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Protecting Moon 2
しおりを挟む突然朱羽があたしの腰に両手を回して、抱きついてくる。
「……俺まで、緊張してきたじゃないか」
「緊張……?」
朱羽の熱と匂いに息を乱しながら尋ねる。
「なんでそんなに可愛いの?」
朱羽が下から見上げてくる。
「いやらしいのにそんなに可愛いなんて、反則」
その顔が僅かに赤いのは、太陽のせい?
「絶対あなたを離さない。俺だけのものだから」
朱羽があたしの唇に指先を沿わせる。
「あなたが俺を愛してくれるっていうだけで、俺の力になる」
その指があたしの唇の奥に差し込まれ、舌を絡ませながら、ゆっくり抜き差しされる。
「それだけで、俺は……今までに意味があったと思える」
朱羽の手がバスローブの襟から胸の柔肉を揉んできた。
「ん、ふ……んんっ」
いやらしく絡む舌と指。
舌も性感帯だと知った時には既に、あまりの気持ちよさにあたしは喘いでいた。
それでも、朱羽を恋しい気持ちも溢れるあたしは、口と胸にある朱羽の手首を掴んで離した。
「……今度は、朱羽を愛させて?」
朱羽の濡れた瞳が揺れる。
「あたしの全身から、朱羽がこんなに好きだっていうことを感じて?」
「……っ」
「好きなの。今度はあたしが朱羽を愛したい」
あたしがなにをしようとしているのかがわかり、朱羽は迷っているように目を泳がせた。
「好きだから、触れたい――」
朱羽の母として、恋人として、すべての愛で朱羽に触れたい。
・
・
・
・
手で引き寄せた、白いラグ。
その上に朱羽を押し倒せば、朱羽はその長い毛の中にゆっくりと沈み、さらさらとした黒髪が散った。
窓から差し込む光が、片側のバスローブを肩まではだけさせた朱羽を照らし出し、露わになった上腕と胸板の筋肉の隆起を、幻惑的に際立たせる。
朱羽はあたしにされるがまま。気怠そうな表情のまま、無防備で。
ああ――、なんでこのひとは、こんなに綺麗な姿態をしているんだろう。
なんで生娘のような無防備さの中に、成熟した色香を漂わせるのだろう。男ってこんなに綺麗で幻想的な存在なのだろうか。
さらには、蠱惑的な匂いが鼻腔に広がり、くらくらする。
どこまでも男なのに、その妖艶さで男を惑わす女のようでもあり、夢か現(うつつ)かその境界が曖昧で。これはあたしが好きで堪らないから、ここまで美しく思えるのか?
朱羽はなにも言わずにあたしのしたいようにさせているが、瞳の奥にある熱情の炎は、ゆらゆらと能動的に揺れている。
ああ、これは朱羽の情欲だ――。
そう思ったら、たまらない気分になり全身がゾクゾクした。
あたしは朱羽の両横に膝立ちし、朱羽の顔の両側に手をついて、朱羽の顔を真上から覗き込む。
とろとろと蜜がかかったような茶色い瞳が、光に反射したようにきらきらと輝いた。
長い睫に縁取られた切れ長の目。
高い鼻梁。
魅惑的に濡れた、形のいい唇。
魅入られたようにその瞳に引き寄せられ……あたしの顔は朱羽に近づき、朱羽の唇にあたしの唇を重ねた。
しっとりと濡れた朱羽の唇の感触に、下腹部の深層がむずむずする。
キスをしたら朱羽への愛おしさが溢れて、何度か角度を変えて口づけたが、銀の糸を引いた唇を離し、浅い呼吸をしていた時、朱羽の熱い視線が絡みついてくる。
朱羽の唇が、薄く開いた。
誘っているのだ。
「……はっ」
乱した息のまま、誘われた朱羽の唇の隙間に、唾液でぬるりとした舌を差し込んだ。
「……ん……」
自分から仕掛けたのに、ぞくぞくして声と熱い息が漏れる。
生理的な涙を浮かべながら、歯茎の裏表、頬の裏側……一生懸命朱羽の口腔内を舌で愛撫していると、朱羽が手を伸ばしてあたしの頭を優しく撫でてくれた。
朱羽の目が気持ちよさそうに細められているのを見て、鼻息荒く悦んだあたしは、朱羽の舌を絡め取る。
ざらざらとした舌の側面をなぞり上げると、その感触に……あたしと共に朱羽も規則正しい呼吸を乱した。
途端に朱羽の匂いが強まった。
それが嬉しくてたまらなくて。
今度は舌先をくねくねと回しながら朱羽の舌を絡める。朱羽もそれに応じてくれるが、いつものように主導権を奪わない。
絡み合う視線と舌。
水音をたてながら朱羽の舌の感触を感じる度に、秘部が熱く蕩けていく。
あたしが愛撫されているのに、朱羽に愛撫されている気になってくる。
なにより優しく見つめるこの瞳に、身体が熱く興奮してくるんだ。
この瞳に映るのなら、どんなにいやらしいことを望まれてもしたくなる。
好き。
朱羽が好き。
目と唇と舌で苦しいくらいの想いを伝えながら、朱羽の耳殻を舌でなぞる。
朱羽の目が苦しげに細められ、唇からやるせなさそうなため息が漏れる。
あたしは朱羽がしてくれているように、耳の穴に細めた舌を差し込み、ぴちゃぴちゃと唾液の音をたてながら、
「好き」
そう朱羽に囁くと、朱羽が色っぽい声をあげて身じろぎをした。
上気して、蕩けている顔――。
ああ、朱羽が感じてくれてる顔だ。
恥じらうようにして伏し目がちにし、長い睫を小刻みに震撼させるその仕草が愛おしくて、微笑みながらちゅっちゅっと音をたてて耳朶を舐め、何度も好きだと呟いた。
朱羽の首から鎖骨に舌を移動させた。
汗ばんだ肌は紅潮している。
朱羽に汗を流させるほどに愛せば愛すほどに匂いは濃厚になる。
朱羽のフェロモンの強さに秘部を濡らしながら、鎖骨にじんわりと浮かぶ朱羽の汗を舌先で掬い取る。
そんなことをしていると頭がピンク色になって、朱羽の匂いを嗅ぎたくて仕方がなくなって、くんくんと鼻を鳴らして、朱羽の首元に鼻をつけてしまう。
「……こら」
朱羽が笑いながらも、あたしを抱きしめるようにして、頭を撫でてくれる。
「朱羽が感じる度に、すごくえっちな匂いになってる」
「そりゃあ陽菜が愛してくれるなら。陽菜もえっちになってる?」
「うん、朱羽が感じてくれたらすごく。もっとえっちになってね」
かろうじてとめられていたバスローブの紐を解き、バスローブを両側に開く。
着やせする裸体が現われる。
細身なのに、しっかりと筋肉がついている。
「なんで陽菜が真っ赤になるの。いつも見てるだろう?」
「だって……、ドキドキするもの」
「はは。だったらドキドキしてもっと好きになって? あなた好みの身体にして。俺を離せなくなるように」
「もうなってるよ……」
「本当? 信じるよ?」
「信じてよ。あたし朱羽が最後の男だもの。離れられないよ」
そう笑いながら、胸板に手のひらを置く。
とくとくと早い心臓の音が感じ取れた。
なんだか嬉しくて、胸板に耳を置いた。
「朱羽が生きてる。専務に感謝しないと。朱羽を救ってくれたんだから」
「ああ。本当に彼には、感謝してもしきれない」
朱羽の手術痕が見えた。
手で触った後に、頭を横にずらして唇を寄せた。
愛おしい傷。朱羽を治した、名誉の傷。
……傷だけじゃない。朱羽のすべてが好きだ。
朱羽の胸の突起を口で含む。
「ぁ……」
朱羽から悩ましい声が聞こえて、あたしの頭がまさぐられた。
弾力性がある突起は、女のものほどはないが、ここが朱羽の性感帯のひとつだっていうことはわかってる。
舌でちろちろと転がしたり甘噛みしていると、朱羽が息を乱して蕩けた顔をあたしに見せ、両手をあたしの頭から横に移動させ、あたしの腰紐を解いて乳房を両手で揉んだ。
「ああ……っ」
不意打ちの愛撫に、思わず身体が反り返った。
それでも負けじと朱羽の突起を強めに愛撫すれば、朱羽の指があたしの突起を強く指で捏ねる。ちゅうと吸い付けば、突起を引っ張ってくる。
「は……んっ、朱羽、んん……っ」
そのうち朱羽を愛撫しているのか、あたしが自分で愛撫しているのかわからなくなると、朱羽はあたしを、自分の身体に押しつけるようにしながら、あたしの身体を上下左右に動かした。
「ひゃああんっ」
「んっ」
乳房が強く潰され、突起同士が絡まる。
互いの敏感な部分は、膨れあがり固くなり、互いの身体を愛撫する武器となり、強く弾力性を持ちながら相手の突起を、共に押し潰そうとする。
それがいやらしくてたまらない。たまらないのに、気持ちがいい。
「あああん」
それを何度か繰り返し、胸だけでイッてしまいそうになった時、朱羽が息を荒くして、身体を離した。
「ごめん。ここから俺の胸を可愛がるあなたの胸の様子が覗き見れて。あなたに触られたら、あなたを触りたくなった。そうしたら、あなたを触りながら触られたくなった」
「もう、えっちなんだから!!」
「そうだよ、陽菜限定で俺はいやらしくなる。こんな俺、嫌い?」
わかっていて、わざと聞くんだ。
「好きっ!!」
「ははは。可愛いなあ、俺の陽菜は。なんでこんなに可愛いんだろう」
朱羽に頭を肌に押さえつけられて手をばたばたさせる。
「ああ、ごめん。窒息死はさせないよ? 窒息死より、腹上死の方がなる可能性高いけど。だけどいいか、繋がったままで死ねるなら」
物騒なことを言い出した。
「もういいだろう? 満足したなら……」
「逃げようとしてるでしょ」
「え?」
図星のような笑い方。
「駄目!! あっちも愛するの!! それであたしの愛をわかって貰う!!」
「もうわかったから……」
「わかってない」
あたしは、身体を下にずらし、朱羽の臍の中をぐるりと舌を回した。
そして腹筋にちゅうちゅうと音をたてて吸い付き、手で朱羽の内股を触る。
そして――。
「見る、な……っ」
あたしの視線を感じて、朱羽がぶるりと身震いをした。
「見るもの。朱羽だってあたしのを見るくせに」
「男と女は違う……」
「なんで? これであたしを愛してくれるんでしょう?」
いやらしいことをするくせに、恥ずかしがり屋の朱羽。
「凄く大きくなって、反り返ってるけど……。感じてたの?」
「……っ」
あたしは雄々しいそれを両手の手のひらで包む。
朱羽がびくっとした。
「ここもあたしの愛で包まれてね……」
そのまま先端部分を口に含み、舌で押しつけるようにしてぐるぐると回転させた。
「うっ……」
えらが張っている根元の部分にぐるりと舌を這わせ、裏の筋を丁寧に舐めていく。
なんて愛おしいんだろう。
こんなにビクビク反応してくれて。
もっともっと愛したくなる。
ぬるぬるとした軸を片手で上下に扱き、先端の部分を再び口に含んで強く吸い上げる。
「陽、菜っ」
朱羽は飛び起きるように上体を起こして、肘で支えている。
あたしが口と手で愛している様を見た朱羽は、途端に耳まで真っ赤になって、あたしを止める。
「それはやめろ。代わりに挿れさせて?」
あたしは頭を横に振りながら、ソフトクリームをなめるようにぺろぺろと舌を使ってみせた。
「陽菜っ」
きっと今のあたしはうっとりとした顔をしているだろう。
気持ち悪いとか汚いとかまるで思えない。朱羽のむき出しの一部で、これがあたしに入ってきてくれると、あたし達はひとつになれる……そんな大切なものだから。
目で訴える。
すべてが愛おしいから、抵抗しないでくれと。
触りたい。口に含みたい――。
すると朱羽はため息をついて、あたしの頭を撫でてくれた。
「すぐイッちゃうと思うから、すぐ口を離せよ? 前みたいに飲むなよ?」
うんうんと頷いて笑って見せているが、内心離すものかとにやりとする。
口で先端を強く吸い立てると、朱羽が僅かに反り返る。
「ぅ…ん……っ」
半開きになった唇から、悩ましい声が漏れた。
先端部分を舌でつんつんと叩くようにすると、天井を仰ぐようにしながら細められた目がひくひくと動き、顔を紅潮させながら、両手を伸ばしてあたしの髪を強くまさぐる。
視線が合うと流し目のような艶やかな目で、あたしに言う。
「悔しいけど……気持ちがいい……」
とろりとしたその目は、愛おしさに溢れて。
「俺、陽菜に愛されてる……ああ……」
満足げに目を閉じて喘ぐ朱羽の姿に、胸も秘部もきゅんきゅん疼く。
言葉より、身体に伝えるセックスこそ、愛の奥義なのかもしれない。
愛していないと、こんなことしたいとも思わない。
朱羽だから――。
悩ましく感じる姿をさらすことに抵抗がなくなったのか、それからの朱羽は艶然としたストリップショーのように、壮絶な色気を撒き散らした。
とろとろの目を向けられると、キスをしたくなるが、今のあたしの口は仕事中。それでも朱羽にせがんだ目をされて、心が揺れる。
朱羽の息が荒くなり、それに応じたようにあたしの口と手の中のものが震えてさらに膨らんだ。
「もう、イキそ……陽菜、離して」
半開きになった朱羽の唇が、上り詰めようと戦慄いている。
あたしは動きを早くした。
「陽菜っ、もうやめ……っ」
目が合った。
切羽詰まったような朱羽を見て、あたしは歓喜に微笑むと、朱羽はなぜか唾を飲み込む音をたてて、苦しげな顔になる。
愛おしいよ、朱羽。
あたしが見ている前で、イッて?
そして、朱羽の猛々しいものから絞り出すように、一気に強く吸い込んだ。
「陽菜、陽菜っ、くっ……離せ、はな……っ」
朱羽の声が途切れたと同時に、生々しい白濁液が喉奥に浴びせられた。
朱羽がぶるぶると震えている。
愛おしい朱羽の分身を、一滴たりとも零したくなくてあたしはそのまま飲み込む。
あたしの子宮で迎え入れることができなかった代わりに、あたしの血肉となるように。
やがて芯をなくした朱羽は、あたしから無理矢理出ていく。寂しいと思っている間に、朱羽はテーブルに置いていたペットボトルの水を、あたしの口に入れさせようとした。
「吐け!! ここでいいから、吐け!!」
だけどあたしは頭を横に振って、笑いながら最後まで飲み込み、舌で垂れた白濁液を拭った。
「せめてうがいを……」
あたしは胃のあたりを手で押さえながら言った。
まるで妊婦のように。
「朱羽の、美味しかった」
「っ、美味しいわけ……」
「前の時は変な味だと思ったけど、今度は美味しかった。……今はあの時より強い愛があるからだね」
「………っ」
「好きだから、どんなことでも出来る。不安なことなんてなにもない」
「陽菜……」
あたしは朱羽に抱きしめられた。
朱羽がどうしてもと手を引き、あたしを浴室に連れた。
真上から降り注ぐ浴槽の中、抱き合うようにして座ってキスをした。そして朱羽はあたしの口の中に飛沫が入るよう、あたしの顔を持ち上げ、あたしを仰け反らせるようにして舌を差し込み、口の内側を丁寧に擦る。
湯なのか唾液なのかわからぬものが、口端から流れ落ちた。
さらにあたしの舌の表面は、先端から奥、側面や裏まで朱羽の舌で舐められ、時折舌や唇をちゅうちゅうと音を立てて吸われると、温かな飛沫を浴びているのに悪寒にも似たぞくぞくとしたものが全身を駆け巡り、朱羽に凭れるようにして力なくそれを受ける。
浴槽の湯が胸当たりまで溜まったところを見れば、長い間あたしは"洗浄"されていたのだろう。
朱羽はシャワーを止め、静まりかえった浴室で、ハアハアとしたあたしの息が響く。
朱羽は自分の胸にあたしの頬をつけると、あたしの頭を頬擦りしながら、お腹を手で撫でた。
「お腹、大丈夫? 吐きたくない?」
「……うん、大丈夫。慣れた」
「……っ」
額で頭上をぐりぐりと強く擦られているようだ。
これは朱羽なりの照れ隠しか。
「……他の男にするなよ」
「するわけないじゃん。朱羽だけだよ?」
「……うまくならなくていいから」
「朱羽の好みに合わなかった? だったらどうしたらよかったんだろう。朱羽が感じるのってどこ? 先っぽのところ舌でぐにぐにすればいいってネットに書いてあったからしてみたんだけど……」
「ネットでそんなもの見なくていいからっ」
また頭上に朱羽の額がこすりつけられた。
「だって……気持ちよくなって欲しかったんだもの。次に、どう改善すればいい?」
「……っ、次、なくていいし!」
「嫌いだった? そっか……」
「そうじゃなくて!」
「だったらよかった?」
俯き加減の朱羽の頬に両手を添えて、上に上げて見ると、朱羽の顔が赤い。湯にあたったのかとも思ったが、それにしては艶っぽい。
「よくなかった?」
「とってもいいから俺……っ」
「じゃあまたするね?」
「……っ、しなくていい。あなたの中がいい……」
「だけど、ゴムつけずに直接イけ……」
「もういいから、黙れって」
あたしを覆うように抱きしめられた。
「は……たまらない」
「え?」
「両想いになった……好きな女にそんなことして貰えたなんて、たまらなくなるから」
朱羽の声はか細い。
「あなただけだからな。俺の……はしたない姿見せるの」
「はしたないって……そんなのあたしの方が」
「あなたはいいんだよ、あなたは可愛いから。だけど俺、快感の度合い自分でセーブ出来なくて……きっとぶっさいくな顔でイッたと思うから……。あんな太陽の下で」
「すごく綺麗で色っぽかったけど」
「……っ」
「朱羽が感じる姿に、凄く濡れちゃうもの」
「だからそんなこと……」
朱羽がふしゅうと音をたてて沸騰する。
なんて可愛い男だろう。
すごいことをあたしにしているのに、朱羽のをお口でするなんて初めてではないのに、付き合った途端恥じらうなんて。
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