では癒し系要素を持っているのだが。
アーリンは筋肉質な引き締まった身体つきをしている。ぽちゃぽちゃな贅肉とは無縁な身体だ。総合するとバーニーの好みとはだいぶかけ離れていると思うのだが、どうしてもバーニーに懐いているアーリンが可愛いし、ムラムラしてしまう。
恋愛感情には性欲も伴うかと思うのだが、本当にバーニーはアーリンのことが好きなのだろうか。今感じているムラムラ感は、単なる性欲だけではない気はする。
アーリンの誰にも見せたことがないところを見て、誰にも見せたことがない顔を見て、誰にも聞かせたことがない声を聞きたい。
ふと、バーニーは気づいてしまった。無意識のうちに、アーリンの隣にいるのは自分だと当たり前のように思っていることに。
バーニーは挙動不審に目を泳がせ始めた。これはかなりまずいんじゃないだろうか。アーリンのことが、恋愛感情という意味でも好きかもしれない。
バーニーは穏やかな寝息をもらすアーリンの唇からなんとか目を逸らし、ぐっすり寝ているアーリンを起こさないように、静かに深呼吸をした。
アーリンのことが恋愛感情で好きなのが確定している訳ではない。きっと、今めちゃくちゃ酔っているのと、めちゃくちゃ溜まっているから、一時的にそんな風に思っちゃっているだけの可能性もある。
バーニーはそーっと絡めていた足をとき、触れていた股間を離した。そーっと手も離すと、ずりずりと少しだけアーリンから距離をとった。これで少しは落ち着くかもと一安心していると、アーリンの長い睫毛が震え、アーリンが半分目を開けた。反射的にドキッとしたのも束の間、アーリンが離れた分近寄ってきて、またバーニーの手を握り、足を絡めてぴったりくっついてきた。
ふぅっとどこか満足げな息を吐いて、アーリンが再び寝息を立て始めた。
困った。とても困った。めちゃくちゃ可愛いではないか。
これは本当にどうしたらいいのか。完全に生殺し状態である。ぴったりくっついている股間はすっかり硬くなってしまったし、握られている手の温かさに胸がキュンキュンする。
やっちゃ駄目だ。絶対に後悔するぞ、と思いながらも、バーニーは我慢できずに、眠るアーリンの唇にそっと唇をくっつけた。
もうそろそろ日付が変わりそうな時間帯になってきた。閉店時間まで飲んで家に帰るか、このまま二階の連れ込み宿で健全に寝て明日の朝帰るか、ちょっと悩ましい。
すぐ隣のアーリンを見れば、眠そうな目をしている。いつもより少し酒精が高めのカクテルも飲ませたので酔ったのだろう。バーニーも心地よい酔いでふわふわして、実はかなり眠い。
アーリンがカクテルを飲み干したタイミングで会計をして、バーニーはアーリンの手を握って椅子から立ち上がった。
「……ねむい」
「俺もー。寝て帰ろうぜ」
「ん」
アーリンがこくんと頷いた。割と最近気づいたのだが、アーリンは一定以上酔うと、ちょっとだけ幼い感じになる。めちゃくちゃ格好いい男前なのに、なんだか可愛くて、少しだけ面白い。
バーニーはへらへら笑いながらアーリンの手を引いて、バーの奥の階段から二階へと上がった。
廊下を歩けば、盛り上がっている連中の喘ぎ声がガンガン聞こえてくる。お高い連れ込み宿は各部屋に防音魔法がかけられているが、ここは安いのでそんなものはない。防音性は欠片もないが、ローションのボトルが一本と、セックスの必需品である浄化剤が二つおまけでついてくるので、まだ良心的な連れ込み宿だと言える。
バーテンダーから預かった部屋の鍵を使って部屋に入ると、欠伸を連発しながらアーリンがコートとマフラーをハンガーにかけ、シャツのボタンを二つ外してからベルトも外した。ブーツを脱いで早々とベッドに横になったアーリンが、今にも寝そうな顔で口を開いた。
「バーニー。早く」
「おー」
バーニーは手早くコートとマフラーをハンガーにかけ、ブーツを脱いで布団の中に潜り込んだ。すぐにアーリンがくっついてきて、バーニーの手を握り、すぅっと寝落ちた。
間近に見えるアーリンの長い睫毛をなんとなく眺めながら、バーニーはちょっとだけ困っていた。
ここ最近特に、どうにもアーリンが可愛い。うっかり一緒に寝てしまった後から、割とちょこちょこ一緒に寝るようになった。アーリンの体温は高めなので湯たんぽとして最高で、とてもぐっすり眠れるのだが、今は酔っていることもあって、ぶっちゃけムラムラしている。両隣から盛り上がっている喘ぎ声が聞こえてくるのもいけない。
ここに泊まらずに家に帰ればよかったと後悔するが、気持ちよさそうに寝ているアーリンを起こすのも忍びない。
うっかり勃起しちゃいそうなのをなんとか堪えていると、アーリンが足を絡めて、より密着してきた。酒の匂いに混じって、アーリンの匂いがする。手は握られたままだし、ぴったりくっついているアーリンの高めの体温に下腹部がむずむずしてくる。
それなりに酔っていてバーニーも眠いのだが、今夜はなんだか眠れる気がしない。
ちょっと困っていると、ふとアーリンの唇が目についた。薄めの形のいい唇である。最後にキスをしたのは、アーリンを雇う前だから、もう半年以上前だ。セックスをしたのもそれくらいである。
アーリンが来てから、アーリンと過ごすのが楽しくて、ここに遊びに来る頻度が激減していた。
たまたま久しぶりに遊ぼうかと思った日にアーリンと遭遇して、一緒に楽しもう! って気になっちゃったし、バーニーは普段あんまり自慰をしない方なので、ぶっちゃけめちゃくちゃ溜まっている。
まずいなー、まずいなー、と思いながらも、アーリンとキスがしたくて堪らない。触れている股間にじわじわ血液が移動し始めると、バーニーはいよいよ本格的に困りだした。
アーリンに手を出すつもりはない。今は恋人のフリをしているが、あくまでフリなだけで、ほとぼりが冷めたらお揃いの腕輪を外す予定だ。恋人のフリといっても、お揃いの腕輪を着けているだけで、特に何か恋人らしいことをしている訳でもない。
アーリンはとても真面目で、毎日一生懸命働いてくれている。元は貴族の出なのに、庶民の生活に慣れようと頑張っているのが見ていてよく分かった。とても頑張っているのが分かるので応援したくなり、なにかと世話を焼いてきた。アーリンと一緒に過ごすのは楽しい。アーリンは無口だが、変に気を使うこともないし、仕事が一緒だから休みのタイミングも同じで一緒に過ごしやすい。
バーニーはアーリンの唇を見つめて、ムラムラするのをなんとか堪えながら、考え始めた。
アーリンに手を出すのはまずい。変に拗れて辞められたらすごく困るし、なにより寂しい。アーリンはもうバーニーにとっては家族の一人のような感覚だし、従業員としても立派な戦力になっている。
アーリンのことが好きなのだが、これは恋愛感情なのか。少なくとも、現在進行系でアーリンにムラムラしているので、アーリンを性的な目で見てしまっている。
バーニーは男専門だが、男なら誰でもいいという訳ではない。ちゃんと好みがある。バーニーの好みは、ちょっとぽちゃっとした感じの癒し系な雰囲気の男だ。アーリンとはかなり違う。いや、アーリンもたまに可愛いので、見ていて和むという意味では癒し系要素を持っているのだが。
アーリンは筋肉質な引き締まった身体つきをしている。ぽちゃぽちゃな贅肉とは無縁な身体だ。総合するとバーニーの好みとはだいぶかけ離れていると思うのだが、どうしてもバーニーに懐いているアーリンが可愛いし、ムラムラしてしまう。
恋愛感情には性欲も伴うかと思うのだが、本当にバーニーはアーリンのことが好きなのだろうか。今感じているムラムラ感は、単なる性欲だけではない気はする。
アーリンの誰にも見せたことがないところを見て、誰にも見せたことがない顔を見て、誰にも聞かせたことがない声を聞きたい。
ふと、バーニーは気づいてしまった。無意識のうちに、アーリンの隣にいるのは自分だと当たり前のように思っていることに。
バーニーは挙動不審に目を泳がせ始めた。これはかなりまずいんじゃないだろうか。アーリンのことが、恋愛感情という意味でも好きかもしれない。
バーニーは穏やかな寝息をもらすアーリンの唇からなんとか目を逸らし、ぐっすり寝ているアーリンを起こさないように、静かに深呼吸をした。
アーリンのことが恋愛感情で好きなのが確定している訳ではない。きっと、今めちゃくちゃ酔っているのと、めちゃくちゃ溜まっているから、一時的にそんな風に思っちゃっているだけの可能性もある。
バーニーはそーっと絡めていた足をとき、触れていた股間を離した。そーっと手も離すと、ずりずりと少しだけアーリンから距離をとった。これで少しは落ち着くかもと一安心していると、アーリンの長い睫毛が震え、アーリンが半分目を開けた。反射的にドキッとしたのも束の間、アーリンが離れた分近寄ってきて、またバーニーの手を握り、足を絡めてぴったりくっついてきた。
ふぅっとどこか満足げな息を吐いて、アーリンが再び寝息を立て始めた。
困った。とても困った。めちゃくちゃ可愛いではないか。
これは本当にどうしたらいいのか。完全に生殺し状態である。ぴったりくっついている股間はすっかり硬くなってしまったし、握られている手の温かさに胸がキュンキュンする。
やっちゃ駄目だ。絶対に後悔するぞ、と思いながらも、バーニーは我慢できずに、眠るアーリンの唇にそっと唇をくっつけた。
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