41 / 211
第1章『チハーヤ編〜ポヤウェスト編』
第41障『真っ裸で来たッ!』
しおりを挟む
インキャーン王国、闘技場、中央出入口にて…
全裸で弓を構えるカメッセッセにニキは話しかけた。
「カメさん!どうしてココに⁈というか、何で裸なんですかい?」
「ケモテイの気配がすぃたからな。真っ裸で来たッ!」
マッハと真っ裸をかけているようだ。
「訳がわかんねぇでさぁ…」
ニキは困惑している。
「すぉんなんどーでもええねん!ケモテイかどうか聞いてんねん!!!」
カメッセッセはニキに怒鳴りつけた。
「す、すいやせん…(この人が1番わからん…)」
その時、マイアンはカメッセッセに向けて怒りの表情を浮かべた。
「デカマーラでの雪辱…今ココで果たしたんねん…!あーん!!!」
すると次の瞬間、マイアンは空間に穴を開け、その穴に向けてナイフを投げ入れた。
「ア〇ルに刺さるかな~?」
空間の穴は消えた。
「(一体何を…)」
ニキは思考している。
するとその時、ニキの足元の空間に穴が開き始めた。
ニキはそれに気づいていない。
「はい、ドーン。」
それに気づいたカメッセッセはニキを突き飛ばした。
「あいたッ!」
ニキは地面に倒れた。
次の瞬間、ニキが立っていた足元の空間穴からナイフが飛んできて、カメッセッセの尻に刺さった。
「カメさんッ…!」
ニキはカメッセッセの尻に刺さったナイフに気づいた。
「(瞬間移動の類いか…!)」
その時、マイアンは両手を上げて喜んだ。
「やったねん!ア〇ルに命中ねん!即ハメ決定ねん!あーん!!!」
ニキはカメッセッセに話しかけた。
「大丈夫ですか⁈」
その時、カメッセッセは何かを呟いた。
「け……」
「け…?」
「け……け……ッ!!!」
次の瞬間、カメッセッセは尻に刺さったナイフを抜いた。
「ケモケモケモケモテーイ!!!?!?!」
カメッセッセは勃起している。
「……」
ニキは訳がわからなかった。
その時、マイアンはため息混じりに呟いた。
「やっぱり厄介ねん。そのダブルタレント。」
「ダブルタレント…?」
その時、ニキはカメッセッセの尻の傷が完治している事に気がついた。
「な、なんで…⁈」
「お前にはおすぃえへん。」
カメッセッセはケチだ。
「『M付加』ねん。」
代わりにマイアンがネタバラシし始めた。
「さーびす…?」
「カメッセッセのダブルタレント。痛みを快感に、破壊を再生に変える能力ねん…あーん!!!」
カメッセッセは元魔障将。昔の同僚であるマイアンはその事を知っている。
「攻撃してもすぐ再生される無敵のタレント…けど、こうすればどうやねん…あーん!!!」
その時、マイアンはビンカーンを指示し、ミファの首に鎌を当てさせた。
「くッ…!卑怯者が…!」
その時、カメッセッセはニキに言った。
「離れてなすぁい。」
「え……?」
「ええから早よすぇい。ガンサすんぞ。」
ニキはカメッセッセに言われるがまま、メロを抱えてカメッセッセから離れた。
「人質とはケモテ良くないやんけ。」
「そう?おっちゃんはとってもとっても気持ちええねん…あーん!!!」
するとその時、カメッセッセは弓を引いた。
「カメッセッセさんッ⁈」
ニキが驚くのも無理はない。何故なら、ミファが人質となっている今、誤って矢がミファに当たるかもしれないからだ。さらに言えば、ミファを盾にする事も可能。
「正気ねん?カメッセッセ。人間殺す事になるねんよ?」
「あっかんべー。おすぃりぺんぺん。」
カメッセッセは矢を放つつもりだ。
「やめろ!カメさん!人質に当たったらどうするつもりでさぁ!」
「知ぃりますぇーん♡わかりますぇーん♡おすぃえますぇーん♡」
カメッセッセは何故かアヘ顔している。
「アイツ、マジやねん……」
マイアンはビンカーンの後ろに隠れた。
「この距離からカメッセッセの矢は避けられんねん。ビンカーン。ためらわずミファ使え。人質はまた捕まえればええねん。」
「 。」
その時、カメッセッセは何かを小さく呟いた。
「…率…法…………」
次の瞬間、カメッセッセはビンカーンに向けて矢を放った。
「やめろぉお!!!」
ニキは叫んだ。しかし、もう遅い。
ビンカーンは飛んでくる矢に対して、ミファを盾にした。
矢はミファの心臓めがけて飛んでいく。
「(ハッタリねん。直前で『微分魔法』で方向変えるに決まってんねん。)」
カメッセッセは人間を殺せない。マイアンはそう確信していた。
「(知ってんねんぞ。『微分魔法』は奥行きを変えられんねん。矢は直前で上下左右のどこかに方向が変わる…)」
マイアンはビンカーンの背後に隠れて、空間に多くの穴を開けていた。そして、その穴の出口は全て、カメッセッセの頭上や背後に配置した。
「(さぁ、使えカメッセッセ。その直後、お前にはナイフの雨が降り注ぐ事になんねん…!)」
しかし、カメッセッセは『微分魔法』を使う事はなかった。
そして、矢は命中した。
「 ッ…………」
ミファではなく、ビンカーンの頭部に。
「あぁあんぁん⁈」
マイアンは驚嘆した。
「んなッ⁈」
ニキも同じだ。何故なら、矢は明らかにミファの心臓めがけて飛んでいったからだ。どう間違っても、ビンカーンの頭に命中する事なんてあり得ない。
ビンカーンは倒れた。いや、死亡した。
「……はッ!あ、『空間穴』!!!」
困惑していたマイアンであったが、すぐに気を取り戻し、カメッセッセの頭上や背後に空間穴を出現させた。
「(どっちにしろ同じ事ねん!『微分魔法』は1対象のみ!『M付加』は強力やけど、きっと多くのPSIを消費するはず!)」
すると次の瞬間、それら全ての穴から、カメッセッセに向けて大量のナイフが飛んできた。
「(どんどん使わせていくねん!長期戦なら、おっちゃんに勝ち目があんねん!)」
100本近くあるナイフが、カメッセッセを襲う。
「カメさん!!!」
ニキは叫んだ。しかし、カメッセッセは直立不動のままだ。
「(気付いてないのか…⁈それとも、ダブルタレントで防ぐつもりか…)」
しかし、ニキの予想は外れた。
カメッセッセに向けて放たれたナイフの雨は、腕に刺さった1本を除いて、他全てカメッセッセには当たらなかったのだ。
「な、なんで…⁈」
ニキはまたもや驚嘆した。マイアンも同じだ。
「あ、あり得んねん…!おっちゃんはちゃんと狙ったねん!1本しか当たらんなんて、そんな訳ないねん!お前、一体何したねん!!!」
その時、カメッセッセは口を開いた。
「オレもな、強なってんよ。魔王軍やめてから。」
「まさか…お前…!」
マイアンは気づいた。
「発現したねんか…トリプルタレントを…!」
カメッセッセは弓を引いた。
「ピンポーン。」
そして矢を放った。
「(まずいねん…!)」
次の瞬間、マイアンは消えた。足元に空間穴を開けて、落下して入ったのだ。
「やーいやーい。逃げた~。ザッコ~。」
カメッセッセはマイアンが入った穴に向けて悪口を言った。
次第にその穴は消えた。
「カメさん…」
ニキはカメッセッセに話しかけた。
「カメさんのトリプルタレントって、一体…」
「お前にはおすぃえへん。」
カメッセッセはケチだった。
全裸で弓を構えるカメッセッセにニキは話しかけた。
「カメさん!どうしてココに⁈というか、何で裸なんですかい?」
「ケモテイの気配がすぃたからな。真っ裸で来たッ!」
マッハと真っ裸をかけているようだ。
「訳がわかんねぇでさぁ…」
ニキは困惑している。
「すぉんなんどーでもええねん!ケモテイかどうか聞いてんねん!!!」
カメッセッセはニキに怒鳴りつけた。
「す、すいやせん…(この人が1番わからん…)」
その時、マイアンはカメッセッセに向けて怒りの表情を浮かべた。
「デカマーラでの雪辱…今ココで果たしたんねん…!あーん!!!」
すると次の瞬間、マイアンは空間に穴を開け、その穴に向けてナイフを投げ入れた。
「ア〇ルに刺さるかな~?」
空間の穴は消えた。
「(一体何を…)」
ニキは思考している。
するとその時、ニキの足元の空間に穴が開き始めた。
ニキはそれに気づいていない。
「はい、ドーン。」
それに気づいたカメッセッセはニキを突き飛ばした。
「あいたッ!」
ニキは地面に倒れた。
次の瞬間、ニキが立っていた足元の空間穴からナイフが飛んできて、カメッセッセの尻に刺さった。
「カメさんッ…!」
ニキはカメッセッセの尻に刺さったナイフに気づいた。
「(瞬間移動の類いか…!)」
その時、マイアンは両手を上げて喜んだ。
「やったねん!ア〇ルに命中ねん!即ハメ決定ねん!あーん!!!」
ニキはカメッセッセに話しかけた。
「大丈夫ですか⁈」
その時、カメッセッセは何かを呟いた。
「け……」
「け…?」
「け……け……ッ!!!」
次の瞬間、カメッセッセは尻に刺さったナイフを抜いた。
「ケモケモケモケモテーイ!!!?!?!」
カメッセッセは勃起している。
「……」
ニキは訳がわからなかった。
その時、マイアンはため息混じりに呟いた。
「やっぱり厄介ねん。そのダブルタレント。」
「ダブルタレント…?」
その時、ニキはカメッセッセの尻の傷が完治している事に気がついた。
「な、なんで…⁈」
「お前にはおすぃえへん。」
カメッセッセはケチだ。
「『M付加』ねん。」
代わりにマイアンがネタバラシし始めた。
「さーびす…?」
「カメッセッセのダブルタレント。痛みを快感に、破壊を再生に変える能力ねん…あーん!!!」
カメッセッセは元魔障将。昔の同僚であるマイアンはその事を知っている。
「攻撃してもすぐ再生される無敵のタレント…けど、こうすればどうやねん…あーん!!!」
その時、マイアンはビンカーンを指示し、ミファの首に鎌を当てさせた。
「くッ…!卑怯者が…!」
その時、カメッセッセはニキに言った。
「離れてなすぁい。」
「え……?」
「ええから早よすぇい。ガンサすんぞ。」
ニキはカメッセッセに言われるがまま、メロを抱えてカメッセッセから離れた。
「人質とはケモテ良くないやんけ。」
「そう?おっちゃんはとってもとっても気持ちええねん…あーん!!!」
するとその時、カメッセッセは弓を引いた。
「カメッセッセさんッ⁈」
ニキが驚くのも無理はない。何故なら、ミファが人質となっている今、誤って矢がミファに当たるかもしれないからだ。さらに言えば、ミファを盾にする事も可能。
「正気ねん?カメッセッセ。人間殺す事になるねんよ?」
「あっかんべー。おすぃりぺんぺん。」
カメッセッセは矢を放つつもりだ。
「やめろ!カメさん!人質に当たったらどうするつもりでさぁ!」
「知ぃりますぇーん♡わかりますぇーん♡おすぃえますぇーん♡」
カメッセッセは何故かアヘ顔している。
「アイツ、マジやねん……」
マイアンはビンカーンの後ろに隠れた。
「この距離からカメッセッセの矢は避けられんねん。ビンカーン。ためらわずミファ使え。人質はまた捕まえればええねん。」
「 。」
その時、カメッセッセは何かを小さく呟いた。
「…率…法…………」
次の瞬間、カメッセッセはビンカーンに向けて矢を放った。
「やめろぉお!!!」
ニキは叫んだ。しかし、もう遅い。
ビンカーンは飛んでくる矢に対して、ミファを盾にした。
矢はミファの心臓めがけて飛んでいく。
「(ハッタリねん。直前で『微分魔法』で方向変えるに決まってんねん。)」
カメッセッセは人間を殺せない。マイアンはそう確信していた。
「(知ってんねんぞ。『微分魔法』は奥行きを変えられんねん。矢は直前で上下左右のどこかに方向が変わる…)」
マイアンはビンカーンの背後に隠れて、空間に多くの穴を開けていた。そして、その穴の出口は全て、カメッセッセの頭上や背後に配置した。
「(さぁ、使えカメッセッセ。その直後、お前にはナイフの雨が降り注ぐ事になんねん…!)」
しかし、カメッセッセは『微分魔法』を使う事はなかった。
そして、矢は命中した。
「 ッ…………」
ミファではなく、ビンカーンの頭部に。
「あぁあんぁん⁈」
マイアンは驚嘆した。
「んなッ⁈」
ニキも同じだ。何故なら、矢は明らかにミファの心臓めがけて飛んでいったからだ。どう間違っても、ビンカーンの頭に命中する事なんてあり得ない。
ビンカーンは倒れた。いや、死亡した。
「……はッ!あ、『空間穴』!!!」
困惑していたマイアンであったが、すぐに気を取り戻し、カメッセッセの頭上や背後に空間穴を出現させた。
「(どっちにしろ同じ事ねん!『微分魔法』は1対象のみ!『M付加』は強力やけど、きっと多くのPSIを消費するはず!)」
すると次の瞬間、それら全ての穴から、カメッセッセに向けて大量のナイフが飛んできた。
「(どんどん使わせていくねん!長期戦なら、おっちゃんに勝ち目があんねん!)」
100本近くあるナイフが、カメッセッセを襲う。
「カメさん!!!」
ニキは叫んだ。しかし、カメッセッセは直立不動のままだ。
「(気付いてないのか…⁈それとも、ダブルタレントで防ぐつもりか…)」
しかし、ニキの予想は外れた。
カメッセッセに向けて放たれたナイフの雨は、腕に刺さった1本を除いて、他全てカメッセッセには当たらなかったのだ。
「な、なんで…⁈」
ニキはまたもや驚嘆した。マイアンも同じだ。
「あ、あり得んねん…!おっちゃんはちゃんと狙ったねん!1本しか当たらんなんて、そんな訳ないねん!お前、一体何したねん!!!」
その時、カメッセッセは口を開いた。
「オレもな、強なってんよ。魔王軍やめてから。」
「まさか…お前…!」
マイアンは気づいた。
「発現したねんか…トリプルタレントを…!」
カメッセッセは弓を引いた。
「ピンポーン。」
そして矢を放った。
「(まずいねん…!)」
次の瞬間、マイアンは消えた。足元に空間穴を開けて、落下して入ったのだ。
「やーいやーい。逃げた~。ザッコ~。」
カメッセッセはマイアンが入った穴に向けて悪口を言った。
次第にその穴は消えた。
「カメさん…」
ニキはカメッセッセに話しかけた。
「カメさんのトリプルタレントって、一体…」
「お前にはおすぃえへん。」
カメッセッセはケチだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
軽トラの荷台にダンジョンができました★車ごと【非破壊オブジェクト化】して移動要塞になったので快適探索者生活を始めたいと思います
こげ丸
ファンタジー
===運べるプライベートダンジョンで自由気ままな快適最強探索者生活!===
ダンジョンが出来て三〇年。平凡なエンジニアとして過ごしていた主人公だが、ある日突然軽トラの荷台にダンジョンゲートが発生したことをきっかけに、遅咲きながら探索者デビューすることを決意する。
でも別に最強なんて目指さない。
それなりに強くなって、それなりに稼げるようになれれば十分と思っていたのだが……。
フィールドボス化した愛犬(パグ)に非破壊オブジェクト化して移動要塞と化した軽トラ。ユニークスキル「ダンジョンアドミニストレーター」を得てダンジョンの管理者となった主人公が「それなり」ですむわけがなかった。
これは、プライベートダンジョンを利用した快適生活を送りつつ、最強探索者へと駆け上がっていく一人と一匹……とその他大勢の配下たちの物語。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
おいでよ!死にゲーの森~異世界転生したら地獄のような死にゲーファンタジー世界だったが俺のステータスとスキルだけがスローライフゲーム仕様
あけちともあき
ファンタジー
上澄タマルは過労死した。
死に際にスローライフを夢見た彼が目覚めた時、そこはファンタジー世界だった。
「異世界転生……!? 俺のスローライフの夢が叶うのか!」
だが、その世界はダークファンタジーばりばり。
人々が争い、魔が跳梁跋扈し、天はかき曇り地は荒れ果て、死と滅びがすぐ隣りにあるような地獄だった。
こんな世界でタマルが手にしたスキルは、スローライフ。
あらゆる環境でスローライフを敢行するためのスキルである。
ダンジョンを採掘して素材を得、毒沼を干拓して畑にし、モンスターを捕獲して飼いならす。
死にゲー世界よ、これがほんわかスローライフの力だ!
タマルを異世界に呼び込んだ謎の神ヌキチータ。
様々な道具を売ってくれ、何でも買い取ってくれる怪しい双子の魔人が経営する店。
世界の異形をコレクションし、タマルのゲットしたモンスターやアイテムたちを寄付できる博物館。
地獄のような世界をスローライフで侵食しながら、タマルのドキドキワクワクの日常が始まる。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
少し冷めた村人少年の冒険記 2
mizuno sei
ファンタジー
地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。
不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。
旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる