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26:マーサと一緒のやけくその夜
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フェリは気がすむまで泣くと、抱きついていたマーサの身体を離した。マーサの肩がフェリの涙と鼻水でぐっちょり濡れている。なんだかすごく気まずい。
マーサが座っていたベッドの端から移動して、ベッドの枕元に枕をどかして背もたれに背を預けて座り、ポンポンと自分の太腿を軽く叩いた。フェリはサンダルを雑に脱ぎ捨て、のろのろとした動作でマーサの元に近づき、マーサの柔らかい太腿に顔を埋め、腹に腕を回した。マーサが再びフェリの頭を優しく撫でてくれる。
「……マーサ」
「うん」
「クラウディオがジャン将軍を口説き落とせって」
「うん」
「俺やだよ。クラウディオだけでいい」
落ち着いたと思ったが、またじんわり涙が滲んでくる。マーサが宥めるようにフェリの頭を撫で回す。
「クラウディオ分隊長はさー、兄さんのこと溺愛してんだよね」
「……うん」
「だから心配なんだよ。兄さんが普段1人で寂しくないかって」
「……別に。慣れてるし」
「多分だけどね、クラウディオ分隊長は慣れてほしくないんだよ。兄さんが1人で寂しいってことにさ。ま、それは私もだけどね」
「…………」
「クラウディオ分隊長は兄さんと一緒に旅はできないからさ。兄さんとずっと旅ができて、ロヴィーノ達と互いに受け入れあって家族になってくれる相手が欲しいんだよ」
「…………でも」
「クラウディオ分隊長は兄さん達の『家』なんでしょ?」
「うん」
「なら一緒に『家』に帰れるような相手を見つけようよ。そしたらきっとクラウディオ分隊長は安心できるよ」
「…………うー……」
「兄さんには悪いけど、今回はクラウディオ分隊長の言うことに私は賛成だよ。兄さんが一人でいる時間は短い方がいいもの」
「……わかった。やるだけやる。でもどうせ無理だからな」
「大丈夫よ。ジャン将軍は飛竜の美醜には拘るけど、人間の美醜には興味ないから」
「……それはそれでどうなんだ」
「いいじゃん。面白い人だし。ロヴィーノ達も子供の頃から知ってて懐いてるんでしょ?」
「まぁ、そうみたいだけど……俺はそんなに話したことないし」
「飛竜と風竜で空中デートでもしてみたら?」
「んー」
「ま、時間はいくらでもあるんだから、急がなくてもいいのよ。じわじわ攻め落とせば」
「はぁ……」
「ていうか、兄さん昔クソビッチになるとか言ってたじゃない」
「うっ……そうだけど……なんか語呂が良かったというか、響きが良かったからそう言ってただけだし……」
「『兄さんクソビッチ化計画』再始動ね」
「まーじーかー」
「ところで兄さん」
「ん?」
「今夜はどうする?」
「クラウディオのところには今日は帰らないぞ。言いたいことは分かるけど、やっぱ腹立つし」
「そ。なら私と楽しみましょ。気持ちよーくなって、サクッと頭を切り替えるってことで」
「……ロヴィーノは?」
「ロヴィーノとは明日の昼間に土竜の森の中の川で釣りデートする約束したもの。たまには真っ昼間に青姦もいいよね!」
「……程々にしてやれよ?」
「はっはっは」
マーサが笑いながらフェリの髪をぐちゃぐちゃに撫で回した。泣き疲れて、ついでになんだか気が抜けてしまったフェリはされるがままだ。マーサの柔らかい腹に顔を埋めて溜め息を吐くと、顎の下あたりに固いものが当たる。
「……なんでもう勃ってんだ」
「いつでもどこでも勃起できちゃう土の神子だからかな!」
「……なんかホントに気が抜けたわ……」
「お、それはなにより。兄さーん。ついでにちんこペロペロしてー」
「おーう」
フェリは少し頭をずらして、マーサの勃起しているぺニスをズボンの上から舐めた。マーサは緩めのズボンを履いているので、下着ごとずらしてやると、ぶるんっと勢いよくガチガチに固くなっているぺニスが飛び出た。ぺニスの裏筋を横からペロペロ舐めてやる。指先で既にじんわり濡れている先っぽを擦ってやると、マーサが楽しそうに小さく笑った。
「ははっ。兄さん、気持ちいー」
「よかったな」
マーサの熱くて固いぺニスを舐めていると、じんじわフェリの身体も熱を持ってくる。フェリはマーサのぺニスを舐め回しながら、もぞもぞと片手を自分のズボンに突っ込んで、ゆるく勃ち上がっている自分のぺニスを掴んだ。何度かゆるゆると手で擦るが、ズボンの中では思うように手を動かせない。フェリはマーサのぺニスから口を離さずに、ズボンを脱いで適当に放り投げた。マーサが身動きしたので、ぺニスを咥えたまま見上げると、上のシャツを脱いでいた。シャツの下に着ていたタンクトップも脱いで、ブラジャーも外して上半身が裸になった。
フェリも1度起き上がり、シャツを脱いで全裸になった。マーサもズボンと下着を完全に脱いでしまう。
「あ、そうだ。ねえねえ、兄さん」
「ん?」
「新作の玩具使っていい?」
「どんなのだよ」
「魔石内蔵の張り型でスイッチ入れたら、こう……ウィンウィン動くんだよ。結構大きめサイズだけど、兄さんだったら普通に入るでしょ」
「えー……」
「結構気持ちいいよ?人間には無理な動きするし。こうね、中をね、表面のいぼいぼで刺激しながら掻き回すんだよ。ぐるぐるーって」
「どっちに入れるやつ?」
「まんこかな。まぁアナルに入れてもいいけどさ」
「本当に気持ちいいのか?」
「いいよー。兄さんさ、玩具使ってまんことアナルに同時に入れたことないでしょ?やってみたらハマるよー?」
「……やる」
「よっしゃ!すぐに持ってくるわっ!ついでに新作ローションも試していい?香りつきなんだけど」
「おー。もうなんでも好きにしろ」
「イエーイ!!」
マーサが楽しそうにベッドから飛び降りて、全裸のまま1度家を出ていった。
フェリはコロンとベッドに転がり膝を抱えて丸くなった。もうこうなったら今夜はクラウディオのことなんか忘れて、ひたすら快感を貪ってやる。フェリは自分の女のソコに手を伸ばした。少しだけ濡れているソコを指先でくるくる撫で回して、ゆっくりと自分の指を入れる。
マーサが大きな箱を抱えて戻ってくるまで、フェリは1人で性器を弄っていた。
マーサが座っていたベッドの端から移動して、ベッドの枕元に枕をどかして背もたれに背を預けて座り、ポンポンと自分の太腿を軽く叩いた。フェリはサンダルを雑に脱ぎ捨て、のろのろとした動作でマーサの元に近づき、マーサの柔らかい太腿に顔を埋め、腹に腕を回した。マーサが再びフェリの頭を優しく撫でてくれる。
「……マーサ」
「うん」
「クラウディオがジャン将軍を口説き落とせって」
「うん」
「俺やだよ。クラウディオだけでいい」
落ち着いたと思ったが、またじんわり涙が滲んでくる。マーサが宥めるようにフェリの頭を撫で回す。
「クラウディオ分隊長はさー、兄さんのこと溺愛してんだよね」
「……うん」
「だから心配なんだよ。兄さんが普段1人で寂しくないかって」
「……別に。慣れてるし」
「多分だけどね、クラウディオ分隊長は慣れてほしくないんだよ。兄さんが1人で寂しいってことにさ。ま、それは私もだけどね」
「…………」
「クラウディオ分隊長は兄さんと一緒に旅はできないからさ。兄さんとずっと旅ができて、ロヴィーノ達と互いに受け入れあって家族になってくれる相手が欲しいんだよ」
「…………でも」
「クラウディオ分隊長は兄さん達の『家』なんでしょ?」
「うん」
「なら一緒に『家』に帰れるような相手を見つけようよ。そしたらきっとクラウディオ分隊長は安心できるよ」
「…………うー……」
「兄さんには悪いけど、今回はクラウディオ分隊長の言うことに私は賛成だよ。兄さんが一人でいる時間は短い方がいいもの」
「……わかった。やるだけやる。でもどうせ無理だからな」
「大丈夫よ。ジャン将軍は飛竜の美醜には拘るけど、人間の美醜には興味ないから」
「……それはそれでどうなんだ」
「いいじゃん。面白い人だし。ロヴィーノ達も子供の頃から知ってて懐いてるんでしょ?」
「まぁ、そうみたいだけど……俺はそんなに話したことないし」
「飛竜と風竜で空中デートでもしてみたら?」
「んー」
「ま、時間はいくらでもあるんだから、急がなくてもいいのよ。じわじわ攻め落とせば」
「はぁ……」
「ていうか、兄さん昔クソビッチになるとか言ってたじゃない」
「うっ……そうだけど……なんか語呂が良かったというか、響きが良かったからそう言ってただけだし……」
「『兄さんクソビッチ化計画』再始動ね」
「まーじーかー」
「ところで兄さん」
「ん?」
「今夜はどうする?」
「クラウディオのところには今日は帰らないぞ。言いたいことは分かるけど、やっぱ腹立つし」
「そ。なら私と楽しみましょ。気持ちよーくなって、サクッと頭を切り替えるってことで」
「……ロヴィーノは?」
「ロヴィーノとは明日の昼間に土竜の森の中の川で釣りデートする約束したもの。たまには真っ昼間に青姦もいいよね!」
「……程々にしてやれよ?」
「はっはっは」
マーサが笑いながらフェリの髪をぐちゃぐちゃに撫で回した。泣き疲れて、ついでになんだか気が抜けてしまったフェリはされるがままだ。マーサの柔らかい腹に顔を埋めて溜め息を吐くと、顎の下あたりに固いものが当たる。
「……なんでもう勃ってんだ」
「いつでもどこでも勃起できちゃう土の神子だからかな!」
「……なんかホントに気が抜けたわ……」
「お、それはなにより。兄さーん。ついでにちんこペロペロしてー」
「おーう」
フェリは少し頭をずらして、マーサの勃起しているぺニスをズボンの上から舐めた。マーサは緩めのズボンを履いているので、下着ごとずらしてやると、ぶるんっと勢いよくガチガチに固くなっているぺニスが飛び出た。ぺニスの裏筋を横からペロペロ舐めてやる。指先で既にじんわり濡れている先っぽを擦ってやると、マーサが楽しそうに小さく笑った。
「ははっ。兄さん、気持ちいー」
「よかったな」
マーサの熱くて固いぺニスを舐めていると、じんじわフェリの身体も熱を持ってくる。フェリはマーサのぺニスを舐め回しながら、もぞもぞと片手を自分のズボンに突っ込んで、ゆるく勃ち上がっている自分のぺニスを掴んだ。何度かゆるゆると手で擦るが、ズボンの中では思うように手を動かせない。フェリはマーサのぺニスから口を離さずに、ズボンを脱いで適当に放り投げた。マーサが身動きしたので、ぺニスを咥えたまま見上げると、上のシャツを脱いでいた。シャツの下に着ていたタンクトップも脱いで、ブラジャーも外して上半身が裸になった。
フェリも1度起き上がり、シャツを脱いで全裸になった。マーサもズボンと下着を完全に脱いでしまう。
「あ、そうだ。ねえねえ、兄さん」
「ん?」
「新作の玩具使っていい?」
「どんなのだよ」
「魔石内蔵の張り型でスイッチ入れたら、こう……ウィンウィン動くんだよ。結構大きめサイズだけど、兄さんだったら普通に入るでしょ」
「えー……」
「結構気持ちいいよ?人間には無理な動きするし。こうね、中をね、表面のいぼいぼで刺激しながら掻き回すんだよ。ぐるぐるーって」
「どっちに入れるやつ?」
「まんこかな。まぁアナルに入れてもいいけどさ」
「本当に気持ちいいのか?」
「いいよー。兄さんさ、玩具使ってまんことアナルに同時に入れたことないでしょ?やってみたらハマるよー?」
「……やる」
「よっしゃ!すぐに持ってくるわっ!ついでに新作ローションも試していい?香りつきなんだけど」
「おー。もうなんでも好きにしろ」
「イエーイ!!」
マーサが楽しそうにベッドから飛び降りて、全裸のまま1度家を出ていった。
フェリはコロンとベッドに転がり膝を抱えて丸くなった。もうこうなったら今夜はクラウディオのことなんか忘れて、ひたすら快感を貪ってやる。フェリは自分の女のソコに手を伸ばした。少しだけ濡れているソコを指先でくるくる撫で回して、ゆっくりと自分の指を入れる。
マーサが大きな箱を抱えて戻ってくるまで、フェリは1人で性器を弄っていた。
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