168 / 207
第4部 帝国の終焉 ~滅亡をもたらすダークエルフ~
第168話 バルトル
しおりを挟む
「そりゃそうと、君の所属するクロー派を支えてる一番の有力者が誰か知ってるかい?」
「師匠では?」
ベグランの問いに、ユウリは苦々しく答えた。
ユウリのホスルッドに対する感情は、元々これ以上なく冷え切っていたが、イーアがマーカスを復活させるために一時的にグランドールに戻った時に、さらに壊滅的に悪化した。
ホスルッドはグランドールの教師をとりこみ、イーア達の監視と支配者の石板の強奪を行わせたのだ。
その時になってホスルッドは自分が実の父親だとユウリにようやく明かしたが、ユウリは「あなたを父とは思わない。僕の父はグランドール入学まで育ててくれたナミン先生です」と冷たく告げた。
「いんや。名目上はクロー本家当主のホスルッドさんだが。ホスルッドさんは若い上に、クローらしい人だからねぇ。答えは、もう一人の幹部バルトルさんさ」
「バルトルさんが?」
たしかにバルトルの魔導師としての名声や地位、貴族としての地位、すべてがホスルッドより上だ。
だが、ユウリにはバルトルがクロー派だということが、信じられなかった。
「そうさ。幹部連中の中のクロー派はバルトルさんとホスルッドさんの二人。で、実質的に派閥を切り盛りしているのはバルトルさんだ」
「でも、古代魔術はスタグヌス派じゃ?」
「いや。クローの一族はみんな自動的にクローって言ったろ?」
「バルトルさんはクロー家よりも上の家格の伯爵家レドウィン家の方だったはずです」
ユウリは帝国貴族の名と爵位を一通り頭にいれていた。
貴族の一員になるためというより、イーアを助けるために何かの役に立つかもしれない、と思って覚えたのだが、実際、貴族の間では当然の常識なので、貴族と接することが多い今は必須の知識だった。
「そりゃ、貴族としては、だ。クローの本家は、とんでもないからねぇ。問題行動が多すぎて没落してんのさ」
クローの一族の歴史は公にされていないことも多いが、クロー家は確かに普通なら爵位を奪われても、追放されても仕方がないようなことを度々起こしており、いまだ帝国貴族の地位を保っていることが不思議な家だった。
「結果、分家だった家系の方が貴族としては偉くなっている。ま、分家といっても、何百年も前に分かれた家系だったりするんだが。傍流の家系の多くは表の貴族社会じゃクロー家との関わりは消えているが、ここでは続いている。つまり、レドウィン家はここではクローの一族なのさ」
ユウリが無言でいると、ベグランは説明をつづけた。
「クローの本家は自然魔法がお得意だが、傍流の家系に生まれた者は古代魔術をやる者もいる。自然魔法ってのは、術者の魔力と技術がほとんど、つまり、生まれ持った素質がものをいう。誰もが君やホスルッドさんみたいに意のままに風水を操れるわけじゃない。だから、そういう素質がなけりゃ、古代魔術の方がいいってわけさ。バルトルさんは万能タイプだが。ま、君がお偉いさんと仲良くするなら、まずはバルトルさんってわけだ。なのに、会ったこともない? ひゃー。信じられないね」
ベグランはもう一度大げさに驚いたふりをしてから、要件を言った。
「何はともあれ、バルトルさんが君を探していたのさ。早く行ったほうがいいと思うぜ」
ユウリはベグランに教わったバルトルの部屋に向かった。
実際に会ってみると、バルトルにはどこかで一度、会ったことがあった。
おそらく入団してすぐの頃、ホスルッドがバルトルにユウリを紹介したのだろう。
あの時ユウリは、誰が誰だかわからない状態で色んな人に紹介され、ただ促されるままにあいさつをしていたので、相手がバルトルだと理解していなかった。
それきり、バルトルには会ったことも話したこともなかったはずだ。
だが、バルトルはまるで長い間よく知っている間柄のように、親戚の伯父さんのような親し気な雰囲気で、ユウリを部屋に迎え入れた。
しばらく雑談をした後、バルトルは何気なく言った。
「そうそう。近々、ホスルッド君から正式に話があると思うが、君にはしばらく任務で<星読みの塔>に行ってもらうことになったよ」
「<星読みの塔>?」
世間話でもしているかのような何気ない穏やかな声でバルトルは言った。
「これ以上、ウラジナル団長のお怒りを買いたくないのでね。我々の力にも限りがあるから、彼の周囲は嗅ぎまわらないでほしい。知りたいことは私かホスルッド君に聞くように。といっても、我々は例の石板や兵器については何も知らされていないのだが。あれはスタグヌス派の専権事項でね」
「……わかりました」
ユウリは理解した。バルトルには全部バレている。
ユウリが<白光>の敵であるダークエルフとつながっていること。実はスパイとして動いていること。支配者の石板の情報を集めようとしていること。
すべて知った上で握りつぶしているが、これ以上は無理だから、支配者の石板の在処は探すな。
そう警告しているのだ。
本来はホスルッドがユウリに伝えるべきことだが、二人の関係がどういう状態かも知っているのだろう。だから、ホスルッドに任せられないと判断して、バルトル自ら告げることにしたのだ。
「うむ。頼むよ。君には期待しているんだ。君にはクローの歴代魔導士にはない稀有な才能があるからね」
「それは、買い被りすぎです。僕の才能はそれほどでは」
ユウリは小さな子どもの頃から天才だと言われ続けてきたが、バルトルはあっさりうなずいて言った。
「ああ、もちろん、魔術の才能のことを言っているのではないよ。君程度の才能は珍しくない。クロー家では」
バルトル自身、幼少期から桁はずれな魔術の才能の持ち主だったという。
家柄でなく実力で<白光>の幹部にのぼりつめるような魔導師は大抵そうなのだ。
そんなバルトルからみれば、ユウリの魔術の才能も普通にみえるのだろう。
「私が稀有な才能と言ったのはね。感情を頭脳で制御する能力のことだ。クローの本家にはこれが欠けていてね。ホスルッド君然り。皆、正直で良い子なのだが。権謀術数、面従腹背の世で上には立てない。だが、君にはその才能がありそうだ。だから、君には期待しているよ」
そう言って、バルトルは人当たりの良さそうな笑みを浮かべた。
「師匠では?」
ベグランの問いに、ユウリは苦々しく答えた。
ユウリのホスルッドに対する感情は、元々これ以上なく冷え切っていたが、イーアがマーカスを復活させるために一時的にグランドールに戻った時に、さらに壊滅的に悪化した。
ホスルッドはグランドールの教師をとりこみ、イーア達の監視と支配者の石板の強奪を行わせたのだ。
その時になってホスルッドは自分が実の父親だとユウリにようやく明かしたが、ユウリは「あなたを父とは思わない。僕の父はグランドール入学まで育ててくれたナミン先生です」と冷たく告げた。
「いんや。名目上はクロー本家当主のホスルッドさんだが。ホスルッドさんは若い上に、クローらしい人だからねぇ。答えは、もう一人の幹部バルトルさんさ」
「バルトルさんが?」
たしかにバルトルの魔導師としての名声や地位、貴族としての地位、すべてがホスルッドより上だ。
だが、ユウリにはバルトルがクロー派だということが、信じられなかった。
「そうさ。幹部連中の中のクロー派はバルトルさんとホスルッドさんの二人。で、実質的に派閥を切り盛りしているのはバルトルさんだ」
「でも、古代魔術はスタグヌス派じゃ?」
「いや。クローの一族はみんな自動的にクローって言ったろ?」
「バルトルさんはクロー家よりも上の家格の伯爵家レドウィン家の方だったはずです」
ユウリは帝国貴族の名と爵位を一通り頭にいれていた。
貴族の一員になるためというより、イーアを助けるために何かの役に立つかもしれない、と思って覚えたのだが、実際、貴族の間では当然の常識なので、貴族と接することが多い今は必須の知識だった。
「そりゃ、貴族としては、だ。クローの本家は、とんでもないからねぇ。問題行動が多すぎて没落してんのさ」
クローの一族の歴史は公にされていないことも多いが、クロー家は確かに普通なら爵位を奪われても、追放されても仕方がないようなことを度々起こしており、いまだ帝国貴族の地位を保っていることが不思議な家だった。
「結果、分家だった家系の方が貴族としては偉くなっている。ま、分家といっても、何百年も前に分かれた家系だったりするんだが。傍流の家系の多くは表の貴族社会じゃクロー家との関わりは消えているが、ここでは続いている。つまり、レドウィン家はここではクローの一族なのさ」
ユウリが無言でいると、ベグランは説明をつづけた。
「クローの本家は自然魔法がお得意だが、傍流の家系に生まれた者は古代魔術をやる者もいる。自然魔法ってのは、術者の魔力と技術がほとんど、つまり、生まれ持った素質がものをいう。誰もが君やホスルッドさんみたいに意のままに風水を操れるわけじゃない。だから、そういう素質がなけりゃ、古代魔術の方がいいってわけさ。バルトルさんは万能タイプだが。ま、君がお偉いさんと仲良くするなら、まずはバルトルさんってわけだ。なのに、会ったこともない? ひゃー。信じられないね」
ベグランはもう一度大げさに驚いたふりをしてから、要件を言った。
「何はともあれ、バルトルさんが君を探していたのさ。早く行ったほうがいいと思うぜ」
ユウリはベグランに教わったバルトルの部屋に向かった。
実際に会ってみると、バルトルにはどこかで一度、会ったことがあった。
おそらく入団してすぐの頃、ホスルッドがバルトルにユウリを紹介したのだろう。
あの時ユウリは、誰が誰だかわからない状態で色んな人に紹介され、ただ促されるままにあいさつをしていたので、相手がバルトルだと理解していなかった。
それきり、バルトルには会ったことも話したこともなかったはずだ。
だが、バルトルはまるで長い間よく知っている間柄のように、親戚の伯父さんのような親し気な雰囲気で、ユウリを部屋に迎え入れた。
しばらく雑談をした後、バルトルは何気なく言った。
「そうそう。近々、ホスルッド君から正式に話があると思うが、君にはしばらく任務で<星読みの塔>に行ってもらうことになったよ」
「<星読みの塔>?」
世間話でもしているかのような何気ない穏やかな声でバルトルは言った。
「これ以上、ウラジナル団長のお怒りを買いたくないのでね。我々の力にも限りがあるから、彼の周囲は嗅ぎまわらないでほしい。知りたいことは私かホスルッド君に聞くように。といっても、我々は例の石板や兵器については何も知らされていないのだが。あれはスタグヌス派の専権事項でね」
「……わかりました」
ユウリは理解した。バルトルには全部バレている。
ユウリが<白光>の敵であるダークエルフとつながっていること。実はスパイとして動いていること。支配者の石板の情報を集めようとしていること。
すべて知った上で握りつぶしているが、これ以上は無理だから、支配者の石板の在処は探すな。
そう警告しているのだ。
本来はホスルッドがユウリに伝えるべきことだが、二人の関係がどういう状態かも知っているのだろう。だから、ホスルッドに任せられないと判断して、バルトル自ら告げることにしたのだ。
「うむ。頼むよ。君には期待しているんだ。君にはクローの歴代魔導士にはない稀有な才能があるからね」
「それは、買い被りすぎです。僕の才能はそれほどでは」
ユウリは小さな子どもの頃から天才だと言われ続けてきたが、バルトルはあっさりうなずいて言った。
「ああ、もちろん、魔術の才能のことを言っているのではないよ。君程度の才能は珍しくない。クロー家では」
バルトル自身、幼少期から桁はずれな魔術の才能の持ち主だったという。
家柄でなく実力で<白光>の幹部にのぼりつめるような魔導師は大抵そうなのだ。
そんなバルトルからみれば、ユウリの魔術の才能も普通にみえるのだろう。
「私が稀有な才能と言ったのはね。感情を頭脳で制御する能力のことだ。クローの本家にはこれが欠けていてね。ホスルッド君然り。皆、正直で良い子なのだが。権謀術数、面従腹背の世で上には立てない。だが、君にはその才能がありそうだ。だから、君には期待しているよ」
そう言って、バルトルは人当たりの良さそうな笑みを浮かべた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】スキルを作って習得!僕の趣味になりました
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》 どんなスキル持ちかによって、人生が決まる。生まれ持ったスキルは、12歳過ぎから鑑定で見えるようになる。ロマドは、4度目の15歳の歳の鑑定で、『スキル錬金』という優秀なスキルだと鑑定され……たと思ったが、錬金とつくが熟練度が上がらない!結局、使えないスキルとして一般スキル扱いとなってしまった。
どうやったら熟練度が上がるんだと思っていたところで、熟練度の上げ方を発見!
スキルの扱いを錬金にしてもらおうとするも却下された為、仕方なくあきらめた。だが、ふと「作成条件」という文字が目の前に見えて、その条件を達してみると、新しいスキルをゲットした!
天然ロマドと、タメで先輩のユイジュの突っ込みと、チェトの可愛さ(ロマドの主観)で織りなす、スキルと笑いのアドベンチャー。
【完結】不遇スキル『動物親和EX』で手に入れたのは、最強もふもふ聖霊獣とのほっこり異世界スローライフでした
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺が異世界エルドラで授かったのは『動物親和EX』という一見地味なスキルだった。
日銭を稼ぐので精一杯の不遇な日々を送っていたある日、森で傷ついた謎の白い生き物「フェン」と出会う。
フェンは言葉を話し、実は強力な力を持つ聖霊獣だったのだ!
フェンの驚異的な素材発見能力や戦闘補助のおかげで、俺の生活は一変。
美味しいものを食べ、新しい家に住み、絆を深めていく二人。
しかし、フェンの力を悪用しようとする者たちも現れる。フェンを守り、より深い絆を結ぶため、二人は聖霊獣との正式な『契約の儀式』を行うことができるという「守り人の一族」を探す旅に出る。
最強もふもふとの心温まる異世界冒険譚、ここに開幕!
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
【完結】そして異世界の迷い子は、浄化の聖女となりまして。
和島逆
ファンタジー
七年前、私は異世界に転移した。
黒髪黒眼が忌避されるという、日本人にはなんとも生きにくいこの世界。
私の願いはただひとつ。目立たず、騒がず、ひっそり平和に暮らすこと!
薬師助手として過ごした静かな日々は、ある日突然終わりを告げてしまう。
そうして私は自分の居場所を探すため、ちょっぴり残念なイケメンと旅に出る。
目指すは平和で平凡なハッピーライフ!
連れのイケメンをしばいたり、トラブルに巻き込まれたりと忙しい毎日だけれど。
この異世界で笑って生きるため、今日も私は奮闘します。
*他サイトでの初投稿作品を改稿したものです。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
聖女なんかじゃありません!~異世界で介護始めたらなぜか伯爵様に愛でられてます~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
川で溺れていた猫を助けようとして飛び込屋敷に連れていかれる。それから私は、魔物と戦い手足を失った寝たきりの伯爵様の世話人になることに。気難しい伯爵様に手を焼きつつもQOLを上げるために努力する私。
そんな私に伯爵様の主治医がプロポーズしてきたりと、突然のモテ期が到来?
エブリスタ、小説家になろうにも掲載しています。
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる