魔法薬調合ならいけるかも!

古都

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どうやらエリーさんは俺について調べたらしい。
でもどうやって?何のために?
「私は、咲太さんのことについて調べました。理由は、スカウトをするためです。」
すかうと???
すかうとってあのスカウト?
優れている人を誘って採用する的な?
え、てことは俺って優れてる?
なんだか嬉しくなってきた。
「咲太さんは大学について迷っているのですよね?」
グサッ
ストレートだな。
「う、まぁ、はい。」
「うちの研究所では今、魔法調合師が不足しています。」
「魔法調合師?」
「魔力増強剤や、防御力アップ剤をつくったり、飲むと魔法が使えるようになる薬をつくったりする仕事です。薬といっても怪しいものではなく、合法で、人体に悪い影響はありません。」
「そんな仕事もあるんですね。」
「はい、咲太さんが大学を決めていないという情報が入ってから、咲太さんの日常を1週間程観察させていただきました。空から。」
マジかよ。
ずっとみられてたってことか?
「咲太さん、あなたには魔法調合師になる素質があります!」
わ~い!
・・・。
喜んで良いのか?
「なので単刀直入に言います。うちの研究所の社員になって、魔法調合師になってください!」
マジかよマジかよ。
ん?でも俺ここ1週間で何も特別なことしてないぞ?
なんで素質があるって分かるんだ?
「あの、俺には素質があると言いましたが、どの辺からそう思われたのですか?」
「・・・・・・。」
目を逸らされた!
おい。どういうことだよ。
「オーラ・・・ですかね?」
嘘っぽいっ・・・。
俺が優れているからスカウトに来たんじゃないかとか考えた自分が恥ずかしすぎる・・・。
「大学が決まってなければ誰でも良かったのでは?」
「うっ・・・。で、でも、、咲太さんは大学が決まっていない訳ですし、うちの研究所は社員不足で困っているんです。咲太さんがうちの研究所に入ればどちらにも得はあると思いませんか!?」
「いや、でも・・・」
「それに、今日話をしてみて思っていた以上に良い方でしたし、何よりも真面目で研究にしっかり取り組んでくれそうな気がするんです。ダメですか?見学だけでもいいです!」
美少女なエリーさんにうるうるした瞳でみつめられたら断わりづらい・・・。
「け、見学だけなら。」
「やったー!ありがとうございます!!」
まだ見学すると言っただけなのにこの喜びよう。
本当に困っているんだな・・・。
ていうか喜んでるの可愛い。
「では、後日連絡しますね!」
「え、俺の連絡先・・・。」
「把握済みですっ!」
ええぇぇぇ・・・・・・。
まぁエリーさん可愛いからいいか。
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