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第44話 ニーナ
しおりを挟む「え? ね……姉さんにリズ……さん? 」
「お……おねえぢゃんでずぅ……」
「ようニーナ、久しぶりだな……」
「ほん……もの? 姉さん……姉さん! うわあぁぁん!子爵様が死んだって……姉さんがお嬢様を守れずに一緒に死んだって……ひっく……生きてた……姉さん! 姉さん! 」
「ニーナ! ゴウざんにだずげでもらっで……うえっ……ダンジョンから出てごれだの……うえっ……会いたかっだニーナ……」
「姉さん! 姉さん! うわあぁぁん」
「ううっ……よかったわシーナ……ずっと心配していた妹さんに会えて……」
「そうだね。ダンジョンでもずっと妹の心配してたものな」
俺はテントでティナたちの愛情たっぷりのご飯をみんなで食べ、そしてお風呂に入ってから1階の食堂へ降りてきてシーナと妹のニーナの感動の再会を見守っていた。
テントでの食事はティナやシーナからあ~んとかしてもらって超幸せだったよ。リズもやりたそうだったけど、恥ずかしくてできない。けどやってあげたいって感じで、俺をチラチラ見て猫耳がピクピク動いていてとっても可愛かった。
その後のお風呂ではティナたちがバスタオル1枚の姿で俺の背中を代わる代わる流してくれてさ、途中でティナにタオルをとって胸を使って背中を洗ってくれってお願いしたら真っ赤な顔で頷いてくれてもう最高だったよ。
真っ白で大きな胸を俺の背中にあてて上下にゆっくりと動いてくれて、硬い2つのものが擦れるのを俺は目をつぶってずっと感じていたよ。
ティナの横ではシーナとリズがさ、腰に巻いたタオルを突き上げる俺の股間をずっと凝視しているようだったけどね。元気になるのは仕方ないよね。
そして顔を真っ赤にして洗い終えたティナが、最後に俺の耳元でえっちって囁いてたまんなかった。
次はシーナの大きなメロンをお願いしてみようかな。なんかOKしてくれそうな雰囲気だったし。
最後はシーナの膝に頭を乗せてティナとシーナに優しくシャンプーしてもらった。
そして俺が2人にシャンプーしてもらってる間に、リズに足を洗ってもらえるようにお願いしたんだよね。
そしてもっと上、もっと上ってうまく誘導してさ、俺の太ももを洗う手リズの手をとうとう腰に巻いたタオルの中に誘導することに成功したんだ。
それからリズは真っ赤な顔で目を背けながらも、俺のもう一本ある足を丁寧に洗ってくれたんだ。
うん、確かに足を洗ってと言ったから間違ってないよね。
俺はリズのぎこちなくも優しい手の動きに大興奮であっという間にスッキリしちゃってさ、リズは何が起こったのかわからず自分の手をじっと見つめてた。すまん。
ティナとシーナもリズの手の動きと、俺の身体がビクッと震えるのをずって見ていたようで顔を真っ赤にしていた。
俺は女の子3人の見てる前でって超恥ずかしかった。でもそれにも興奮した俺は変態かも。
そんなテント内の大浴場で俺一人がテントを張って大欲情したあとは、バスローブ姿でリビングでシークアのジュースをみんなで飲んでゆっくりしたんだ。
そこで俺はティナたちに正面に座ってもらって、3人が大好きだから恋人としてこれからもずっと一緒にいて欲しいって告白したんだ。
そしたら3人とも俺に抱きついて頷いてくれてさ、リズだけしょうがねえなあって、大事にしろよ?って言ってたけど一番強く俺を抱きしめてたっけ。それからは時間まで3人と何度も舌を絡めたキスしながらリズの形の良いお尻や、シーナの大きくて柔らかいお尻を撫でたりしていちゃいちゃしてた。
もうこのまま最後までいけるんじゃねって思ったところで残念ながら時間が来てしまい、俺は泣く泣く着替えて恋人たちを連れてテントを出たんだ。
そして探知のスキルを発動して待つこと30分ほどで、屋敷があるらしきところからぞろぞろと人が出てこっちに向かってくる反応があった。
俺はシーナの妹たちが仕事を終えたんだと思って、宿舎に全員が入るのを確認して下に降りたんだ。
1階に降りると食堂のテーブルに疲れた顔の獣人の男女が12人座っていて、その中に青いうさ耳の女の子がいたから俺はこの子がニーナだと思ったね。
その子は端正な顔立ちで、シーナのような可愛いというよりは美人だった。背は160cmはありそうで胸は15歳とは思えないほど実っていた。兎人族の発育ハンパないなと思ったよ。
シーナから聞いていた通り凄く真面目そうに見える女の子だった。
俺たちが誰もいないはずの2階から現れたことで、食堂にいた全員がギョッとした顔をしていたけどシーナの妹らしき子はすぐにシーナとリズの存在に気付いて固まってた。
そして感動の再会となったというわけだ。
食堂にいるほかの獣人の子たちもみんな驚きつつも、シーナが生きていたことを喜んでくれているようだった。
けど……みんな耳や角や尻尾が欠損してたり欠けてたりしてるんだよね。
体面を気にする貴族がメイドの見栄えが悪くなるようなことはしないと聞いていたけど、どうやらそれは間違いだったようだ。
ニーナは片耳だし、狸人族らしきおっとりした丸顔の子も片耳だ。羊人族っぽいすごく綺麗な子も片方の角が半分以上欠けてる。その他も両耳が無い子や尻尾が途中で切れてる子もいた。それは3人いる男の犬と熊と狼ぽい獣人も同じだった。
「ニーナ……耳は……お姉ちゃんがいなくなったからです? 」
「……いえ」
「ポーラさんも自慢の狸耳が……レミアさんも角も……ほかのみんなも……子爵夫人と自称人族のメイドですね? ロイさんたちはきっとあのお馬鹿な第一公子が真似したのですね? 兎のせいです……」
「違いますよシーナ。子爵夫人はお嬢様を亡くされて心が病んでしまったの。それで私たちに八つ当たりをしてるだけです。シーナのせいではないですよ」
「そ、そうですよぅ。シーナのせいではないですよぅ。夫人と人族のメイドが面白がってやったんです」
「そうだぜシーナ。あの馬鹿息子も真似して調子に乗ってやっただけだ。シーナのせいじゃねえって」
やっぱり貴族にみんなやられたのか。娘を失った八つ当たりっぽいな。この子たちは関係ないだろうに……かわいそうに。
「あ~ちょっといいかな? 俺はこの地球の日本て国の人族の阿久津 光って言うんだ。今日はシーナの妹さんを迎えに来たんだ。それで聞きたいんだけど、ここにいる皆は今日奴隷制度が廃止された事を知ってるかな? 」
「「「 え!? 」」」
「知らなかったか。貴族の家には連絡がいってるはずなんだけどな。意図的に隠したかもな……シーナたちの首を見てもらうと分かるけど、戦闘奴隷なのに首輪をしてないだろ? これが解放された証拠かな」
まあ俺が外したんだけど嘘じゃないしな。
俺がそういうと皆が今気づいたとばかりにシーナとリズ、そしてエルフであるティナの首をまじまじと見ていた。
「姉さん首輪……本当に? 私たちはもう奴隷じゃないのですか? えっと……もうこのお屋敷で働かなくていいということですか? 」
「そうですよ! もう兎たちは奴隷じゃないんです! コウさんが皇帝のとこに殴り込みに行って、皇帝を倒して奴隷解放させたんですぅ! あ、コウさんはお姉ちゃんのこ、恋人……ですぅ」
「ええ!? 皇帝陛下のところにですか!? そ、それにあの皇帝を倒した!? え? あれ? 姉さん今アクツさんを恋人って? え? ええー!? 」
ニーナは目をこれ以上開けませんとばかりに見開き、そして俺とシーナを代わる代わる見て驚いていた。
ほかの子たちも信じられないとばかりに俺の顔を凝視している。信じられないのは皇帝を倒したことをか? シーナの恋人がこんなのって意味か? 前者だよな?
それにしてもニーナはすっごく綺麗な顔立ちをしてるのに、表情が多彩で面白いな。レミアと呼ばれていたクリーム色の髪の羊人族の子も、癒し系のお姉さんって感じでいいな。メイド服のブラウスを押し上げている胸もEランクはありそうだ。なにより側頭部から生えている曲がりくねった角が凄くカッコいい。
それなのに片方が半分以上折れているのがもったいない。
「ああ、まあ勢いで皇帝のとこ行って奴隷解放させたんだ」
「い、勢いって……そういえばお昼頃にお屋敷が騒がしくて子爵様が兵を集めてたのは……」
「帝都に行くまでに戦闘機やら飛空戦艦やらと派手に戦闘になったからね。それでじゃないかな? まあそんなことはいいんだ。今は君たちは奴隷から解放されたということだけ知ってくれればいい。そしてもうすぐ貴族は獣人やエルフを雇うことすらできなくなる。これも皇帝と約束したからね。そこで近いうちに君たちはこの屋敷を出ないといけなくなるんだ。みんなはここを出たら行くところとかある? 一応帝国が生活の補助を今後してくれるようになってるから、野垂れ死ぬことはないと思うけど」
貴族の奴隷だった子の生活の補助だけでも魔帝に急がないとな。追い出されることになるわけだしな。
「飛空戦艦ですか!? とてもそんな事とは思えませんが……ですがそうですか……貴族は私たちを雇うこともできなくなるのですね。雇われるというのは想像できませんが、ここを出たら私は姉さんがいますが皆は……」
「私たちは皆施設の出身ですのでぇ……」
「行くところはないですね。困りました……」
「俺はスラムにでも行けばいいけどな。帝国が本当に飯をくれるかどうかは怪しいしな」
「だったらみんな日本に来ないか? 小さな島の自治権をもらったんだ。住むところはあるし、生活に必要な魔道具もすぐに揃うことになってる。それまでは俺が面倒みるよ」
ニーナも長年一緒にいた仲間と離れるのも寂しいだろうしな。家はたくさんあるんだ。
魔道具が揃うまではマジックテントを貸してあげればいいしな。
「コウさん! ありがとうございますですぅ」
「コウならそう言うと思ったわ。本当に優しいんだから」
「な? いい男だろ? あたしの恋人なんだぜ?いいだろ~」
シーナとティナが俺の手を取って喜んでくれて、リズは俺のことを得意げに皆に自慢してくれている。これは照れるな。
「ニホンがどこかはわかりませんが、お世話になっていいのでしょうかぁ」
「奴隷から解放していただいたうえにお世話になるのは申し訳ないです」
狸人族のポーラさんも羊人族のレミアさんも申し訳なさそうにしている。
俺はこういう遠慮深い子たちは大好きなんだよね。喜んでお世話したくなる。
「気にしなくていいよ。すぐにたくさんの獣人やエルフが集まる予定だし。もしも冒険者をやりたいならランク上げを手伝ってあげるよ。安全に稼げるようにもしてあげる。だからニーナちゃんと変わらず一緒にいてあげて欲しい。俺の恋人の妹だからさ」
「あ……アクツさん私のために? ありがとうございます。人族の方にこんなに優しくしてもらったのは初めてです」
ニーナは少し顔を赤くして、両手をお腹あたりでモジモジさせてうつむきながらそう言った。
か、 かわいい……
「ふふふですぅ。ニーナは兎と同じことを言ってますぅ。コウさんはとても優しいんですよ。兎にはもったいないご主じ……彼氏ですぅ。ニーナもお姉ちゃんと一緒に御奉仕するです」
ぶっ! シーナはまだご主人様になってとか言ってるのかよ……心も奴隷から抜け出すのには時間が掛かりそうだな。生まれた時から奴隷だからなぁ。
「オ、オレ冒険者になりてえ! アクツさん頼む! オレに戦い方を教えてくれ! いつか帝国の奴らをぶっ飛ばしたいんだ! 」
この狼人族の男は相当帝国の奴らにムカついていたみたいだ。
わかるよその気持ち。俺も同じだ。
「ああいいよ。みんなには色々手伝って欲しいこともあるから気にせず頼ってくれよ」
俺がそう言うと遠慮していた子もそのほかの子たちも、お世話になりますと頭を下げくれた。
女の子が9人に男が3人か。島の住人第1号だな。
「コウ、そろそろじゃない? 」
「そうだね、ゲートキーがもう使えるね。じゃあみんな2列に並んでくれるかな? 」
「よっしゃ! エルケの街に行くんだな? 」
「そうだけどちょっと待ってて。それじゃあ並んだかな? うん、じゃあニーナちゃんからいくよ? うさ耳よ~復活せよ! 『ラージヒール』 。はい、次はポーラさん。可愛い狸耳はファンタジーの宝! 『ラージヒール』。うん、いい感じ。次はレミアさんだね。その美しい角よ元に戻れ~『ラージヒール』 」
「……え? 耳? え? 」
「は? え? 耳が……え? え? 」
「なっ!? つ、角が……」
俺がラージヒールのスキルを発動すると、ニーナやポーラの耳に、レミアの角がみるみると生えてきた。
三田たちの腕や足よりも回復が早いな。まあ耳とか角だしな。
ん? 獣人の子たちだけじゃなくティナたちもめっちゃ驚いてるな……あっ、そういえばダンジョンでは帝国を警戒して言ってなかったわ。
「マジかコウ! なんだよその回復スキル! 2等級ポーションレベルじゃねえか! どこまであたしたちを驚かせるんだよ! 」
「ええ!? コウ! ラージヒールって! 何百年も使い手がいなかったスキルよそれ! 」
「ふええ!? 無くなったはずの耳が生えてきてますぅ! 」
「そういえば言ってなかったね。これは古代ダンジョンの90階層のボスの宝箱から見つけたんだ。見つけた時は大興奮したよ。これで生き残れるってさ。さあ、どんどん行こう!魔力は大気中にいくらでもあるから全員に掛けれるよ! そこの可愛い鼠人族の子。ほら、君だよ。ずっと耳を隠して暗い顔をしてたよね? もう大丈夫だよ。お兄さんが元に戻してあげるから」
「え? ボ、ボク…… 」
「チル、早く治してもらいなさい。信じられないけど私の角が元に戻ったの。羊人族にとって命の次に大切な角が……チルもずっと気にしてた耳を、ね? 」
「ほ、ほんとうに? 耳が? 」
「その綺麗な栗色のちっちゃくて可愛い耳よ……元に戻れ~! 『ラージヒール』……ほら戻った」
「う……うえっ!? あ……ボクの……ボクの耳が……うえっ……うえええぇぇん 」
「今まで辛かったね。お兄さんが仇をとってあげるから、それで前に進もう。これからは毎日楽しいことばかりだぞ? 」
まだ中学生くらいかな? 140cmくらいの小さな身体で耳を切られて頭にも切り傷があった。こんな小さな子になんて酷いことを……
「アクツさんありがとうございます。この子は本当はとても元気な子なんですが、2ヶ月前に酷い折檻を受けて……その時に大切な耳を切られて頭にも傷を負ってしまい、心を閉ざしてしまって……」
「できることをしただけだよ。気にしなくていいよ。さあ、次の人~」
俺はレミアさんの潤んだ瞳に少しドキッとしながら、次々と獣人たちを治していった。
やはり前にシーナから聞いた通り獣人たちにとって耳や尻尾や角はとても大切な物らしく、男も女も関係なくみんなが元に戻った自分の耳や尻尾を触って泣いていた。
「ふう……こんなもんかな」
「コウ、お疲れ様」
「本当に全員治しちゃったよ……これ絶対帝国に知られたら……いや、コウなら大丈夫か」
「そうですぅ! コウさんなら利用しようと近付いてくる貴族なんて瞬殺ですぅ! 」
「あははは、そうだね。まあ一応みんな内緒にね。バレたらバレたで別にいいけど。こんな目立つスキルはどうせいつかはバレるもんだし。さて、リズ。ゲートキーを使う前にちょっと出掛けてくる」
「ん? どこへ行くん……ああ、そういうことか。そうだな許せねえよな。おいっ! ニーナにみんな! ちょっと窓から外を見てろ」
「え? コウ!? 」
「ふえ? コウさんマスクなんて取り出してどこかに行くんですか? 」
「ああ、ちょっと燃やしてくる」
「ふえええ!? 」
俺はそう言ってデビルマスクを装着し、奴隷宿舎の入口から外に出て飛翔のスキルで200mほど先にある大きな屋敷へと飛んだ。
そして大気から滅魔で魔力を取り込み満タンにし、急いで屋敷の出入口に小規模の結界を張り逃げ場を塞いだ。
そして上空に飛び上がり屋敷に向かって炎系のスキルを連続で放った。
「せいぜい苦しんで死ね屑が! 『炎槍』連続乱れ撃ち! あ~んど『 灼熱地獄』『 灼熱地獄』『 灼熱地獄』 」
俺が連続で放った40本にも及ぶ炎の槍は、屋敷の2階と3階の各窓を突き破り室内を焼いた。
そして続けて屋敷を囲むように放った灼熱地獄は1階から勢いよく燃え上がった。
《 か、火事だ! お、おいっ! 上を見ろ! 誰かいるぞ! 》
《 なんだアレは! 悪魔? 悪魔だ! 》
『滅魔』
俺が屋敷から離れようとすると門や中庭にいた10人ほどの守衛がわらわらと集まってきたので、まとめて体内の魔石から魔力を抜き即死させた。
よし、これで目撃者はいないな。
俺は念のため大回りで奴隷宿舎に戻り、優しく俺に微笑むティナと驚愕しているシーナ姉妹にその同僚たちをよそに、燃え上がる屋敷を見て興奮しているリズをせっついてゲートキーを発動させ門を出現させた。
「よしっ! みんな逃げるぞ! 門をくぐれー! 」
「あはははは! コウサイコーだぜ! 」
「ふふふ、コウったらニーナちゃんたちのために大暴れして。またお風呂に入らないとね」
「ふええぇぇ!? コウさん貴族のお屋敷を燃やすなんて大変な……あれ? 今さらですね。そうですぅ! 兎の妹を傷付けた罰ですぅ! ざまぁですぅ! 」
「え? 姉さん!? 」
俺はだいぶ俺色に染まったシーナが妹に驚かれてるのがなんだか面白くて、笑いながらみんながゲートをくぐり終わるのを待っていた。
そして最後にこの火事がニーナたちのせいにならないよう、奴隷宿舎にも灼熱地獄を放ってからゲートをくぐった。
また放火の完全犯罪をやってしまったな。
帝国の貴族がクソばかりなのがいけないんだよな。
やっぱコイツらに慈悲とか必要ないわ。
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