異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します

桂崇

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第3話 貴族の家族?

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イールスは、侍女の案内でいくつかの部屋を見せて貰い、1番質素な部屋を使わせて貰う事にする。その部屋は、他の兄弟から離れた部屋で、侍女達の部屋に近い部屋だった

夕食になると、家族が集まる部屋に侍女の案内で向かう

部屋には、正妻フレールと次男ロイホール7歳と次女メイラール4歳と第2夫人ザイラネとビヨール8歳とシスラーザ2歳がそれぞれ席に座っている
「イールスです、よろしくお願いします」
挨拶をすると、ザイラネが睨みつけている
「イールス、話しは聞きました。お母さんの事も昔、来訪した時に知っていましたが、亡くなったとは思いませんでしたよ」
フレールが微笑みながら言う
「フレール、イールスはもう頼れるものは無い、悪いが、色々相談に乗ってあげて欲しい、それに兄妹仲良くして欲しい」
ヘルクドールが真剣に言う
「解りましたが…この子をどう育てるのですか?」
「その事は後でイールスが決める事だ! アーセリオドールとメサリアがいるのだから、成人するまでに決めれば良い」
ヘルクドールが真剣に言うと、ザイラネがイールスを睨んでいる
「解りましたが、ロイホールも可愛がってくださいね」
フレールが真剣に言う
「解っている、ロイホールも歳の近いお兄さんが出来て良かったな」
ヘルクドールが笑顔で言う
「え! はい、お父様」
ロイホールが笑顔で言うとイールスを見ている
「町で育った子供なのですから、ロイホール見本にしたらダメですよ」
フレールが微笑みながら言う
「はい、お母様」
ロイホールが笑顔で言うと、ヘルクドールが少し呆れながら見て食事を始める

食事が終わると、部屋に戻り、執事と侍女長がやってくる
「イールス様付きの侍女を、なるべく早く決めますが、好み等は有りますか?」
執事が真剣に聞くと、侍女長が微笑みながら見ている
「あの…少し話を…」
イールスが真剣に言う
「何でしょうか?」
「何が何だかわからないのですが…フレール様とザイラネ様は仲が悪いのですか?」
「え! そうですね…仕える者が言う事では有りませんが、ロイホール様が次男とされているので、ビヨール様を次男にしたい、ザイラネ様とフレール様の争いですね…次男と三男ではでは、待遇が変わります。 イールス様も実質的には次男になるのですから、かなり警戒されています。 気をつけて欲しいとは思います」
執事が真剣に説明をしている

え? それって…次男になったら…命を狙われるってこと? 用心しないと危ないの? どうしよう…

「自分は、どうしたら良いのですか?」
真剣に聞くと、執事と侍女長が困惑している
「長男のアーセリオドール様が王都にいます。早く子供が出来れば、不毛な争いなど無くなりますが、数年後でしょう」
執事が真剣に説明を始め、教育係と担当侍女を決めて貰う事にする

翌朝、扉を叩く音で目を覚ますと、年配の女性と少女が入ってくる
「このサメーリアが担当の侍女になります。まだ未熟者なので、当面は私が面倒を見るようにします」
エルキアが笑顔で挨拶をする
「はじめまして、サメーリアです。イールス様」
髪を後ろで束ねている、少女が真剣に言うと、頭を下げる
「イールスです。よろしくお願いします」
頭を下げて言う
「イールス様、侍女に頭を下げてはなりません」
エルキアが真剣に言うと、説明を始める
「ごめんなさい、お母さんと2人で酒場で働いていたから」
イールスが真剣に言うと、これまでの事を話し始める
「そんな苦労を…真面目な、あの娘ならそうしますね…しっかり学び立派になる事が、お母さんを安心させることになります。良いですね」
エルキアが真剣に言う
「未熟者ですが、一生懸命お世話します」
サメーリアが真剣に言うと、部屋を出て行き、しばらくすると、朝食を持ってきてくれる

イールスは話を聞きながら、朝食を食べてから、サメーリアとエルキアの案内で、屋敷内の案内と注意事項を教えて貰う
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