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作戦決行
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「(はあ・・気が重い・・)」
エロスはアプロディテに協力したことを後悔していた。
エロスの金の矢を射ってコレーに恋させる相手を探していたわけだが、アプロディテが選んだのは冥界の神ハデスであった。最高神として最も知られているのは天空の神ゼウスであるが、ゼウスと同等の地位と力を持つ神が他に二人いた。海の神ポセイドンと、ゼウスとポセイドンの兄としても知られる冥界の神ハデスである。冥界とは死した者の魂の行先であると同時に、罪を犯した神々の監獄でもあった。そこに住まう神は、天空や海より我が強い変わり者ばかりであり、ハデスはそんな扱いづらい神々を束ねるトップであった。
「どう?ハデス見つかった?」
「まだだよ。」
やはり気が乗らないのか少し不機嫌そうに答えた。
エロスとアプロディテは天空からハデスとコレーを探していた。
「ちょっと、本気で探してる?私も今バカひろい地上でコレーを探してるんだから。」
神には、象徴する力がそれぞれ異なるように、神によって身体的能力にも個体差があった。
たいていの神は天空から地上の様子を見たり人の話を聞いたりすることは造作ないが、地底の底にあるといわれる冥界まで覗き見ることは難しかった。しかし弓矢を自身の能力として扱うエロスの目は、他の神のそれよりも遥かに優れていた。そのためハデスはエロスが探すしかなかった。
「・・ねえ、やっぱりハデスってチョイスはまずい気がするよ。ハデスって高位どころか最高位に近い神じゃないか。それに、この天空から地底の冥界の最深部にいるハデスを探すなんて無理じゃない?」
「問題ないわ。あれだけでかい力を持った神なんてすぐ見つかるわ。」
アプロディテははっきり断言してみせるが実際探しているのはエロスである。
「ねえ、ほんとに大丈夫なの?冥界、つまり死の世界、そんなところはただでさえいい噂を聞かない。冥界にいる神は、手の付けられない曲者ばかりだとも聞くよ。ハデスはそこの中トップなわけだろ?ばれたらゼウスよりやばいんじゃない?」
エロスはただ不安だった。というのも、エロスはハデスを実際に見たことがなく、悪い噂ばかりが耳に入っていたのでイメージが悪くなる一方であった。
しかしそんな不安をよそにアプロディテは堂々と答えた。
「ふっ、愚問ねエロース。あなたはハデスを見たことがないからそんなことがいえるのよ。確かにでかい力を持った存在であることは間違いないわ。彼が残した逸話も本物よ。でも中身は違うわ。今まで女を一度も抱いたことがない童貞野郎。それどころか、シャイな性格で、恋をしても思うようにアプローチできずにいつも失敗。つまりチャラ男神ゼウスのような積極性がまるでなく、それでいてモテない。強いくせに、武器は「隠れ兜」とかいう自分の身を隠せる陰湿な物。それ以外にも彼のヘタレ話や腑抜け話は腐るほどあるわ。」
嘲笑を含みながら饒舌に語るが、エロスはやはり不安を拭えずにいた。
「(自分の父親をチャラ男神て・・)とんでもない言われようだね・・。でもにわかには信じられないな。全部噂でしょ?」
「確かに他の奴から聞いた話もあるけど、私は実際彼に何度か合ったことがあるから聞いた話が全てウソとは思えなかったわ。目を見て話してくれたことは一度もないし、向こうからは全然話かけてこないし、こっちから話かけても声が小さくて何言ってるかわからなかったわ。」
「そうなんだ・・」
アプロディテの話を聞くたびにハデスのイメージが崩れていった。
「そんなことよりどう?見つかりそう?」
エロスの不安を全く感じとれていない自分の母に若干の苛立ちを感じていた。
「もうだいぶ奥までのぞいてるよ。まだ見つからない。ハデスらしき力を感じない。最深部といってもものすごく広いって聞くし、まだ時間がかかるかも。てか母さんもコレーさんちゃんと探してるの?」
「探してるわよ。でもあの子いつもいる場所にいないのよ。珍しくどっか遠出してるのかも。」
「こっちが時間かかりそうだからってサボらないでよ。何度も言ってるけど僕は協力してあげてる側だからね。」
「はいはい、わかってますよぅ。」
「(・・もうやめよっかな、僕に得ないし、むしろでかいリスク抱えるわけだし。・・んっ!?)」
冥界の最深部まで覗いていたエロスは、ついにハデスらしき人物をその目で捉えた。
「どうしたの?!もしかして見つかった?!」
ハデス発見には正直もっと時間がかかると思っていたアプロディテだったが、思いの他早く発見され素直に喜んでいた。
「・・うん。見つけちゃった・・でもなんか、思ってたのと違うというか・・」
どこか歯切れ悪く言うエロスに疑問を感じながらも、話を進めるアプロディテ。
「?だからさっきも言ったじゃない。逸話の人物とはだいぶギャップあるって。私にも見せて!」
エロスはアプロディテに言われた通り、今エロスが見ている風景やその場の音声をそのままアプロディテの脳内に伝えた。
「あら!ほんと!ハデスよ!えらいわぁエロースぅ。」
「・・いや、あのさ音声も拾って母さんに流してるんだけど、聞こえてる?これ、さ、」
「?何?音声?・・ほんと、地上を見上げながらなんか叫んでるわね。んーと?」
アプロディテは言われるがままエロスが脳内に流してくれたハデスの声に集中する。
『あぁああぁあああぁぁぁぁコレーちゃんかわうぃぃぃいいよおおぉぉぉおぉ!はぁはぁはぁ!はぁっっっはぁ!コレーーーーちゃあぁぁぁあああんん!24時間年中無休で見ていられるあの美しさはなんなんだぁぁっぁあ!たまらん!たまらん!はぁはぁ・・ゴレーーじゃんーーー!』
「「・・・・」」
「エロス、あなたやることが速いわね。もうハデスに矢を」
「打ってないよ・・」
「・・・そう。では、あれはなに?」
少し衝撃が強すぎて逆に冷静になったのか、そのまま会話を続ける二人。
「ふむ、ハデスさんは元からコレーさんを好きだったみたいだね。狂おしいほどに。あっコレーさんも見つかったね。ハデスさんの目線の先に。」
ハデスの目線の先にはちゃっかりコレーがいた。コレーは地底奥底の冥界から愛?を叫ばれていることなどつゆ知らず、今日も山で妖精たちと花摘みに出かけていた。
「ハデスのあんな姿初めて見るわ・・あんなになるなんて。」
「きっと母さんの言っていた度の過ぎた奥手が原因だね。」
「どういうことよ?」
「ゼウス様と比べるとわかりやすいよ。ゼウス様は何世紀にもわたって幾人もの女性を愛し続けている。目を付けた女性がいたら、惚れる前に行動を起こしている。でもハデスさんは違う。奥手が故に何も行動できない。それが何世紀も続いてしまってるんだ。ああもなる。」
「・・そういうものなの?」
アプロディテにとって理解しがたい理由だったが、所詮他人の考えることなどわからないことだらけだと割り切り、深く考えるのは止めた。
「そういうもんなのさ。で、どうするの?正直あのレベルまで来てたら矢は必要ないと思うよ。誰かの後押しがあればハデスさんも行動できると思うけど。」
とりあえず自分が関わらない方向へ持っていこうとするエロス。
「無理よ。あいつ友達いないもの。」
さらっと悲しい事実を口にするアプロディテ。
「そうだ!なら母さんが言ってあげるのはどうだい?面識もあるんだろう?コレーさんの姉の後押し程心強いものはないよ。」
これがベストな方法だといわんばかりに、力強くアプロディテに進めるエロス。
「絶対嫌よ。あんな気持ち悪いこと言ってる奴に話かけるなんて無理。愛と美の神をもう名乗れなくなるわ。」
案の定の否定だった。アプロディテが口を開くたびにハデスの悪口を言っているような気がして、息子として若干心が痛むエロス。
「そこまで言わなくても・・」
「もういいから早く金の矢を打って頂戴!コレーがハデスの目線の先にいる今がチャンスよ!」
もう待ってられないとばかりに先の作戦決行を切り出すアプロディテ。しかしここにきてエロスは状況を改めて確認しながら深く考えていた。
「(んーまいった。あれがコレーさんか、確かにかわいいな。かわいいけど鋭くて冷たそうな目つきをしている。性格も物静かで淡泊な感じだろうな。恋や愛にも興味なさそうだ。はあ、母さんに目をつけられてるとは知らず、今日も妖精達と呑気に花摘みか。どうしたものか・・。今のハデスさんに矢を打てばどうなるかは僕にもわからない。ただコレーさんに言い寄るだけじゃすまないかもなー。あの子がハデスさんに無理やり蹂躙されるような結果は僕には好ましくないなー。母さんには好都合かもだけど。でも今更ハデスさんに矢を打たないというのは絶対に母さんは納得してくれないだろうし・・。んーよし。ならもしハデスさんが無理やりコレーさんを襲おうなら作戦変更。すぐにハデスさんに鉛の矢を打つ。それじゃ母さんは納得しないだろうから当初の母さんの案通りコレーさんにも鉛の矢を打つ。ゼウス様にばれるリスクはあるがしょうがないな。)」
「ちょっと、何よ黙りこんで。まさか今更やめたなんて言わないでよ。」
「言わないよ。」
場合によって作戦を変えることはプロディテには黙っておくことにしたエロス。
「おっけー!で、こっから地底冥界のハデスに矢が当たるの?距離もあるし一応相手はめちゃ強い冥界のトップよ?母さんそれが心配。」
「余裕であてられるよ。ハデスさんは今コレーさんしか見えていない。それにハデスさんを覗いている僕にも全く気付いていない。もう説明はいらないよね。もうやるよ!」シュッ
言い終えると同時に金の矢をハデスに向けて放つ。
エロスはアプロディテに協力したことを後悔していた。
エロスの金の矢を射ってコレーに恋させる相手を探していたわけだが、アプロディテが選んだのは冥界の神ハデスであった。最高神として最も知られているのは天空の神ゼウスであるが、ゼウスと同等の地位と力を持つ神が他に二人いた。海の神ポセイドンと、ゼウスとポセイドンの兄としても知られる冥界の神ハデスである。冥界とは死した者の魂の行先であると同時に、罪を犯した神々の監獄でもあった。そこに住まう神は、天空や海より我が強い変わり者ばかりであり、ハデスはそんな扱いづらい神々を束ねるトップであった。
「どう?ハデス見つかった?」
「まだだよ。」
やはり気が乗らないのか少し不機嫌そうに答えた。
エロスとアプロディテは天空からハデスとコレーを探していた。
「ちょっと、本気で探してる?私も今バカひろい地上でコレーを探してるんだから。」
神には、象徴する力がそれぞれ異なるように、神によって身体的能力にも個体差があった。
たいていの神は天空から地上の様子を見たり人の話を聞いたりすることは造作ないが、地底の底にあるといわれる冥界まで覗き見ることは難しかった。しかし弓矢を自身の能力として扱うエロスの目は、他の神のそれよりも遥かに優れていた。そのためハデスはエロスが探すしかなかった。
「・・ねえ、やっぱりハデスってチョイスはまずい気がするよ。ハデスって高位どころか最高位に近い神じゃないか。それに、この天空から地底の冥界の最深部にいるハデスを探すなんて無理じゃない?」
「問題ないわ。あれだけでかい力を持った神なんてすぐ見つかるわ。」
アプロディテははっきり断言してみせるが実際探しているのはエロスである。
「ねえ、ほんとに大丈夫なの?冥界、つまり死の世界、そんなところはただでさえいい噂を聞かない。冥界にいる神は、手の付けられない曲者ばかりだとも聞くよ。ハデスはそこの中トップなわけだろ?ばれたらゼウスよりやばいんじゃない?」
エロスはただ不安だった。というのも、エロスはハデスを実際に見たことがなく、悪い噂ばかりが耳に入っていたのでイメージが悪くなる一方であった。
しかしそんな不安をよそにアプロディテは堂々と答えた。
「ふっ、愚問ねエロース。あなたはハデスを見たことがないからそんなことがいえるのよ。確かにでかい力を持った存在であることは間違いないわ。彼が残した逸話も本物よ。でも中身は違うわ。今まで女を一度も抱いたことがない童貞野郎。それどころか、シャイな性格で、恋をしても思うようにアプローチできずにいつも失敗。つまりチャラ男神ゼウスのような積極性がまるでなく、それでいてモテない。強いくせに、武器は「隠れ兜」とかいう自分の身を隠せる陰湿な物。それ以外にも彼のヘタレ話や腑抜け話は腐るほどあるわ。」
嘲笑を含みながら饒舌に語るが、エロスはやはり不安を拭えずにいた。
「(自分の父親をチャラ男神て・・)とんでもない言われようだね・・。でもにわかには信じられないな。全部噂でしょ?」
「確かに他の奴から聞いた話もあるけど、私は実際彼に何度か合ったことがあるから聞いた話が全てウソとは思えなかったわ。目を見て話してくれたことは一度もないし、向こうからは全然話かけてこないし、こっちから話かけても声が小さくて何言ってるかわからなかったわ。」
「そうなんだ・・」
アプロディテの話を聞くたびにハデスのイメージが崩れていった。
「そんなことよりどう?見つかりそう?」
エロスの不安を全く感じとれていない自分の母に若干の苛立ちを感じていた。
「もうだいぶ奥までのぞいてるよ。まだ見つからない。ハデスらしき力を感じない。最深部といってもものすごく広いって聞くし、まだ時間がかかるかも。てか母さんもコレーさんちゃんと探してるの?」
「探してるわよ。でもあの子いつもいる場所にいないのよ。珍しくどっか遠出してるのかも。」
「こっちが時間かかりそうだからってサボらないでよ。何度も言ってるけど僕は協力してあげてる側だからね。」
「はいはい、わかってますよぅ。」
「(・・もうやめよっかな、僕に得ないし、むしろでかいリスク抱えるわけだし。・・んっ!?)」
冥界の最深部まで覗いていたエロスは、ついにハデスらしき人物をその目で捉えた。
「どうしたの?!もしかして見つかった?!」
ハデス発見には正直もっと時間がかかると思っていたアプロディテだったが、思いの他早く発見され素直に喜んでいた。
「・・うん。見つけちゃった・・でもなんか、思ってたのと違うというか・・」
どこか歯切れ悪く言うエロスに疑問を感じながらも、話を進めるアプロディテ。
「?だからさっきも言ったじゃない。逸話の人物とはだいぶギャップあるって。私にも見せて!」
エロスはアプロディテに言われた通り、今エロスが見ている風景やその場の音声をそのままアプロディテの脳内に伝えた。
「あら!ほんと!ハデスよ!えらいわぁエロースぅ。」
「・・いや、あのさ音声も拾って母さんに流してるんだけど、聞こえてる?これ、さ、」
「?何?音声?・・ほんと、地上を見上げながらなんか叫んでるわね。んーと?」
アプロディテは言われるがままエロスが脳内に流してくれたハデスの声に集中する。
『あぁああぁあああぁぁぁぁコレーちゃんかわうぃぃぃいいよおおぉぉぉおぉ!はぁはぁはぁ!はぁっっっはぁ!コレーーーーちゃあぁぁぁあああんん!24時間年中無休で見ていられるあの美しさはなんなんだぁぁっぁあ!たまらん!たまらん!はぁはぁ・・ゴレーーじゃんーーー!』
「「・・・・」」
「エロス、あなたやることが速いわね。もうハデスに矢を」
「打ってないよ・・」
「・・・そう。では、あれはなに?」
少し衝撃が強すぎて逆に冷静になったのか、そのまま会話を続ける二人。
「ふむ、ハデスさんは元からコレーさんを好きだったみたいだね。狂おしいほどに。あっコレーさんも見つかったね。ハデスさんの目線の先に。」
ハデスの目線の先にはちゃっかりコレーがいた。コレーは地底奥底の冥界から愛?を叫ばれていることなどつゆ知らず、今日も山で妖精たちと花摘みに出かけていた。
「ハデスのあんな姿初めて見るわ・・あんなになるなんて。」
「きっと母さんの言っていた度の過ぎた奥手が原因だね。」
「どういうことよ?」
「ゼウス様と比べるとわかりやすいよ。ゼウス様は何世紀にもわたって幾人もの女性を愛し続けている。目を付けた女性がいたら、惚れる前に行動を起こしている。でもハデスさんは違う。奥手が故に何も行動できない。それが何世紀も続いてしまってるんだ。ああもなる。」
「・・そういうものなの?」
アプロディテにとって理解しがたい理由だったが、所詮他人の考えることなどわからないことだらけだと割り切り、深く考えるのは止めた。
「そういうもんなのさ。で、どうするの?正直あのレベルまで来てたら矢は必要ないと思うよ。誰かの後押しがあればハデスさんも行動できると思うけど。」
とりあえず自分が関わらない方向へ持っていこうとするエロス。
「無理よ。あいつ友達いないもの。」
さらっと悲しい事実を口にするアプロディテ。
「そうだ!なら母さんが言ってあげるのはどうだい?面識もあるんだろう?コレーさんの姉の後押し程心強いものはないよ。」
これがベストな方法だといわんばかりに、力強くアプロディテに進めるエロス。
「絶対嫌よ。あんな気持ち悪いこと言ってる奴に話かけるなんて無理。愛と美の神をもう名乗れなくなるわ。」
案の定の否定だった。アプロディテが口を開くたびにハデスの悪口を言っているような気がして、息子として若干心が痛むエロス。
「そこまで言わなくても・・」
「もういいから早く金の矢を打って頂戴!コレーがハデスの目線の先にいる今がチャンスよ!」
もう待ってられないとばかりに先の作戦決行を切り出すアプロディテ。しかしここにきてエロスは状況を改めて確認しながら深く考えていた。
「(んーまいった。あれがコレーさんか、確かにかわいいな。かわいいけど鋭くて冷たそうな目つきをしている。性格も物静かで淡泊な感じだろうな。恋や愛にも興味なさそうだ。はあ、母さんに目をつけられてるとは知らず、今日も妖精達と呑気に花摘みか。どうしたものか・・。今のハデスさんに矢を打てばどうなるかは僕にもわからない。ただコレーさんに言い寄るだけじゃすまないかもなー。あの子がハデスさんに無理やり蹂躙されるような結果は僕には好ましくないなー。母さんには好都合かもだけど。でも今更ハデスさんに矢を打たないというのは絶対に母さんは納得してくれないだろうし・・。んーよし。ならもしハデスさんが無理やりコレーさんを襲おうなら作戦変更。すぐにハデスさんに鉛の矢を打つ。それじゃ母さんは納得しないだろうから当初の母さんの案通りコレーさんにも鉛の矢を打つ。ゼウス様にばれるリスクはあるがしょうがないな。)」
「ちょっと、何よ黙りこんで。まさか今更やめたなんて言わないでよ。」
「言わないよ。」
場合によって作戦を変えることはプロディテには黙っておくことにしたエロス。
「おっけー!で、こっから地底冥界のハデスに矢が当たるの?距離もあるし一応相手はめちゃ強い冥界のトップよ?母さんそれが心配。」
「余裕であてられるよ。ハデスさんは今コレーさんしか見えていない。それにハデスさんを覗いている僕にも全く気付いていない。もう説明はいらないよね。もうやるよ!」シュッ
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