74 / 103
第五章
鳥刺しって美味しいのよ
しおりを挟む
「腹減った……」
現在深夜一時でござーい。
お母さんとお父さんは、俺の隣に簡易ベッドを借りて寝ている。
二人共、心配だからと泊まってるのに爆睡である。
まあ寝ていてもらえると非常に助かるんだけど。
俺は今、めちゃくちゃ腹が減っている。
理由は病院食が非常に少なかったからだ。
文句言ったら、いきなり固形物なんか入れたら死にますよ?とのことで。
そりゃ一年も動かしていなきゃそうかもしれないけど、回復促進のおかげか、やったら腹減ってしょうがねぇんだよね。
というわけで二人共寝静まってるのを確認する。
よしよし大爆睡だな。
俺は部屋から屋上に転移した。
「さっぶっ!つか冷たっ!」
今真冬だった!
異空間から毛皮のコートと靴下を出してさっさと装着。
あったけぇ。
…………だんだん疑問に思わなくなってきたけどおかしいよな。
なんで当たり前のように異空間から毛皮のコートなんて出てくるんだってか異空間自体を当たり前のように出している俺って何?
とか思いつつ、異空間から鉄板とドラゴンのブロック肉を出して……ってドラゴン?!
ドラゴンってあの鯨並みにデカくて、刺し身が美味いあの?!
刺し身ってなに??!!
あーやばい。
ちょっと考えるのやめよ。
腹減ってるから頭働かないわ。
当たり前のように鉄板出して、体温上昇魔法で温める。
真っ赤になった鉄板にブロック肉を置いて焼き始めながら、異空間から果実ジュースを出す。
塩胡椒振って…………考えたくないのに考えてしまう。
俺ってなんでこんなテキパキとできるんだよ!
いい感じに焼けてきたから、ひっくり返してって……。
「ホント俺に何があった……」
とか言ってる内に肉が焼けたので、異空間から……異空間便利すぎだろ……。
頭おかしくなりそうだわ。
混乱しつつ落ち着くとか意味わかんねぇよ……この肉美味え!
やっぱりドラゴンは最高だな。
明日は燻製……もう嫌だ……。
しかもなんか気持ち悪くなってきた。
顎も痛え。
アレだな。
医者の言うことは聞くもんだなと思いながら俺はトイレに転移した。
そして部屋に戻った。
こういう時は寝てしまえば何とかなる……気がする。
*****
「おーいアオ。しばらく寝るけど起こさんといてね。ってか多分起きないから」
「はあ。よくわからないですけど、こんな真っ昼間っから良いご身分ですね」
「お前ほんと口悪くなったな。まいーや。先生にも言っといてくれ。んじゃおやすみー」
何だこの女の子は。
つか何言ってんだ俺。
けどなんか身体が勝手に動いて勝手になんか喋ってるな。
そのまま俺はドアを開けてベッドに入った。
……変な夢だな。
何て言うんだっけっか……。
明晰夢?だっけ?
でも思うようには動かないから……なんだこれ。
なん……だ……こ……れ……
……………………
…………
……
*****
「なんだこれ……」
寝た気がしねぇ……。
意味わかんねぇ……。
しかもまだ外が暗いって朝五時かよ……。
でも目は完全に覚めてるな。
今から寝るのも……なぁ……。
まだお母さん達も寝てるし……。
うーん…………。
少し散歩するか。
身体強化を軽くかけてっと。
イメージはパワードスーツ的な。
こう筋肉をサポートする感じ。
いい感じだな。
「うーさぶっ」
毛皮を出して被ってっと。
さて散歩しながら少し考えるか。
とりあえず俺は一年ほど寝ていたのは確かだ。
その間に改造でもされたか、隠された俺の力が覚醒したか。
どっちも無いな。
なんでこんな普通に理解して使えてるのか説明がつかねぇ。
俺は前世では大魔法使いでその記憶が一部復活……三文小説に失礼だな。
うーん……。
わからん。
考えれば考えるほどわからん。
まあ使えるものは使えばいいか。
害は無さそうだしな。
丁度中庭に差し掛かったので、異空間からレジャーシートっぽい物を出して敷くと、寝っ転がった。
花梨達どうすっかなぁ。
だんだんあの時のことを思い出してきた。
あの時の花梨の顔は本当にヤバかった。
アレは完全に人を殺す時の目だった。
あんな目をこっちで見ていた……こっちで見ていたとはなぁっ!
こっちってなんなんだろうなぁっ!
恭介には一発殴らせて貰おう。
殴るくらい許されるはずだ。
そんで部屋から引きずり出してやる。
大体おばさん達もよくハーレム状態を止めさせなかったものだ。
まあまずは花梨に会って無事復活したことを見せてやらにゃね。
それからバイクの構造と車の構造を調べたりしないと。
揺れをなんとかしたいんだよなぁ。
……もう嫌だ。
なんでバイクの構造を調べないといけないのかわかるのに、そもそもの理由がわからん……。
どうなってんだ……。
頭痛くなってきた。
俺はレジャーシートを片付けて部屋に帰ることにした。
現在深夜一時でござーい。
お母さんとお父さんは、俺の隣に簡易ベッドを借りて寝ている。
二人共、心配だからと泊まってるのに爆睡である。
まあ寝ていてもらえると非常に助かるんだけど。
俺は今、めちゃくちゃ腹が減っている。
理由は病院食が非常に少なかったからだ。
文句言ったら、いきなり固形物なんか入れたら死にますよ?とのことで。
そりゃ一年も動かしていなきゃそうかもしれないけど、回復促進のおかげか、やったら腹減ってしょうがねぇんだよね。
というわけで二人共寝静まってるのを確認する。
よしよし大爆睡だな。
俺は部屋から屋上に転移した。
「さっぶっ!つか冷たっ!」
今真冬だった!
異空間から毛皮のコートと靴下を出してさっさと装着。
あったけぇ。
…………だんだん疑問に思わなくなってきたけどおかしいよな。
なんで当たり前のように異空間から毛皮のコートなんて出てくるんだってか異空間自体を当たり前のように出している俺って何?
とか思いつつ、異空間から鉄板とドラゴンのブロック肉を出して……ってドラゴン?!
ドラゴンってあの鯨並みにデカくて、刺し身が美味いあの?!
刺し身ってなに??!!
あーやばい。
ちょっと考えるのやめよ。
腹減ってるから頭働かないわ。
当たり前のように鉄板出して、体温上昇魔法で温める。
真っ赤になった鉄板にブロック肉を置いて焼き始めながら、異空間から果実ジュースを出す。
塩胡椒振って…………考えたくないのに考えてしまう。
俺ってなんでこんなテキパキとできるんだよ!
いい感じに焼けてきたから、ひっくり返してって……。
「ホント俺に何があった……」
とか言ってる内に肉が焼けたので、異空間から……異空間便利すぎだろ……。
頭おかしくなりそうだわ。
混乱しつつ落ち着くとか意味わかんねぇよ……この肉美味え!
やっぱりドラゴンは最高だな。
明日は燻製……もう嫌だ……。
しかもなんか気持ち悪くなってきた。
顎も痛え。
アレだな。
医者の言うことは聞くもんだなと思いながら俺はトイレに転移した。
そして部屋に戻った。
こういう時は寝てしまえば何とかなる……気がする。
*****
「おーいアオ。しばらく寝るけど起こさんといてね。ってか多分起きないから」
「はあ。よくわからないですけど、こんな真っ昼間っから良いご身分ですね」
「お前ほんと口悪くなったな。まいーや。先生にも言っといてくれ。んじゃおやすみー」
何だこの女の子は。
つか何言ってんだ俺。
けどなんか身体が勝手に動いて勝手になんか喋ってるな。
そのまま俺はドアを開けてベッドに入った。
……変な夢だな。
何て言うんだっけっか……。
明晰夢?だっけ?
でも思うようには動かないから……なんだこれ。
なん……だ……こ……れ……
……………………
…………
……
*****
「なんだこれ……」
寝た気がしねぇ……。
意味わかんねぇ……。
しかもまだ外が暗いって朝五時かよ……。
でも目は完全に覚めてるな。
今から寝るのも……なぁ……。
まだお母さん達も寝てるし……。
うーん…………。
少し散歩するか。
身体強化を軽くかけてっと。
イメージはパワードスーツ的な。
こう筋肉をサポートする感じ。
いい感じだな。
「うーさぶっ」
毛皮を出して被ってっと。
さて散歩しながら少し考えるか。
とりあえず俺は一年ほど寝ていたのは確かだ。
その間に改造でもされたか、隠された俺の力が覚醒したか。
どっちも無いな。
なんでこんな普通に理解して使えてるのか説明がつかねぇ。
俺は前世では大魔法使いでその記憶が一部復活……三文小説に失礼だな。
うーん……。
わからん。
考えれば考えるほどわからん。
まあ使えるものは使えばいいか。
害は無さそうだしな。
丁度中庭に差し掛かったので、異空間からレジャーシートっぽい物を出して敷くと、寝っ転がった。
花梨達どうすっかなぁ。
だんだんあの時のことを思い出してきた。
あの時の花梨の顔は本当にヤバかった。
アレは完全に人を殺す時の目だった。
あんな目をこっちで見ていた……こっちで見ていたとはなぁっ!
こっちってなんなんだろうなぁっ!
恭介には一発殴らせて貰おう。
殴るくらい許されるはずだ。
そんで部屋から引きずり出してやる。
大体おばさん達もよくハーレム状態を止めさせなかったものだ。
まあまずは花梨に会って無事復活したことを見せてやらにゃね。
それからバイクの構造と車の構造を調べたりしないと。
揺れをなんとかしたいんだよなぁ。
……もう嫌だ。
なんでバイクの構造を調べないといけないのかわかるのに、そもそもの理由がわからん……。
どうなってんだ……。
頭痛くなってきた。
俺はレジャーシートを片付けて部屋に帰ることにした。
0
あなたにおすすめの小説
前世は厳しい家族とお茶を極めたから、今世は優しい家族とお茶魔法極めます
初昔 茶ノ介
ファンタジー
代々続くお茶の名家、香坂家。そこに生まれ、小さな時から名家にふさわしくなるように厳しく指導を受けてきた香坂千景。
常にお茶のことを優先し、名家に恥じぬ実力を身につけた彼女は齢六十で人間国宝とまで言われる茶人となった。
しかし、身体は病魔に侵され、家族もおらず、また家の定める人にしか茶を入れてはならない生活に嫌気がさしていた。
そして、ある要人を持て成す席で、病状が悪化し命を落としてしまう。
そのまま消えるのかと思った千景は、目が覚めた時、自分の小さくなった手や見たことのない部屋、見たことのない人たちに囲まれて驚きを隠せなかった。
そこで周りの人達から公爵家の次女リーリフィアと呼ばれて……。
これは、前世で名家として厳しく指導を受けお茶を極めた千景が、異世界で公爵家次女リーリフィアとしてお茶魔法を極め優しい家族と幸せになるお話……。
ーーーーーーーー
のんびりと書いていきます。
よかったら楽しんでいただけると嬉しいです。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる