俺と先生の愛ある託卵生活

丸井まー(旧:まー)

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49:産卵

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クリスが指を動かすにつれ、アナルが刺激されて、どんどん排泄感が強くなる。ついでにクリスの指の動きに興奮して、完全に勃起してしまった。これ以上は色々マズイ。


「せんせぇ」

「なにっ!?大丈夫!?」

「……大丈夫ですから、指抜いて」

「あ、うん」


クリスがゆっくりニーファのアナルから指を引き抜いた。その感覚にすら、ぶっちゃけ気持ちよくて興奮する。ニーファは四つん這いから体勢を元に戻して、クリスの方に向き直って座った。


「……クリス先生」

「なんだい?」

「……勃っちゃった」

「……あー……」


クリスがニーファの股間を見下ろした。ちょっと引っ込みがつかないレベルで勃起している。


「……どうしましょう、これ」

「……口で一度出す?」

「でも母様達来るかも」

「全速力で出そう」


そう言うと、クリスがすぐにニーファのペニスを咥えた。知り尽くされているニーファのいいところを躊躇なくガンガン攻められる。クリスに向かって膝を立てて、足を開かされる。ニーファのペニスを唇でしごきながら、クリスが再びニーファのアナルに指を入れた。中の前立腺を指の腹でグリグリ擦られる。ニーファは強すぎる刺激に、思わず声をもらした。激しく攻め立てられて、すぐに限界がきた。


「あ、あ、イクッ……あぁっ!」


ニーファはクリスの口の中に射精した。腰や足が震える。クリスは全部精液を搾り取るようにペニスを優しく吸って、何度か頭を上下に動かした。クリスがニーファのアナルから指を引き抜いて、一応萎えたペニスからも口を離した。


「大丈夫そう?」

「……なんとか?」


クリスが薄めのタオルケットを下半身裸のニーファにかけてくれる。ニーファの唇に一度キスをして、タオルを持ってくると言って、急ぎ足で寝室から出ていった。一応一度出して萎えたが、正直ムラムラする。ニーファはクリスと共にマーサ達が戻ってくるまでの少しの間、ずっと明日から一週間分の食事の献立を考えて、気をまぎらわせた。

クリスと共に再び寝室に現れたマーサとマルクは、手に小さめの木の籠を持っていた。手渡されたそれを見てみると、中には柔らかそうな布が敷き詰めてある。


「卵が産まれたら、それに入れてくれ」

「うん」

「あ、俺達は一応部屋の外に出てるな。クリス君はどうする?」

「ニーファ君の側にいてもいいですか?」

「ニーファがいいなら、別にいいぞ」

「ニーファ君」

「いいですよー」


ニーファは必死な顔をしてニーファを見るクリスに軽く頷いた。マーサ達がいると色々気まずいが、クリスだけなら何の問題もない。
産まれたら呼ぶようにと、ニーファ達に声をかけてから、マーサとマルクは寝室を出て、一階に降りていった。
排泄感はじわじわ大きくなり続けている。クリスはベッドに腰かけてニーファの手を強く握り、ニーファの唇に触れるだけのキスをした。

それから少し時間が経つと、排泄感は完全に大きくなり、卵が肛門のすぐ近くまで下りている感覚がするようになった。ニーファは四つん這いの体勢になっていた。座ったままだと少し出しづらいし、うっかり卵を潰しそうな気がして怖いからだ。
大きく呼吸しながら、下腹部に力を入れる。クリスがニーファの片手を握りしめながら、ニーファの尻の前で籠を片手に待機している。
少しずつ卵がニーファのアナルから出てきた。アナルをしっかり解してあり、更に分泌液の滑りがあるからか、痛みはない。
クリスが見つめる中、ゆっくりと卵がニーファのアナルから出ていく。


「あともう少しだ。頑張って」

「……はい」


深呼吸しながら、下腹部にぐっと力を入れる。すると、唐突にぬるんっと卵が出ていく感覚がした。ついに卵が産まれた。ニーファのアナルから出てきた卵をクリスが受け止め、そっと籠の中に入れた。大きく息を吐きながら背後を振り返ると、クリスが持つ籠の中には濡れた鶏の卵のような形と大きさの卵があった。


「……出ましたね」

「……出たね」


クリスが卵が入った籠をベッドにそっと置いて、大きく息をするニーファを強く抱きしめた。ニーファの顔に何度もキスをして、最後に唇にキスをした。


「……お疲れ様」

「はい」


もう一度ニーファの唇にキスをして、ニーファの頭を優しく撫でると、クリスがマーサ達を呼んでくると言って寝室から出ていった。ニーファは籠の中の卵をじっと見た。指先で優しくツンツンすると、硬い殻の感触がする。

(これどうするんだろ?温めるのかな?)

これが自分の中に入っていたというのが不思議だ。ニーファはズボンと下着も穿かずに、そのまま3人が戻ってくるまで、ずっと卵を見つめていた。





ーーーーーー
マルクの話では、3日程そのまま放置していれば勝手に卵が割れて、中から精霊の子供が産まれてくるらしい。精霊の卵が産まれた事で、またニーファの身体が元に戻る為に変化するから、絶対安静を言いつけられた。食事はクリスが用意してくれるし、マーサとマルクも日に何度もニーファの元へとやってくる。別に体調は悪くない。それだというのに、ベッドに横になっていなければならないのが不満だ。家事をしている時以外はずっとクリスが側にいてくれるからいいが、クリスが家事をしていて寝室に1人でいる間は、ニーファはじっと卵を見つめて過ごしていた。卵はピクリとも動かない。本当に精霊の子供が産まれてくるのだろうか。
なんとなく下腹部に違和感を覚えて、ベッドから下りてトイレに向かう。久しぶりの排便は何だか違和感が大きい。それに、妊娠する前は毎朝1回だった排便が、卵が産まれて2日目あたりから複数回少量ずつ出るようになっていた。どうせなら1回でスッキリ出したい。

卵を産んで3日目の昼間に、卵に変化があった。ベッドの上で昼ご飯にクリスが作ったサンドイッチを食べ終え、片付けをしに階下に降りるクリスをベッドの上から見送り、何気なく卵を見ると小さなヒビが入っている。ニーファは驚いて大きな声でクリスを呼んだ。皿を洗っていたのだろうクリスが、手に泡をつけたまま寝室に飛び込んできた。


「どうしたのっ!?」

「卵にヒビができてます」


クリスが手についた泡が卵につかないように気をつけながら、卵を覗きこんだ。


「……本当だ」

「ね」

「マーサ様とマルク様を呼ぼう」

「はい」


ニーファはピアス型通信具を起動させて、マーサに卵に変化があったことを伝えた。すぐに行く、と返事があり、本当にすぐにマーサとマルクがやって来た。


「これは半日もせずに卵が孵化するな」

「ねぇ、マルク。精霊の子供ってさー、どんな形してるの?」

「ん?親と同じ形態だぞ。今回はサァウーフルだな」

「へぇー」


サァウーフルの姿は図鑑では見たことがある。普通の狼と何処が違うのか、よく分からなかった。一応詳しい説明も読んだが、あまり記憶にない。夜まで4人で籠を囲み、じっと卵の変化を見続けた。

夜も更けてきた頃。とうとう卵が完全に割れた。中から本当に小さな掌サイズの子犬のような姿の精霊が出てきた。本当に小さい。


「か、可愛いっ!!」


ニーファは思わず小さく叫んだ。身体の小ささも相まって、本当に可愛らしい。触りたい。思わず手をわきわきさせると、マルクに止められた。


「今から卵の殻を食べるから、触るのは食べ終わった後でな」

「殻を食べるの?」

「精霊は魔力で育つと言っただろう?この卵の殻は魔力の塊だ。産まれてすぐに殻を食べて、魔力で満たして精霊としての存在を確立させるんだよ」

「へぇ」


本当に小さな小さなサァウーフルが卵の殻を食べ始めた。カリカリと小さな音を立てながら卵の殻を噛るサァウーフルをじっと見つめる。一生懸命少しずつ殻を噛る姿が可愛らしい。産まれたサァウーフルが卵の殻を食べ終える頃には朝日が昇っていた。
卵の殻を食べ終えたサァウーフルに、マルクの許可を得て触れる。柔らかい毛の感触が堪らなく可愛い。クリスもサァウーフルに指先で優しく触れた。思わず笑みを浮かべるクリスに、ニーファも穏やかに笑った。


「じゃあ、そろそろ親の所に連れていくな」

「えっ!?」

「もうですか!?」


ニーファとクリスはマルクの発言に驚いた。まだ産まれたばかりなのに、もう連れていくのか。


「卵の殻を食べきって、存在として安定したからな。早めに親の所に連れていった方がいい。……時間が経つと、お互い情が湧くだろ?」


マルクの言うとおりだが、こんなに早く別れなければいけないとは思っていなかった分、なんだか落胆してしまう。なんだかんだで5年近くニーファの腹の中にいたのだ。なんとなく寂しい。少し肩を落としたニーファの背中をクリスが優しく擦った。

フェリも家に来て、そのまま神子3人で風竜に乗り、親のサァウーフルの精霊がいる場所へと飛んでいった。庭先で飛んでいく彼らをじっと見るニーファの肩をクリスが抱き、そのまま2人、無言で風竜が完全に見えなくなるまで空を見つめていた。

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