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私とお客さん第一号!
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初めてのレジ打ち。
今はお客さんも少なく、先輩は品出しをしていた。
すると、私の目の前に商品も何も持たずに少し強面のスーツを来た男性がやってくる。
私のお客さん第一号っ!?
上手く出来るか不安に思いながら、姿勢を正す。
その男性は、レジの上に小銭を置くと、
「いつもの。」
とだけ言われてしまった。
……いつ、もの?
え!?
常連さんですか!?
“いつもの”が分からないですっ!!
ど、どうしよう……。
私はパニック寸前になりながらも、素直にその男性に聞く事にした。
「あ、あの……今日入ったばかりで……その……」
しどろもどろ になりながら私が言葉にすると、男性はレジの小銭を触りながら答える。
「あぁ?そうなのか?メビ◯スのソフト。」
メ◯ウス……?
煙草だろうか……?
私は後ろを振り向き、その銘柄を探そうとしたが、種類が多すぎる。
あわわ。
煙草の種類って百種類以上あるの!?
吸わないから、どれがどれだか分からないよー……。
メビ◯スってどんなパッケージなんだろう?
それに、ソフトって何??
煙草ってソフトとハードがあるの??
私が混乱していると、見かねた男性が声を掛けてくれた。
「十一番。ほら、そこにあるだろ?」
指で場所を示しながら教えてくれる。
「あ!はいっ!ありましたっ!!えっと、お一つで宜しいでしょうか……?」
「あぁ。」
私は煙草を手に持ち、レジでピッとしてからレジに置くと、男性は煙草をポケットに入れる。
「まー……姉ちゃんも頑張りな。」
「は、はい!ありがとうございましたっ!」
男性の言葉に嬉しくなり、つい笑顔になってしまう。
そして男性は店を出ていった。
次はちゃんと覚えて置かないとっ!!
……。
あっ!!
お金貰ってない!?
そう思ったが、レジの上を見てみると、そこには数えやすい様に煙草の値段ピッタリの小銭が綺麗に並べてあった。
煙草を買う人って値段覚えているのかな?
私は小銭を持って、会計ボタンを押す。
私の初めてのレジはお客さんに助けられて何とか無事に終わった。
「ん!ちゃんと出来たみたいだね!」
品出しをしていた先輩が商品の入った箱をガラガラと移動させて私の前に来た。
「……はい。でも煙草が分からなくて、お客さんに迷惑を掛けてしまいました……。」
「あはは!大丈夫だって!あの人はいつも煙草を買いに来るから、来た時に余裕があれば手元に持って来といた方が、レジが混んでいてもスムーズに回せる様になるよ!」
「はい!分かりましたっ!」
私にそんな余裕が出来るのか分からないけど、顔と煙草の銘柄はちゃんと記憶に残っていた。
私のお客さん第一号だもん!
それに、優しい言葉も掛けて貰ったし……。
よし!
次はしっかりとスムーズに出来る様に頑張ろう!!
私は今回の失敗を胸に、次にあの男性が来たときはちゃんと出来る様にしようと心に決めた。
─────
数日後。
自動ドアが開き、あの時の男性が店に入ってきた。
私のお客さん第一号の人!!
確か……。
その男性は前の時と同じ様に、レジに小銭を置いた。
私は入って来た時に手元に出して置いた煙草を男性に見せる。
「こちらですね!」
私は笑顔で男性に聞くと、少し驚いた顔をされてしまった。
「あ、あぁ。……新人の姉ちゃんか?」
「はいっ!しっかり、ばっちり覚えておきましたっ!合っていて良かったです!」
私は合っていた事が嬉しくなり、笑顔で煙草をピッとした。
先輩に言われた事がちゃんと出来た!
私は誇らしく思いながら、男性に煙草を渡す。
男性は煙草を受け取りながら、照れ臭そうにしていた。
「覚えといてくれて嬉しいよ。ありがとな。」
「はいっ!こちらこそ、ありがとうございます!また来て下さい!」
「あぁ、また来るよ。じゃ、姉ちゃんも頑張ってな。」
「はいっ!ありがとうございます!」
私はさらに嬉しくなり、隣にいる先輩に声をかける。
「先輩!ちゃんと出来ましたっ!!」
「おー!偉いじゃん!!次も頑張ってね!!」
先輩は私の頭をポンポンと軽く叩いて褒めてくれた。
私はそれに少し照れ臭くなりながらも、笑顔で先輩に答える。
「はいっ!!」
今はお客さんも少なく、先輩は品出しをしていた。
すると、私の目の前に商品も何も持たずに少し強面のスーツを来た男性がやってくる。
私のお客さん第一号っ!?
上手く出来るか不安に思いながら、姿勢を正す。
その男性は、レジの上に小銭を置くと、
「いつもの。」
とだけ言われてしまった。
……いつ、もの?
え!?
常連さんですか!?
“いつもの”が分からないですっ!!
ど、どうしよう……。
私はパニック寸前になりながらも、素直にその男性に聞く事にした。
「あ、あの……今日入ったばかりで……その……」
しどろもどろ になりながら私が言葉にすると、男性はレジの小銭を触りながら答える。
「あぁ?そうなのか?メビ◯スのソフト。」
メ◯ウス……?
煙草だろうか……?
私は後ろを振り向き、その銘柄を探そうとしたが、種類が多すぎる。
あわわ。
煙草の種類って百種類以上あるの!?
吸わないから、どれがどれだか分からないよー……。
メビ◯スってどんなパッケージなんだろう?
それに、ソフトって何??
煙草ってソフトとハードがあるの??
私が混乱していると、見かねた男性が声を掛けてくれた。
「十一番。ほら、そこにあるだろ?」
指で場所を示しながら教えてくれる。
「あ!はいっ!ありましたっ!!えっと、お一つで宜しいでしょうか……?」
「あぁ。」
私は煙草を手に持ち、レジでピッとしてからレジに置くと、男性は煙草をポケットに入れる。
「まー……姉ちゃんも頑張りな。」
「は、はい!ありがとうございましたっ!」
男性の言葉に嬉しくなり、つい笑顔になってしまう。
そして男性は店を出ていった。
次はちゃんと覚えて置かないとっ!!
……。
あっ!!
お金貰ってない!?
そう思ったが、レジの上を見てみると、そこには数えやすい様に煙草の値段ピッタリの小銭が綺麗に並べてあった。
煙草を買う人って値段覚えているのかな?
私は小銭を持って、会計ボタンを押す。
私の初めてのレジはお客さんに助けられて何とか無事に終わった。
「ん!ちゃんと出来たみたいだね!」
品出しをしていた先輩が商品の入った箱をガラガラと移動させて私の前に来た。
「……はい。でも煙草が分からなくて、お客さんに迷惑を掛けてしまいました……。」
「あはは!大丈夫だって!あの人はいつも煙草を買いに来るから、来た時に余裕があれば手元に持って来といた方が、レジが混んでいてもスムーズに回せる様になるよ!」
「はい!分かりましたっ!」
私にそんな余裕が出来るのか分からないけど、顔と煙草の銘柄はちゃんと記憶に残っていた。
私のお客さん第一号だもん!
それに、優しい言葉も掛けて貰ったし……。
よし!
次はしっかりとスムーズに出来る様に頑張ろう!!
私は今回の失敗を胸に、次にあの男性が来たときはちゃんと出来る様にしようと心に決めた。
─────
数日後。
自動ドアが開き、あの時の男性が店に入ってきた。
私のお客さん第一号の人!!
確か……。
その男性は前の時と同じ様に、レジに小銭を置いた。
私は入って来た時に手元に出して置いた煙草を男性に見せる。
「こちらですね!」
私は笑顔で男性に聞くと、少し驚いた顔をされてしまった。
「あ、あぁ。……新人の姉ちゃんか?」
「はいっ!しっかり、ばっちり覚えておきましたっ!合っていて良かったです!」
私は合っていた事が嬉しくなり、笑顔で煙草をピッとした。
先輩に言われた事がちゃんと出来た!
私は誇らしく思いながら、男性に煙草を渡す。
男性は煙草を受け取りながら、照れ臭そうにしていた。
「覚えといてくれて嬉しいよ。ありがとな。」
「はいっ!こちらこそ、ありがとうございます!また来て下さい!」
「あぁ、また来るよ。じゃ、姉ちゃんも頑張ってな。」
「はいっ!ありがとうございます!」
私はさらに嬉しくなり、隣にいる先輩に声をかける。
「先輩!ちゃんと出来ましたっ!!」
「おー!偉いじゃん!!次も頑張ってね!!」
先輩は私の頭をポンポンと軽く叩いて褒めてくれた。
私はそれに少し照れ臭くなりながらも、笑顔で先輩に答える。
「はいっ!!」
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