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第二章
長期休暇の前に
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遠征試験も無事終わりまして、一週間後から長期休暇に入ります。
休暇に入り次第、準備をしてからダガンバ村にヴァイオリンを受け取りに行く予定です。
あ、あとグンを拾わねーと。
その後、アオを探しにラヴィエに向かう……あいつラヴィエに留まってるかな……。
下手するとあの辺一体探さないといけないような……。
まいーや。
行ってから考えよ。
*****
今日も今日とて放課後の旧校舎。
今日は何弾くかなー。
ん?
声?
旧校舎の裏かな?
なんか怒鳴り散らしてる女の声……。
すげーやな予感が……。
はい、やめときゃよかったよ……。
なんか知らんが女子が誰か囲ってるよ……。
こんなとこでなにしてんねん。
今までこんなとこきてねーやん。
ってあれ?
囲まれてる奴……リーシャ?
あれ?
なにがあったんだ?
あ、突き飛ばされて転んだ。
あ、蹴られてる。
お、踏みつけ。
あらあらまあまあフルボッコじゃないっすか。
五分くらいリンチした後集団はこっちに歩いてきた。
うわ、きったな!
一人が去り際に唾吐いていった
集団は俺の目の前を通り過ぎる。
ちなみに今は影に隠れて同化魔法発動中なのでバレません。
さてと、一応見ちゃったもんだし声はかけとくか。
「リーシャさーん、イジメられてんのー?なんでー?どうしてー?私気になるー。あ、怪我してるねー。治してあげるー」
うわ、睨まれた……。
怖い……。
立ち上がろうとして……前のめりにズッコケた。
顔面から地面に激突とか痛そう……。
流石に可哀想になってきたので近寄って担いでやった。
また睨まれたけど素直に身体を預けてくるのでそのまま旧校舎の中に入る。
まさか、あの教室に他のやつを入れるなんてなぁ。
「んで?一体なにがあったんだ?お前どちらかというとやる側だろ?」
言いながら回復促進魔法で治してやる。
足首を捻挫してるようだった。
あれだけやられて捻挫ですむのか……。
「……ま…う……も……の」
「は?」
なんて?
「…や……うと…おもっ…」
「はい?」
「謝ろうと思ったの!」
話を聞くと、今までチェニックのためにとか言っていろいろやった人達に謝るために、全員を呼び出して謝ったんだそうだ。
そした、呼び出された女子達は今更なによ!っとブチ切れ。
集団リンチに発展したというわけ。
この学園の生徒って過激ね。
「あー……そのー……、なんかこう……、お前っていろいろ馬鹿だよなあ。謝るのはいいけど、あんな校舎裏なんかに呼び出されたらなにされるかわからんでしょうに。つかあんなにされるなんて一体なにやったの?つか急に謝ろうとするとかどういう心変わり?」
ずっと伏せてた顔を上げると、リーシャは周りを見回して、
「そんなことよりこの教室なんなの?やたら綺麗だし……」
「え、今それ聞くの?それに先に質問したのこっちなんだけど」
「…………」
なんで黙るし……。
「はぁー…。とりあえずチェニック達に言ってくるから待ってろ」
「だめ!チェニック達には言わないで!」
「はあ?なんで?」
「……今喧嘩してるのよ……」
「喧嘩て……」
「言わない」
「はい?」
「なんで喧嘩したかは言わないから」
「いや興味ねえから聞かねえよ。っと治療終わり。はいさっさと出てく!」
そういうとリーシャはポカーンと口を開けてこっちをみていた。
なんやその顔。
なんかつっこんだろか。
「なんじゃい?」
「え、あ、いや…あの……」
俯いて黙るしー。
何なのこの子ー。
「あー落ち着くまでここにいていいから。しばらくしたら出てけよ?」
そう言ってやると嬉しそうな顔で「ありがとう!」と言った。
治療に関してのお礼はねーのな。
別にいいけど。
うーん。
こいつの前で弾くってのもなあんかなあ。
詰将棋やってよっかな。
休暇に入り次第、準備をしてからダガンバ村にヴァイオリンを受け取りに行く予定です。
あ、あとグンを拾わねーと。
その後、アオを探しにラヴィエに向かう……あいつラヴィエに留まってるかな……。
下手するとあの辺一体探さないといけないような……。
まいーや。
行ってから考えよ。
*****
今日も今日とて放課後の旧校舎。
今日は何弾くかなー。
ん?
声?
旧校舎の裏かな?
なんか怒鳴り散らしてる女の声……。
すげーやな予感が……。
はい、やめときゃよかったよ……。
なんか知らんが女子が誰か囲ってるよ……。
こんなとこでなにしてんねん。
今までこんなとこきてねーやん。
ってあれ?
囲まれてる奴……リーシャ?
あれ?
なにがあったんだ?
あ、突き飛ばされて転んだ。
あ、蹴られてる。
お、踏みつけ。
あらあらまあまあフルボッコじゃないっすか。
五分くらいリンチした後集団はこっちに歩いてきた。
うわ、きったな!
一人が去り際に唾吐いていった
集団は俺の目の前を通り過ぎる。
ちなみに今は影に隠れて同化魔法発動中なのでバレません。
さてと、一応見ちゃったもんだし声はかけとくか。
「リーシャさーん、イジメられてんのー?なんでー?どうしてー?私気になるー。あ、怪我してるねー。治してあげるー」
うわ、睨まれた……。
怖い……。
立ち上がろうとして……前のめりにズッコケた。
顔面から地面に激突とか痛そう……。
流石に可哀想になってきたので近寄って担いでやった。
また睨まれたけど素直に身体を預けてくるのでそのまま旧校舎の中に入る。
まさか、あの教室に他のやつを入れるなんてなぁ。
「んで?一体なにがあったんだ?お前どちらかというとやる側だろ?」
言いながら回復促進魔法で治してやる。
足首を捻挫してるようだった。
あれだけやられて捻挫ですむのか……。
「……ま…う……も……の」
「は?」
なんて?
「…や……うと…おもっ…」
「はい?」
「謝ろうと思ったの!」
話を聞くと、今までチェニックのためにとか言っていろいろやった人達に謝るために、全員を呼び出して謝ったんだそうだ。
そした、呼び出された女子達は今更なによ!っとブチ切れ。
集団リンチに発展したというわけ。
この学園の生徒って過激ね。
「あー……そのー……、なんかこう……、お前っていろいろ馬鹿だよなあ。謝るのはいいけど、あんな校舎裏なんかに呼び出されたらなにされるかわからんでしょうに。つかあんなにされるなんて一体なにやったの?つか急に謝ろうとするとかどういう心変わり?」
ずっと伏せてた顔を上げると、リーシャは周りを見回して、
「そんなことよりこの教室なんなの?やたら綺麗だし……」
「え、今それ聞くの?それに先に質問したのこっちなんだけど」
「…………」
なんで黙るし……。
「はぁー…。とりあえずチェニック達に言ってくるから待ってろ」
「だめ!チェニック達には言わないで!」
「はあ?なんで?」
「……今喧嘩してるのよ……」
「喧嘩て……」
「言わない」
「はい?」
「なんで喧嘩したかは言わないから」
「いや興味ねえから聞かねえよ。っと治療終わり。はいさっさと出てく!」
そういうとリーシャはポカーンと口を開けてこっちをみていた。
なんやその顔。
なんかつっこんだろか。
「なんじゃい?」
「え、あ、いや…あの……」
俯いて黙るしー。
何なのこの子ー。
「あー落ち着くまでここにいていいから。しばらくしたら出てけよ?」
そう言ってやると嬉しそうな顔で「ありがとう!」と言った。
治療に関してのお礼はねーのな。
別にいいけど。
うーん。
こいつの前で弾くってのもなあんかなあ。
詰将棋やってよっかな。
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