エンド後勇者、奴隷たちに振られまくる総受け生活

極寒の日々

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50性奴隷宣言

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勘違いが恥ずかしかったのかムスッとしたまま喋らなくなったジョフィル。
訂正しない方が良かったのだろうか。
でも俺が風呂に入れたり髪を乾かすことを申し出た方がジョフィルの逆鱗に触れそうだし。
元々機嫌がいいことの方が稀なので気にしないことにした。

「あ、あ、め、飯にしよう。テ、テディはもうちょっと、ふ、太った方がいい」
「飯…配給!配給の時間ですね!」

てっきり「頂けません」とか言うかと思ったが、テディはウキウキで俺の後に続いた。
それにしても配給ってなんか独特な言い回しだな。

「マサキ様。ジョフィルから話は聞いてますよ。状態の悪い奴隷を引き取ったんですって?」

食堂に着くとウォレントが厨房からひょっこり顔を出した。

「栄養があって消化にいい料理作ってやったから」

ニカっと気持ちのいい笑顔を向けてくれるウォレントにこちらの頬も緩む。

「あ、ありがとう、ウォ、ウォレント」
「良いってことです。胃が慣れるまでそいつのメニューだけ特別なのを作ってやるからな」

ウォレントの包容力が半端なくて惚れそうだ。
今でも亡くなった奥さん一筋なのだろうが、もし再婚とかして子供が出来たら良いパパになりそう。
あまりお節介するものではないと思うが、ずっとこの屋敷に引っ込めておくにはもったいない気がする。
今度それとなく新しい出会いに興味はないのか聞いてみようかな。

テディを促し二人で着席すると、ウォレントがテディの分の料理を、ジョフィルが俺の分を持ってきてくれた。

「あ、ありがとう。あ、あ、セ、セイレスは?」
「マサキ様が出かけてしまってふて寝してまだ起きません」

一応友人の家に行くと説明して納得して貰っていたが、やはり寂しかったのだろう。
あとでお留守番を沢山褒めなくてはと考え、料理を前に固まるテディに気付いた。

「た、食べないのか?」
「え…?」

料理から目を離して俺に目を向けたテディは、ちょっと悲しそうな顔をしていた。

「でも俺の配給…ないです…」
「あ、あるじゃないか」

テディの前に置かれているのは、ホカホカのパン粥。
野菜を細かく刻んでクタクタになるまで煮込んだスープは食欲をそそるいい匂いだ。
流石はウォレント。
これなら今のテディでも食べやすそうだ。

目の前にこんなに美味しそうなパン粥があるというのに、まるで何も見えていないかのように不安げに視線をテーブルに彷徨わせるテディ。

「こ、これ。こ、このパン粥だ」
「これ!?俺が食べてもいい物なんですか!? ご主人様の物では!?」

バッとこちらを見て、それからパン粥をバッと見る。
湯気が立っている器を血走った目で凝視する。

「お、俺のは別に、よ、用意されてるから。あ、温かいうちに、た、食べてくれ。」
「で…では…」

震える手で器を持ったテディは、スプーンを使わずに直接皿に口をつけて啜った。

「熱っ……!」

慌てて口を離して驚いてパン粥を見つめるテディ。

「き、気を付けて。ゆ、ゆっくり冷ましながら、た、食べるんだ」

スプーンを手渡しながらアドバイスすると、スプーンの柄をギュッと握りしめて覚束ない手つきで掬う。

「ふ、ふーふーして」
「……ふーふー」

幼い子供にするのと同じような声かけをすると、背後で待機していたジョフィルが凄く小さな声で復唱した。
なんか恥ずかしくなるからやめて欲しい。

テディは素直に息を吹きかけ、そしてようやく口に運ぶ。
テディの目がキラキラと輝くのが分かった。

「ほわぁぁぁ…」

よほど美味しかったのか感嘆と分かるため息を吐くテディ。
堰を切ったようにガツガツと食べ始めたかと思えば、あっという間に完食してしまった。
あまりに気持ちいい食べっぷりに、本当は胃に良くないのだろうが自分の分のシチューも渡してみる。
それも同じような勢いでペロリと完食してしまった。

「俺…こんなに凄いもの、初めて食べました」
「ウォ、ウォレントたちの、ご、ご飯は美味しいから、こ、これからも楽しみにするといい」
「はいっ…!」

凄くいい笑顔のテディにほっこりする。

「お風呂も食事も全部温かくて幸せです。こんなの初めて知りました」
「う、うん。よ、良かった」
「俺、ずっとずっとご主人様の側に居たいです…!」
「うーん…」

純真無垢なテディの言葉に頷きたいところだが、それはダメな気がした。

「お、俺が居なくても、い、生きていけるように、が、頑張った方がいい。こ、これからは、だ、誰にも搾取されない代わりに、じ、自分の足で立っていくんだ」
「自分の足で?」
「だ、大丈夫。そ、その為の手助けなら、よ、喜んでするから」

しばらく俺の言葉を咀嚼するように考えた後、ニパッと子供のような笑顔を俺に向けたテディ。

「分かりました! 俺、頑張ってのし上がります!」

うんうん。
いい気構えだ。

「見てて下さい!マサキ様の1番の寵愛を勝ち取って、1番の性奴隷に成り上がります!マサキ様の愛人の座は俺のモノ! 誰にも負けません!」

んんんん!?
何言ってんだ、この子!?
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