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第3章 ニートと帝国動乱
第15話 ネトラレ属性
しおりを挟むーー テルミナ帝国南西部 オズボード公爵領都 宮殿地下 ゲハルト・オズボード公爵 ーー
《あぐっ……うぷっ……もう……やべ……で……》
《ブヒッ》
《ブブヒッ》
「グフフフ……長年我輩が調教し種を与えた女が……グフッ……堪らんのだ……我輩の女だったものが醜いオークどもに犯される姿は……グフフッ……いつ見ても興奮するのだ。ペドよ、こういうのをなんといったのだったか? 」
我輩は巨大な牢の中でオーク3匹に犯されている、元側室の女を見ながら興奮していた。そして家令のペドシンに、この興奮する気持ちをなんといったのだったか尋ねた。
確かこのチキュウにはピッタリの言葉があったはずなのだ。
「ネトラレ属性でございます。ゲバルト様」
「おお~、そうだったのだ。ネトラレだったのだ。これは癖になるのだ」
これは堪らん。長年我輩がかわいがってやった女が、醜い魔物に一日中犯される姿を見るのは興奮するのだ。このあと最後の仕上げをしてからアフリカ領の企業と共同開発した『発情期DX』を飲めば、最近元気のない我輩の息子も元気を取り戻すことは間違いないのだ。
グフフ……このチキュウに来てから期待を裏切られたばかりだったが、そう悪いことばかりでもないなのだ。
この世界に侵攻した際に、我輩は楽しみにしていたチキュウの女のレベルの低さに我輩はガッカリしていたのだ。資源豊富なうえに宝石が大量に産出される土地と聞き、アフリカとチュウトウへ侵攻する権利を勝ち取ったがこれは失敗だったのだ。
このチキュウの人族は醜い。我輩らと同じ肌が白く美しい女もいるが、それはマルスの管理しているヨーロッパと西ロシアや、ロンドメルの管理している東ロシアに集中しているのだ。
我輩の占領し管理している土地には、帝国美女に匹敵する女が一人もいないのだ。
確かに我輩が管理している土地は資源が豊富な土地なのだ。ダイヤという美しい鉱石も産出され、帝国でも人気があり稼げているのだ。セキユというのも、輸送に限れば魔石の節約にはなっている。しかしこれは帝国には必要のない資源なのだ。
我輩の管理地は思っていたよりは稼げないうえに、治安も悪く手間が掛かっているのだ。そのうえダンジョンはそこそこあるから魔石の上納ノルマも多い。魔石は貧乏貴族から金で買えばいいのだが、それでは儲けが減るのだ。
これでせめて美女がいれば我慢できないでもないのだが、それすらもいないのだ。我輩の管理地のすぐ北にいるマルスの管理地と、なぜここまで差があるのか。マルスが羨ましいのだ。
だがこのチキュウにも良いところはあるのだ。それは多様な性文化と魔素の多さなのだ。特にニホン領がヘンタイ文化というものの最先端をいっているらしいく、我輩はそのニホンの文化を真摯に学んだのだ。その結果たどり着いたのがこの『ネトラレ』なのだ。
最初は配下の者に飽きた妾を犯させてみたのだ。しかし逆に我輩より150kgほど痩せている男に犯されるのを悦ぶ妾を見て、我輩は何か違うと思い興奮しなかったのだ。マンガという絵本に描かれているような気持ちにはならなかったのだ。しかしジュウカンという書物を見て、我輩はダンジョンの魔物にネトラレることを思いついたのだ。
通常ならダンジョンの魔物は外では生きられないのだ。しかしこのチキュウは魔素が濃いのだ。もともと以前いた世界よりも圧倒的に濃い魔素が充満していたのに、2年ほど前にさらに濃くなったのだ。その原因は信じられないものだったが、関わらなければ危険はなさそうなので我輩は聞かなかっことにしたのだ。
しかしその魔素のおかげでダンジョンの外では三日程度しか生きられなかった魔物が、数ヶ月生きれるようになったのだ。ダンジョンから魔物を連れ出すのは重罪だが、公爵である我輩にはそんなもの関係ないのだ。数匹程度ならどうとでもなるのだ。公爵は偉いのだ。
そして我輩はダンジョンからオークを捕獲させ、この地下牢を拡張し女どもをオークに犯させたのだ。これは期待通り異常に興奮したのだ。我輩を嫌悪の目で見ていた女たちが、醜い魔物に犯され泣きながら我輩に許しを乞うのだ。そして我輩に抱かれたいと叫ぶのだ。
《ゲバル……ト……さま……助けて…………愛し……てます……》
「グフフフ……我輩も愛していたのだ。しかしもうお前には飽きたのだ。我輩は新しい女に夢中なのだ」
我輩は今日のためにダンジョンから秘密裏に捕獲してきたオークの体液にドロドロにされ、泣きながら懇願してくるかつて愛した女に別れを告げたのだ。
この女は確かモンドレットの女だったのを召し上げ、37人目くらいの側室にしてやった女なのだ。思えばワシが初めて抱いてやった時に、汚物を見るような目をした女だった。それをナイフで切り刻み調教し、我輩好みの淫乱女にしたのだ。その女が今目の前でオークに犯され、悲鳴をあげ助けを求めている。このあと媚薬を女に投与すれば悦んでオークに犯されるようになるのだ。魔物で我輩より醜いオーク相手になのだ。その時に我輩の興奮はMAXになるのだ。
それがネトラレ……我輩は興奮しまくりなのだ。
この女には用は、最後にネトラレで我輩を興奮させる役目を与えてやるのだ。そのあとはポイなのだ。
こんな使い古した女よりも、いま我輩は性奴隷のセレスティナの調教に夢中なのだ。まさかあのロンドメルが一族の女を手放し、我輩に贈り物として渡すとは思わなかったのだ。やっとあの脳筋の男も、我輩の持つ経済力という力の恐ろしさを理解したのだ。
しかし今さら気付いても、もう遅いのだ。ロンドメルの配下のほとんどは我輩から多額の金を借りているのだ。その全てと契約スキルを使い契約しているのだ。ロンドメルは我輩の影響力に今頃になって気付いて近付いてきたのだ。
そういえばそのロンドメルから同盟の話が来ていたのだ。だがセレスティナをもらおうと我輩には関係ないのだ。奴が反乱を企てていようが新たな皇帝になろうが、金で帝国を支配している我輩の方が偉いのだ。あとはもっと稼げる領地といい女が欲しいのだ。ロンドメルが動くなら、帝国が混乱したその時に掠め取るのだ。それが一番賢いのだ。
そうすればオリビアも手に入るのだ。あの女は我輩を汚物を見るような目でいつも見ているのだ。間違いなく処女であるオリビアを手に入れた暁には、男を一から教え徹底的に我輩好みに調教してやるのだ。
そのためにはあの悪魔のいるサクラジマから、オリビアを引き離さなければいけないのだ。あの悪魔男爵はヤバイのだ。我輩はモンドレットの艦隊が壊滅するのをこの目で見たのだ。どんなスキルかはわからないが、艦隊が一瞬で壊滅したのだ。【魔】の古代ダンジョンを攻略したというのは本当だったのだ。
あの悪魔とは敵対してはならないのだ。あの悪魔とは友好を築きつつ、オリビアをあのサクラジマから異動させるのだ。
幸い我輩の傘下の企業が開発した、『朝までオッキ君』を欲しがっていると聞いたのだ。あの悪魔も相当な好きものなのだ。だったら飽きてオークにより壊された女に隷属の首輪を付けて送り、この非売品の『発情期DX』を譲ってやるのだ。これで我輩は安全なのだ。武力のないオズボード公爵家はこうやって生き抜いてきたのだ。これでいいのだ。
グフフ……その前にまずは処女とか言いながら遊んでいた、セレスティナにお仕置きしてやるのだ。そしていずれこのオークの前にセレスティナを放り込んでやるのだ。そのあとあの悪魔にくれてやるのだ。リサイクルなのだ。
《あひっ……ゲバル……ト……さま………うぶっ……もう……》
「グフフ……ペド。そろそろ媚薬の香を与えるのだ。ネトラレのフィニッシュなのだ」
「はい。すぐにご用意いたします」
グフフ……我輩がかわいがった女が、オークの上で悦び腰を振る姿を見るのは堪らんのだ。
悔しいのだ。興奮するのだ。グフフフフ……
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
「あれ? ティナ、メレスは今日も出掛けるの? 」
俺が執務室で沖田から送られてくる最終決済のメールに承認のチェックを入れ、ふと窓の外を見るとメレスの飛空戦艦が離陸する姿が目に映った。
それを見た俺は、隣の秘書の机で仕事を手伝ってくれているティナへと確認した。
「ええ、森へ長老を迎えにいって、里のエルフとともに移民の街に行くと言っていたわ」
「今日もか。しかしなんか心配していたのが馬鹿みたいに思えるほど、エルフと打ち解けちゃったな」
10月に入ってからほぼ毎日だもんな。まさかここまでスムーズにいくとは思わなかったな。
そう、メレスは里のエルフとこの島のエルフに受け入れられた。それはもうアッサリと。
「私もいくら長老が認めたとはいえ、あそこまでスムーズにいくとは思ってなかったわ。アルディスさんのおかげね。ちょっと複雑だけど」
「あははは、メレスの母親はティナに似た性格みたいだね。相当変人扱いされてたみたいだけど、全てのエルフに慕われてたなんて凄い女性だったんだな」
あの日、メレスと長老が対面したあと、里にいたエルフたちにメレスはアルディスと魔帝の子だって長老が紹介したんだ。紹介する前に長老が笑いながら大丈夫だとは言っていたけど、俺もメレスもたちも少し不安だった。さすがに全員が心から受け入れてくれるとは思っていなかったしね。
ところがだ。長老の説明を聞いたエルフたちは大爆笑し始めてさ。俺もティナもメレスもリリアでさえ、え? って感じで目が点になったよ。まさか爆笑されるとは思ってなかったからな。部屋では笑ってなかった長老の護衛も笑っていてさ、もう意味不明だったよ。
それからなんでみんなそんなに笑っているのか聞いたら、どうやらその場にいたほとんどエルフがメレスの母親のアルディスをよく知っていたらしい。まあ里に残っているのは400歳以上のエルフばかりだし、そりゃ200年前まで生きていたアルディスのことは知っているかと納得した。貴族の奴隷になってもエルフは待遇がいいから、横の繋がりがあったらしいしな。中にはコビールのような貴族もいたけど、アレは大外れ扱いされてたっけ。
それで長老の娘ということもあり、アルディスは水精霊の湖のエルフの面倒をよく見ていたらしい。そしてそれは風精霊の里のエルフに対しても同様で、200歳以上のエルフでアルディスを知らないエルフはいないほどだそうだ。
それなら普通は亡きアルディスの娘ということで、みんな感動する場面じゃないのかと俺は言ったんだ。そこ笑うとこ? って。そしたらみんな確かに感動はしていたらしい。けど、それ以上にアルディスが皇帝と子を作ったことが、あまりにもやりそうな事だったから笑ってしまったそうだ。
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そのあとはメレスがエルフたちに囲まれて、お母さんに目が似てるってチヤホヤされてた。その時にアルディスの武勇伝を色々聞かされてたよ。まあその内容はほんとに奴隷だったのかってくらいとんでもないことばかりでさ、メレスは目を輝かせながらみんなの話を聞いていたっけ。俺は隣でメレスが影響されないか心配したよ。口より先に手が出るって……エルフのイメージが……
そんなアルディスと似てると言われたティナは、里のエルフたちにカンカンだったよ。まあ話の中で好奇心旺盛なとこはそっくりだと俺も思ったけどね。とりあえず興味が湧いたことはやるタイプだからなティナは。普段の行動も夜のえっちも。
「もうっ! 失礼しちゃうわ。私はアルディスさんほど脳筋じゃないわよ。ハマール公爵の家で隷属の首輪の魔石を外されて好き放題していたなんて、ほんとにエルフだったのかしら? 」
「ハマールの叔母の奴隷だったんだっけ? 確かハマールもアルディスさんは友人だったとか言ってたな。まあ住んでる屋敷も近かったみたいだし、同じ脳筋だから惹かれるものがあったのかもね」
最近ハマールとは毎朝の電話で命令をしたあとに、世間話なんかもするようになった。アイツ性癖以外はまともなんだよな。あの性癖がアイツをポンコツにしていると言っても過言ではないと思えるほどに。だってずっと日本にいて、テルミナ大陸の領地にも管理地のアメリカにも行ってないんだぜ? 本人は優秀な部下がいるから大丈夫とか言ってたけど、本当に大丈夫なんかね? 一応アメリカをあまり甘く見ない方がいいとは忠告しておいたけどな。聞き流されたけど。
まあそのハマールが言うには、相続の関係で過去にアルディスに世話になったことがあるらしいんだ。なんでもハマールには兄がいて、それがとんでもない野郎だったみたいだ。そいつを後継者から引きずり下ろす時に、味方がほとんどいなかったハマールの味方になったらしい。その結果公爵になれたんだそうだ。
その後兄はどうなったか聞いたら、ハマールは笑っていたよ。それはもう暗い声で。
俺は貴族の相続争い怖えって思ってそれ以上は聞かなかった。兄妹で殺し合いとか、どの世界の権力者も同じなんだな。
「あのハマール公爵がねえ……確かにあそこにいたエルフはかなり自由だったみたいだし、アルディスさんが関係してたのなら納得ね。奴隷だったのに、ほんとにとんでもない人よね」
「確かにね。それに凄く優しい人だったみたいだね。困っている人を見かけるとエルフだけではなく、ダークエルフも獣人たちにも手を差し伸べていたみたいだし。そういうところは確かにティナに似てるよね」
「やだ、私はコウのためにしてるだけだから、アルディスさんとは違うわ。でもそう言われると悪い気はしないわね。脳筋じゃないけどね」
「ははは、わかってるよ。まあだからメレスも影響を受けたんだろうね。移民たちが暑いだろうって、移民の街に毎日通って氷の柱を作って回ってるんだから」
メレスは里から帰って少ししてから、俺の仕事を手伝いたいと言ってきたんだ。できればお母さんのように困っている人たちの力になりたいって。相変わらず照れ隠しで胸を張って偉そうに言っていたけどな。
それで俺はメレスの何かしたいという気持ちを尊重して、移民の街の皆が暑さに参ってるという話をしたんだ。ちゃんとした住居はまだまだ足らないから、エアコンはつけれない。扇風機と水浴びだけでこの猛暑を乗り越えさせるしかなかった。
たまに俺が『氷河期』のスキルで氷を張りにいってるけど、さすがに人口40万人に届こうという街だ。範囲が広過ぎてそう頻繁には行けなかった。
だからメレスに水精霊の湖のエルフとの親睦も兼ねて、移民街に氷を張ってきてくれないかと頼んだんだ。ウンディーネとフラウの合わせ技なら、俺よりも広範囲にサクサク作れるだろうし。もちろん報酬は出すと伝えた。メレスはいらないわと言っていたけど、エルフたちに渡さないわけにはいかないからと納得させた。
それから毎日のようにメレスは島のエルフたちとエルフの森に行き、長老と森のエルフたちを連れて移民街に通っている。長老なんて大喜びでさ、ずっとニコニコしてメレスにベッタリだよ。失ったと思った家族に出会えて、それが最愛の娘の忘れ形見で毎日のように会いに来てくれてで相当嬉しかったみたいだ。
俺はそんな長老に長生きしてもらいたくて、移民街に行ってメレスと氷を作って回っている長老に3等級の停滞の指輪をプレゼントした。長老はこんな高価なもの受け取れないと言っていたけど、まだ世間を知らないメレスにはマトモな家族が必要なんだって、魔帝みたいな脳筋じゃ駄目なんだって言って説得した。そして最後に長老だって長く一緒にいたいだろと言ったら受け取ってくれた。
そしたら横で聞いてたメレスが、嬉しそうにありがとうって俺に抱きついてきてさ。ドサクサにお尻撫でたりして役得だった。メレスのお尻の触り心地はティナのお尻を大きくした感じで、弾力があって最高だったよ。プールで俺の選んだTバックの水着を身に着けた時に、メレスのお尻を見て予想した通りの触り心地だった。あの時はリリアが身代わりに水の中で触らせてくれたんだよな。リリアはリリアでツンと上向きの小尻なのに柔らかくてよかったな。Tバック最高かよ。
それから長老に指輪を渡してから作業に戻る二人を見届けた俺は、護衛の雪華騎士にカメラを渡し祖父と孫娘の仲睦まじい光景を撮影するように頼んだ。今度魔帝に送りつけて、お前はメレスに必要なくなったと言ってやろうと思ってさ。魔帝が発狂する姿が目に浮かぶな。
「ふふふ、コウったらまた皇帝をからかうつもりね? この城に乗り込んでくるわよ? 」
「大丈夫だよ。前回の件で魔帝に逃げられた、えーと、十二神将だったか? それと宰相とマルスが24時間見張ってるらしいからね。十二神将とかは宰相とマルスに相当怒られたらしいから必死みたいだよ」
いま魔帝の側にいる十二神将は、俺たちが殺した十二神将の交代要員だ。実力はやっとS+になったくらいらしく、みんな若く経験が浅いらしい。今回はロンドメルの派閥の人材は入れてないって言ってた。さすがの魔帝もこの世界に来てから警戒しているようだ。
まあその十二神将たちは前回まんまと魔帝を帝城から出してしまい、行方もわからなかったらしい。その件で相当叱られたらしく、次はないとまで言われて必死らしいんだ。ほんとあの魔帝は色んなとこに迷惑を掛けてるよな。老害だよ老害。
「あらあら、親衛隊が護衛対象を見失ったらそれはそうなるわよね。でもそれなら大丈夫そうね。またカメラとか持ち込まれるのも嫌だし。あっ、もうこんな時間! 会議があるから家令事務室に戻るわね」
「ああ、手伝ってくれてありがとう。無理しないでな」
「ふふふ、無理なんてしていないわ。人が増えて楽になったくらいよ。それじゃあねコウ」
「ははは、いってらっしゃい」
ティナは俺に行ってきますのキスをして、鞄を持って執務室を小走りで出て行った。
さて、リズとシーナのところに行くかな。そのあとはメレスの様子も見に行かないとな。
俺は椅子から立ち上がり、ギルドで忙しくしているであろうリズたちを労うために執務室をあとにした。
こうしてちょこちょこ見に行かないと、リズはすぐ小型グライダーのホークでどっか行っちゃうからな。シーナになんてものを買い与えるんですかって怒られたし。
まあリズが楽しそうだからいいけどさ。でも仕事サボるのだけはなんとかして欲しいな。
おかげで俺がこうして見張らなきゃいけなくなった。ほんと猫みたいな女の子だよなぁ。
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