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24.手掛かりを求めて
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だが本人に聞いてみるとなんてことはなかった。
「はい、実は一度王都に招集がありました。僕が7歳の時に中央憲兵の人達に連れられそうになったんですが、その時はまだ今よりも魔力のコントロールが出来ていなくて。感情に左右されて暴発してしまうので、引率する方達が根を上げてしまい、グリフォード学園の高等部に編入すること、それまでに魔力を抑えられるようになっていることを条件に、それまでは放ってほいてもらえることになったんです。」
薬屋を2軒回ったが有益な情報は得られず、その後も馬車の中で薬屋を巡る道中、あっさり事情を話したニコルを見て、次にヨアを見て、ほらな、と横目を流した。
「八年も待ってもらえるなんて、随分甘い措置だな。」
「おい、ヨア。」
自分の境遇との差を指しているのか、棘のある言い方だったので思わず止めるがニコルは気にしていませんと小さく首を振る。
「ランバート君、いいんです。そう思うのが当たり前ですよ。ヨアゼルン君のことは聞いていますし…。父の病のこともあって多目にみてくれたんだと思います。その代わり、この学園を卒業したらすぐに魔法騎士特攻部隊に配属されていることが決定されています。」
「そんな。」
目を伏せ告げられる事実に唖然とした。魔法騎士の特攻部隊といえば、遠距離専門のはずの魔法騎士達が、前線として敵地に突撃してこちらに有利な結界を張ったり地形や足場を変えたりするため、生還率は決して高くない部隊である。開花しても数時間ですぐ散ってしまう白い花に例えて"戦場のロデリア"と嫌厭されている。
次に案内されるリブート店という薬屋までの道のりは、会話の弾まぬ沈鬱した空気で包まれていた。
目的地に着き、馬車を降りると街中が賑わっていた。王宮からうねる坂道を下った先にある城下町は、青果店から精肉店、服飾店や武具屋など、多岐に亘る店舗や出店が整列し、老若男女の客人の足取りが緩やかな対流を作り出していた。
「皆様、こちらがリブート店になります。表向きはハーブティーや紅茶を扱うお店でして。薬も常用のものではなく、難病の治療薬を主に揃えていらっしゃいます。ニコル様のお父様の病についても、もしかすると何か情報を持っておられるかもしれません。」
ウェイトンが恭しく説明すると、店のドアノブに手をかけた。
「なるほど。需要の少ない薬を扱っているから、生計を立てる手段としてハーブや茶葉を売っているんだね。」
「そうですね。店主の趣味とも聞いておりますが。ちなみにここで扱われている商品も稀少で良質なものが多く、坊ちゃまのお好きなモーニングティーの茶葉は此処のものを使用しておりますよ。」
「ああ、あのブレンドの。」
頭を覚醒させるに相応しい柚子に似た柑橘系の酸味と香りの中にブラックチョコレートのような苦味も混じって、この世界には無い俺の好物の珈琲を思い出す味なのでとても気に入っているのだ。
「いらっしゃい。」
商品が左右に並び、奥のカウンターから出てきた店主はダークグリーンの髪色をお団子結びに纏めているふくよかなご婦人だった。名をサッチェルという。
ウェイトンに促されたニコルは、自己紹介と共に用件を店主に話す。
「私の父は漁師でした。十二年前、船を出した時にオークミットに襲われて以来ずっと半身不随なんです。希少種の神経毒持ちの魔物なので、その解毒薬はどこにも売っていません。調合する材料をもしご存知でしたら教えて頂きたいのですが。」
オークミットとは、吸盤の無い足を十八本持つ巨大蛸のような青銅色の魔物である。
「前から思ってたけど、ニコルは言葉遣いが綺麗だよな。一丁前の社会人みたいだ。」
彼の後ろで冗談を言っていると、ウェイトンが神妙な面持ちで両手を揉む。ウェイトンがこの仕草をするときは何か引っ掛かりがある時だ。
「彼は南端のザール地方出身ですよね。漁業が盛んですが学舎もなく正直なところ教育政策がまだ行き届いていないようですが。」
「そうなんだ。」
さすがうちの執事長。ランバートと会う人については事前に出身地くらいならば当然調べている。
店主のサッチェルは少し考えるように顎に手を添えると口を開いた。
「そうねえ。山の解毒薬なら沢山あるのだけれど。いや…そういえば祖父が昔、国境を周って旅してたって言ってたわ。祖父も調薬師なのよ。手帳に何か記録があるかも!」
そう矢継ぎ早に告げるとカウンターの奥に引っ込んでしまった。
数分後、彼女が手帳を持って再び現れた。
「オークミットね、ええと・・・あるわ!当時の発症例はたった2件だけれど、祖父が試した調合薬で完治しているわ!」
「本当ですか!」
喜びに頬が上気するニコルに「良かったな!」と背中を叩く。
「ええ、ただ・・・材料に知らない物もあって・・・おそらく、海でしか採れないものもあるわね。」
その記録によると、材料は【ブートの実】【チャヒールの貝柱】【ヨンデリの尻尾】の3つだった。
「【ブートの実】はこっちで採集しているものがあるし、【チャヒールの貝柱】もニコル君の故郷に生息している貝だと思うわ。ただ、【ヨンデリ】は聞いたことないわね…」
「俺は一度見たことがある。」
この店に来て初めて発したヨアの言葉に、その場の全員が振り向いた。
「木の枝に腕と足で絡めてぶら下がる狸のような顔している魔物だ。草食で人間を襲わないが、滅多に姿を現さない上に逃げ足も早いから、捕獲には苦労するだろうな。」
「どこで見たの?」
俺が聞くとヨアが淡々と答える。
「生まれの北の地方だ。国立図書館の魔物図鑑ならヨンデリも載っているはずだ。生息地についても。」
「ありがとう、ヨアゼルン君。調べてみるよ。ランバート君も、連れて来てくれてありがとう。」
ニコルは父の病を治す大きな第一歩を踏み出すことができ、安堵の表情を浮かべた。
◇◇◇
二日後ニコルは俺達の教室まで来て、進捗を教えてくれた。
「・・・というわけで、魔力研究所に魔物に詳しい研究員さんがいて、一緒に狩りに連れてって貰うことになったんです。その人とっても強くて、山道にも詳しいので安心です。」
「そうなんだ!よかったね、大人も着いてきてもらえるなら安心だ。」
「ランバート君とヨアゼルン君も、どうですか?」
「え?」
「今週末を予定しているんですが」
山の探索。統爵位であるアルフレイド家ほどの爵位になると、そう簡単には山など歩かせてはくれない。年に一回、旅行と称して家族で山奥の別荘で過ごした程度である。冒険に出るような誘い文句に少年心を失わない俺は揺らいだ。
「ダメだ。引率する子供の数を増やしてどうする。山は予知できない危険が多い。」
すぐに返事をしない俺に痺れを切らしてヨアが横入りする。尤もな意見に俺は一度冷静になった。
「ヨアの意見に賛成かな。探索楽しそうだけど、遊びじゃないもんね。今回は止めておくよ。」
「そうですね。私も軽率でした。」
ニコルはあっさり引き下がる。
「ちなみにその日はどの山に行くの?」
「そうですね、文献によりますと、スウェンディア山、フランクリン山、トワイラル山が主な生息地らしく、手始めに近場のフランクリン山に行こうと思います。」
「あ、ああ。南東の山だね。」
驚いた。出てきたトワイラル山は王都から馬車で3時間ほど。アルフレイド家の別荘がある山だ。フランクリン山はもっと近く、馬車で1時間の距離にある。
帰宅して、夕食の時間に家族に聞いてみた。今日は父さんは仕事で帰りが遅いらしく、母シエル、兄ツェンリーに話を振る。
「母上、兄様。フランクリン山でヨンデリって魔物に出会ったことありますか?」
「ヨンデリ?なんだいそれは。」
ツェンリー兄様の反応から見て空振りだ。滅多に姿を現さないと言っていたしな。
「えーーと、手と足で木の枝にぶら下がって、狸みたいな顔をしているんだって。」
「ああ!もしかしてあれかな?ずっと前だけど、ウェイトンと別荘の近くで木の実拾いしていた時に変な鳴き声がして、見上げたらそんな動物がいたよ。向こうが驚いたのかすぐどっか行っちゃったけれどね。あれって魔物だったの?」
「草食で人を襲わないみたいですよ。すごく稀少な魔物らしいです。」
そう答えながら、ジト目でウェイトンを見つめる。あ、顔ごと逸らされた。彼もリブート店で話を聞いていたはずなのに。俺が山に行って探すとか言い出さないように黙っていたな?
「兄様。どんな鳴き声でしたか?」
「うろ覚えだけど・・・『ピキャー』って鳴いてたかな。」
もう一度ウェイトンを見つめると、
「はい、確かにそのような鳴き声だったと記憶しております・・・。」
観念したように頷いていた。
「はい、実は一度王都に招集がありました。僕が7歳の時に中央憲兵の人達に連れられそうになったんですが、その時はまだ今よりも魔力のコントロールが出来ていなくて。感情に左右されて暴発してしまうので、引率する方達が根を上げてしまい、グリフォード学園の高等部に編入すること、それまでに魔力を抑えられるようになっていることを条件に、それまでは放ってほいてもらえることになったんです。」
薬屋を2軒回ったが有益な情報は得られず、その後も馬車の中で薬屋を巡る道中、あっさり事情を話したニコルを見て、次にヨアを見て、ほらな、と横目を流した。
「八年も待ってもらえるなんて、随分甘い措置だな。」
「おい、ヨア。」
自分の境遇との差を指しているのか、棘のある言い方だったので思わず止めるがニコルは気にしていませんと小さく首を振る。
「ランバート君、いいんです。そう思うのが当たり前ですよ。ヨアゼルン君のことは聞いていますし…。父の病のこともあって多目にみてくれたんだと思います。その代わり、この学園を卒業したらすぐに魔法騎士特攻部隊に配属されていることが決定されています。」
「そんな。」
目を伏せ告げられる事実に唖然とした。魔法騎士の特攻部隊といえば、遠距離専門のはずの魔法騎士達が、前線として敵地に突撃してこちらに有利な結界を張ったり地形や足場を変えたりするため、生還率は決して高くない部隊である。開花しても数時間ですぐ散ってしまう白い花に例えて"戦場のロデリア"と嫌厭されている。
次に案内されるリブート店という薬屋までの道のりは、会話の弾まぬ沈鬱した空気で包まれていた。
目的地に着き、馬車を降りると街中が賑わっていた。王宮からうねる坂道を下った先にある城下町は、青果店から精肉店、服飾店や武具屋など、多岐に亘る店舗や出店が整列し、老若男女の客人の足取りが緩やかな対流を作り出していた。
「皆様、こちらがリブート店になります。表向きはハーブティーや紅茶を扱うお店でして。薬も常用のものではなく、難病の治療薬を主に揃えていらっしゃいます。ニコル様のお父様の病についても、もしかすると何か情報を持っておられるかもしれません。」
ウェイトンが恭しく説明すると、店のドアノブに手をかけた。
「なるほど。需要の少ない薬を扱っているから、生計を立てる手段としてハーブや茶葉を売っているんだね。」
「そうですね。店主の趣味とも聞いておりますが。ちなみにここで扱われている商品も稀少で良質なものが多く、坊ちゃまのお好きなモーニングティーの茶葉は此処のものを使用しておりますよ。」
「ああ、あのブレンドの。」
頭を覚醒させるに相応しい柚子に似た柑橘系の酸味と香りの中にブラックチョコレートのような苦味も混じって、この世界には無い俺の好物の珈琲を思い出す味なのでとても気に入っているのだ。
「いらっしゃい。」
商品が左右に並び、奥のカウンターから出てきた店主はダークグリーンの髪色をお団子結びに纏めているふくよかなご婦人だった。名をサッチェルという。
ウェイトンに促されたニコルは、自己紹介と共に用件を店主に話す。
「私の父は漁師でした。十二年前、船を出した時にオークミットに襲われて以来ずっと半身不随なんです。希少種の神経毒持ちの魔物なので、その解毒薬はどこにも売っていません。調合する材料をもしご存知でしたら教えて頂きたいのですが。」
オークミットとは、吸盤の無い足を十八本持つ巨大蛸のような青銅色の魔物である。
「前から思ってたけど、ニコルは言葉遣いが綺麗だよな。一丁前の社会人みたいだ。」
彼の後ろで冗談を言っていると、ウェイトンが神妙な面持ちで両手を揉む。ウェイトンがこの仕草をするときは何か引っ掛かりがある時だ。
「彼は南端のザール地方出身ですよね。漁業が盛んですが学舎もなく正直なところ教育政策がまだ行き届いていないようですが。」
「そうなんだ。」
さすがうちの執事長。ランバートと会う人については事前に出身地くらいならば当然調べている。
店主のサッチェルは少し考えるように顎に手を添えると口を開いた。
「そうねえ。山の解毒薬なら沢山あるのだけれど。いや…そういえば祖父が昔、国境を周って旅してたって言ってたわ。祖父も調薬師なのよ。手帳に何か記録があるかも!」
そう矢継ぎ早に告げるとカウンターの奥に引っ込んでしまった。
数分後、彼女が手帳を持って再び現れた。
「オークミットね、ええと・・・あるわ!当時の発症例はたった2件だけれど、祖父が試した調合薬で完治しているわ!」
「本当ですか!」
喜びに頬が上気するニコルに「良かったな!」と背中を叩く。
「ええ、ただ・・・材料に知らない物もあって・・・おそらく、海でしか採れないものもあるわね。」
その記録によると、材料は【ブートの実】【チャヒールの貝柱】【ヨンデリの尻尾】の3つだった。
「【ブートの実】はこっちで採集しているものがあるし、【チャヒールの貝柱】もニコル君の故郷に生息している貝だと思うわ。ただ、【ヨンデリ】は聞いたことないわね…」
「俺は一度見たことがある。」
この店に来て初めて発したヨアの言葉に、その場の全員が振り向いた。
「木の枝に腕と足で絡めてぶら下がる狸のような顔している魔物だ。草食で人間を襲わないが、滅多に姿を現さない上に逃げ足も早いから、捕獲には苦労するだろうな。」
「どこで見たの?」
俺が聞くとヨアが淡々と答える。
「生まれの北の地方だ。国立図書館の魔物図鑑ならヨンデリも載っているはずだ。生息地についても。」
「ありがとう、ヨアゼルン君。調べてみるよ。ランバート君も、連れて来てくれてありがとう。」
ニコルは父の病を治す大きな第一歩を踏み出すことができ、安堵の表情を浮かべた。
◇◇◇
二日後ニコルは俺達の教室まで来て、進捗を教えてくれた。
「・・・というわけで、魔力研究所に魔物に詳しい研究員さんがいて、一緒に狩りに連れてって貰うことになったんです。その人とっても強くて、山道にも詳しいので安心です。」
「そうなんだ!よかったね、大人も着いてきてもらえるなら安心だ。」
「ランバート君とヨアゼルン君も、どうですか?」
「え?」
「今週末を予定しているんですが」
山の探索。統爵位であるアルフレイド家ほどの爵位になると、そう簡単には山など歩かせてはくれない。年に一回、旅行と称して家族で山奥の別荘で過ごした程度である。冒険に出るような誘い文句に少年心を失わない俺は揺らいだ。
「ダメだ。引率する子供の数を増やしてどうする。山は予知できない危険が多い。」
すぐに返事をしない俺に痺れを切らしてヨアが横入りする。尤もな意見に俺は一度冷静になった。
「ヨアの意見に賛成かな。探索楽しそうだけど、遊びじゃないもんね。今回は止めておくよ。」
「そうですね。私も軽率でした。」
ニコルはあっさり引き下がる。
「ちなみにその日はどの山に行くの?」
「そうですね、文献によりますと、スウェンディア山、フランクリン山、トワイラル山が主な生息地らしく、手始めに近場のフランクリン山に行こうと思います。」
「あ、ああ。南東の山だね。」
驚いた。出てきたトワイラル山は王都から馬車で3時間ほど。アルフレイド家の別荘がある山だ。フランクリン山はもっと近く、馬車で1時間の距離にある。
帰宅して、夕食の時間に家族に聞いてみた。今日は父さんは仕事で帰りが遅いらしく、母シエル、兄ツェンリーに話を振る。
「母上、兄様。フランクリン山でヨンデリって魔物に出会ったことありますか?」
「ヨンデリ?なんだいそれは。」
ツェンリー兄様の反応から見て空振りだ。滅多に姿を現さないと言っていたしな。
「えーーと、手と足で木の枝にぶら下がって、狸みたいな顔をしているんだって。」
「ああ!もしかしてあれかな?ずっと前だけど、ウェイトンと別荘の近くで木の実拾いしていた時に変な鳴き声がして、見上げたらそんな動物がいたよ。向こうが驚いたのかすぐどっか行っちゃったけれどね。あれって魔物だったの?」
「草食で人を襲わないみたいですよ。すごく稀少な魔物らしいです。」
そう答えながら、ジト目でウェイトンを見つめる。あ、顔ごと逸らされた。彼もリブート店で話を聞いていたはずなのに。俺が山に行って探すとか言い出さないように黙っていたな?
「兄様。どんな鳴き声でしたか?」
「うろ覚えだけど・・・『ピキャー』って鳴いてたかな。」
もう一度ウェイトンを見つめると、
「はい、確かにそのような鳴き声だったと記憶しております・・・。」
観念したように頷いていた。
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