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20:やればできるおっさん
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ゴンドロフは家に帰り着くと、洗面台で手を洗ってから台所へ向かった。グラスに水を注いで飲み干すと、買ったばかりの料理本の目次を眺め、家にある材料で作れそう且つ食べたいものを選ぶ。
ゴンドロフは、野営の際はいつも料理を作っている。デーリは自覚のないメシマズで、デーリに作らせたら貴重な食料が可哀想なことになるからだ。冒険者になった頃から何度も失敗しながら我流で覚えた野営料理だが、割と美味いものが作れるようになっている。
つまり、料理の基本はそれなりにできている。詳しい解説付きの料理本を読みながらなら、一般住宅の台所でもそれなりに美味いものが作れる筈である。
ゴンドロフは台所にある魔導製品に慣れるためにも、まずは簡単なものから作り始めた。
発掘した魔導製品の取扱説明書を見つつ、なんとか昼食が出来上がった。
豚肉の香草焼き、腸詰め肉と野菜のスープ、焼きたてのパンはちょっと焦げてしまったが、問題なく食える範囲内だ。
紅茶なんて自分で淹れたことがないので、紅茶の淹れ方まで載っていた料理本を見ながら紅茶を淹れ、氷を入れたグラスに注いだら完成である。
我ながら実に素晴らしい昼食だと思う。
居間のテーブルに運んで食べてみれば、豚肉の香草焼きはいい感じに焼けていたし、割と作り慣れているスープも美味い。そもそも、野営料理は煮るか焼くかの二択だから、どっちも慣れていると言えるだろう。
初めて1人で挑戦したパンも一応食えるものになっている。便利な魔導製品のお陰で手軽に焼きたてパンが食べられるのはすごくいいと思う。
紅茶はアキムが淹れたものに比べてちょっと渋い気がするが、まぁ許容範囲内だ。
ゴンドロフはガツガツと初めての台所での一人料理を食べきると、ふぅと満足気な息を吐いた。
手早く後片付けをしてから、居間のソファーに座って、夕食に何を作るか選ぶ。焼く系や煮る系はそれなりにできる。そうとなれば、一度もやったことがない揚げ物に挑戦してみるのも一興だ。
揚げ物は好きだが、街にいる時にしか食べられないし、自分で作ったことはない。
ゴンドロフは料理本を片手に台所へ行き、必要な調理器具が揃っていることを確認すると、今夜の夕食は鶏肉の揚げ物をメインにすると決めた。トマトをいっぱい買ってあるからトマトスープも作る。干し杏を市場で見かけて、アキムは果物好きだからと買ってみたのだが、パンに入れてみるのもありかもしれない。デザートには美味しそうな桃もある。
ゴンドロフは夕食のメニューを決めると、居間のソファーに寝転がった。まだ腰が地味に痛い。アキムとのセックスは半端なく気持ちよかったが、セックス後のダメージが割と大きい。
仕事に差し支えるといけないので、仕事の前日はできない。またやるなら明日の夜だろう。アキムが明後日は休みだと言っていたから、セックスする以外の選択肢はない。またちんこを借りて楽しく気持ちよくなろうと決めると、ゴンドロフは夕方近くまで昼寝した。
優雅な昼寝から目覚めると、水を飲んでから庭の洗濯物を取り込み、居間で手早く畳む。家事を習い始めてまだ少しだが、それなりにできるようになってきている気がする。家の掃除は手伝い程度しかしていないが、洗濯はできるようになっているし、料理もちゃんと台所でできた。
俺ってやればできるな……と自画自賛しながら洗濯物を畳み終えると、ゴンドロフはやる気満々で台所へ向かった。
スープとパンを先に仕込み、下味をつけた鶏肉を揚げていると、アキムが帰ってきた気配がした。内心ちょっとビビりながら揚げ物をしているので、手が離せない。台所にいい匂いが漂っているから、アキムの方から来るだろうと思い、ゴンドロフは美味しそうな色合いになった鶏肉を油から取り出し、次の鶏肉を慎重に熱した油の中に入れた。
台所にアキムが顔を出した。ゴンドロフは揚げている鶏肉から目を離さずに声をかけた。
「おかえり」
「ただいまっすー。めちゃくちゃいい匂いがするんすけど。って、ゴンちゃん揚げ物できたんすか!?」
「今回が初挑戦だ。ちゃんと肉には火が通っている筈! 多分!」
「へぇー。帰って飯ができてるってすげー嬉しいっすー。あざーっす!」
「おー。今揚げてるので最後だ。揚げたて食うぞ。揚げたて」
「いいっすねー。皿とか出しますよー」
「おー」
最後の肉がいい感じに揚がると、ゴンドロフは肉を取り出した。
皿に盛り付け、居間のテーブルに運び、冷やしておいた火酒の瓶とグラスも持っていく。アキムには軽めの酒を買っておいたので、それも運ぶ。
どこからどう見ても完璧な夕食である。ゴンドロフはやればできる男なのである。
熱々のうちに早速食べ始める。揚げたての鶏肉はいい感じに火が通っていて、齧りついて咀嚼すれば、口の中に肉汁が溢れる。肉の旨味が口の中に残っているうちに火酒をぐいっと飲めば、最高の一言に尽きる。トマトスープも美味くできているし、干し杏入りのほんのり甘いパンも割とイケる。
アキムが口の中のものを飲みこんでから、へらっと笑った。
「どれも美味いっすー。揚げ物はどうやって作ったんすか?」
「料理本を見ながら作った。俺はやればできる男!」
「へぇー。初めてとは思えねぇ出来っすね。んまい」
「普段は野営の時はいつも俺が作ってるしな」
「そうなんすか? デーリさんは?」
「あいつ、自覚のねぇメシマズなんだよ。あいつに任せたらガチでやべぇブツを作りやがる」
「うわぉ。なんか意外っす。デーリさん、器用そうなのに」
「魔法はすげぇ器用な真似すっけど、手先はぶきっちょだし、料理は壊滅的に駄目だぞ。恋人と同棲してっけど、家事はほぼさせてもらえないっつってた。二度手間になるしな」
「へぇー。ゴンちゃんは掃除を覚えたら家事は一通りできちゃう感じっすねー」
「おー。次の休みに教えてくれよ」
「うぃっすー」
「次の休み、明後日だろ? 明日の夜はセックスすっから。ちんこ貸せや」
「それはやだーー!!」
「なんでだぁぁ! 1回ヤッてんだから、2回も3回も10回も変わんねぇだろ!?」
「そうでもねぇっすよ!?」
「俺はケツで気持ちよくなれる。お前は締まりが最高なケツに突っ込んで気持ちよくなれる。ほら。なんの問題もねぇな」
「いやいやいや。問題大ありっすから。男は範疇外なんすよー!!」
「大丈夫だ。舐めれば勃つ!」
「確かに勃っちゃったけどね!? えー。いっそ花街で男娼買ったらよくないっすかー。玄人だから上手いっすよー」
「それは嫌。抱かれるのにわざわざ金払うとかなんか嫌。ていうか、手近なところに気軽に借りれるちんこがあるしな」
「気軽に借りないでっ!?」
「なんならパイズリしてやるぞ? 俺の胸筋ならできる……筈!」
「おっさんのパイズリとか心底やだーー!!」
「まぁ、明日のお楽しみだ」
「しねぇからな? 絶対しねぇからな?」
「話を変えるが、明日は何が食いたいか料理本見て決めとけよ。暇だから明日も作る」
「おっ。あざーっす! 後片付けと風呂が終わったら料理本眺めてみるっすー」
ゴンドロフは喋りながらガツガツと食べきると、火酒を飲み干し、ふぅと息を吐いて、むふっと笑った。
アキムにも高評価をもらえたくらい上出来な夕食を作れたし、家事を完璧に習得できる日は近そうだ。
ゴンドロフはアキムと一緒に後片付けをすると、なんとなく一緒に風呂に入り、寝る時間まで居間で酒を飲みながら料理本を眺めつつ、アキムとわちゃわちゃお喋りをした。
ゴンドロフは、野営の際はいつも料理を作っている。デーリは自覚のないメシマズで、デーリに作らせたら貴重な食料が可哀想なことになるからだ。冒険者になった頃から何度も失敗しながら我流で覚えた野営料理だが、割と美味いものが作れるようになっている。
つまり、料理の基本はそれなりにできている。詳しい解説付きの料理本を読みながらなら、一般住宅の台所でもそれなりに美味いものが作れる筈である。
ゴンドロフは台所にある魔導製品に慣れるためにも、まずは簡単なものから作り始めた。
発掘した魔導製品の取扱説明書を見つつ、なんとか昼食が出来上がった。
豚肉の香草焼き、腸詰め肉と野菜のスープ、焼きたてのパンはちょっと焦げてしまったが、問題なく食える範囲内だ。
紅茶なんて自分で淹れたことがないので、紅茶の淹れ方まで載っていた料理本を見ながら紅茶を淹れ、氷を入れたグラスに注いだら完成である。
我ながら実に素晴らしい昼食だと思う。
居間のテーブルに運んで食べてみれば、豚肉の香草焼きはいい感じに焼けていたし、割と作り慣れているスープも美味い。そもそも、野営料理は煮るか焼くかの二択だから、どっちも慣れていると言えるだろう。
初めて1人で挑戦したパンも一応食えるものになっている。便利な魔導製品のお陰で手軽に焼きたてパンが食べられるのはすごくいいと思う。
紅茶はアキムが淹れたものに比べてちょっと渋い気がするが、まぁ許容範囲内だ。
ゴンドロフはガツガツと初めての台所での一人料理を食べきると、ふぅと満足気な息を吐いた。
手早く後片付けをしてから、居間のソファーに座って、夕食に何を作るか選ぶ。焼く系や煮る系はそれなりにできる。そうとなれば、一度もやったことがない揚げ物に挑戦してみるのも一興だ。
揚げ物は好きだが、街にいる時にしか食べられないし、自分で作ったことはない。
ゴンドロフは料理本を片手に台所へ行き、必要な調理器具が揃っていることを確認すると、今夜の夕食は鶏肉の揚げ物をメインにすると決めた。トマトをいっぱい買ってあるからトマトスープも作る。干し杏を市場で見かけて、アキムは果物好きだからと買ってみたのだが、パンに入れてみるのもありかもしれない。デザートには美味しそうな桃もある。
ゴンドロフは夕食のメニューを決めると、居間のソファーに寝転がった。まだ腰が地味に痛い。アキムとのセックスは半端なく気持ちよかったが、セックス後のダメージが割と大きい。
仕事に差し支えるといけないので、仕事の前日はできない。またやるなら明日の夜だろう。アキムが明後日は休みだと言っていたから、セックスする以外の選択肢はない。またちんこを借りて楽しく気持ちよくなろうと決めると、ゴンドロフは夕方近くまで昼寝した。
優雅な昼寝から目覚めると、水を飲んでから庭の洗濯物を取り込み、居間で手早く畳む。家事を習い始めてまだ少しだが、それなりにできるようになってきている気がする。家の掃除は手伝い程度しかしていないが、洗濯はできるようになっているし、料理もちゃんと台所でできた。
俺ってやればできるな……と自画自賛しながら洗濯物を畳み終えると、ゴンドロフはやる気満々で台所へ向かった。
スープとパンを先に仕込み、下味をつけた鶏肉を揚げていると、アキムが帰ってきた気配がした。内心ちょっとビビりながら揚げ物をしているので、手が離せない。台所にいい匂いが漂っているから、アキムの方から来るだろうと思い、ゴンドロフは美味しそうな色合いになった鶏肉を油から取り出し、次の鶏肉を慎重に熱した油の中に入れた。
台所にアキムが顔を出した。ゴンドロフは揚げている鶏肉から目を離さずに声をかけた。
「おかえり」
「ただいまっすー。めちゃくちゃいい匂いがするんすけど。って、ゴンちゃん揚げ物できたんすか!?」
「今回が初挑戦だ。ちゃんと肉には火が通っている筈! 多分!」
「へぇー。帰って飯ができてるってすげー嬉しいっすー。あざーっす!」
「おー。今揚げてるので最後だ。揚げたて食うぞ。揚げたて」
「いいっすねー。皿とか出しますよー」
「おー」
最後の肉がいい感じに揚がると、ゴンドロフは肉を取り出した。
皿に盛り付け、居間のテーブルに運び、冷やしておいた火酒の瓶とグラスも持っていく。アキムには軽めの酒を買っておいたので、それも運ぶ。
どこからどう見ても完璧な夕食である。ゴンドロフはやればできる男なのである。
熱々のうちに早速食べ始める。揚げたての鶏肉はいい感じに火が通っていて、齧りついて咀嚼すれば、口の中に肉汁が溢れる。肉の旨味が口の中に残っているうちに火酒をぐいっと飲めば、最高の一言に尽きる。トマトスープも美味くできているし、干し杏入りのほんのり甘いパンも割とイケる。
アキムが口の中のものを飲みこんでから、へらっと笑った。
「どれも美味いっすー。揚げ物はどうやって作ったんすか?」
「料理本を見ながら作った。俺はやればできる男!」
「へぇー。初めてとは思えねぇ出来っすね。んまい」
「普段は野営の時はいつも俺が作ってるしな」
「そうなんすか? デーリさんは?」
「あいつ、自覚のねぇメシマズなんだよ。あいつに任せたらガチでやべぇブツを作りやがる」
「うわぉ。なんか意外っす。デーリさん、器用そうなのに」
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「へぇー。ゴンちゃんは掃除を覚えたら家事は一通りできちゃう感じっすねー」
「おー。次の休みに教えてくれよ」
「うぃっすー」
「次の休み、明後日だろ? 明日の夜はセックスすっから。ちんこ貸せや」
「それはやだーー!!」
「なんでだぁぁ! 1回ヤッてんだから、2回も3回も10回も変わんねぇだろ!?」
「そうでもねぇっすよ!?」
「俺はケツで気持ちよくなれる。お前は締まりが最高なケツに突っ込んで気持ちよくなれる。ほら。なんの問題もねぇな」
「いやいやいや。問題大ありっすから。男は範疇外なんすよー!!」
「大丈夫だ。舐めれば勃つ!」
「確かに勃っちゃったけどね!? えー。いっそ花街で男娼買ったらよくないっすかー。玄人だから上手いっすよー」
「それは嫌。抱かれるのにわざわざ金払うとかなんか嫌。ていうか、手近なところに気軽に借りれるちんこがあるしな」
「気軽に借りないでっ!?」
「なんならパイズリしてやるぞ? 俺の胸筋ならできる……筈!」
「おっさんのパイズリとか心底やだーー!!」
「まぁ、明日のお楽しみだ」
「しねぇからな? 絶対しねぇからな?」
「話を変えるが、明日は何が食いたいか料理本見て決めとけよ。暇だから明日も作る」
「おっ。あざーっす! 後片付けと風呂が終わったら料理本眺めてみるっすー」
ゴンドロフは喋りながらガツガツと食べきると、火酒を飲み干し、ふぅと息を吐いて、むふっと笑った。
アキムにも高評価をもらえたくらい上出来な夕食を作れたし、家事を完璧に習得できる日は近そうだ。
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