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第1章『チハーヤ編〜ポヤウェスト編』
第32障『仇』
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インキャーン王国、闘技場、コート内にて…
ナツカはシーオに作戦を話している。
その時、レイパーTはナツカに襲いかかった。
「行くぞ!シーオ!!!」
「おう…!」
ナツカは地面から少し飛んだ。そのタイミングでシーオはナツカの体に触れた。
「『物操』!!!」
シーオはナツカの服を操作し、レイパーTの攻撃対象にならぬよう、ナツカから離れた。
ナツカはシーオに操作され、空中へ飛び上がり、レイパーTの攻撃を回避した。
「(コイツの攻撃は早過ぎる。とてもじゃねぇが、コイツの攻撃をかわしながら反撃なんてできねぇ…けど!)」
シーオはナツカを操作し、レイパーTの背後に回らせた。
「(シーオがワシを操ってくれりゃあ、ワシは攻撃に専念できる!)」
ナツカはレイパーTに剣を振った。
「死んねぇぇぇぇえ!!!」
ナツカの剣はレイパーTの首を捉えた。
「(決まった…!)」
しかし次の瞬間、レイパーTは振り返って、ナツカの剣を歯で受け止めた。
「んダぁ⁈」
レイパーTに触れた事で、シーオの『物操』が解除された。
「(まずい…!)」
ナツカは急いでレイパーTの口から剣を引き抜いた。
するとその時、レイパーTはナツカに向けて拳を放った。
「(や、やべぇ…!)」
ナツカは空中にいる為かわせない。
「『鉄板』!!!」
次の瞬間、ナツカの真横に縦横1m程の鉄板が現れた。
ワンチャだ。ワンチャはレイパーTに腹を殴られ、観客席まで飛ばされた。即死級のダメージ。しかし、ワンチャは攻撃を喰らう直前、タレントで服の中に鉄板を創造した。その為、ダメージを抑える事ができたのだ。
「ッ!」
ナツカは鉄板を蹴り、その反動で横に飛び、レイパーTの拳をかわした。
「うるぁあ!!!」
ナツカは回避ついでにレイパーTの両目を斬りつけた。
ナツカは地面に着地し、シーオの元へ近づいた。
「もっかい頼む!」
再び、シーオはナツカを操作し、ナツカから離れた。
その時、レイパーTは目を潰されているにも関わらず、ナツカに襲いかかった。
しかし、シーオはナツカを操作し、上空へ回避させた。
「(PSIでワシの位置を特定してんのか…目を潰しても無駄ダ。やっぱし、急所を狙わねぇと…)」
その時、レイパーTは空中にいるナツカの元へ飛び上がった。
「シーオ!もっと上だ!」
シーオは言われるがまま、ナツカをさらに上空へ飛ばした。
しかし、レイパーTの飛び上がりはシーオの『物操』よりも速く、ナツカの右足を掴んだ。
「ナツカ!!!」
レイパーTに触れられた事により、『物操』が解除された。
レイパーTの握力により、ナツカの左足の骨は軋み始めた。
「ぐッ…こんにゃろぉお!!!」
ナツカは自身の足を掴んでいるレイパーTの左腕を切断した。
ナツカとレイパーTは落下している。しかし、先に着地するのはレイパーT。このままでは、着地狩りに遭う。
「微分魔法!『x=0』!!!」
ナツカはレイパーTの落下方向を鉛直上向に変えた。
レイパーTは突き破られた天井へと上がっていく。
ナツカはPSIを纏い、地面に着地した。
「シーオ!」
ナツカは先程、ワンチャが創造した縦横1m程の鉄板を渡した。
それと同時に、『微分魔法』の効力が切れ、レイパーTは落下してきた。
「『物操』!!!」
シーオは鉄板を操り、高速回転させた。
「『メタルスター』!!!」
シーオはその高速回転する鉄板を、落下中のレイパーTに向けて放った。
空中でかつ両腕を切断されたレイパーTには、あの鉄板はかわせない。誰もがそう思った。
しかし、レイパーTはその脅威的な運動能力と柔軟性により、体をひねらせて鉄板を回避した。
「そんな…!」
「まだダ!微分魔法!『y=x』!!!」
次の瞬間、鉄板の向きが変化し、レイパーTの両足を切断した。
レイパーTは地面に向かって落下していく。
「おらぁぁぁぁあ!!!」
ナツカはPSIを纏い、レイパーTの落下に合わせて、レイパーTの首を切断した。
「勝った…のか…」
ナツカが一息着こうとしたその瞬間、シーオが叫んだ。
「後ろだ!ナツカ!!!」
その叫びに反応し、後ろを振り返った。
「な…⁈」
そこにはなんと、殺したはずのレイパーTが立っていたのだ。
レイパーTはナツカを蹴り飛ばした。
「ぐはッ!!!」
ナツカは壁まで吹っ飛ばされた。
「レイパァァァァア…………Tィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!?!?!」
レイパーTはポーズを取っている。
「(何故だ…何故、奴が2人居る…⁈)」
なんと、ナツカに首を切断されたレイパーTの死骸の前に、全快のレイパーTが立っていたのだ。
「なん…で…ゴホッ!ゴホッ!」
ナツカは吐血した。
「冥土の土産に話したろやないか!」
レイパーTはポーズをやめた。
「ワシのダブルタレント!『蘇りの秘宝』!ワシが死んだら、次のワシが出てくる能力や!」
「次の…?」
「そう!発動条件はワシが死ぬ事!ワシが死ねば、新たなワシが生まれてくる!実質、ワシは不死身っちゅう事じゃ!」
その言葉を聞き、ナツカとシーオは驚愕した。
「(強い上に不死身なんて…!)」
「(反則じゃねぇか…!)」
レイパーTはナツカを指差した。
「しかァァし!!!今のワシにチェンジした事で、『回答への大波乱』が解除された!結果、ワシのPSIが通常時に戻り、攻撃力が下がった!おまんが生きとる理由はそれや!」
もし、『回答への大波乱』発動状態のレイパーTなら、PSIを纏っていなかったナツカの肉体など粉々に粉砕されていたであろう。
「でもまぁ人間のくせによくワシの一撃を堪えた!生意気やないか!カイムの連中はもっと素直やったぞ!」
ナツカはそのワードを聞き逃さなかった。
「オメェ…今、何て…⁈」
レイパーTはニヤリと笑った。
「そうか!言ってなかったな!おまんの村をぶっ壊したんはこのワシや!」
レイパーTはゲラゲラと笑い出した。
「46!殺した人間の数や!どうや!合ってるか!」
カイムの村の住人は、ナツカを合わせて47人。ナツカもその事を知っていた。
「テメェが…リョーカと母ちゃんを…!」
今、目の前に母と弟の仇がいる。笑っている。それを見たナツカの怒りと憎悪は、ガイの時の比では無かった。
ナツカは剣を拾って立ち上がった。
「殺すッ!!!」
ナツカはPSIを纏い、レイパーTに斬りかかった。
「ダァァァァァァァァア!!!」
しかし、レイパーTはナツカの剣を回避し、ナツカの顔面に拳を放った。
ナツカは地面に倒れて、気絶した。
「何や何や!そんなに死にたかったんか!そいじゃ、おまんも送ったる!」
レイパーTは倒れたナツカに近づいた。
「ッ!!!」
その時、シーオは気配を消してレイパーTの背後から殴りかかった。だが、レイパーTはPSI感知でシーオの動きに気づいていたようだ。
レイパーTはシーオの腹に蹴りを放った。
「かはッ…!!!」
シーオは数メートル飛ばされ、地面に倒れた。
「ゴホッ!ゴホッ!ゴホッ!」
シーオは血の混じったゲロを吐いた。
「おまんらの負けや!障王!」
ナツカはシーオに作戦を話している。
その時、レイパーTはナツカに襲いかかった。
「行くぞ!シーオ!!!」
「おう…!」
ナツカは地面から少し飛んだ。そのタイミングでシーオはナツカの体に触れた。
「『物操』!!!」
シーオはナツカの服を操作し、レイパーTの攻撃対象にならぬよう、ナツカから離れた。
ナツカはシーオに操作され、空中へ飛び上がり、レイパーTの攻撃を回避した。
「(コイツの攻撃は早過ぎる。とてもじゃねぇが、コイツの攻撃をかわしながら反撃なんてできねぇ…けど!)」
シーオはナツカを操作し、レイパーTの背後に回らせた。
「(シーオがワシを操ってくれりゃあ、ワシは攻撃に専念できる!)」
ナツカはレイパーTに剣を振った。
「死んねぇぇぇぇえ!!!」
ナツカの剣はレイパーTの首を捉えた。
「(決まった…!)」
しかし次の瞬間、レイパーTは振り返って、ナツカの剣を歯で受け止めた。
「んダぁ⁈」
レイパーTに触れた事で、シーオの『物操』が解除された。
「(まずい…!)」
ナツカは急いでレイパーTの口から剣を引き抜いた。
するとその時、レイパーTはナツカに向けて拳を放った。
「(や、やべぇ…!)」
ナツカは空中にいる為かわせない。
「『鉄板』!!!」
次の瞬間、ナツカの真横に縦横1m程の鉄板が現れた。
ワンチャだ。ワンチャはレイパーTに腹を殴られ、観客席まで飛ばされた。即死級のダメージ。しかし、ワンチャは攻撃を喰らう直前、タレントで服の中に鉄板を創造した。その為、ダメージを抑える事ができたのだ。
「ッ!」
ナツカは鉄板を蹴り、その反動で横に飛び、レイパーTの拳をかわした。
「うるぁあ!!!」
ナツカは回避ついでにレイパーTの両目を斬りつけた。
ナツカは地面に着地し、シーオの元へ近づいた。
「もっかい頼む!」
再び、シーオはナツカを操作し、ナツカから離れた。
その時、レイパーTは目を潰されているにも関わらず、ナツカに襲いかかった。
しかし、シーオはナツカを操作し、上空へ回避させた。
「(PSIでワシの位置を特定してんのか…目を潰しても無駄ダ。やっぱし、急所を狙わねぇと…)」
その時、レイパーTは空中にいるナツカの元へ飛び上がった。
「シーオ!もっと上だ!」
シーオは言われるがまま、ナツカをさらに上空へ飛ばした。
しかし、レイパーTの飛び上がりはシーオの『物操』よりも速く、ナツカの右足を掴んだ。
「ナツカ!!!」
レイパーTに触れられた事により、『物操』が解除された。
レイパーTの握力により、ナツカの左足の骨は軋み始めた。
「ぐッ…こんにゃろぉお!!!」
ナツカは自身の足を掴んでいるレイパーTの左腕を切断した。
ナツカとレイパーTは落下している。しかし、先に着地するのはレイパーT。このままでは、着地狩りに遭う。
「微分魔法!『x=0』!!!」
ナツカはレイパーTの落下方向を鉛直上向に変えた。
レイパーTは突き破られた天井へと上がっていく。
ナツカはPSIを纏い、地面に着地した。
「シーオ!」
ナツカは先程、ワンチャが創造した縦横1m程の鉄板を渡した。
それと同時に、『微分魔法』の効力が切れ、レイパーTは落下してきた。
「『物操』!!!」
シーオは鉄板を操り、高速回転させた。
「『メタルスター』!!!」
シーオはその高速回転する鉄板を、落下中のレイパーTに向けて放った。
空中でかつ両腕を切断されたレイパーTには、あの鉄板はかわせない。誰もがそう思った。
しかし、レイパーTはその脅威的な運動能力と柔軟性により、体をひねらせて鉄板を回避した。
「そんな…!」
「まだダ!微分魔法!『y=x』!!!」
次の瞬間、鉄板の向きが変化し、レイパーTの両足を切断した。
レイパーTは地面に向かって落下していく。
「おらぁぁぁぁあ!!!」
ナツカはPSIを纏い、レイパーTの落下に合わせて、レイパーTの首を切断した。
「勝った…のか…」
ナツカが一息着こうとしたその瞬間、シーオが叫んだ。
「後ろだ!ナツカ!!!」
その叫びに反応し、後ろを振り返った。
「な…⁈」
そこにはなんと、殺したはずのレイパーTが立っていたのだ。
レイパーTはナツカを蹴り飛ばした。
「ぐはッ!!!」
ナツカは壁まで吹っ飛ばされた。
「レイパァァァァア…………Tィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!?!?!」
レイパーTはポーズを取っている。
「(何故だ…何故、奴が2人居る…⁈)」
なんと、ナツカに首を切断されたレイパーTの死骸の前に、全快のレイパーTが立っていたのだ。
「なん…で…ゴホッ!ゴホッ!」
ナツカは吐血した。
「冥土の土産に話したろやないか!」
レイパーTはポーズをやめた。
「ワシのダブルタレント!『蘇りの秘宝』!ワシが死んだら、次のワシが出てくる能力や!」
「次の…?」
「そう!発動条件はワシが死ぬ事!ワシが死ねば、新たなワシが生まれてくる!実質、ワシは不死身っちゅう事じゃ!」
その言葉を聞き、ナツカとシーオは驚愕した。
「(強い上に不死身なんて…!)」
「(反則じゃねぇか…!)」
レイパーTはナツカを指差した。
「しかァァし!!!今のワシにチェンジした事で、『回答への大波乱』が解除された!結果、ワシのPSIが通常時に戻り、攻撃力が下がった!おまんが生きとる理由はそれや!」
もし、『回答への大波乱』発動状態のレイパーTなら、PSIを纏っていなかったナツカの肉体など粉々に粉砕されていたであろう。
「でもまぁ人間のくせによくワシの一撃を堪えた!生意気やないか!カイムの連中はもっと素直やったぞ!」
ナツカはそのワードを聞き逃さなかった。
「オメェ…今、何て…⁈」
レイパーTはニヤリと笑った。
「そうか!言ってなかったな!おまんの村をぶっ壊したんはこのワシや!」
レイパーTはゲラゲラと笑い出した。
「46!殺した人間の数や!どうや!合ってるか!」
カイムの村の住人は、ナツカを合わせて47人。ナツカもその事を知っていた。
「テメェが…リョーカと母ちゃんを…!」
今、目の前に母と弟の仇がいる。笑っている。それを見たナツカの怒りと憎悪は、ガイの時の比では無かった。
ナツカは剣を拾って立ち上がった。
「殺すッ!!!」
ナツカはPSIを纏い、レイパーTに斬りかかった。
「ダァァァァァァァァア!!!」
しかし、レイパーTはナツカの剣を回避し、ナツカの顔面に拳を放った。
ナツカは地面に倒れて、気絶した。
「何や何や!そんなに死にたかったんか!そいじゃ、おまんも送ったる!」
レイパーTは倒れたナツカに近づいた。
「ッ!!!」
その時、シーオは気配を消してレイパーTの背後から殴りかかった。だが、レイパーTはPSI感知でシーオの動きに気づいていたようだ。
レイパーTはシーオの腹に蹴りを放った。
「かはッ…!!!」
シーオは数メートル飛ばされ、地面に倒れた。
「ゴホッ!ゴホッ!ゴホッ!」
シーオは血の混じったゲロを吐いた。
「おまんらの負けや!障王!」
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