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第十一章 帰国
9.帰国の打ち合わせ
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宴が果ててから、私はお兄様に呼ばれ、フォルクハルトに抱きかかえられるようにしてお兄様が滞在している部屋を訪ねた。
私は身体に力が入らず、立っていることもできなくてソファに倒れこむ。
『リンスター…大丈夫か?
無理もない、ショックだったろう。
そなたのそういう姿を見たら、父上やラウツェニング宰相だって少しはご自分のなさろうとしていることを反省なさるだろうが…
私だって、こんな遣いは本当に嫌だった。
可哀想なリンスターに追い打ちをかけるようなことをして、本当に申し訳ない』
メンデエル語で言いながらお兄様は私の前に屈み、そっと前髪をかき上げた。
私は首を横に振る。
『いえ…お父様や宰相がどう仰ろうと、陛下が承諾なさらなければ成立しない話です。
わたくしが王妃たり得なかっただけのことです。
容姿でも教養でもお姉様には適わない』
言いながら涙がこぼれてくるのを抑えられない。
『そんなこと仰らないでください。
私は…私個人は、夢のように幸せです。
この手にリンスター姫を取り戻せたのですから。
私と一緒に、メンデエルにお帰りくださいますね?』
私の肩を抱いて、フォルクハルトは囁く。
私はうなずいた。
『リンスター様の教養は、エリーザベト様に決して引けはとらないと思います。
特に語学の才は目を瞠るものがある。
私は頭の良いあなたに様々なことを教え込むのが楽しかったのですよ。
そんなに卑下なさらないでください』
家庭教師だったユーベルヴェークもお兄様の後ろから声をかけてくる。
教養についてはフォローしてくれても、容姿については何もないのね…
とか僻んでみる。
『お兄様方は、帰国はいつ頃を考えていらっしゃるの?』
『そうだな…明日明後日には、と考えているが…』
お兄様が言い、ユーベルヴェークもうなずく。
そうよね、もうルーマデュカにいる理由が無いわね。
フォルクハルトは腕に力を込めて私を引き寄せた。
『私はリンスター姫と一緒に帰ります。
少し滞在を延ばしても構いません』
『わたくしがここを去ってからも、お姉様を迎え入れるという大仕事があるわけだから。
あまり長々と滞在を延ばしているわけにもいかないわ』
王やこの国の人たちと、これ以上交流するとますます離れがたくなってまう。
お姉様を迎える準備が進んでいく宮殿を見ているのも辛い。
『わたくしも3日~4日うちには、ここを離れます。
家に帰るだけなのだから、ここにあるものは置いて行っていいのだし』
身の回りのものだけ、持って帰れればそれでいい。
王からもらったさまざまなものを持って帰ったところで、思い出して辛くなるだけなのだから。
『判った。
急ぎ国に使者を送って、向こうの準備をさせる。
お姉様のことは、リンスターは気にしなくて良いのだよ。
あなたの思う通りにしたら良い』
お兄様はそう言って『つらい思いばかりさせてしまって済まない』と私の頭を優しく撫でた。
フォルクハルトに送ってもらって自室に戻る。
晩餐会前にこの部屋を出た時は、意気消沈していた侍女や小姓たちが、何となく活気づいて見える。
どうしたのかしら…
「あ、お妃様、お帰りなさいませ」
ソレンヌがアクセサリーケースを抱えて明るく言う。
「いえ…あの、わたくしはもう、お妃様ではないのよ」
私が言うと「あ、申し訳ありません、お姫様」とまたも朗らかに言って寝室に消える。
「姫様、先ほどから仕立て屋の者が、姫様をお待ちでございますわ」
グレーテルの表情も明るい。
私は「仕立て屋?」とオウム返しに訊く。
「はい、姫様が今お召しのドレスを少しお直ししたいとかで」
「王妃様、王室御用達仕立物師のカルノーと申します。
陛下から命令がございまして、さまざまなドレスを仕立てさせていただきました」
カルノーは40代くらいの、立派な髭を蓄えた物腰柔らかな男だった。
洒落たデザインの上衣の袖からたくさんのフリルがこぼれていて、なかなかの伊達男のようだ。
「そう、あなたが…どうもありがとう」
私が言うと、カルノーは「勿体ないお言葉でございます」と深くお辞儀した。
「陛下から、今日のお妃様のドレスについて、少々手直しの依頼がございましたので、罷り越しました。
お疲れのところ大変恐縮ですが、拝見させていただいて宜しいでしょうか」
ええ…?
もう疲れてるし、お妃じゃないし、何で陛下がまだ私のドレスに執着してるのかわからないし。
ツッコミどころ満載だけど、もう何か言うのも面倒で、私は頷いた。
カルノーは一歩近づいて「では失礼いたします」と呟き、私を立たせたままいろいな角度から眺め、腕につけた待ち針の一杯刺さった針山から待ち針を抜いて、幅や身頃の部分に刺した。
「陛下は、こういうことがお好きなの?」
私は手持無沙汰で、カルノーに話しかける。
「こういうこと、とは?」
「女性のドレスとか、着飾らせることとか…」
アンヌ=マリーのドレスもカルノーはたくさん作らされたのかな。
カルノーは針山をくっつけた腕を横に大きく振る。
「いえいえいえ!
今まで、一度もそんなことはございませんでしたよ。
アンヌ=マリー様がいくら仰っても、まったくご興味なさそうにただうなずいていらして。
実際、アンヌ=マリー様にドレスをお贈りになったことはありませんでした」
「ですから私どもも、陛下から妃のドレスを作りたいとご下命があったとき、最初は大変驚きました。
しかもすごい数で、デザインも膨大な量になりまして」
思い出したのか、カルノーはくすくす笑う。
「とにかくご熱心で陛下のご指示が大変細かくて、私どもも苦労いたしましたが。
陛下のお妃様に対するイメージがはっきりしていらっしゃったので、陛下の情熱に引っ張られるようにして製作いたしました」
どんなイメージだ…
聞くのが怖いわ。
しばらくあちこちに針を刺し、やがてカルノーは満足したように「このドレスはお預かりいたします、でき次第、お届けに上がります」と言った。
そしてそれは、私の帰国には間に合わなかった。
私は身体に力が入らず、立っていることもできなくてソファに倒れこむ。
『リンスター…大丈夫か?
無理もない、ショックだったろう。
そなたのそういう姿を見たら、父上やラウツェニング宰相だって少しはご自分のなさろうとしていることを反省なさるだろうが…
私だって、こんな遣いは本当に嫌だった。
可哀想なリンスターに追い打ちをかけるようなことをして、本当に申し訳ない』
メンデエル語で言いながらお兄様は私の前に屈み、そっと前髪をかき上げた。
私は首を横に振る。
『いえ…お父様や宰相がどう仰ろうと、陛下が承諾なさらなければ成立しない話です。
わたくしが王妃たり得なかっただけのことです。
容姿でも教養でもお姉様には適わない』
言いながら涙がこぼれてくるのを抑えられない。
『そんなこと仰らないでください。
私は…私個人は、夢のように幸せです。
この手にリンスター姫を取り戻せたのですから。
私と一緒に、メンデエルにお帰りくださいますね?』
私の肩を抱いて、フォルクハルトは囁く。
私はうなずいた。
『リンスター様の教養は、エリーザベト様に決して引けはとらないと思います。
特に語学の才は目を瞠るものがある。
私は頭の良いあなたに様々なことを教え込むのが楽しかったのですよ。
そんなに卑下なさらないでください』
家庭教師だったユーベルヴェークもお兄様の後ろから声をかけてくる。
教養についてはフォローしてくれても、容姿については何もないのね…
とか僻んでみる。
『お兄様方は、帰国はいつ頃を考えていらっしゃるの?』
『そうだな…明日明後日には、と考えているが…』
お兄様が言い、ユーベルヴェークもうなずく。
そうよね、もうルーマデュカにいる理由が無いわね。
フォルクハルトは腕に力を込めて私を引き寄せた。
『私はリンスター姫と一緒に帰ります。
少し滞在を延ばしても構いません』
『わたくしがここを去ってからも、お姉様を迎え入れるという大仕事があるわけだから。
あまり長々と滞在を延ばしているわけにもいかないわ』
王やこの国の人たちと、これ以上交流するとますます離れがたくなってまう。
お姉様を迎える準備が進んでいく宮殿を見ているのも辛い。
『わたくしも3日~4日うちには、ここを離れます。
家に帰るだけなのだから、ここにあるものは置いて行っていいのだし』
身の回りのものだけ、持って帰れればそれでいい。
王からもらったさまざまなものを持って帰ったところで、思い出して辛くなるだけなのだから。
『判った。
急ぎ国に使者を送って、向こうの準備をさせる。
お姉様のことは、リンスターは気にしなくて良いのだよ。
あなたの思う通りにしたら良い』
お兄様はそう言って『つらい思いばかりさせてしまって済まない』と私の頭を優しく撫でた。
フォルクハルトに送ってもらって自室に戻る。
晩餐会前にこの部屋を出た時は、意気消沈していた侍女や小姓たちが、何となく活気づいて見える。
どうしたのかしら…
「あ、お妃様、お帰りなさいませ」
ソレンヌがアクセサリーケースを抱えて明るく言う。
「いえ…あの、わたくしはもう、お妃様ではないのよ」
私が言うと「あ、申し訳ありません、お姫様」とまたも朗らかに言って寝室に消える。
「姫様、先ほどから仕立て屋の者が、姫様をお待ちでございますわ」
グレーテルの表情も明るい。
私は「仕立て屋?」とオウム返しに訊く。
「はい、姫様が今お召しのドレスを少しお直ししたいとかで」
「王妃様、王室御用達仕立物師のカルノーと申します。
陛下から命令がございまして、さまざまなドレスを仕立てさせていただきました」
カルノーは40代くらいの、立派な髭を蓄えた物腰柔らかな男だった。
洒落たデザインの上衣の袖からたくさんのフリルがこぼれていて、なかなかの伊達男のようだ。
「そう、あなたが…どうもありがとう」
私が言うと、カルノーは「勿体ないお言葉でございます」と深くお辞儀した。
「陛下から、今日のお妃様のドレスについて、少々手直しの依頼がございましたので、罷り越しました。
お疲れのところ大変恐縮ですが、拝見させていただいて宜しいでしょうか」
ええ…?
もう疲れてるし、お妃じゃないし、何で陛下がまだ私のドレスに執着してるのかわからないし。
ツッコミどころ満載だけど、もう何か言うのも面倒で、私は頷いた。
カルノーは一歩近づいて「では失礼いたします」と呟き、私を立たせたままいろいな角度から眺め、腕につけた待ち針の一杯刺さった針山から待ち針を抜いて、幅や身頃の部分に刺した。
「陛下は、こういうことがお好きなの?」
私は手持無沙汰で、カルノーに話しかける。
「こういうこと、とは?」
「女性のドレスとか、着飾らせることとか…」
アンヌ=マリーのドレスもカルノーはたくさん作らされたのかな。
カルノーは針山をくっつけた腕を横に大きく振る。
「いえいえいえ!
今まで、一度もそんなことはございませんでしたよ。
アンヌ=マリー様がいくら仰っても、まったくご興味なさそうにただうなずいていらして。
実際、アンヌ=マリー様にドレスをお贈りになったことはありませんでした」
「ですから私どもも、陛下から妃のドレスを作りたいとご下命があったとき、最初は大変驚きました。
しかもすごい数で、デザインも膨大な量になりまして」
思い出したのか、カルノーはくすくす笑う。
「とにかくご熱心で陛下のご指示が大変細かくて、私どもも苦労いたしましたが。
陛下のお妃様に対するイメージがはっきりしていらっしゃったので、陛下の情熱に引っ張られるようにして製作いたしました」
どんなイメージだ…
聞くのが怖いわ。
しばらくあちこちに針を刺し、やがてカルノーは満足したように「このドレスはお預かりいたします、でき次第、お届けに上がります」と言った。
そしてそれは、私の帰国には間に合わなかった。
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