クロノス·ノート

ミント

文字の大きさ
6 / 11
迷子編

3-3.ダンジョン五階の主と迷子

しおりを挟む
部屋の中に入るとそこは大きなドームの様になっていた。
中心から奥へと向かっているのは、大量のゴブリン。
パッと見ただけでも、剣、槍、弓、杖···様々な武器を持っている。
他より体が大きいのはホブゴブリンだろう。
そして、一番奥にいるのは···ゴブリンキングか?
ボスはこの集団と言うわけか。楽勝だな。
そんなことを考えているとゴブリンのうちの一体がこちらに気付いた。
みるみるうちにゴブリン軍団が戦闘体制を整える。
こうしてゴブリン軍団VS俺の戦いの火蓋が切って落とされた。
「ファイアランス」
俺が覚えている唯一の魔法を使うも、「ファイアランス」は対個人用の魔法。
ゴブリンは一体ずつしか倒せない。魔法の多段展開とか広域殲滅魔法とか使えないかな~、とか考えていると魔導書が微かに光った。
見てみると、そこにはこう書いてあった。

~所有者の意思を確認。多段展開魔法「マルチキャスト」中域殲滅魔法「業火」を解放しました~

ちょうどよかった、早速使ってみよう。
「マルチキャスト・ファイアランス」
空中に十個程の魔法陣が浮かび、次々と炎の槍を発射した。
「じゃあ、次は」
ゴブリン軍団の足元に大きな魔法陣が描かれる。
「業火」
そう言った瞬間、その魔法陣から火柱が立ち上る。
今の二つの攻撃でゴブリン軍団の大半を削れた。
残りは、50体ほど。
ホブゴブリンもゴブリンキングも残っている。キングに至っては、攻撃をほとんど避けていて、元気もまだまだありそうだ。
弓や魔法もたまに飛んでくるし、防壁魔法とか欲しいな。

~所有者の意思を確認。基本障壁魔法「メイル」防壁改造魔法「メクセル」を解放しました~

···うん、知ってた。俺の意思を確認したら魔法を解放するらしい。
どうせなら最初から魔法を全解放してくれればいいのに。
まあいいや。とりあえず障壁張ろう。で。
「マルチキャスト·メイル」
発動すると周りを小さな球状に覆う幕が生成された。
うん、いい感じだ。攻撃もしっかり防いでいる。
後は···
「業火」
よし、雑魚は一掃した。あとはゴブリンキングを倒すだけだ。
「ググ···グギャァァ!!!」
追い詰められたことを理解したゴブリンキングは破れかぶれになったのか、突っ込んできた。
「マルチキャスト·ファイアランス」
ゴブリンキングの周りにぐるっと魔法陣を出現させ、一斉に放った。
さすがにこれは避けられず、ゴブリンキングは全身を炎の槍に貫かれ絶命した。
その後、魔石を回収していると、ゴブリンキングが最初にいた場所にゲートが現れた。それも、
片方は外に出る用、もう片方はダンジョンを進める用の様だ。
俺は迷いに迷った末、右の扉を選んだ。
===========================================================================
名前:南 光

職業:終焉の魔導師

lv.25 +7up

[HP]769/769 +243up
[MP]5129+10000% +1580up
[ATK]526+50% +257up
[MATK]2012856+10000% +4360up
[SPD]867+50% +215up
[ASPD]506+50% +120up
[LUK]956+50% +164up

スキル
「森羅万象」「最大MP+800」「見切り」「与ダメージ増加」「HP自動回復lv.2」
ユニークスキル
「終焉の魔導師」
称号
「オーバーキル」「ゴブリンキラー」「スライムキラー」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。 王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。 15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。 国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。 これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。  

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発

ハーフのクロエ
ファンタジー
 アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

勇者の様子がおかしい

しばたろう
ファンタジー
勇者は、少しおかしい。 そう思ったのは、王宮で出会ったその日からだった。 神に選ばれ、魔王討伐の旅に出た勇者マルク。 線の細い優男で、実力は確かだが、人と距離を取り、馴れ合いを嫌う奇妙な男。 だが、ある夜。 仲間のひとりは、決定的な違和感に気づいてしまう。 ――勇者は、男ではなかった。 女であることを隠し、勇者として剣を振るうマルク。 そして、その秘密を知りながら「知らないふり」を選んだ仲間。 正体を隠す者と、真実を抱え込む者。 交わらぬはずの想いを抱えたまま、旅は続いていく。 これは、 「勇者であること」と 「自分であること」のあいだで揺れる物語。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

処理中です...