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第1章『チハーヤ編〜ポヤウェスト編』
第3障『修行!?』
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チハーヤ城内、中庭にて…
「こんな所に連れてきて一体何するつもりダ?」
「野外プレイ。」
「ダッ⁈」
ナツカは一歩下がった。
「うっそ~!ビックリしたか?ビックリしたな!」
「…うぜぇ…」
その時、エッチャはナツカに鉄の剣を投げて渡した。
「うわ!危ねぇ!手渡せバカ!」
「ビビり過ぎやろww」
「…ワシ、オメェらと仲良くできる自信ねぇ…」
「えっちゃ、怒んなって。俺が死んだら泣いてくれよ。」
「断言する。絶対に泣かねぇ。」
次の瞬間、カメッセッセはナツカのキン○マを優しく撫でるように触った。
「んななな!何すんダ!」
「うっさい。喋ってへんで早よやるぞ。」
「ダからさっきっから聞いてんだろ!一体ココで何すんダよ!」
「お前には、大空を飛び交うカメレオンのように強くなってもらう。」
カメッセッセの言葉が理解できず唖然としている。
「えっちゃ、早い話、修行やんけ…クフッ!」
「あぁ、そういえばそんな事言ってたな。」
エッチャは早速、剣を構えた。
「先ずは剣術っちゃ。ちゃあ!構えるっちゃ!」
「ん…こう、か…?」
ナツカは構えを取った。
「おお、なかなかやんけ。」
「コイツ、棒の扱いは世界一やからな。夜限定やけどな♡」
「えっちゃwwやめろってww」
エッチャはカメッセッセの一言にツボってしまったようだ。
「夜・限・定♡」
「えっちゃやめろってww えっちゃやめろってww えっちゃやめろってww えっちゃやめろってww えっちゃやめろってww えっちゃやめろってぇぇぇぇえ!!!」
次の瞬間、エッチャは糸が吹っ切れたかのように笑い始めた。
「ア~ッハ~ッハ~ッハ~ッハ~!!!」
ナツカは白い目でエッチャを見ている。
「ゔぁあぁあぁあぁあぁあ~!!!」
その時、カメッセッセも笑い始めた。
「…」
こうして、ナツカの修行の日々が始まった。
翌日…
「今日はオレの修行や。はい。先ず青チャートの例題169と…」
「ちょ、ちょっと待て!ななな何だ?あおちゃあと?」
「始業式前に先生から貰ったやろ。」
「先生って誰ダ…?」
「ええからやれ!!!」
数日後…
ナツカはエッチャから剣術を教わっていた。
「なぁ、エッチャ。あのカメッセッセって奴、一体何者なんダ?」
「確か、この国の初代王の恩人…やったっけな…」
「初代⁈アイツ何歳なんダ?」
「えちゃちゃちゃちゃ!!!童顔のくせに加齢臭くさいとか言ったんなって!」
「言ってねぇ。」
「はいドーン。」
カメッセッセが現れた。
「悪口か?悪口やな!」
「えっちゃ、チャいますよ。」
「すぉんなんどーでもええねん!ケモテイかどうか聞いてんねん!」
「は?」
カメッセッセの急な質問にナツカはキョトンとしている。
「え…あぁ。気持ち良いっす。」
エッチャはカメッセッセの質問に、適当に答えた。
「ケモテイ♡」
王座の間にて…
「ナツカよ。明日すぐに旅立つが良い。」
「急ダな。どした?」
「兵士達から報告があった。何やら最近、魔物の様子が可笑しいとな。何かが起こる前に、早めに出発した方がいい。」
「そーゆー事や。今日のうちに荷物まとめとけよ。」
王の話に続き、カメッセッセはナツカの肩に手を置いた。ナツカはその手を無言で振り払った。
「そんなぁ!まダ剣術と数学とトランプ占いしか教わってねぇぞ!」
「えっちゃ、ホンマごめんな。時間足らんかった。」
エッチャは少し申し訳なさそうにしている。
「大丈夫やって!ナツカ強なったわ!」
エッチャとは相反して、カメッセッセはかなり楽観的である。
「なんで数IIIとトランプ占いしか教えてねぇオメェが言うんだよ!なんダぁ⁈トランプ占いって!」
「んじゃ、タロット占いの方が良かったんか?」
「うるせぇ!この役立たず!エセ賢者!肉だんご!ハゲーーー!!!」
「ケモテイ…♡」
翌日、王座の間にて…
「居場所が分かった障王の末裔は3人。1人目は『幻聴の障王』の末裔。2人目は『陰キャの障王』の末裔。3人目は『巨根の障王』の末裔。」
「巨根…?」
「1人目の居場所は、西エゲツ大陸にあるポヤウェスト王国。2人目はエゲツ大陸の南にあるインキャーン王国。3人目も同じくエゲツ大陸。チハーヤから真東に進んだ所にあるデカマーラ王国だ。」
「何処から行きゃ良いんダ?」
「オレ、巨根の奴会いたい!」
カメッセッセはいつもより少しテンションが高いようだ。
「うむ。では先ず、デカマーラへ行き、旧エツピ王国を経由してインキャーンへ。そして船に乗って西エゲツ大陸へ渡り、ポヤウェストへ行く。それが一番効率的だろう。」
「よっちゃ!んじゃ行こうぜ!」
「せやな!」
その時、ナツカはエッチャとカメッセッセに話しかけた。
「ちょっと待てよ。オメェらも来んのか?」
「えっちゃ、1人より3人やろ。」
「ヤろ♡」
「オメェら…!」
ナツカにとっての2人の好感度が少し上がった。
「では、気をつけてな!必ずしや、魔王を倒してまいれ!」
「おう!任せ…グハッ!!!」
ナツカは禁断症状で倒れた。
「お…お薬…を…ッ…」
「お前、空気読まれへんのか?」
数分後…
ナツカ達はチハーヤの国民に祝福され、城を後にした。
チハーヤ城下町前にて…
「行くぞ。」
ナツカは先頭で歩き始めた。
「えっちゃ、そっちは南やろ。」
「お前、空気読まれへん上に地図も読まれへんのか?」
「…デカマーラへ行く前に、ちょっと寄りたいところがある…」
数十分後、カイムの村にて…
「ココは…?」
「カイムの村…ワシの故郷ダ…」
ナツカ達は村の奥へと入っていった。
畑にて…
ナツカは畑の中へ入った。
「育ってる訳無いのにな。本当は気付いてたのかもしれねぇ。ラムネなんか植えたって、木なんて生えねぇってよ。」
ナツカはラムネを植えた畑を眺めている。
「たくさん無駄にしちまったな…」
「ナツカ…」
しんみりとした表情のナツカをエッチャは少し離れたところから見ている。
「…無駄な事ないで。」
カメッセッセは畑へと足を踏み入れた。
「この世に無駄なものなんかありますぇーん。無駄な努力なんか知りますぇーん。おすぃえますぇーん。」
カメッセッセが畑に手をかざすと、地面からいくつもの木々が生えてきた。
ナツカもエッチャもその光景に驚いている。
「のびないタネなんて、この世に一粒もありますぇーん。」
「カメッセッセ…」
カメッセッセはドヤ顔で格好つけている。
「良い事言ってる風ダけど、全然響かねぇから。」
「悲すぃ。」
カメッセッセのドヤ顔は崩れ、肩を落とした。
「てかオメェそれどうやったんだ⁈」
その時、背後から何者かの声がした。
「タレントだろ。」
ナツカ達は振り返った。そこには、マフラーを巻いた少年の姿があった。
「何ダお前。」
ナツカは見慣れない少年に、少し嫌悪感を抱いた。
「アンタと同じだよ。ナツカ・チハーヤ。」
「ワシと同じ…?」
「俺はガイ。アンタと同じ、障王の末裔さ。」
「こんな所に連れてきて一体何するつもりダ?」
「野外プレイ。」
「ダッ⁈」
ナツカは一歩下がった。
「うっそ~!ビックリしたか?ビックリしたな!」
「…うぜぇ…」
その時、エッチャはナツカに鉄の剣を投げて渡した。
「うわ!危ねぇ!手渡せバカ!」
「ビビり過ぎやろww」
「…ワシ、オメェらと仲良くできる自信ねぇ…」
「えっちゃ、怒んなって。俺が死んだら泣いてくれよ。」
「断言する。絶対に泣かねぇ。」
次の瞬間、カメッセッセはナツカのキン○マを優しく撫でるように触った。
「んななな!何すんダ!」
「うっさい。喋ってへんで早よやるぞ。」
「ダからさっきっから聞いてんだろ!一体ココで何すんダよ!」
「お前には、大空を飛び交うカメレオンのように強くなってもらう。」
カメッセッセの言葉が理解できず唖然としている。
「えっちゃ、早い話、修行やんけ…クフッ!」
「あぁ、そういえばそんな事言ってたな。」
エッチャは早速、剣を構えた。
「先ずは剣術っちゃ。ちゃあ!構えるっちゃ!」
「ん…こう、か…?」
ナツカは構えを取った。
「おお、なかなかやんけ。」
「コイツ、棒の扱いは世界一やからな。夜限定やけどな♡」
「えっちゃwwやめろってww」
エッチャはカメッセッセの一言にツボってしまったようだ。
「夜・限・定♡」
「えっちゃやめろってww えっちゃやめろってww えっちゃやめろってww えっちゃやめろってww えっちゃやめろってww えっちゃやめろってぇぇぇぇえ!!!」
次の瞬間、エッチャは糸が吹っ切れたかのように笑い始めた。
「ア~ッハ~ッハ~ッハ~ッハ~!!!」
ナツカは白い目でエッチャを見ている。
「ゔぁあぁあぁあぁあぁあ~!!!」
その時、カメッセッセも笑い始めた。
「…」
こうして、ナツカの修行の日々が始まった。
翌日…
「今日はオレの修行や。はい。先ず青チャートの例題169と…」
「ちょ、ちょっと待て!ななな何だ?あおちゃあと?」
「始業式前に先生から貰ったやろ。」
「先生って誰ダ…?」
「ええからやれ!!!」
数日後…
ナツカはエッチャから剣術を教わっていた。
「なぁ、エッチャ。あのカメッセッセって奴、一体何者なんダ?」
「確か、この国の初代王の恩人…やったっけな…」
「初代⁈アイツ何歳なんダ?」
「えちゃちゃちゃちゃ!!!童顔のくせに加齢臭くさいとか言ったんなって!」
「言ってねぇ。」
「はいドーン。」
カメッセッセが現れた。
「悪口か?悪口やな!」
「えっちゃ、チャいますよ。」
「すぉんなんどーでもええねん!ケモテイかどうか聞いてんねん!」
「は?」
カメッセッセの急な質問にナツカはキョトンとしている。
「え…あぁ。気持ち良いっす。」
エッチャはカメッセッセの質問に、適当に答えた。
「ケモテイ♡」
王座の間にて…
「ナツカよ。明日すぐに旅立つが良い。」
「急ダな。どした?」
「兵士達から報告があった。何やら最近、魔物の様子が可笑しいとな。何かが起こる前に、早めに出発した方がいい。」
「そーゆー事や。今日のうちに荷物まとめとけよ。」
王の話に続き、カメッセッセはナツカの肩に手を置いた。ナツカはその手を無言で振り払った。
「そんなぁ!まダ剣術と数学とトランプ占いしか教わってねぇぞ!」
「えっちゃ、ホンマごめんな。時間足らんかった。」
エッチャは少し申し訳なさそうにしている。
「大丈夫やって!ナツカ強なったわ!」
エッチャとは相反して、カメッセッセはかなり楽観的である。
「なんで数IIIとトランプ占いしか教えてねぇオメェが言うんだよ!なんダぁ⁈トランプ占いって!」
「んじゃ、タロット占いの方が良かったんか?」
「うるせぇ!この役立たず!エセ賢者!肉だんご!ハゲーーー!!!」
「ケモテイ…♡」
翌日、王座の間にて…
「居場所が分かった障王の末裔は3人。1人目は『幻聴の障王』の末裔。2人目は『陰キャの障王』の末裔。3人目は『巨根の障王』の末裔。」
「巨根…?」
「1人目の居場所は、西エゲツ大陸にあるポヤウェスト王国。2人目はエゲツ大陸の南にあるインキャーン王国。3人目も同じくエゲツ大陸。チハーヤから真東に進んだ所にあるデカマーラ王国だ。」
「何処から行きゃ良いんダ?」
「オレ、巨根の奴会いたい!」
カメッセッセはいつもより少しテンションが高いようだ。
「うむ。では先ず、デカマーラへ行き、旧エツピ王国を経由してインキャーンへ。そして船に乗って西エゲツ大陸へ渡り、ポヤウェストへ行く。それが一番効率的だろう。」
「よっちゃ!んじゃ行こうぜ!」
「せやな!」
その時、ナツカはエッチャとカメッセッセに話しかけた。
「ちょっと待てよ。オメェらも来んのか?」
「えっちゃ、1人より3人やろ。」
「ヤろ♡」
「オメェら…!」
ナツカにとっての2人の好感度が少し上がった。
「では、気をつけてな!必ずしや、魔王を倒してまいれ!」
「おう!任せ…グハッ!!!」
ナツカは禁断症状で倒れた。
「お…お薬…を…ッ…」
「お前、空気読まれへんのか?」
数分後…
ナツカ達はチハーヤの国民に祝福され、城を後にした。
チハーヤ城下町前にて…
「行くぞ。」
ナツカは先頭で歩き始めた。
「えっちゃ、そっちは南やろ。」
「お前、空気読まれへん上に地図も読まれへんのか?」
「…デカマーラへ行く前に、ちょっと寄りたいところがある…」
数十分後、カイムの村にて…
「ココは…?」
「カイムの村…ワシの故郷ダ…」
ナツカ達は村の奥へと入っていった。
畑にて…
ナツカは畑の中へ入った。
「育ってる訳無いのにな。本当は気付いてたのかもしれねぇ。ラムネなんか植えたって、木なんて生えねぇってよ。」
ナツカはラムネを植えた畑を眺めている。
「たくさん無駄にしちまったな…」
「ナツカ…」
しんみりとした表情のナツカをエッチャは少し離れたところから見ている。
「…無駄な事ないで。」
カメッセッセは畑へと足を踏み入れた。
「この世に無駄なものなんかありますぇーん。無駄な努力なんか知りますぇーん。おすぃえますぇーん。」
カメッセッセが畑に手をかざすと、地面からいくつもの木々が生えてきた。
ナツカもエッチャもその光景に驚いている。
「のびないタネなんて、この世に一粒もありますぇーん。」
「カメッセッセ…」
カメッセッセはドヤ顔で格好つけている。
「良い事言ってる風ダけど、全然響かねぇから。」
「悲すぃ。」
カメッセッセのドヤ顔は崩れ、肩を落とした。
「てかオメェそれどうやったんだ⁈」
その時、背後から何者かの声がした。
「タレントだろ。」
ナツカ達は振り返った。そこには、マフラーを巻いた少年の姿があった。
「何ダお前。」
ナツカは見慣れない少年に、少し嫌悪感を抱いた。
「アンタと同じだよ。ナツカ・チハーヤ。」
「ワシと同じ…?」
「俺はガイ。アンタと同じ、障王の末裔さ。」
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