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第8話 徴兵制度
しおりを挟む「あ~やっぱり通りやがったな。選挙制度改革が去年通ってからの徴兵制度。帝国法が優先する時点で憲法は飾りだしな~。これはいよいよ独裁政治が始まったな」
「そんなに大変なことなの? 男性だけだけど帝国は各領で徴兵制度なんて当たり前にあったわよ? 貴族同士の戦争も頻繁にあったし」
「それだけ平和だったんだよ。しかしあの子爵んとこのフォースター準男爵が、元ニートたちの住民票を無理やりここに移動させた時点じゃこんな法案が出てくるとは思わなかったけどな。あの時にもう決まってたんだな」
うちにいる元ニートたちを徴兵対象から外そうと即動いたってことか。モンドレット子爵の野郎はとりあえずは敵対の意思はないという意思表示かね?
いや、ティナたちとオリビアの評価を聞くと嫌味でプライドの高い奴らしいからな。フォースターの独断かもな?
年が明けてギルド『デビルバスターズ』の運営を開始し、佐世保の初級ダンジョンと別府の中級ダンジョンにギルド員たちを送り出し少し落ち着いた頃。
俺は総督府の執務室の大型テレビで、日本総督府が臨時で開いた行政議会(旧国会)の中継をティナと一緒に見ていた。
年明け早々から議会ではダンジョン攻略専門の軍である。国民救済軍への徴兵制度が提案されており、与党の国民の声党が保守系野党の日本守護党から猛反発を受けていた。そして過去最短の審議時間でつい先ほど強制採決がなされ法案が成立してしまった。与党は3分2議席確保してるし参議院的なものも廃止されて無いうえに、議員も大幅に削られたからもう総督府のやりたい放題だな。
徴兵の対象は18歳から40歳までの健康な男女で、現在正規雇用されていない者。初年度と次年度は20歳から40歳。3年目からは18歳から40歳の男子。5年目以降からは18歳から40歳の女性も対象となる。ただ、女性の場合は4年目の時点での魔石獲得量によっては徴兵が延期になる可能性を残している。あとは16歳以下の子供がいる家庭の女性は免除される。
任期は3年。これには訓練期間の6ヶ月は含まれないそうなので実質3年半だ。戦後から続く大不況のせいで対象者は俺たちの時の比じゃない。ニートだけではなくアルバイトも対象になることから、最低でも数十万人が対象となるだろう。
当然訓練施設もいっぺんに受け入れられるはずもないから、半年ごとに順次徴兵されるのだろう。それに全員が任期中ずっとダンジョンに入るわけではないとは思う。権力者の家族や親戚はなんだかんだ理由を付けて免除されるだろうし、一般の領民でも事務や窓口係や教育係とかになる者もいるだろう。しかしこれで確実に日本の人口は減る。いや、徴兵逃れでベビーラッシュになりそうだな。でもそんな人たちが経済的に子供を育てられるのかね?
それにしても野党は猛抗議してたな。
野党の日本守護党の質疑なんかさ、先日ニート特別雇用法を悪法と認めた総督府がその悪法をまた通そうとするのはどういうことかと正論を述べていたけど、これは明らかに子爵が決めたことだ。もうこの法案が出た時点で成立は確定してたんだよな。
魔石の上納ノルマがある以上いつかはやると思っていたけど、思ったより早くて驚いた。
帝国が魔石を欲しがるのはわかるけどな。魔石でインフラが回ってるわけだし。
それにこれは魔帝から聞いたんだけど、この地球に転移する前の準備段階や、実際に転移する時に魔石の備蓄のほとんどを使ったらしい。魔神の力だけでは足りなかったそうなんだ。
魔石は帝国の魔導文明を支えるエネルギーであるとともに、将来地球の魔素が薄くなった時の保険でもある。魔石を使えば魔素が発生するしな。
征服して4~5年は統治することに全力を注ぎそこまで魔石を求めないが、それ以降は人口とダンジョンの数に見合った分を上納してもらうとか言ってた。
そして日本はダンジョンが密集している地域だから、上納する魔石の数は米国以上になるらしいとも言ってたな。故郷のために魔王が肩代わりしてもいいんじゃぞ? とか言ってたけど、鼻で笑ってやったよ。
ちなみに上級ダンジョンを攻略した貴族は、大幅に魔石の上納数が減るらしい。なんでもボスを倒すとダンジョンが大量に魔素を外に出すらしいんだ。知らなかったよ。
貴族たちはレアアイテムや素材に名誉のほかに、魔石の上納数が減るからこぞってダンジョンを攻略しに行ってるんだろうけどね。
まあ上級ダンジョンに入る権利も実力も無い日本自治領の者たちには関係のない話だ。それでも子爵が上級ダンジョンを攻略すれば、いくらか日本総督府が子爵に上納する魔石量は減るかもな。今の子爵はパワレベで上げたAランクらしいから期待はできないが……おっと、これはオリビアから極秘情報と言われてたんだった。
あいつマジで有能で情報通でさ、話していて面白いんだよな。
そうそう、日本よりダンジョンが少なくて人口が多い米国は、対象範囲は狭いが徴兵を既にしているらしい。まあ殺人罪以外の犯罪者に減刑を餌にとか、高給で釣ったりとかみたいだけど。
そういうこともあって米国の半分以下の人口で、米国よりダンジョンが10個以上多い日本が徴兵しないわけないよなと思ったよ。
ちなみに日本には古代ダンジョン1つ、上級ダンジョンが7つ、中級ダンジョンが18に初級ダンジョンが10ある。米国は上級が3に中級が12と初級が6だ。
そうは言ってもこの日本が徴兵制度を作るのは、あと2年くらい先だと思ってたんだよね。
ところが思ったより魔石の集まりが悪かったのか、日本も徴兵することになったみたいだ。
法案が出てきた以上成立するのはわかっていたけど、とりあえず結果だけ見とこうとティナとテレビで確認していたわけだ。
「住民票の移動は急なことで驚いたわ。カゴシマの役所の人を派遣してきてまで新規のシステム導入と登録をしていったわね。役所の稼働はもっと後になると思っていたから助かったわ」
「うちはまだその辺のシステム導入は手が回っていなかったからね。経験者はいたけど帝国仕様の新規のシステムとかはさっぱりだったみたいだし。まあ人まで派遣してくれて助かったよね」
懇意にしているカゴシマ市長から、住民票の移動は子爵家から日本総督府へ降りた命令だと連絡があったから受け入れたけど、全部やってくれて元ニートたちにも使い方教えてくれて助かったよ。元ニートたちにも役所で働いていた奴がいたから、帝国三等国民用のシステムさえ導入されれば運営できる。そのままもともとあった役所を稼働させることができたのはよかったな。
なし崩し的に役所で働くことになった役所での勤務経験のある元ニートたちが、皆の登録が終わってからエルフや獣人たちが住民登録しにいっていて忙しそうにしてたけど。
獣人たちもみんな住民カードを手にして、ちゃんとした領民として認められたのが嬉しそうだった。
ニーナは写真が気に入らないから撮り直したいって家でブツブツ言ってたっけ。十分可愛く撮れてると思うんだけどな。
「それにしても議会前は凄い人よね……あっ! 暴動が始まったみたい」
「連日議会前でデモをやって法案が通っちゃったからな。いくらおとなしい日本人でもこれは暴動になるだろ」
ティナがテレビのチャンネルを変えると、議会前でヘルメットと棍棒を持った領民の集団が機動隊が守る議事堂へ押し寄せている姿が映し出されていた。
しかし機動隊はダンジョンで訓練してランクを得ている。ランク無しの領民の突撃にはビクともせず、議事堂前で透明な盾を構えて領民たちを跳ね返していた。
「数は多くてもランク無しじゃ敵わないのに……この世界の銃だけで死んじゃうんじゃないかしら? 」
「カメラが撮ってるから撃ちはしないよ。せいぜいが催涙弾か警棒止まりだよ。今はね」
徴兵が始まり領民がランクを得たらそんなヌルい対応じゃ防げないけどな。いつかクーデターが起こる可能性だってある。帝国がそれに介入するかしないかは管理している貴族次第だ。逆に貴族さえ味方につければクーデターは成功するだろう。主権の無い自治領なんてそんなもんだ。
クーデターを成功させる近道は中級ダンジョンを攻略して力を示し、貴族の上級ダンジョンの攻略部隊に入り活躍する。そしてその中でレアアイテムを手に入れ貴族に認められることだろうな。議事堂前でいくら暴れても意味はない。権力者を打倒したいならダンジョンで力を付けるしかない。選挙? そんなもんまともに選ばれるのは市長あたりまでだ。今はそういう時代なんだ。
「それにしても大騒ぎだな。自分と家族の身に降りかかる事となるとこれかよ」
俺はチャンネルを変えニュース番組を見ながら冷笑を浮かべていた。
徴兵制度が成立して、普段は総督府寄りの報道をしていたテレビ局が総督府批判をしていることや、人権団体が大騒ぎしていること。今現在議事堂前に集まっている10万人以上の若者や、暴動を起こしている者たちを俺は冷めた目で見ていた。恐らくこの島にいる元ニートたちも同じだろう。
ニート特別雇用法が成立した時は何も言わなかったくせに。
俺たちがダンジョンに入れられた時は見て見ぬ振りをしたくせに。
俺たちが経験したことを自分や家族の身に降りかかると知り、必死になって人権だなんだと騒ぎ出すこの日本の領民を俺は冷めた目でしか見れなかった。
「コウが徴兵された時は静かだったんでしょ? この差はなんなのかしら? 」
「さあね。片親や親なしで当時社会のゴミと呼ばれていた三千人のニートには人権が無いけど、数十万人の仕事をする意欲はあっても職がない人には人権があるってことなんじゃないかな? 人ごとだと思ってたから見て見ぬ振り、聞いて聞かないフリをしてたけど、自分が対象となったから慌てて騒いでいるだけかもしれないけどね」
権力者やいわゆる識者と呼ばれている者たちは前者で、一般市民は後者ってとこかもな。
「なんていうかエルフと違って同族意識が薄いのね。それでも帝国人よりはマシだけど。あの人たちは自分のことしか考えてないから。いずれにしてもこの桜島は対象外だから関係ないわね」
帝国の一般市民か……確かミスしても人のせいにして絶対に謝らないんだっけ? んで自分より弱い立場の奴になすり付けるんだったか? まあその辺は貴族社会だし、国民も見えない階級みたいなのがあるんだろう。
でも約束も守らないし息を吐くように嘘もつくしケンカっ早いとも言ってたな。その辺はさすが半魔人だよな。
ん? 地球のどこかの国だったか都市国家だったかにそんな民族性の奴らがいたような……思い出せないな。気のせいか。
「日本総督府とは関係ないからね。ただ、訓練が終わる来年の夏の終わり辺りからダンジョンは混み合いそうだ」
この桜島は管理する貴族はいない。強いていうなら宰相辺りが見守っている感じだ。この桜島は貴族ではない俺が管理者であり総督だ。日本総督府が決めた法は適用されない。
帝国の法は等しく適用されるけどな。まあ同じ帝国領だから移動の制限もないし、俺たちには関係のない話だ。
俺が心配してるのは三井一家だけだ。
三井は跡取りとはいえ個人事業主の従業員だから微妙なので、この法案が通ると思っていた俺は既に三井や親父さんとおばさんに桜島に住むように連絡してある。竜の肉を卸すから鹿児島で商売をしたらどうかと言ったら、長年やっていた店をたたむ事に悩んでたけど三井のためにと決心してくれた。
俺が桜島総督をやってることは三井から聞いていたらしく、最初は信じていなかったみたいだけどテレビや新聞で桜島総督の名前に俺の名前が載っていて信じるしかなくなったと言ってた。二人ともついこの間ダンジョンから出てきて、着の身着のままだった俺が桜島総督になったもんだからかなり驚いたと言ってたな。
そうそう、三井には復讐を終えた10月に俺が桜島総督になったことを電話で話してある。
三井は俺のことをやっぱり無茶したのか! とんでもない奴だ! と怒ったり驚いたり忙しそうだったよ。
あいつには心配ばかりかけているな俺。
今後は恐らく俺の遠い親戚や同級生を名乗る者たちが、徴兵から逃れるためにここへやってくるだろう。
報道では俺の顔写真は出ていないが、ネットでは出回っているしな。
まあ三井一家以外受け入れるつもりはないけど。
俺は元ニートたちに徴兵の対象となっている大切な人がいるなら相談するように言ってある。
スパイを引き込むリスクはあるが、居住区を島の東の街付近に新しく作って対応する。既に両親をこの桜島に引っ越させたいと言ってる者たちもいるしね。今後日本総督や子爵と何があるかわからないから、人質にされて困る家族は是非この島に連れてきて欲しいもんだ。
「九州にあるダンジョンは大丈夫よ。ここは難易度が高いから不人気だもの。その分素材やマジックアイテムは良いのが手に入るけどね」
「どうだろうな。Fランクの俺たちをこの島の古代ダンジョンに突っ込んだ奴らだからな」
俺がそう言うとティナはそうだったわねと呆れた表情をした。
しかし住んでる場所ごとに入るダンジョンを決められたら、九州の若者はさらに死亡率が高くなるな。
ギルドの名前が売れたら有料でダンジョンガイドの商売でもやるかね? ボディーガード込みだったら良い稼ぎになりそうだよな。
「うちは初心者にベテランを2人付けてるからね。ギルドの運営を開始してこの1週間は死亡者0だ。中級ダンジョン組は怪我が多いのがアレだけどな」
「コウがなんでも治しちゃうからよ。あんまり甘やかしたらみんなのためにはならないわ。Cランク以上の子たちにはもっと厳しくしないと駄目よ」
ティナがソファの隣に座りながら腕組み、しょうがない人ねって顔で俺を諭した。
最初だし躓きたくなかったんだよな。地図は俺たちが作ったけど、ヴェロキラプトルの奇襲にあって腕を喰われたって奴が何人かいたんだよな。
「まあ欠損はね……うちのギルドの特権てことで大目に見てくれよ。次からはペナルティで1ヶ月は治さないようにするからさ」
「そうしてちょうだい。治してもらえるなら、稼ぐために無理をする子も出てくるからペナルティは必要よ。治療費も高額に設定しておくからサービスしたらダメよ? それがあの子たちのためなんだから」
ぐっ……サービスで治したこともバレてる。
こりゃギルドのエルフとティナは繋がってるな。特に口止めもしてなかったし仕方ないか。
確かにティナの言う通り治るならと、無理をして実力以上の階層に挑む者が出てくるかもしれない。それで死なれたら本末転倒だしな。Bランクのギルド員がローンを組まないと返せない程度の治療費を設定しといた方がいいかもな。
「わかったよ。でもティナは俺を甘やかしてくれるんだろ? 」
俺はそう言って隣に座るティナの肩を抱き寄せキスをした。
「んっ……もう! ふふふ……コウは特別よ。いくらでも甘やかしてあげたいの」
「それじゃあ隣の部屋のテントで甘やかしてもらおうかな」
俺はそう言って日に日に短くなっていくティナのスカートの中に手を伸ばした。
「あっ……今朝のコウのがまだ垂れてるから……恥ずかしい……」
「なら早くショーツを脱がないとね」
俺はティナのショーツの上から指を動かしながらティナを急かした。
「あんっ……中に指……んっ……は……わかったから……隣の部屋に……コウをいっぱい甘やかしてあげるから……」
ティナは俺の股間を揉みながらそう言って立ち上がり、俺の手を引いて隣の部屋へと誘導した。
そして俺はマジックテントで、ティナの口や大きな胸にいっぱい甘やかしてもらったのだった。
日本の領民よご愁傷様。
俺たちのことを人ごとだとスルーしたことが自分の身に起こったな。
やっぱり日本人て自分の身が危なくなるまで動かない民族だよな。
あの時たとえ戦争がなくても明日は我が身だと思わなかったのかね?
平和ボケというか無関心というか……まあ精々頑張ってくれ。俺たちと違って訓練は充実しているし、装備も支給されて給料も高いらしいしな。羨ましいくらいだよ。
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