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25.探索員募集中
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別荘の周りの一部の山はアルフレイド家の私有地となっており、別荘には結界が張ってあるのは勿論のこと、私有地に強力な魔物が出ないよう警備員(傭兵)を雇って定期的に狩りをさせているらしい。つまり至極安全に探索ができるということである。
ウェイトンの協力も仰いですぐにでもトワイラル山へ向かいたいところだが、ある大きな催しを控えてアルフレイド家、いや、貴族達は準備に忙しなかった。
「建国記念式典の準備って何するの?」
「あと二月もないからな。王宮前で貴族は皆招集され、国民みんなで盛大に祝う。晩餐会にはお前達にも出てもらうぞ。基本的な社交マナーは網羅できていると思うが、陛下に挨拶することもあるだろう。衣装の仕立てから御前の挨拶の練習までやることはたくさんある。そうだ、晩餐会の社交ダンスもあるぞ。ツェンリーは得意なようだが…ランバートはどうなんだ?」
三月三十日。とても覚えやすいその日のちょうど5百年前に、このグランディール王国が建国した。父サイモンの書斎に呼ばれた俺と兄上は、その建国五百周年記念式典に出席するにあたっての心積もりをしておくようにと念を押された。父は父で、統爵としてこのアルフレイド領地が賑わうように街中の警備や設営、物品の手配確認で忙しそうである。
ダンスが大の苦手な俺は、つい口の端を曲げてしまった。
「僕はダンスは余り得意ではなくて…踊るのは兄様だけでいいのでは?」
「馬鹿言え。ランバートの学園内の人気っぷりは私の耳にも入っているぞ。おそらく多くのご令嬢が誘ってくるだろうな。レディの誘いを断るなんてできるのか?ツェンリー、お前が兄として練習に付き合ってやりなさい。」
「はい、父上。」
「はい。兄上、よろしくお願いします…。」
話が終わるとすぐに休日も仕事が詰まっている父上の部屋を出ると、ツェンリーが何気なく話し掛けてきた。
「ランバートは、好きな娘いないのか?晩餐会のダンスは大チャンスだぞ。」
「いないですよ…。そういう兄様は?」
「お、俺の話はいいだろう。」
急にたどたどしくなる堅物で奥手の兄様は、恋愛面ではとてもわかり易い人だ。母様がパンが美味しいと大絶賛して何度か家に招いているパン屋の娘に惹かれているのは間違いないだろう。下手すると本人にもバレてるのでは?と疑ってしまうくらい、彼女を目の前にするとカチコチに固まってしまうのだ。もう、笑ってしまうほどに。
ちなみに弟としては是非とも応援したい。可愛らしいお嬢さんは俺の一つ上、つまり兄様の二つ下だが、胆力があり男の尻を叩くしっかり者タイプと見た。
「マーナさん、可愛いしぼーっとしていると他の輩に取られてしまいますよ?」
「なっ!お前、なんでそれを…」
「多分みんな知っていると思いますけど。あ、そうだ兄様。これでどうでしょう。僕は兄様とマーナさんのキューピットになります。その代わり、社交ダンスでは僕がこっそり抜け出すのを協力してください。」
「みんな知って…?!?って、キューピットってどういう、いや、そんなにダンスが嫌なのか、」
衝撃の連続で混乱に陥った兄様は、半ば俺の強行突破で交渉に応じたのだった。
◇◇◇
「そういえば、ヨアって踊れるの?」
「何の話だ」
記念式典まであと1ヶ月を切った。休み時間も気怠げに窓の外を眺めては春の陽射しを瑠璃色の髪に溜め込んで金色の光を滑らせる彼に近付いて聞いてみた。最近ずっと疲れているような常にやる気のない表情で振り向いた。
「建国記念式典に参加するだろ?晩餐会の社交ダンスのことだよ」
「その式典自体、俺は参加しない」
「えっ、そうなの?」
「後継者候補でもない養子はパーティーに出る資格が無いんだと」
「そんなことないだろ…まじで来ないのかよ」
「ああ」
「最近疲れてるように見えたし、すっかりその準備に明け暮れてるのかと思った」
そう言うと、ヨアは僅かに目を見開いて背筋が伸びた。謎な反応に俺は顔を顰める。
「準備って」
「ああ、衣装の採寸とかダンスの練習とかだよ。俺は踊るつもりなんか毛頭ないのに父上に言われて兄上と練習させられてるんだよ、勘弁してほしい。」
勿論練習するだけして本番では体調不良とか適当な嘘ついて抜け出すつもりではあるが。その答えに彼は安心したように一瞬視線を下げて笑った。
「ランバートのダンス壊滅的に下手だからな。リズム感が無いんだろ。」
「お前、、、くそ!何も言い返せねぇ!」
俺は笑うヨアの瞳の奥に翳りを見つけた気がして心臓が小さく脈打ったが、からかいに悪態を吐くことでそれを流した。
「そういえばさ、ヨンデリの件なんだけど」
フランクリン山で4時間も探し回ったニコルは、一度も奴を見かけることも無く終わったそうだ。この間その話を本人から聞いて、こちらとしてもどうにか協力してあげたいとヨアに話を持ちかける。
「ヨンデリ・・・?ああ、薬の材料の。」
俺の家が所有するトワイラル山の一部分で過去にヨンデリが発見されていたこと、別荘に遊びに行くついでに少し散策しようと思っていることを話した。
「まあ、管理されている区域だけならいいんじゃないのか。俺も行く。」
「だよな、流石だ相棒。狩猟経験のあるオルフェンも誘ってみようと思って。」
「そうか」
「昼休み、騎士科クラスに行こうぜ」
そうして、オルフェンを誘うために移動したのだが・・・。
「なんでサファイルも・・・」
向かった教室には、オルフェンの隣に当然のように立つサファイルがいた。
「最近連んでるんだ。」
試験で同じパーティーになって、その後仲が深まったらしい。サファイルだけを除け者にするわけにもいかず、そのまま話をすることにした。
「山なら俺のお庭さ。ヨンデリって魔物は聞いたこともないけど・・・とりあえず猟銃持って行くな。」
オルフェンは二つ返事でトワイラル山への同行を快く受けてくれた。
「俺も行く。結局あの日も助けられず、ランバートに恩を返せていないままだ。」
黙って聞いていたサファイルが、不自然にオルフェンを見つめながら発言した。
「いやもうその話はいいって・・・」
またその話を掘り返す気がしていた俺は、少しうんざりしてサファイルをあしらうが彼は引き下がらない。
「まあまあ。サファイルはランバートと仲良くなりたいんだよ。」
間に入ったオルフェンの言葉に目を丸くするが、サファイルは焦ったようにオルフェンの肩を叩いた。
「オルフェン・・・!余計なことを!」
「ええ?」
彼の反応からして図星のようだが、サファイルは根っからの貴族嫌いなはず。どういう心境の変化だろうか・・・。ワインズ森で少し交流を深めたとは思うけど。つい隣のヨアを見るが終始興味が無いようで無表情のままだ。まあ、人に嫌われるよりは全然良いのでこの遠出に彼も連れて行くことになった。
「建国記念式典の準備も一旦落ち着きそうだし、来週末に学園正門前で集合な。移動はうちの馬車で行く予定だから。」
「了解!」
「分かった」
移動手段や山の警備の手配は、後ろめたいウェイトンの協力もあって話はついている。知り合ったばかりの同級生のためにここまで人肌脱ぐなんて前世では考えられなかったなと、何か他の力が働いていても不思議では無い感情の変化に人知れず笑った。
ウェイトンの協力も仰いですぐにでもトワイラル山へ向かいたいところだが、ある大きな催しを控えてアルフレイド家、いや、貴族達は準備に忙しなかった。
「建国記念式典の準備って何するの?」
「あと二月もないからな。王宮前で貴族は皆招集され、国民みんなで盛大に祝う。晩餐会にはお前達にも出てもらうぞ。基本的な社交マナーは網羅できていると思うが、陛下に挨拶することもあるだろう。衣装の仕立てから御前の挨拶の練習までやることはたくさんある。そうだ、晩餐会の社交ダンスもあるぞ。ツェンリーは得意なようだが…ランバートはどうなんだ?」
三月三十日。とても覚えやすいその日のちょうど5百年前に、このグランディール王国が建国した。父サイモンの書斎に呼ばれた俺と兄上は、その建国五百周年記念式典に出席するにあたっての心積もりをしておくようにと念を押された。父は父で、統爵としてこのアルフレイド領地が賑わうように街中の警備や設営、物品の手配確認で忙しそうである。
ダンスが大の苦手な俺は、つい口の端を曲げてしまった。
「僕はダンスは余り得意ではなくて…踊るのは兄様だけでいいのでは?」
「馬鹿言え。ランバートの学園内の人気っぷりは私の耳にも入っているぞ。おそらく多くのご令嬢が誘ってくるだろうな。レディの誘いを断るなんてできるのか?ツェンリー、お前が兄として練習に付き合ってやりなさい。」
「はい、父上。」
「はい。兄上、よろしくお願いします…。」
話が終わるとすぐに休日も仕事が詰まっている父上の部屋を出ると、ツェンリーが何気なく話し掛けてきた。
「ランバートは、好きな娘いないのか?晩餐会のダンスは大チャンスだぞ。」
「いないですよ…。そういう兄様は?」
「お、俺の話はいいだろう。」
急にたどたどしくなる堅物で奥手の兄様は、恋愛面ではとてもわかり易い人だ。母様がパンが美味しいと大絶賛して何度か家に招いているパン屋の娘に惹かれているのは間違いないだろう。下手すると本人にもバレてるのでは?と疑ってしまうくらい、彼女を目の前にするとカチコチに固まってしまうのだ。もう、笑ってしまうほどに。
ちなみに弟としては是非とも応援したい。可愛らしいお嬢さんは俺の一つ上、つまり兄様の二つ下だが、胆力があり男の尻を叩くしっかり者タイプと見た。
「マーナさん、可愛いしぼーっとしていると他の輩に取られてしまいますよ?」
「なっ!お前、なんでそれを…」
「多分みんな知っていると思いますけど。あ、そうだ兄様。これでどうでしょう。僕は兄様とマーナさんのキューピットになります。その代わり、社交ダンスでは僕がこっそり抜け出すのを協力してください。」
「みんな知って…?!?って、キューピットってどういう、いや、そんなにダンスが嫌なのか、」
衝撃の連続で混乱に陥った兄様は、半ば俺の強行突破で交渉に応じたのだった。
◇◇◇
「そういえば、ヨアって踊れるの?」
「何の話だ」
記念式典まであと1ヶ月を切った。休み時間も気怠げに窓の外を眺めては春の陽射しを瑠璃色の髪に溜め込んで金色の光を滑らせる彼に近付いて聞いてみた。最近ずっと疲れているような常にやる気のない表情で振り向いた。
「建国記念式典に参加するだろ?晩餐会の社交ダンスのことだよ」
「その式典自体、俺は参加しない」
「えっ、そうなの?」
「後継者候補でもない養子はパーティーに出る資格が無いんだと」
「そんなことないだろ…まじで来ないのかよ」
「ああ」
「最近疲れてるように見えたし、すっかりその準備に明け暮れてるのかと思った」
そう言うと、ヨアは僅かに目を見開いて背筋が伸びた。謎な反応に俺は顔を顰める。
「準備って」
「ああ、衣装の採寸とかダンスの練習とかだよ。俺は踊るつもりなんか毛頭ないのに父上に言われて兄上と練習させられてるんだよ、勘弁してほしい。」
勿論練習するだけして本番では体調不良とか適当な嘘ついて抜け出すつもりではあるが。その答えに彼は安心したように一瞬視線を下げて笑った。
「ランバートのダンス壊滅的に下手だからな。リズム感が無いんだろ。」
「お前、、、くそ!何も言い返せねぇ!」
俺は笑うヨアの瞳の奥に翳りを見つけた気がして心臓が小さく脈打ったが、からかいに悪態を吐くことでそれを流した。
「そういえばさ、ヨンデリの件なんだけど」
フランクリン山で4時間も探し回ったニコルは、一度も奴を見かけることも無く終わったそうだ。この間その話を本人から聞いて、こちらとしてもどうにか協力してあげたいとヨアに話を持ちかける。
「ヨンデリ・・・?ああ、薬の材料の。」
俺の家が所有するトワイラル山の一部分で過去にヨンデリが発見されていたこと、別荘に遊びに行くついでに少し散策しようと思っていることを話した。
「まあ、管理されている区域だけならいいんじゃないのか。俺も行く。」
「だよな、流石だ相棒。狩猟経験のあるオルフェンも誘ってみようと思って。」
「そうか」
「昼休み、騎士科クラスに行こうぜ」
そうして、オルフェンを誘うために移動したのだが・・・。
「なんでサファイルも・・・」
向かった教室には、オルフェンの隣に当然のように立つサファイルがいた。
「最近連んでるんだ。」
試験で同じパーティーになって、その後仲が深まったらしい。サファイルだけを除け者にするわけにもいかず、そのまま話をすることにした。
「山なら俺のお庭さ。ヨンデリって魔物は聞いたこともないけど・・・とりあえず猟銃持って行くな。」
オルフェンは二つ返事でトワイラル山への同行を快く受けてくれた。
「俺も行く。結局あの日も助けられず、ランバートに恩を返せていないままだ。」
黙って聞いていたサファイルが、不自然にオルフェンを見つめながら発言した。
「いやもうその話はいいって・・・」
またその話を掘り返す気がしていた俺は、少しうんざりしてサファイルをあしらうが彼は引き下がらない。
「まあまあ。サファイルはランバートと仲良くなりたいんだよ。」
間に入ったオルフェンの言葉に目を丸くするが、サファイルは焦ったようにオルフェンの肩を叩いた。
「オルフェン・・・!余計なことを!」
「ええ?」
彼の反応からして図星のようだが、サファイルは根っからの貴族嫌いなはず。どういう心境の変化だろうか・・・。ワインズ森で少し交流を深めたとは思うけど。つい隣のヨアを見るが終始興味が無いようで無表情のままだ。まあ、人に嫌われるよりは全然良いのでこの遠出に彼も連れて行くことになった。
「建国記念式典の準備も一旦落ち着きそうだし、来週末に学園正門前で集合な。移動はうちの馬車で行く予定だから。」
「了解!」
「分かった」
移動手段や山の警備の手配は、後ろめたいウェイトンの協力もあって話はついている。知り合ったばかりの同級生のためにここまで人肌脱ぐなんて前世では考えられなかったなと、何か他の力が働いていても不思議では無い感情の変化に人知れず笑った。
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