僕、勇者サマの養い子になりました

髙城

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21.

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あれ?
アヤさん…
どうしたんだろう?

急に静かになったから不安になってしまう。
僕は突然立ち止まったアヤさんが全然顔を上げない事に困惑して、声を掛ける事も出来ずにいた。

背中はまだポンポンされている。

僕は暫く手を彷徨わせた後、意を決してそっとアヤさんの頭を撫で始めた。
今まで機会ある毎に撫でてくるのはアヤさんの方だったけど、何となく今は僕が撫でるべきなんじゃないかと思ったんだ。

それにしても髪の毛…サラサラだなぁ。

こんな風に誰かの頭を撫でた事なんて今まで一度も無かったから、僕は不思議な気持ちで一杯だった。

ふぅーーーーーーッ!!

いきなりアヤさんが僕の脇腹に口を付けた状態で大きく息を吐いた。

熱ッ!何ッ!?
熱ぅッ!!

Tシャツ越しに脇腹がメチャクチャ熱くなって、思わずアヤさんの顔を押し退けると、ニヤニヤ笑うアヤさんと目が合った。

心配したのに!
もう、
何て事するんだ!!

あまりにも腹が立ったから、僕はアヤさんの両頬を摘んで左右に引っ張ってやった。

「ひのいな、ひつきぃ~」

イケメンから残念過ぎる酷い顔で文句を言われ、つい僕は可笑しくて小さく吹き出して笑ってしまった。

それを見たアヤさんが目を見開き、驚いたって顔をした瞬間、ふわりと優しい笑みを浮かべて僕を抱き締めてきた。

ぎゅうぅぅーーーッ!!

痛い痛い痛い痛い!

って、何すんだ!
肋骨折れちゃうよ!

ギリギリと締め上げられて悶えながら、僕は必死でアヤさんにタップしていると、いつの間にか僕は家まで連れて来られていて、汚い足の裏のままお風呂場に下ろされたのだった。

「はい到着。お湯は一応沸かしてあるけど、シャワーだけでもいいし、気が済むまで好きに入っておいで」

そう言うと、アヤさんはヒラヒラと手を振って、あっさり僕の着替えを縫いにリビングの方へ行ってしまった。

ポツンと一人になり、僕は服を脱いでいく。
ブラトップを脱いで困惑し、ボクサータイプのパンツを脱いで脱力し、鏡に映った自分の裸を見て横座りに崩れ落ちた。

現実がツライ。辛過ぎる。
マジ女の子なんだもん。
自分の身体だっていうのに直視すら出来ない。
だって中身は思春期の男の子なんだもん。

僕は素早く足の裏を洗い、シャワーで汗を流して湯船に飛び込んだ。
うっかり放心していて湯当たりするほど浸かってしまい、僕はよろめきながら上って鏡に映った自分を見て驚愕した。

「~~~~~~~~ッ!!???」
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