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初めての討伐2
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災害討伐部隊の制服に初めて手を通した
騎士の服装にも似ているが
騎士達と違って実際に樹海で行動することの多いので
色は深緑色、生地も見た目と違って伸縮性があり動きやすい
なによりも 魔力によく馴染む
赤いマントもなかなかカッコいい
もっとも
隊の仲間達は
マントを顔を洗った時の手ぬぐいにしたりと
扱いがひどい
樹海での行動の時は木に引っかかるとか邪魔モノ扱いだ
鏡を見る
細く頼りない子供の体
まだ10歳だから仕方ない、
前と違って美味いもんを3食さらにおやつも2回も出して貰っている
これからの成長に期待しよう
真っ白な髪に
赤い瞳
元々は違う色だったけれど
俺を奴隷として扱っていた国が滅びた時に
埋め込まれていた従属の種が体内で暴走して
気が付いた時にこの姿になっていた
体から色素が抜けただけだ
そのうちまた戻ってくるだろうと言われている
目立つから
色は変えておこう
この地域の平民たちの大部分が茶色の色彩
地味なうす茶色の髪と瞳にした
「ふん、こんなもんかな」
部屋から出たら
隊の一人とすれ違った
「お?サイ、馬子にも衣装だな!」散々からかわれた
気をとりなおして
「ヨンク村か、、遠いな、、あっちの方は行ったことないし
自力での転移は無理か、仕方ねー転移門を使っていくか」
大きな街と街のあいだには陛下が設置した転移門がある
指令書には使用の許可も出ているので
普通に近くの街まで飛ばせ!と言ったら
「子供がどうやって入り込んだんだ?
ここは遊び場じゃないんだぞ」
つまみ出されそうになった
「俺は宮廷魔導師だぞ」
「ハイハイ、そつくりの衣装ですね~」どこぞの貴族のお子様がコスプレしてると思われた
イライラする、ここで魔法をぶっ放したら部屋子壊してしまいそうだ
ふわっと自分の体を浮き上げると
奴の襟首を片手で持ち上げる
肉体強化しているのでこれくらい訳はない
「へ?ぐぇ!!」
「耳かっぽじって聞きやがれ!俺様は宮廷魔導師のサイ!ヨンク村で起きた魔物討伐に行くために
ここの転移門を使用することにした!
これは命令書だよく見やがれ!」
魔力威圧を
かけると
青い顔になって
「そんな、まさか?、、ヒッこれは!本物の、、、、す、すみませんでした!!」
「わかりゃ、いいんだよ、ホレ、さっさと起動しろ」
「ハッハイ!、、、あの申し訳ありません、ヨンク村には転移門が設置してませんので近くの街にしか、、、そこからですと馬車でも3日かかるかと」
「そんなのわかってる、近くの街まで飛ばせ」
「、、、、、」
「なんだまだ何か言いたいのか?」
「あのサイ様が魔導師で命令も正式なものはわかりましたが
他の方から見て 申し訳ないのですがお姿が子供なので転移先でも揉めてしまうかもしれません」
「お前と同じようにしてやれば納得するだろうな」
「そっそそれは、、勘弁、あの転移先は私の同僚が受け持ってますので手紙でこの事を伝えたいのですが、そのほうが今後のやり取りが楽になるのは?」
確かにそうだなと 手紙を書いてもらった
内容を見せろと言ったら
慌てている
奪い取ってみたら
見た目は子供なので嘘か思うだろうが、、、、本当に本当に魔術師様だから
とか、
あまり外の事を知らない魔術師様のようなので いろいろと手伝ってやってほしい
ジロ!と睨みつけたら
青い顔しながら
「ハハハハ、、、お強いでしょうけどお年はいくつですか?」
クッソー、伊達に王宮の転移門の入り口を任されてるだけあるってか?
おとなしく
手紙を胸ポケットにねじりこんだ
騎士の服装にも似ているが
騎士達と違って実際に樹海で行動することの多いので
色は深緑色、生地も見た目と違って伸縮性があり動きやすい
なによりも 魔力によく馴染む
赤いマントもなかなかカッコいい
もっとも
隊の仲間達は
マントを顔を洗った時の手ぬぐいにしたりと
扱いがひどい
樹海での行動の時は木に引っかかるとか邪魔モノ扱いだ
鏡を見る
細く頼りない子供の体
まだ10歳だから仕方ない、
前と違って美味いもんを3食さらにおやつも2回も出して貰っている
これからの成長に期待しよう
真っ白な髪に
赤い瞳
元々は違う色だったけれど
俺を奴隷として扱っていた国が滅びた時に
埋め込まれていた従属の種が体内で暴走して
気が付いた時にこの姿になっていた
体から色素が抜けただけだ
そのうちまた戻ってくるだろうと言われている
目立つから
色は変えておこう
この地域の平民たちの大部分が茶色の色彩
地味なうす茶色の髪と瞳にした
「ふん、こんなもんかな」
部屋から出たら
隊の一人とすれ違った
「お?サイ、馬子にも衣装だな!」散々からかわれた
気をとりなおして
「ヨンク村か、、遠いな、、あっちの方は行ったことないし
自力での転移は無理か、仕方ねー転移門を使っていくか」
大きな街と街のあいだには陛下が設置した転移門がある
指令書には使用の許可も出ているので
普通に近くの街まで飛ばせ!と言ったら
「子供がどうやって入り込んだんだ?
ここは遊び場じゃないんだぞ」
つまみ出されそうになった
「俺は宮廷魔導師だぞ」
「ハイハイ、そつくりの衣装ですね~」どこぞの貴族のお子様がコスプレしてると思われた
イライラする、ここで魔法をぶっ放したら部屋子壊してしまいそうだ
ふわっと自分の体を浮き上げると
奴の襟首を片手で持ち上げる
肉体強化しているのでこれくらい訳はない
「へ?ぐぇ!!」
「耳かっぽじって聞きやがれ!俺様は宮廷魔導師のサイ!ヨンク村で起きた魔物討伐に行くために
ここの転移門を使用することにした!
これは命令書だよく見やがれ!」
魔力威圧を
かけると
青い顔になって
「そんな、まさか?、、ヒッこれは!本物の、、、、す、すみませんでした!!」
「わかりゃ、いいんだよ、ホレ、さっさと起動しろ」
「ハッハイ!、、、あの申し訳ありません、ヨンク村には転移門が設置してませんので近くの街にしか、、、そこからですと馬車でも3日かかるかと」
「そんなのわかってる、近くの街まで飛ばせ」
「、、、、、」
「なんだまだ何か言いたいのか?」
「あのサイ様が魔導師で命令も正式なものはわかりましたが
他の方から見て 申し訳ないのですがお姿が子供なので転移先でも揉めてしまうかもしれません」
「お前と同じようにしてやれば納得するだろうな」
「そっそそれは、、勘弁、あの転移先は私の同僚が受け持ってますので手紙でこの事を伝えたいのですが、そのほうが今後のやり取りが楽になるのは?」
確かにそうだなと 手紙を書いてもらった
内容を見せろと言ったら
慌てている
奪い取ってみたら
見た目は子供なので嘘か思うだろうが、、、、本当に本当に魔術師様だから
とか、
あまり外の事を知らない魔術師様のようなので いろいろと手伝ってやってほしい
ジロ!と睨みつけたら
青い顔しながら
「ハハハハ、、、お強いでしょうけどお年はいくつですか?」
クッソー、伊達に王宮の転移門の入り口を任されてるだけあるってか?
おとなしく
手紙を胸ポケットにねじりこんだ
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めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
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